原発通信202号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 202号 

2012/05/01発行

202-120501

 ゴールデンウィークに入り、原発関係の記事が極端に少なくなっています。大型連休だからか、下に報告する原子力安全・保安院の「反省」など、この時期にネットにでもあげておけば、そんなに目につかないかということかと勘繰りたくもある記事です。なんせ、自分たちはその専門知識も能力もなく、入った情報をどう処理していいかもわからなかったという驚く内容なのです。そして、新しくできるという原子力規制局はがんばってくださいという無責任この上ないものなのです。このような連中が原子力行政を担っていたのかと思うとぞっとしてしまいます。しかし、これが事実だということです。


保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

毎日新聞 2012年04月27日 21時32分

 同報告書「第五章 アンケート・インタビュー等で得られた指摘事項の整理」(p80以降)「第六章 今回の事故時の広聴・広報を踏まえた課題について」(p86以降)には、例えば、

1.事故対応に関する課題

【課題2】情報分析評価の問題

・今回の事故は大規模な複合災害であり、かつ長期間にわたるものであったことから、一次情報を保安院として独自に分析・評価する専門性を有する人員が不足し……

【課題4】広報戦略が不明確

・誰のために、何のために広聴・広報を行うのかという認識が不足(個人・組織とも)していた。

【課題14】関係機関との連携不足

・今回の事故は、大規模な原子力災害となり、保安院だけでは対応しきれず……

などとあります。

「一次情報を保安院として独自に分析・評価する専門性を有する人員が不足」などといっていますが、それをするのが彼らの仕事だと思うのですが、かつ、「誰のために、何のために広聴・広報を行うのかという認識が不足(個人・組織とも)」などと書かれると、安全・保安院は何をやるところなのかと考えているこちらがおかしいのではないかと錯覚してしまいます。しかし、頭を下げているばかりではありません。「大規模な複合災害であり、かつ長期間にわたる」「大規模な原子力災害となり、保安院だけでは対応しきれず」などと書き、「大規模」だったから、「想定外」であったと逃げ道をちゃんとつくっています。

しかし、小さな記事です。


下記が、その報告書です。

▼東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に係る広聴・広報活動の課題と今後の取組について'


▶核燃料処理:全量直接処分が最安 総事業費試算やり直し

毎日新聞 2012年04月27日 21時28分

こういうところでも、もはや彼らの好き勝手が許されなくなってきたということなのでしょう。

【一転して最安となった。国の従来方針の「全量再処理」は逆に最も高くなり、政策転換に結びつく可能性がある】と。

【前回試算は、30年までにかかる事業費に限定して比較した上、全量直接処分の費用に六ケ所再処理工場(青森県)の未償却費や廃止費用など約5兆円を上乗せしたため、他の方法より2兆円程度高くなっていた】

▶脱原発:64自治体「首長会議」が「原発ゼロ」決議

毎日新聞 2012年04月28日 23時01分

全国の64市区町村長が「脱原発をめざす首長会議」を結成、28日に東京都品川区の城南信用金庫本店で設立総会。世話人には三上氏、桜井勝延・福島県南相馬市長、村上達也・茨城県東海村長の3人が選出。

東京では世田谷区、武蔵野市、狛江市、神奈川県では小田原市、真鶴町、埼玉県では蕨市、越生町、長瀞町、千葉県では富里市、野田市、酒々井町、一宮町、長生村が参加。下記記事に参加自治体首長一覧あり。


▶再稼働問う住民投票求める、静岡 浜岡原発

共同通信2012/04/27 17:45

【静岡県の市民団体「原発県民投票静岡」は27日、住民投票条例制定を求める請求書と条例案を県に提出 】


▶原発再稼働容認を示唆──橋下大阪市長 住民に節電責任押し付け

しんぶん赤旗 2012年4月27日(金)

【「住民が(厳しい節電を)我慢できるといえば、再稼働なしでいけるだろう。無理だったら再稼働しかない。府県民の判断だ」などと述べ、電力ピーク時を乗り切る責任を住民側に押し付け、乗り切れなければ再稼働もありうるとの考えを示しました】


▶【関電の節電契約、低水準】夏のピーク抑制に余地 大飯再稼働に疑問も 9社中7位

2012428日、共同通信

関電は、需給調整契約の割合がなぜほかの電力会社より低いのかその要因は分析できていないといいます。Whyがわからずして、どうしようというのでしょうか。説明責任ということがまったく分かっていないということです。

【諸富徹(もろとみ・とおる)・京都大教授(環境経済学)の話 電力不足で原発再稼働が必要だとするなら、関西電力はまず節電や需給調整契約を含む需要抑制や、供給力を増やす取り組みが十分か、なぜ他社と同じ水準にできないかを説明する責任がある】と。


▶浜岡原発:防波壁の実物大模型を展示

毎日新聞 2012年04月28日 12時32分

「どうだ! これだけのもんだぞ!」ということなのでしょうが、つくっているそばから、その「想定を超える」津波が来るとのデータが公表されたりしています。


▶東電:経営透明化など5項目、総会で提案 東京都方針

毎日新聞 2012年04月27日 21時43分

【提案は社外取締役の選任と、定款の変更。社外取締役は長年都庁OBの指定席になっていたが、企業再生などの専門家を推薦する。定款には「安くて安定的な電力を供給し、顧客サービス第一を使命とする」ことを経営理念に盛り込むとともに、(1)電気料金の算定方法などの情報開示による経営透明化(2)設備投資の競争原理導入(3)民間事業者を活用した火力発電設備の更新推進──の追加を求める】


▶<東電値上げ>消費者庁が審査…家庭向け10%、妥当性検証

毎日新聞 4月28日(土)15時2分配信

【これまで診療報酬改定時やたばこの小売価格などが閣僚会議にかけられたことはあるが、形式的な了承にとどまっており、消費者庁による実質的な検証作業が行われるのは今回が初めてだ】そうです。


▶官々愕々 霞が関の高笑いが聞こえる

「週刊現代」2012年4月28日号

「自民党は民主党よりも電力寄りで経産官僚に洗脳されている。民主党ほど愚かでないので、目立たないよう身を潜め、民主党が再稼働に踏み切ってくれるのを待っている」。

「30年前に戻ったかのような政策の裏には財務省、経産省、国交省などの官僚達の「的確な指導」がある。自民党は元祖官僚依存だが、民主党議員の多くも最近は官僚への忠誠を誓って自民よりも露骨な族議員になり下がっている」とは古賀茂明さんの指摘。


▶津波:「600~700年周期で発生」奥尻島に痕跡

毎日新聞 2012年04月29日 01時22分

【600~700年おきに同規模の津波が起きた痕跡を、平川一臣・北海道大名誉教授(自然地理学)らのチームが見つけた】。北海道電力泊原発はその震源域の東、積丹半島の付け根にあります。


▶9県51品目で超過=食品放射性セシウム新基準―適用から1カ月・厚労省

時事通信 4月30日(月)14時51分配信

【新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えたことが判明したのは、岩手、宮城、山形、福島、茨城、栃木、群馬、千葉、神奈川の9県の計51品目333件。魚や原木シイタケなどが多い】とのことです。



 


第13回 ドイツからの脱原発情報──〈エコ団地〉カッセル市の取り組み(その1)

(承前)

4.

次に、自然環境、エコロジーの実際的な取り組みを紹介します。いろいろな考え、そういう意味では理想がどのように実現されてきたのか。まずは、その歴史的な過程を紹介します。

カッセルという街に、〈エコ団地〉があります。街の人口は約20万人。1980年代中期から 後半にかけて〈エコ団地〉がつくられ、その後、全ドイツに波及して行ったといわれています。日本からの視察団も、ここ20年来途切れることなく、毎年、定期的に訪問されています。その通訳を頼まれ、エコ団地を設計した教授、建築家に伴って案内しているうちに、「あなた、一人でやってください」と言われ、私は独り立ちしました。

1980年頃、カッセルで新しい都市計画が始まります。この当時はまだ東西冷戦の真っ最中ですから、国境の西側に接しているカッセルでの戦後復興が進みません。いつ戦争が勃発するかわからない状況ですから、投資が進まないことは当然といえば当然です。そこで若い人たちの故郷離れが進みます。この人口流失をどう食い止めるのか。そこで計画されたのが新しい団地建設です。

若い家族にも財政的に可能な持ち家政策を!がスローガンです。「ヤング・ファミリー」と名づけられたプロジェクトですが、さて、そのコンセプトとなると市は具体的には何も持っていません。市は計画の枠組みを提案しましたが、何を、どうつくるかに関しては、市民の参加を待つ意外にありませんでした。

この市の計画に応えたのが、建築家教授と建築家が中心となった市民グループです。彼らがワーキング・グループを立ち上げ、コンセプトを練り上げます。1982年のことです。その後2年間かけて出された案が、〈エコ・ハウス〉です。市と市民の間ではこの間、何回も議論が行われます。面白い裏話があります。市民が提案したエコ・ ハウスはとても斬新的なものになりますから、建築、防災、下・上水、素材等々、市と州にある条令、規則に照らして市側がどう判断していいか迷ったそうです。その言い方がふるっています。「条令や規則では当・否の判断ができないので、再検討をお願いします」と突き返してきたそうです。逆に言えば、それほどエコ・ハウスの考え方は、それまでの観念の意表をついたことになります。

最後には、エコ・ハウス建設に合意が成立しゴー・サインが出されます。その時、まず州の、それから市の条令と規則が改正されたといいます。住民の積極的な参加だけではなく、行政の柔軟さも認めなければなりません。

この時代ですが、1980年が「緑の党」の結成ですから、まだまだエコロジーという考え方は市民の間に浸透していません。やはり、建築家、教授、研究者、先進的な学生、芸術家など、教育水準が高く、経済的にも裕福な中産階級の人たちによって取り組まれていったといえるでしょう。

他方での要因ですが、1982年にカッセルで第7回ドクメンタが開催されています。5年に一度開かれる世界で一番大きな〈現代芸術国際展〉です。この芸術祭の起こりは、戦後ドイツの再建と非ナチ化政策の過程で、ナチ時代に禁止された、あるいはイデオロギー的な理由でその評価を歪められた現代芸術、たとえばピカソとかクリムト等の貴重な作品を再度、日の目を見させてドイツ・ヨーロッパの戦後の民主主義化に貢献するのが目的です。1955年に第1回ドクメンタが開かれています。

この第7回大会に、ドイツ現代芸術の大御所といわれているヨーゼフ・ボイスが「7000本のカシワの木」と名づけた作品を出品します。モチーフは、「行政に代わって、市民自からの手による町の緑化を!」。ドイツ語では、語呂遊びになっています。「Verwaldung(緑化の造語) statt Verwaltung(行政管理)」。

この時代に、彼はすでに、官僚や行政の閉塞性を気づいていたことになります。この呼びかけが市民の積極的なエコロジー運動、自然環境保護運動への取り組みに一撃を与えたと、私は判断しています。

エコロジーというのはそう考えると、市民の自主的な参加と自己決定、民主主義化、芸術活動、そして新しい考え方、思想、技術が合流した総合的な運動と、捉えることもできるでしょう。

次回は、実際の〈エコ・ハウス〉の技術、構造に触れて見ます。(つづく)


▼寄せられた情報

原発都民投票のお知らせです

1)民主都議いのつめ氏を迎えて勉強会を開きます

現在、都議会議員へのロビー活動を行っており、先日 いのつめ都議(新宿・民主)と面談しました。その中で下記の勉強会を開催することが決まりました。ご都合つきましたらぜひご参加ください。

「都政と区政と私達の暮らし」

テーマ:地方政治と民主主義
日 時:5月6日(日)17:00~19:00
場 所:新宿区役所 本庁舎6階第三委員会室
    新宿区歌舞伎町1-4-1
    ※当日は休館日の為、裏口からお入り下さい。
ゲスト:いのつめまさみ都議会議員
    平間しのぶ新宿区議会議員
    鈴木ひろみ新宿区議会議員 ほか
内 容:都議と区議の活動内容と役割
    都民投票活動に対する各議員それぞれの私見
    質疑応答・ほか
参加費:無料
申込み:omisutsumaneka@yahoo.co.jp
問合せ:090-1460-9073(担当:兼松)

★スペシャルぶっちゃけナイト!★
勉強会終了後、議員さんとの親睦会を用意してあります。
時 間:19:30~21:30
場 所:居酒屋「清龍」(新宿区役所向かい)
会 費:2980円(宴会コース+飲み放題付き)
    腹ペコでお越し下さい!(笑)


2)新しいPR動画できました

http://youtu.be/tMA_rD0ypiI

先日の雨の日のデモ映像を使っています。

寒い中、ほんとうにありがとうございました。


3)事務局からの連絡

4月23日に各地域の選挙管理委員会の審査を終えました。

有効署名数 323,076 (有権者の1/50=214,206)

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2012/04/20m4o200.htm

無効率は6.49%で、予想より低い数字でした。

皆さまのご苦労、努力の結果です。

4月24日~4月30日まで縦覧期間となります。

無効署名の確認などできますので、各地の選挙管理委員会まで足を運んでいただければと思います。

すでに、縦覧に行った方からの報告では、地域によって対応が違っています。

<例>

・身分証明書が必要 ⇔ 申請書に住所氏名生年月日を書くだけ

・署名簿の書き写し自由 ⇔ 申請書に宣誓文として個人情報の持ち出しはしないと明記されている

・本人の署名だけ見ることができる/受任者は集めた署名のみみることができる ⇔ 請求代表に限らず署名簿すべて見ることができる

お住まいの選管に行って対応を確かめてはいかがでしょう。

(請求代表者は、東京全域で縦覧ができます)

この縦覧期間に異議申し立てがなければ、署名簿が返却されて5月10日に本請求となります。


■サポーター募集

◎5月10日 14時 本請求  東京都庁第二庁舎1階玄関

全署名簿5万冊を提出するので、ダンボール100箱以上になります。

運び込みお手伝いいただける方はご連絡ください。

tokyotomin.vote@gmail.com 件名;本請求サポーター

赤坂事務所で5月7日~9日に事前準備もありますので、こちらもお願いします。

★お手伝いだけでなく、たくさんのギャラリーで、マスコミにアピールしましょう。

◎5月10日 16時 記者会見 都庁記者会見室 

請求代表者による記者会見です。 宮台真司さん他

一般の方も入れると思いますが、キャパがあまりないようです。

◎5月10日 18時半~21時 公開討論会

会場:三茶しゃれなあど(世田谷区太子堂2-16-7/03-3411-6636 )
 http://www.setagaya.co.jp/kuminkaikan/sangenchaya/access/index.html

全都議124人の方々に公開質問を出しており、この会への出欠もお聞きしています。

200人会場ですのでふるってご参加ください。参加費無料

(ここまで)

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令