原発通信161号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 161号 

2012/02/27発行

「公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然とする」
情報分析のみならず情報公開と記録保存、情報共有など昔からなされてはいない
今も変わらぬ「決意主義日本」
「勇気と勇敢さだけでは地震に対抗することができない」

 3.11以後、政府でも、自治体でも議事録がつくられていなかったということが判明しました。法にその会議の名前がなかったからだの、議事録を取るというような状況ではなかっただのいろいろと弁明しています。そんな時、最近読んでいる本に以下のようなことが書かれており、日本という国はもうこうした事態に対してはまったく機能していない機構なのだということを改めて痛感しました。

 その本は第二次世界大戦が始まって米国が諜報活動を始めていく契機とその実態とをドキュメントしたものです。本の著者は言います。長くなりますが引用します。

「敵国を知るためにアメリカという国家が費やした膨大なエネルギーとすさまじい執念。それにひきかえ、日本人はいかに敵を知らず己を知らないまま、国家存亡の大事を決行していったことか」とし、「国立公文書館の文書に接すると、公文書に対するポリシーや哲学の日本との違いに愕然とする。国家にとっての都合の善し悪しにかかわらず後世の歴史の公正な検証に資するためにも公文書をきちんと管理保存するという姿勢、情報公開と記録保存にも民主主義の先進国と日本の国柄の違いが如実に表れている」と言います。

 さらに、「陸軍と海軍、および政府との組織の不統一によって重要情報は共有されることはほとんどなかった」「情報軽視の体質は、国民に誤った情報を流しても恬(てん)として恥じることがなかった大本営発表の例が象徴的である。その結果、太平洋戦争の全体を通して情報不足から生まれる「戦略」の失敗を「戦術」で補うのは至難の業となった」と。

 続けて、興味深い一例があげられています。ベルリンが陥落し、原子爆弾が投下された後、ヨーロッパで捕虜となったナチスドイツの大将と駐在武官だった小島秀雄海軍少将の盗聴された会話です。ナチスドイツの空軍大将ケスラーは言います。

「日本は世界中の他のどの国よりもその勇気と勇敢さを示してきたが、勇気と勇敢さだけでは地震に対抗することができないのと同じように、勇敢さは原子爆弾への対抗手段にはならないと思う。絶望的な戦争を続けることは、あらゆるものを築き上げてきた祖先に対する罪だとは思わないか。今すべてが破壊されるのを許してはいけないのです。これはあなたの国だけでなく人類に対する犯罪ですよ」

 これ、このまま、戦争という言葉に原発、原発事故を当てはめれば、福島第一原発事故後に通じます。そして、もっと情けないことは、その勇気と勇敢ささえ持ち合わせていない政府、政治家しか持ち合わせていないということです。

 放射能に汚染されてしまった村々、わが故郷へ帰村するかどうかという問題についても、ここから学ぶことはあります。「勇気と勇敢さだけでは地震に対抗することができない」(高汚染地のわが村に帰村することなどを「勇気」というならば)。この福島第一原発事故は、私たちの国だけでなく「人類に対する犯罪」なのだということを再認識しなければなりません。

 この本の書名ですが、『トレイシー――日本兵捕虜秘密尋問所』(中田整一著、講談社)です。2007年にNHKスペシャルで放映されたのでご覧になった方あるかと思います。

 3.11東日本大震災、福島第一原発後、余生を日本人として過ごし、永住すると言って日本国籍を取得したドナルド・ローレンス・キーンさん、このトレシーで日本人捕虜を尋問するために養成された海軍日本語学校出身です。

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<関電>大阪、神戸、京都の3市 「脱原発」意見書を提出

毎日新聞 2月27日(月)12時28分配信

「大阪、神戸、京都の3市は27日、関西電力に対し、脱原発依存や発送電分離を求める意見書を連名で提出」したとのことです。

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東日本大震災:原発警戒区域の部品会社「福島に残る」
「従業員裏切れぬ」不安抱え苦闘

毎日新聞 2012年2月27日 東京朝刊

こういう工場、技術の上にわが日本経済があるということは認識しておかなければなりません。しかし、この区域で操業すること、働く人達の健康を考えると…。

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今の電力需給では再稼働必要…枝野氏が初言及

読売新聞 2月24日(金)22時53分配信

【枝野経済産業相は24日、BS朝日の番組収録で、停止が相次ぐ原子力発電所について、「今の電力需給状況では稼働させていただく必要がある」と述べた。安全性の確認と地元の理解が前提だが、枝野経産相が再稼働の必要性に言及したのは初めて】だそうですが、東電を「叩く」のも事故当時連発した「直ちに影響を及ぼすものではない」という発言での責任追及をかわすため? いずれにしても再稼働を何が何でも阻止するという閣僚はいないということです。

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朝日新聞社説2月27日

朝日新聞社説2月27日

「それでも、節電で経済が失速し、国民生活が混乱に陥っているわけではない。むしろ省エネを通じて経済社会のあり方を変革し、新たな成長につなげる戦略が現実味を帯びている」「保安院の『妥当』判断も、安全性の保証ではなく、計算に問題がないことを示すだけだ」「脱原発への国民的な合意を築くうえでも、『原発は危ない』という動かしがたい現実から再出発しなければならない」とは今日付けの朝日新聞社説です。

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再稼動準備が進められている大飯原発 福島の二の舞になる可能性も

週刊朝日3月2日号

「東電や保安院の見解は、まったく間違った推測である」とした、アーニー・ガンダーセン氏の新刊(集英社新書『福島第一原発――真相と展望」を紹介。

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原発:再稼働判断基準で知事要請 副経産相「重く受け止める」/福井

毎日新聞

西川福井県知事もいろいろ言っていますが、まだ目が覚めていないようです。本心は再稼働ということなのでしょう。

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<原発再稼働Q&A>現状や課題は?

毎日新聞 2月26日(日)13時48分配信

【電力需要が高まる夏場などは、家庭や企業の節電努力がないと、電力不足が深刻化するリスクがあります。】
【短期的には安全性が確認された原発は再稼働させる方針を示しています。】
【枝野幸男経産相も24日には「原発を使わず、その分火力に頼れば、電気料金が10%とか15%とか上がるのは必然」と指摘。「安全が確認でき、地元の理解が得られたら、(原発を)再稼働させていただく必要がある」との認識を示しました。】
という論調で、原発は当面動かさざるを得ないというスタンスです。

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<泊原発>3号機の定期検査先送り検討 電力需給不安視で

毎日新聞 2月25日(土)20時46分配信

「燃料棒の劣化の度合いを評価した結果、1週間~10日程度の延長運転が可能と判断」とのことですが、電力不足キャンペーン、これから加速することでしょう。しかし、いろいろな手を考えるものです。

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原発相、事故調に接触 中立性阻害 国会、厳重注意へ

産経新聞 2月24日(金)7時55分配信

【細野豪志原発事故担当相が20日、東日本大震災の東京電力福島第1原発事故を受けた国会原発事故調査委員会の黒川清委員長に「原子力規制庁設置法案の説明」と称して接触していたことが23日、分かった】。
塩崎、【「現役閣僚が事もあろうに独立性がうたわれている国会事故調に押しかけるとはどういうことなのか」と細野氏を批判している】。次項が国会事故調のHPに掲示されている見解。

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国会事故調、細野環境・原発担当相が国会事故調に原子力組織改革法(案)を説明 
黒川委員長、新組織で原発事故再発防止が可能なのか疑問点を表明

事故調2012年02月21日

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2号機の温度計2台の温度差、12度まで拡大

読売新聞 2月23日(木)21時8分配信

この温度計も壊れたということなのでしょうか。いずれにしても、“そば”へ行って見てきた者がいないということが問題なのです。

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2号機原子炉、50度弱に上昇=東電「冷却水減の影響」―福島第1

時事通信 2月23日(木)16時54分配信

【冷却水注入量を一時毎時17.6トンまで増やした後、同9トンに減らしており、東電はこの影響で温度上昇にばらつきが生じたとみている】とのこと、これだけ注水してもあっという間にお湯になっていってしまっているということでしょう。。

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事故情報、共有していると思った
現地対策副本部長 黒木慎一審議官

東京新聞2012年2月24日 07時00分

【黒木氏は「初期対応を現地でやるのは困難だった」と説明し、「司令塔機能は移動があることを前提としたシステムに変える必要がある。東京の方が司令塔として適切な場合もあるのではないか」と教訓を語った】そうですが、そのためにも、「議事録」の重要性が出てくるのです。それは、今日の通信の最初に書いたとおりです。

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環境省「放射性物質による環境汚染情報サイト」
原発事故によって環境はどのように汚染されたの?

環境省

環境省の発表データです。

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環境省の詳細調査が証明した
「文科省発 飯舘村の放射線量」やっぱりウソ

日刊ゲンダイ2012年2月27日 掲載

公表通りは全3147カ所中たったの1カ所
【問題は飯舘村の放射線量だ。村内全3147カ所を見ると、最大は毎時21.2マイクロシーベルト。エリアによってバラつきはあるが、政府が定めた許容被曝量「年間20ミリシーベルト」(毎時3.8マイクロシーベルト)を上回る地域が大半だ。
 ところが、文科省が1月16日に発表した飯舘村の放射線量は毎時1.17マイクロシーベルトだった。環境省調査でこの数値を下回ったエリアは、たったの1カ所。0.03%の確率に過ぎない。恐ろしいほどの数値のギャップだ。】

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最高値は年470ミリSv 原発周辺の放射線量、環境省公表

福井新聞

 この記事に双葉町に掲げられている看板「原子力明るい未来のエネルギー」を写した写真掲載。
(2012年2月24日午後4時49分)

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<中間貯蔵施設>国と地元の意見交換会…3町長欠席で流会

毎日新聞 2月26日(日)21時8分配信

【国は今後の協議のスタートラインと位置付けていたが、空振りに終わった。他の町村長からは、双葉地方町村会の会長も務める井戸川町長に対する批判の声が上がり、中間貯蔵施設受け入れ問題の進展にも影響を与えそうだ
一方、会場に集まった5町村長からは、井戸川町長に対し「あまりにも無責任」(草野孝・楢葉町長)、「会長の資格がない」(遠藤勝也・富岡町長)などと批判が相次いだ。】
【渡辺利綱・大熊町長は「大事なスタート地点と思っていたので残念。同じ土俵に立って話し合いを進めてもらいたかった」と政府との交渉機会を失ったことを悔やんだ。遠藤雄幸・川内村長も、中間貯蔵施設について「首長の総意を結集して解決する問題。逃げてはいけない」と述べ、井戸川町長の対応に疑問を示した。】

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<福島第1原発>帰村か移住か、共同体に亀裂 飯舘

毎日新聞 2月26日(日)13時59分配信

【「約50戸の除染モデル事業で6億円かかる。無意味だ」「放射線量が下がらないかもしれないのにやるのか」「1月末、福島市に避難する村役場の会議室に、村内20地区の区長らが顔をそろえた。厳しい質問を浴びた菅野典雄村長は「やってみないと分からない」と答えるだけだった】とのことです。除染すれば大丈夫みたいな風潮づくり(こういうことこそ風評と言っていいのでは)、大いに問題です。こうしたことを起こしてしまったことでも原発は罪つくりです。

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交付金中毒というか、たかっている構造を追及する記事2本
 1. 原発工事 高浜町副議長の会社も巨額受注

東京新聞2012年2月27日 朝刊

昨年9月、福島第一原発事故後に全国で初めて、原発の再稼働などを求める意見書を賛成多数で可決した同町議会ですが、粟野副議長はその提案者だったというのですから何をか言わんです。

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 2. 原発工事3億円受注 「大飯」立地町長の長男企業

東京新聞2012年2月26日 朝刊

こちらは、「政府は再稼働の是非を決める際、地元の意向を聞くとしており、町長の判断がカギを握ることになっている」というのですから、これまたです。

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週刊文春「甲状腺がんの疑い」に医師が抗議会見

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先日160号に掲載した週刊文春のことで医師が誤報と抗議しています

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おしどりマコ氏・「週刊文春」編集部 緊急記者会見

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▼寄せられた情報
●電力会社求め巨大津波警戒を修正 地震調査報告書で文科省

西日本新聞2012年2月25日 21:26

昨年3.11の8日前に、「地震調査委員会」が宮城-福島沖での津波の危険を指摘していたにもかかわらず、電力三社がクレームを付けて公表されなかった事実が明らかに。
そもそもこの種の調査報告の公表を巡って、なぜ事前に電力会社と非公式会合を開く必要があるのか。つまりは政府-文科省の側が、あの時点で原発の安全性に不備があることを自覚していたと言うことです。

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●「原発『安価』神話のウソ 強弁と楽観で作り上げた虚構、今や経済合理性はゼロ 」

「東洋経済」(2月18日号)から

東洋経済は比較的まともな記事を載せるメディアだと個人的には思っていますが、確か先週だったか編集長がヘンな事で(破廉恥罪)逮捕されてた記憶が。こうした報道姿勢と関連付けるのは穿ちすぎか。権力の常とう手段だけに少し気になっています。
(その1)過小評価と抜け穴だらけ 「公式試算」のいいかげん
(その2)“第2の費用=バックエンド費用” 実にその4倍、70兆円規模に膨らむ可能性がある
(その3)使用済み燃料にかかわる費用、試算からはすっぽりと抜け落ちている
(その4)電気事業連合会の資料から検証した。結果、1本の貯蔵費用は1億2300万円程度と、政府前提の3・5倍にも
(その5)それだけの費用があれば、風力発電や太陽光発電を市場でテイクオフさせられる。

■トンデモコラム記事
憂楽帳:格差の見え方

毎日新聞 2012年2月23日夕刊

 本通信で何回か書いていますが、毎日新聞の斉藤信宏という記者、またトンデモ記事です。「確かに最近、日本の国内格差は拡大している。だが、高度成長期に比べるとどうか。今の格差のほうが大きいとはどうしても思えない。/21世紀に入り、地球規模の格差は、実は着々と縮まっている。格差の見え方は、何を基準に比べるかで大きく変わる」。
 この人、「相対的に見る・判断する」ということ、理解していないようです。絶対王政、封建制の時代と比べ、「今の格差のほうが大きいとはどうしても思えない」などといっても何の意味を持たないでしょう。この斉藤サン、どうも格差社会だと問題提起している人たちや「99%の人たち」のこと、お気に召さないようです。

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令