原発通信184号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 184号 

2012/04/03発行

「東大話法」オンパレードです! 怒って途中で投げ出さないで読んでみてください。

 大橋弘忠東大大学院教授の言い訳というか「開き直り声明文」見つけました。
 読んでみて、びっくり。これが東京大学大学院教授の文? 例のやらせ問題で脚光を浴びた、佐賀県主催で行われたプルサーマルをめぐる公開討論会(2005年12月)についての自己弁護です。そのようす、ネットにアップされているのでご覧になったかとますが、いちおう貼っておきます。

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 自己に都合のいいものだけ、相手を侮辱することには長け、俺の方が上だと虚勢を張り、挙句は、プルトニウムの件で「小学生でもこんな議論しない」と侮辱、開き直り(いや、小学生なら、「先生、飲んでみて」といいますよ)。途中まで変なところをあげながら書き始めたのですが、あまりのバカバカしさにやめました。

 要は、「俺は悪くない、受け取り方が悪いんだ」と言っているのです。また、小出裕章氏に対しては「反対派の識者を追及し、追い詰めているように思われるのだろう」とあたかも自分が優勢とばかりの虚勢です。同じ原子力を研究している者という謙虚さなどみじんもありません。最後には「一体何様なのか」とマスコミに八つ当たり。
 そっくりその言葉、大橋先生へノシつけてお返ししたい。しかし、品のない文章です。
 以下、大橋センセイの言い訳。長いですが、削除されないうちにコピーしておきます。

プルサーマル公開討論会に関する経緯について
2012年2月28日 東京大学 大橋弘忠

 プルサーマルに関して、これまで週刊誌で取り上げられ、ネットでも話題になっていることから、先輩後輩、同僚、友人、教え子、研究室学生などの方々に参照いただくため、ここに経緯をまとめておきたい。

1.プルサーマル公開討論会の本質
 2005年12月に佐賀県主催で行われた討論会に登壇した。議事の様子は佐賀県のホームページで公開されている。
 この討論会は、原子力の是非そのものではなく、プルサーマルを実施するにあたって安全上の問題がないかどうかを問うもの。私からは、安全確保の考え方を踏まえてプルサーマルは普通の燃料を使う場合と比べて同じ安全余裕をもっていることを説明した。
 客観的に見て、プルサーマルに安全上の課題はない。技術的な問題点を追及するのは難しいだろう。これもあってか、反対派からは、水蒸気爆発が起こるのではないか、プルトニウムは1グラムで100万人が死ぬ、といった反原子力の一般的なプロパガンダが提示された。

2.説明責任

 推進派であろうと反対派であろうと、何か技術的なことがらを主張する際には、その根拠やそう思う理由を説明することが必要だ。それで、水蒸気爆発が起こるという根拠は何か、プルトニウム1グラムで100万人が死ぬと思う根拠は何かを聞いた。
 水蒸気爆発については、根拠がないということだった。ちなみに、水蒸気爆発が起こるためには、溶けた金属が細かく分散してエネルギーをその場で静かに蓄える状態が不可欠。原子炉事故の場合には水蒸気爆発は起こらないと考えられている。
 プルトニウム1グラムで100万人については、単に理念的な話をしているだけで、現実には起こり得ないこと、プルトニウムが水に溶けにくいことなどを指摘した。これもちなみに、米国でプルトニウムを誤って吸引した事故があり、また核実験で大量のプルトニウムが大気に放出されているにもかかわらず、これまでプルトニウムで死亡したという症例は確認されていない。

3.プルトニウムは飲めるか

 プルトニウムは水に溶けにくいので、仮に人体に入っても外へ出ていく、と述べたのが、それならプルトニウムは飲めるのか、飲んでみろ、となっているらしい。文脈を考えればわかるのに、いまどき小学生でもこんな議論はしないだろう。

4.話し方について

 上のような経緯で、反対派の識者を追及し、追い詰めているように思われるのだろう。不遜だとか話し方が気に食わないという指摘を受ける。イデオロギーにあふれた原子力反対の立場からみれば、そういう強いバイアスで見ているからだと思う。受け取り方なのでどうしようもない。
 ただ、自分のイデオロギーのみに基づいて、それに合うか合わないかだけで、これは正しい、あれは間違いという単純なスタンスは、何なのだろう。

5.「やらせ」事件

 この討論会について、九州電力のいわゆる「やらせ」が問題となった。私は、佐賀県から依頼されて登壇したもので、話す内容や質疑などについて九州電力からの連絡は一切なかった。
 客観的にみれば、この種の討論会は、推進派も反対派も動員をしてそれぞれの立場から質疑を行うのは当然であり、違和感はない。国会答弁でも何でも同じだろう。目立ちたがり屋の弁護士さんが「やらせやらせ」と言い出し、それに社会全体が翻弄されただけではないだろうか。

6.マスコミ報道

 この件に関しては、マスコミからの取材をすべてお断りしている。回答したことはない。技術的にわからなければ聞きに来れば良いのに、こちらへの連絡からしてそもそも、原子力反対の立場で問いを投げかけてくるものが多い。おそらく記事構成もすでに決まっているのだろう。
 まったく面識のないある週刊誌記者は、いきなりメールを送りつけてきて、その日の何時までに文書で回答せよとのことだった。一体何様なのか。

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問題は再稼働をめぐる問題だけではなさそうです。やはり、アレですか?
原発再稼働への地元了解「範囲は立地自治体」 敦賀市長、経産相と異なる見解

福井新聞ONLINE 4月2日(月)21時46分配信

 大飯原発が立地する福井県。その敦賀市の河瀬一治市長、【「立地自治体が『地元』」と範囲拡大の動きをけん制】とのこと。なお、この河瀬市長、全国原子力発電所所在市町村協議会(全原協)会長を務めているそうです。この団体、要は「交付金獲得期成同盟」というものでしょう。
 なお、河瀬市長、2日の記者会見で「周辺(自治体)が福島の事故を受けて心配するのも理解できる。原子力災害があったときは日本全体が補償の対象地域」と言ったとのことですが、つまり、何事もなければ交付金はじめもらえるものは自分たち(立地自治体=範囲を広げると「分け前」が少なくなってしまう)で、何かあったら、そりゃ国の責任としておけばいいのだということです。
「(地元了解の)範囲が広すぎると収拾がつかない」と指摘したそうですが、正直です。再稼働問題だけではありません。交付金等の分配をめぐって仕切り直さなければならないかもしれないし、(分配をめぐって)収拾がつかなくなってしまうと正直に述べただけというところでしょう。だから、これまで通り、【あくまで立地県と立地市町を「地元」とすべきだと強調】したのです。

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関連して、こんなニュースも。

何かあったら全責任をとる「そのご覚悟がおありですか」
大飯原発、最終判断は県とおおい町だと!
原発再稼働なしで「夏場どうする」 野瀬町長、関西広域連合に疑問

福井新聞2012年3月27日午前7時20分

 福井県高浜町の野瀬豊町長、大飯3、4号機の地元の範囲については「周辺の意見を参考とすることは必要だが、最終判断は県とおおい町がすべきだ」と言ったそうです。ならば、福井県とおおい町に何かあったら全責任を持ってもらいましょう。「そのご覚悟がおありですか」(なんかちょっと前のお笑い知事みたいですが)と。

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ところで中川センセイ、以前、「生物濃縮」は起こらないといっていましたよね。
放射性セシウム:事故前の100倍に 福島沖プランクトン

毎日新聞 2012年4月3日 7時07分(最終更新 4月3日 10時02分)

【東京電力福島第1原発の沖合300キロの海中に生息する動物プランクトンに、最大で事故前の約100倍に当たる放射性セシウムが含まれていたことが、東京大大気海洋研究所(千葉県柏市)の西川淳助教(海洋生物学)らの調査で分かった。
 西川助教は「低濃度だが、食物連鎖を通して魚類に蓄積する生物濃縮の可能性もあり、継続的な調査が必要だ」としている。
 調査結果は3日付の米国科学アカデミー紀要に掲載された。】

 さあ、中川恵一センセイ、以前、「生物濃縮」は起こらないといっていましたよね。

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中川センセイ曰く「放射性セシウムによる内部被ばくでは、こうした『生物濃縮』は起きません」

 下記、中川センセイが、毎日新聞に連載している「Dr.中川のがんの時代を暮らす:/19 水銀とセシウムの違い」で述べています。
【水俣病は、チッソ水俣工場からの有機水銀が食物連鎖によって濃縮されたことが原因です。高濃度に汚染された魚を食べた住民の脳組織に「脂溶性」の有機水銀が沈着し、神経障害を多発させました。
 一方、放射性セシウムによる内部被ばくでは、こうした「生物濃縮」は起きません。】

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 中川恵一センセイ、毎日新聞でどんなこと言っているか一度ご覧ください。連載アーカイブ貼っておきます。

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「とても複雑な思い」でいるのはこちらです。中川センセイ
Dr.中川のがんの時代を暮らす:/33 桜、そろそろ

毎日新聞4月2日

 毎日新聞今週の中川センセイ連載です。よほど書くことがなかったのか、「お花見特集」です。桜のことについて書いています。桜もお詳しい。東大話法規則17と18か。

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ここでも「お役所仕事」
めんどくさいことは「俺のところじゃない」と。
世界版SPEEDI 「全部公表」データに穴

東京新聞2012年4月3日 07時04分

「依頼主の文科省と安全委のどちらが公表するか宙に浮いたままになっている」のは、下記のデータだそうです。
【未公表となっているのは、東日本大震災から5日目の昨年3月15日に行われた試算結果。本紙が独自に入手した原子力機構の説明書によると、千葉市で観測された放射性物質の濃度を基に、WSPEEDIを使い1時間当たりの放出量を推定した。
 試算によると、千葉で観測された放射性物質は3月14日午後9時ごろに放出され、濃度はヨウ素が毎時10テラベクレル(1テラは1兆)だった。15日朝に房総半島まで広がったとみられる。】

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枝野経産相、「再稼働反対」を貫徹してください。
再稼働 尚早ムード 経産相「現時点で反対」

東京新聞2012年4月3日 朝刊

【枝野幸男経済産業相は2日の参院予算委員会で、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働について「現時点では私も再稼働に反対だ」と表明】
【再稼働へ首相が前のめりの姿勢を示す中、枝野氏としては、世論や民主党内の反対論を背景に慎重な対処を求める考え】とのこと。最後まで貫徹していただきたいです。

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「福島住民が原発責任者を告訴」──当然です
国、東電、学者らの集団無責任体制を問う──福島住民が原発責任者を告訴

週刊金曜日

【福島原発事故の責任をただす!福島原発告訴団結成集会」が開催された。東京電力福島原発の事故で被害を被った住民が国、東京電力の責任者、学者らを業務上過失致傷容疑などで告訴することを決定】とのこと。

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柏崎刈羽原発:運転の差し止めを求め23日に提訴へ

毎日新聞 2012年4月2日 20時24分(最終更新 4月2日 20時34分)

「脱原発新潟県弁護団」柏崎刈羽原発の運転差し止めを求め、今月23日に新潟地裁に提訴するといいます。

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電事連のいう通りなら、これは「たかり」です。
原発事業者から多額寄付 原子力機構へ2.5億円

東京新聞2012年4月2日 19時30分

【原発の安全審査に多くの委員を出している日本原子力研究開発機構(茨城県東海村、鈴木篤之理事長)に対し、原発を持つ電力11社と業界団体の電気事業連合会が、2008~11年度に計2億5千万円余りを寄付】していたことが発覚。
 それに対して、【電事連は「先方から依頼を受けたもので、研究開発や人材育成の支援が目的」】と。はじめから賄賂などというところないです。その理屈を考えられる人がエライのです。しかし、電事連がいうとおりとすると、これ、ふつうは「たかり」というのですが。

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決算対策で出費を抑えようとした?! 経済発展のみを妄想する非常識集団
風知草:宙に浮く燃料プール=山田孝男

【当時の事情を知る政府関係者に聞くと「海水を注入しており、部材の健全性(コンクリートの腐食、劣化)が問題。耐震強度の計算にも疑問がある。応急補強の間にプールから核燃料を抜くというけど、3年かかる。それまでもつか。(石棺は)ダムを一つ造るようなもので高くつく。株主総会(昨年6月)前だったから、決算対策で出費を抑えようとしたと思います」】とは驚きです。
 山田孝男氏が言うとおり、【最悪の事態を恐れる者を「感情的」と見くだす不見識を受け入れることはできない。リスク軽視で経済発展を夢想する者こそ「現実的」という非常識に付き合うわけにはいかない】のです。

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『原発危機と「東大話法」――傍観者の論理・欺瞞の言語』(安富歩著)読んでみました。

 香山リカ池田信夫を取りあげています。
 香山リカ、反原発をネットで論じている人たちのこと、「引きこもりやニートといった人たちがその中心層を占めているように見えます」などと、言ってしまい、小出裕章さんを「ネオむぎ茶」と呼び、そうした彼ら=引きこもりやニートの希望の星などと書いていたというのです。当然ですが、批判を浴び、謝罪するまでになっていたとのことです。その謝罪、まさに東大話法規則20です。

 また、池田信夫についても言及。東大話法の典型として。いずれにしてもシッタカふりして、御託を並べる輩です。理屈と膏薬はどこにでもつくといいますが、これほど自分勝手に都合よくできるという神経は見上げたもんです。さすが東京大学出です。日本は恥の文化だとか言った人いますが、彼には無縁です。

 と、まあひどい話なのですが、同書に出ていた「原子力工学を学ぼうとする学生向けのメッセージ――福島第一原子力発電所事故後のビジョン」という一文にトンデモない、厚顔無知というかあきれるばかりのことが書かれていると紹介してありました。これぞ、東大話法の典型と著者は言っていますので、一読してください。下記にアドレス貼っておきます。

「複雑系社会経済システム」などとわけのわからない語が出てきますが、著者曰く、複雑系とはcomplex system と英語では言い、そうすると「複雑システム社会経済システム」ということになってしまい、いい加減な言葉遣いだと。論理としても、日本語としてもおかしなものです。彼らの本性が垣間見られます。あの髭ダンスオヤジの岡本孝司はじめマフィア御用達学者が一覧できます(右にある「教員紹介」クリック)。

「格納容器の健全性は保たれています」と言い続けた関村直人、子どもにも20ミリシーベルトを適用すると政府が発表したとき泣いて辞任した小佐古敏荘、勢いと気配りがモットーの原発だんじり男・田中知らが顔を並べています。

 ここ、原子力マフィア屁理屈担当本部といってもいいくらいです。まさに巣窟です。しかし、事故を起こしても恥じることなく、よくこんなことを書けるものです。この彼らも「恥」とは無縁です。(だから、原子力などということやっていられるんだ、との声が聞こえてきます)

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▼どうでもいい話
「いらないのはあなた、安倍さん、あんたです」

毎日新聞4月3日ファイル

 安倍晋三、大阪市長の橋下を「こういう時代には必要な人材だ」と評価とか。はっきり申し上げます。はっきりしているのは「あなた、安倍晋三さん、あなたは必要ではない」ということです。エラそうに人を「値踏み」するなんて100年早いといいたい。

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令