原発通信195号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 195号 

2012/04/19発行

195-120419

法的にはね、とっくにオシャカになったものを追認しただけ。だから…危機煽り報道の典型です!

▶福島第一原発1~4号機、19日付で廃止に

日本テレビ系(NNN) 4月19日(木)15時22分配信

「電気事業法に基づき、19日付で法的に廃止される」――現実にはオシャカです。

「国内に54基ある原発は20日午前0時をもって50基に減少する」――当たり前です。

次です、ひどい言い方は。

「発電能力は事故前に比べて約16%減少する」――「減少する」? もう1年以上も「減少しています」。しかも、今現在、電気はついています。「事故前」と比較して何の意味があるかです。さも、減少して大変になったかのようにいう言い方が要注意です。

TBSでは、

「東電は1号機から4号機を廃止することでおよそ281万キロワットの発電能力を失いますが」と、さも20日からその分がなくなるかのような言い方ですが、もうとっくにないです。日テレもTBSも危機煽り報道の典型です。


“欲望”で暴走する自分の頭を“制御”するのが先でしょう。

▶<大飯原発>福井県安全委員長「制御を確認」

毎日新聞 4月18日(水)22時44分配信

福井県原子力安全専門委員会委員長の中川英之・福井大名誉教授、「深刻な事故が起こった場合、制御できることを、全体として確認できた」と自身の見解を披露したとのことです。「非常用発電装置やタービン動補助給水ポンプが正常に稼働し、会議室が指揮所としての機能を発揮することなどを確認できた」と。「委員会が求めてきた安全性をほぼ満たしている」とした。「海水ポンプを使った冷却のルートは確立されている」と。

何が出ても、この人の役目は、「確認された」「確立されている」「これで十分」ということです。ちなみに、「中川英之福井大名誉教授」で検索すると、中川の迷発言集と、関電の答えなどがヒットします。あきれる内容ですが。このような人物が国立大学の名誉教授とは恐れ入りました。


▶大飯原発の安全性に一定評価 福井県原子力専門委が視察

福井新聞(2012年4月19日午前7時09分)

「深刻な事故が起こった場合でも安全側に制御できると確認できた」と言ったそうです。しっかり覚えておきましょう。


「想定を超える災害に対応できていない」と国会事故調委員長

▶<大飯原発>再稼働判断基準、委員長が否定的 国会事故調

毎日新聞 4月18日(水)22時42分配信

国会事故調査委員会の黒川清委員長(元日本学術会議会長)、政府の判断基準について、【「暫定的な原因究明に基づいている。必要な対策が先送りされ、想定を超える災害に対応できていないことも明らか。住民の健康を守れるのか」と再稼働に否定的な考えを示した】


会長人事も「暫定」、何でも「暫定」です。

▶<東電会長>苦肉の暫定人事 経営者の拒否相次ぎ…下河辺氏

毎日新聞 4月19日(木)1時7分配信

「民間の大物企業経営者に相次いで就任を断られたためだ」そうです。本当に、人には汗をかけだの、努力だのと説教するくせに、自分は安全なところで吠えるだけ。

この人、「民主党内で東電改革をリードする仙谷由人政調会長代行や枝野幸男経済産業相とも考え方が近い」そうです。今は誰がなっても、原発再稼働へまっしぐらです。


それでも8割はもらえる。依願退職者は例年の3倍

▶年金削減で組合と合意へ=人員、給与カット維持で―東電

時事通信 4月18日(水)3時0分配信

賠償金捻出のため現役社員の年金を削減するについて、組合と合意する見通しとか。「現役社員の年金の利回りを現在の2%から1.5%に引き下げたうえ、終身年金を3割削減する方針を発表。グループで7400人のリストラや、一般社員の年収2割削減も提示」。「しかし、原発事故の処理や賠償で労働環境が悪化する中、東電の昨年度の依願退職者は例年ヘの3倍超の約460人に増加」と。

沈みゆく船からわれ先ということですか。それでも、終身年金今の「7割もらえる」とみるか、年収も今の「8割も出る」かと見るかです。


学生さんも「原子力離れ」

▶原子力専攻入学者16%減

共同通信の調べによると、東京大(東大は入学者数を回答しなかったため合格者数を集計対象に)など7大学の合計で昨年より16%減少、最大71%減った大学もあったといいます。文部科学省は「将来性が不安視されているのではないか」と。

福井工業大は昨年の34人から10人へ71%減、福井大は42人から25人と40%減。

 「大阪大や近畿大などにも「環境・エネルギー工学専攻」などの名称で原子力関連学科や専攻があるが、文科省によると同様の傾向と」

 しかし、姑息な名称ですね、「環境」と付ければいいという根性が。


福島県庁にSPEEDIのデータは届いていた!

▶メルトダウンの恐怖の中、後回しになった住民避難

烏賀陽 弘道 2012.04.19(木)

「『(放射性物質は)出て、すーっと消えた』という想定」

「事故も数時間で収束することになっていましたから。雨が降ることも想定していません」「つまり地面に落ちない、沈着しないことになっていた」

「自然災害との複合災害として起きるとは考えていなかったのです」

「『言われてみれば、その通りでした』としか言いようがない」

――SPEEDIのデータは他のルートでファクス以外では国から来なかったのですか、と問うと、

「原子力安全技術センター(注:SPEEDIを維持管理している組織)が気を利かせて、災害対策本部原子力班にメールで送ってきてくれていました」

要は、データはそれなりに来ていたが、水素爆発で、メルトダウンしたら大変だとそればかりに気をとられ、見ていなかったという話なのです。


やはり、4号機です。ボロボロの建屋にかろうじて支えられている冷却プール

▶福島第一原発4号機・使用済み核燃料プールの危機的状況を米上院議員が指摘、「国際的支援を仰げ」と駐米大使に書簡を送付

東洋経済12/04/18 | 22:42

【ワイデン議員が特に問題視しているのが、1300体を上回る使用済み核燃料が存在する4号機の核燃料プール。ホームページで同議員は、再び大きな地震が起きた場合に重大事態になる可能性があるとしている】

【同原発の危機的状況を回避するために日本が国際的な支援を要請すべきだとする書簡を藤崎一郎・駐米大使に送付したことを】明らかにしました。


▶福島第1原発は非常に危険 米議員が燃料棒について警鐘

ウォールストリートジャーナル日本版2012年 4月 19日 (木)

2012年 4月 18日 11:25 JST


韓国の原発、また事故隠し。どこも同じです。

 毎日新聞4月17日付夕刊。共同電として、韓国南西部の霊光原発2号機で、3月28日に政府の点検チームが、外部電源が失われた際、原子炉を冷却する水冷式ディーゼル発電機2台のうち1台が冷却水の圧力が低すぎると警報が出て、停止し6時間使えない状況だったとのこと。これを隠ぺいしていたといいます。韓国紙・ハンギョレ新聞(電子版)などが15日に伝えたということです。これは、2月に起きた古里原発1号機が全電源喪失事故が起きたことで、他の原発の点検中に起きた。

 

吉武輝子さん亡くなる

 「戦争への道を許さない女たちの連絡会」世話人、福島第一原発事故後は、「脱原発をめざす女たちの会」を立ち上げた吉武輝子さんが17日、肺炎で死去されたとのこと。80歳でした。ご冥福をお祈りいたします。

 

社民党の阿部とも子さんらが「原発ゼロの会」を3月27日に発足。

 阿部とも子さんの「ともことかえる通信43号」が先日、送られてきました。それによると、発起人メンバーは民主(近藤昭一)、自民(河野太郎)、公明(加藤修一)、みんなの党(山内康一)、阿部さんの5人とのことです。

「目下の政策は3つ、①全原発の廃炉――原発依存ゼロ、②核燃料サイクル事業からの撤退――再処理ゼロ、③再生可能エネルギーの大胆な促進、加えて、事故の検証、安全の新基準や規制大成のないままなし崩し的になされる原発再稼働には、異論を出していきたい。とりわけ原発に依存せざるをえなかった立地自治体への今後の支援策も提案したいと考えている」とのことです。

この通信に中沢新一さんとの対談が掲載されていました。後半の中身をちょっと。

阿部さん:再生可能エネルギーに急に変えるのは問題。これまでの原発推進体制への批判のみに執着する人もいます。

中沢さん:日本の運動の閉鎖性がよくあらわれている。原因は、戦後の左翼勢力がつくってきたやり方やイデオロギーにある。この国をつくってきたのはお百姓さんや漁師さんたち。それを無視して上から左翼思想を植え付けようとしても何も変わらない。イデオロギーを超えた結びつきを大切にした運動が求められている。

阿部さん:3.11の追悼供養でお経を唱えている一方、若い人たちが太鼓をたたいたり、歌ったりして、ちょっとちぐはぐ。脱原発デモは浮いている?

中沢さん:浮いています。若者にはエネルギーや表現手段はあるが、周りを巻き込むほどの度量はない。年寄りは、怒りたいけどしがらみがあってうまく外に言葉を発することができない。僕はこの両者をつなげたい。そのためにはインターネットの活用。「グリーンシール」構想=脱原発・反TPPの政策に賛同する候補者に捕獲問わずお墨付きを与える=がある。

と、まあ、こんな中身です。

そこで阿部さん、「再生可能エネルギーに急に変えるのは問題」ということで、河野太郎の「手順を踏んで最低限必要な原発を動かすべきだ」(本通信193号)とシンクロするんですね。「全原発の廃炉――原発依存ゼロ」になるまで、何事も起こらないということを「信仰」できればですが。

 

 

 

第11回 ドイツから脱原発情報

1.

ドイツでの反原発運動のきっかけになったのは、チェルノブイリ事故です。その時、フランスは、ドイツでの動きを「何をそんなにヒステリーになっているのか」と冷ややかに見守っていたそうです。そんな話を友人から聞きます。今年の冬、寒波のためにフランスはドイツから電力を調達してもらうことになりましたが、それは原発ではなく再生可能な代替エネルギーからのものです。この話をしてくれたのは、ソーラ・システムで世界の先端を行く会社に勤めている知人です。

2012年4月6日、午後、フランスのノルマンディーにあるPenly原子炉2号が火を吹き、夕方には2,300Lの放射能汚染された水が冷却システムから外部に流れ出る事故が起こりました。原子炉の4つある冷却ポンプのうちの1つから沸騰した油が流れ出し、それが火災の原因になったといわれています。電力会社EDFは、「流れ出た水は貯水池に集められ、原子炉は自動的に停止した。冷却システムに問題はなく、誰も怪我をしていなく、外部自然界への影響はない」と発表しています。しかし、グリンピースは、主要な部分である冷却循環システムに傷が入るということは、そもそも重要な事故であると、電力会社の「突発的な予期しなかった事故」扱いを批判しています。

原子力安全監視局ASNも、EDFの何気ない対応を批判し、実際には消火中に一人が怪我をし、木曜日の夕方にはパリに危機管理スタッフが召集されたと伝えています。

フランスの大統領選挙が迫ってきています。サルコジには、脱原発はテーマになりません。フランスの電力エネルギーには原発が必要と言う立場に変わりありません。58基の原発で75%のエネルギーをまかなっているのがフランスです。それに対して社会主義者の対立候補(Hollande)は、選挙に勝った暁には、まずエルザスのFessenheimにある最も古い原子炉を廃炉にし、エネルギーの原発依存率を2025年までに、現在の75%から50%まで減らしていくことを公約しています。(FR紙2012年4月 7-9日付より)

そう考えるとドイツは、特別ということになりますが、その背景を少し自分なりに探ってみたいと思いま す。

2.

フクシマ原発事故から1年後の2-3月には、ドイツのマスコミで特集が組まれていました。その全部をフォローすることはできませんが、ドイツがどういう基調でこの1年を捉えているのかというのに興味を持っていました。一つ言えることは、日本では何も変わっていないと言うことです。安全性もまだ保障されていません。被害者への援助と補償は具体的に何も聞かれません。東電・御用学者は生き残りに必死で嘘の上塗り。そのために情報の偽造と管理。政府は如何に反対派の追撃をかわし原発問題を元の鞘に収めるのかに裏で取り引き。こういうところが伝わってきて、そのうちに怒りで爆発しそうになってしまいます。日本で脱原発に取り組んでおられる皆さんの忍耐と苦労がほんとによくわかります。

それに対して、なぜ、ドイツ人は「ヒステリー」なほど、口うるさいのか。70年代に取り組まれたフランクフルト空港拡張反対運動は、記憶に残っていると思います。まわりの木々を伐採して、都会のオアシスであった自然が破壊されていきます。同時にそれは、騒音による生活破壊を意味していました。飛行機の窓から着陸直前にフランクフルト周辺の広大な林野と公園を眺めると、空港敷地はコンクリートの塊になっています。この空港反対闘争は三里塚農民から学んだと言います。闘争は今も続けられています。夜間着陸(使用)禁止の一審判決が、つい先日おりました。空港の夜間使用反対者は、月曜デモを組織して、毎週、笛を吹き鳴らし、旗を振り、シュプレヒコールをあげ、空港内をデモしていました。そのぶん、私もチェック・インに遅れましたが。

それに続いてチェルノブイリ事故が起き、それによってエネルギー問題がテーマになってきたように思われます。時を同じくして、酸性雨による自然破壊がヨーロッパ全体で問題になってきました。話は横道にそれますが、大学の入学試験では、これについて小論文を書かせられたものです。政治レベルだけではなく、教育、社会のいたるところで議論されてきました。その結集軸になったのが80年の「緑の党」結成だと言えるでしょう。

エネルギーに関しては、ドイツの冬は長く寒いために暖房費に多額のコストがかかります。そして、車と並んでCO2排出の原因にもなります。マキ、石炭から転換して暖房はガス使用に移っていきますが、石油と共に輸入に頼るしかありません。しかし世界の状況は、産油国の政治不安定の中にあります。それに加えて地下資源埋蔵量の限界も議論されます。

 例えばカタールの例ですが、こんな話を聞きました。公式発表としては、これから先150年は大丈夫といわれる反面、アメリカ・CIAの秘密資料では、30-50年が限度ではないかとも見積もられ、正確なことはわかりません。ここが産油国の石油価格をめぐるキャスティング・ボードになっているように思われます。これが最もよくあらわれたのは、70年代80年代の二度にわたるエネルギー・石油危機ではなかったでしょうか。

カタールに滞在していた時、日射時間が長く、風が強いので、そこでたまたま会ったドイツの経済関係の女性秘書に、「ソーラと風力電気を作れば理想的ではないか」と話しかけたら、「素人が何をほざいているのか」と言わんばかりに呆れた顔をされたことがあります。90年代の半ばのことです。今ではしかし、積極的な技術・資本援助が進んでいると言われます。

90年代の新自由主義の台頭とともに、食糧・生活資材に関しては、最早コントロールが効かない大量生産と消費の時代を迎え、人体とともに生活環境に有 害をもたらしてきました。例えばアレルギーなどの症状が、顕著に認められるようになってきました。発ガン率もその一つではないかと私は考えています。

日増しに人間と自然の循環機能が断ち切られ、押しつぶされ、破壊されてきているのがわかります。それに応じて、精神状態も不安定になってきます。犯罪の多様化も認められます。社会は分断されて人間が孤立させられてきたように思われてなりません。

大企業―多国籍資本が人間の自然環境と資源を根こそぎ掘り返した結果が、 フクシマの原発事故と考えて間違いはないように思うのですが。

以上、私が考える簡単な描写ですが、テーマは出揃っています。自然保護、 生活(生命)の保障、エネルギー、健康管理、食生活というようなところでしょう。

では、どういう解決のあり方が可能か。ここでドイツ的なものが見られるように思われます。(つづく)

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令