原発通信203号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 203号 

2012/05/02発行

203-120502

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

▶<大飯原発>89歳・寂聴さんらがハンスト 再稼働阻止訴え

 例え夕方までとはいえ、89歳の寂聴さん、がんばってください。「再稼働を進める人たちは、自分のいる所には被害が来ないとでも思っているのか、とても不思議だ」(毎日新聞)「90年生きてきて今ほど悪い日本はありません。このままの日本を若者に渡せない」(スポニチアネックス)と決意を見せてくれています。


いつから「下請想い」になったのか。下請けをダシにするな!

▶節電「努力では限界」 経済界、知事と意見交換で訴え 滋賀

産経新聞 5月2日(水)7時55分配信

【意見交換会には、嘉田知事と、県商工会議所連合会や滋賀経済同友会など県内6経済団体の役員ら6人、関電滋賀支店の和田野善明支店長ら担当者が参加した。

 まず和田野支店長が今夏の電力不足の予測値を説明した。これに対し、経済界からは「中小企業で(工場操業を)夜間に移せば、人件費が高騰する」】

産経新聞らしい書き方ですが、読み方変えれば、何を言っているんだと思います。中小企業が操業を夜間に移した時、「人件費が高騰する」などといっていますが、だからといって、単価など上げないのが大企業。単価を上げてくれと言っても「それがなんなんだ」というのが大企業というものです。調子よく下請を使うことだけは変わらず、大企業にとっては痛くもかゆくもないことです。「中小想い」のポーズをとるなど卑怯者です。


川口商工会議所、がんばっています

▶値上げ合意、半数以下=企業向け料金、実施1カ月―東電

時事通信 5月1日(火)17時0分配信

【値上げに対し、川口商工会議所(埼玉県川口市)は「優越的地位の乱用」として公正取引委員会に凍結を要請。東京都も「顧客軽視の体質」(猪瀬直樹副知事)と批判を強めており、波紋が収まる気配はない】


▶東電値上げ国も責任 公取委申し入れの川口商議所会頭 

東京新聞2012年5月2日 朝刊

【児玉会頭は平均17%の値上げについて「燃料費の負担増というが、コスト削減を見込むと10%で対応できるはず」と主張。「福島第一原発事故は国と東電の両方に責任があるのに、国は東電だけの責任にして、管内の企業につけを負わせている」と批判】


ワシントンへ行く前に言ったらどうなの

▶原発稼働ゼロも選択肢=今夏の電力ピーク時―野田首相

時事通信 5月1日(火)12時21分配信

「(原発再稼働に)全く理解いただけないならば、(原発ゼロで夏を迎える)選択肢はある」と訪米中のワシントンで言ったとのことですが、当たり前の話で、これまた“人のせい”です。


何も起こらないと信じる「不思議の国ニッポン」

▶原発立地 進まぬ防災

東京新聞2012年5月2日 朝刊

「まず再稼働だ」とばかりに、安全対策は「計画だけでもいい」等と言っているから、事態は全く進展しておらず、その間に起きたら全くお手上げという状況だということです。今日、瀬戸内さんらは経産省前でハンストに参加というニュースのなかで、「再稼働を進める人たちは、自分のいる所には被害が来ないとでも思っているのか、とても不思議だ」と言ったそうですが、まったくその通り、「不思議の国ニッポン」です。

【積極的に取り組む両県でも、資機材の整備は国費の活用を見込み「国の方針が決まらない現状では、資機材の整備はできない」。自治体独自の対応の限界も見える】と。


「津波はひどかったが、今年の方が2倍も3倍も苦しい。放射能問題さえ無ければ」

▶福島第1原発:宮城で水揚げ自粛拡大 セシウム基準厳格化

毎日新聞 2012年05月01日 13時03分

「東京電力福島第1原発事故による放射性物質の影響がじわじわ広がっている」ことのようです。

【最高値でスズキ360ベクレル▽ヒラメ400ベクレルなど4種で100ベクレル超を検出し、県や県漁協は、海域を指定して4種の水揚げ自粛を決めた】


▶週のはじめに考える それでも原子力か

東京新聞2012年4月30日

 東京新聞の社説です。武谷三男の本を引用し、「原発ではささいなミスがとんでもない惨事に結びつきかねない」と。そして、「大きく言えば人類の未来にかかわることなのです。新エネルギー開発や暮らしの見直しは、実は歴史を書き換えるような大事業なのです。そういう重大な岐路に私たちはいるのです」いいます。原発は、「大きく言わなくても」、「重大な岐路に」いるとの自覚を、リアリティをもって持ち続けなければいけません。


渡辺大熊町長、「原発が危ないというメッセージを発してしまう」??

▶<福島原発>「緩衝地帯」大熊町長、復興相に懸念表明

毎日新聞 5月1日(火)22時1分配信

【「緩衝地帯」を設ける構想について意見交換した。井戸川町長が一定の理解を示したのに対し、渡辺町長は「プラント(原発)が危ないというメッセージを発してしまう」と帰還を求める住民の不安や、風評被害への懸念を表明。同原発が立地する両町の意見が分かれた】そうです。

 大熊町には大熊町の言い分はあるのでしょう。しかし、大熊町の「情報」に接するたびに思うのです。原発事故というものをどのように考えているのか。リアリティをもって現実・事実を見つめ、責任をどう追及し、町をどうするのかという点が“よく”見えません。渡辺町長の発言はいつもそうです。


▶記者の目:原発汚染土壌の中間貯蔵施設問題=袴田貴行

毎日新聞 2012年05月01日 00時15分

【同県内では、除染により放射性物質に汚染された土壌などの廃棄物が1500万~3100万立方メートル発生すると見積もられている。国の計画では、除染で生じた汚染廃棄物は仮置き場に集められ、その後3年程度で中間貯蔵施設に搬入。県外で最終処分するまで最長30年間保管する。施設の敷地面積は最大5平方キロ、容量は最大2800万立方メートル(東京ドーム約23杯分)だ】


河野太郎ブログ「ごまめの歯ぎしり」から3本

 下手な新聞読むよりは、経産省とのやり取り、リアリティがあります。長いので、同ブログにアクセスしてください。

▶電力料金の引き上げを求める前に東京電力がとるべき行動に関する第三回質問主意書への答弁書

2012年05月02日 02:18

▶原発再稼働についての細野大臣の発言等に関する質問主意書への答弁書

2012年04月29日 00:21

▶東京電力の使用済み核燃料の再処理に係る費用に関する質問主意書への答弁書

2012年04月28日 00:04

「守秘義務があるので答えられない」のオンパレードです。


▶ヨルダン原発建設、三菱重工+アレバと、ロシアの争い

ヨルダン原子力委員会、上記2社に優先交渉権与えると発表とのこと。共同電です。



 

第14回 ドイツからの脱原発情報──〈エコ団地〉カッセル市の取り組み(その2)

5.「私たちは、日本から多くのものを学びました」


「あばら家」にこそ断熱効果あり


〈エコ・ハウス〉、あるいは〈エコ・団地〉と書けば、大掛かりな団地建設のように聞こえますが、実際は、全部で15棟です。

初めてこの団地を見たときは、「昔、日本のどこかで見かけた風景だな」という印象がして懐かしかったです。まわりが自然に囲まれ、控えめな家並み。しかし、瓦葺でないところが一つ違っていました。ドイツ的な要塞のような頑丈で威圧的な建物を想像していただけに、なんだかはぐらかされたような気がしたものです。「どこがエコか?」とも思いました。そんなものなら日本に昔からいっぱいあったはずだ、と。

このエコ・ハウスを設計した一人である女性建築家が、日本からの視察団を前にして、「私たちは、日本の伝統的な建築様式から実に多くのものを学びました。視察していただくことは大変嬉しいのですが、皆さんのまわりには、もっとたくさんのいいものがあるはずですよ」と話されているのを聞きながら、私は納得した次第です。ここには、他にインド、アフリカの建築学を専攻されている教授が建てた家もあります。

共通しているのは、湿気予防、断熱効果です。カビ問題―アレルギー―健康管理―暖房費用が一つのテーマに浮かび上がってきます。たとえば、日本の土蔵。湿気の高い夏に蔵に入ればヒヤーと涼しくて汗が直ぐに引きました。またインド、アフリカ、アラブの国を旅行していて、簡単な土造りの家に招かれれば、夏には砂漠の灼熱から隔離され、冬には寒気から守られているのがわかります。壁に粘土を使っているからです。

日本では「土壁」というのでしょうか。エコ・ハウスの場合は、その上に日本の家屋と同じように木板が貼り付けてあります。年々この木板が雨ざらしで黒ずんできているので、「張り替えなければならないですね。何年もつのですか」と質問したら、彼女、「日本のお寺は、何年もっていますか」と言い返されました。ドイツの家の建築に当たっては、伝統的に100年単位でものを考えると言います。それに耐える設計はしてあると言うのです。

屋根が瓦葺ではなく、草葺というか、屋根に土をのっけてそこに自然の雑草が繁殖しています。〈屋根の緑化〉といいます。瓦は、日本では富の象徴ではなかったでしょうか。そこに雑草が生い茂っているわけですから、日本的な感覚では、あばら家=貧乏を象徴するような〈ペンペン草〉の印象が免れません。が、断熱に効果があるといいます。

たとえば、屋根裏部屋。学生に人気があり、また小説、映画、オペラのモチーフにもなります。ところが夏には蒸し風呂、冬には冷蔵庫のようになります。しかし、屋根を断熱することによって、快適な部屋に様変わりします。これによって、暖房費は少なくとも20%前後は節約できるといわれています。インド、アフリカの建築用法をモデルにした教授の家は、なんと50%。各棟にサン・ルームも採り入れられ、日中暖められた空気が、各部屋に取り込めるように工夫してあります。ガラス窓を多用してあるのも同じ理由からです。

また、雨水の再利用、素材のリサイクリングも家屋建設とともに日常生活に定着するようになりました。

どれもこれも、特別なことではありません。自然と人間生活の共生から始まり、家屋建設のコスト減、エネルギー節約をどう実現するかと考えて、行き着いた結論といえるでしょう。


ドイツの脱原発運動の社会・思想基盤がここに


 エコロジー、環境共生ということで、森の中、自然のなかに団地をつくることも考えられます。しかし、それは彼(女)たちの基本的な考え方に合わないと言います。そうすれば、インフラを整備し、もともとの自然を破壊しなければなりません。また社会的な機能が満たされません。学校、仕事、買い物、教会、友人関係等々、社会的要素と関係が成立しないで孤立していきます。

他方で、新しいテクノロジーの導入も考えられますが、それだけではエコロジーではないとも言います。

エコロジーというのは、結局は、「自然と人間の共生哲学ですよ」と言うのが、彼(女)たちの基本的な立場になります。これまでの都市計画、再開発はお金にものをいわせ、機械、テクノジーを総動員して自然を破壊することによって成立してきました。世界に共通だったでしょう。経済の採算性が重視され、そこでは人間の健康は顧みられることもなく、有害物質が撒き散らされてきました。その対立概念としてのエコロジーは、それゆえに理念に止まることはできず、社会の現実的なモデルを要請されました。こうして実現されたのが、カッセルのエコロジー団地といっていいでしょう。

〈エコ・ハウス〉の実現に関しては、ドイツが一つのモデルにはなりますが、それをそのまま日本で造ることは考えられません。地質、気候条件が異なるからです。彼女の強調される点です。決して教条的でないところが、ドイツ全国に波及していった大きな要因だと思います。

ここで採用された一つひとつの要素は、今日では、各家庭でも抵抗なく採用され、一般的な社会認識にまでなっています。それ以降のドイツのエコ・ハウスは、こうして多彩で変化に富んでいます。

チェルノブイリの原発事故が1986年ですから、ドイツでは原発の要らないエネルギー生活の下地がすでにできていたことになります。私は、反―脱原発運動の社会・思想基盤をここに見ます。

それに対して、こうした点での立ち遅れがフランスの現状ではないかと思っています。ドイツの研究家が、日本の脱原発から自然エネルギーへの転換に大きな期待を持つのは、日本が地質的な条件(海と風)に恵まれ、伝統的な意識と、古くから培われてきた技術と最新のテクノロジーを持っているからにほかなりません。

本項の最後に、エコロジーをめぐる世代間の問題意識のズレを紹介しておきます。エコ・ハウスに住んでいる16歳ぐらいの女生徒がいます。さりげなく、「どう、快適?」と話しかけたら、「あまり、好きではないね」と答えていました。これ以上追求はできなかったのですが、世代の価値観にしたがって、今後もいろいろな方向に変化していくと思います。それが生命力であるように思われます。(つづく)


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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

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笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

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11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

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流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令