原発通信204号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 204号 

2012/05/07発行

204-120507

吹きわたる五月の風は「希望」を感じさせます 42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

5月5日、前日までの悪天候がウソのように五月晴れの日でした。東京は、雨上がりの青空と、吹きわたる風は心地よく、50基ある原発すべてが今日停止します。「希望」を感じさせてくれる朝でした。原発通信も200号を越えました。原子力マフィア、原子力ムラの住人やそれに群がる「お調子者」をこの間批判ばかりしてきました。こう批判ばかり続けていると、「批判ばかりではね…、希望を語らないと」などという意見がよく出てきます。

しかし、私は思うのです。「希望を見る」から批判をするのだと。現在に「絶望する」のならば、批判など無意味だし、しません。しかし、批判なくして希望を語ることは詐欺だと私は考えています。原発問題に関していえば、「いつの日か原発のない社会が来る」ことを思うからこそ、現状をしっかり見、批判していくのだと思っています。

そして、思うことがもうひとつあります。脱原発にするにしても原子力工学等についての知識、スキルをもった人というのは今後も絶対必要だということです。先日の本通信で、学生も原子力離れを起こしているとお知らせしました。ある意味当然です。しかし、そういってまったく研究する人がいなくなってしまったら、脱原発、その後始末としての解体・廃炉、核燃料の処分という大問題をどうするのかという、これまた大問題が出てくるのです。

そこで、ゴミ問題がリサイクル社会の到来で脚光を浴びたように、脱原発、脱核社会へ向けての研究がある意味花形とまではいかなくとも日陰者にはならないような“しくみ”が求められると思うのです。そうした“脱原発・脱核社会は人類の夢”と語れる人が出てこないものかと思っています。

全原発が止まった2012年5月5日

本通信193号で、『問題は「原子力行政の信頼回復」ではない』と題して毎日新聞の倉重篤郎論説委員長(「毎日新聞は再稼働を否定するものではありません」―倉重論説委員長)のことを書きました。

5月6日付1面に彼が「ゼロから考える好機」と題した一文があります。冒頭、「この日が来ることを予想していた人は少ないだろう」などということから書き記しています。しかし、予想していなかったのは倉重さん、あなたですよと思うのです。あの玄海町町長でさえ「わかっていた」と言って「政府の無策」を批判しているのですから。

問題はそんなところではなく、毎日新聞の論説委員長という肩書を持っているお人が、さも政治のお目付け役としてのマスコミだといわんばかりに「今思えば、その過程で低コストと成長を優先するあまりに安全が軽視された。産官学の原子力ムラが推進複合体となり、メディアもチェックの責務を負いきれなかった」などと書いていることです。「メディアもチェックの責務を負いきれなかった」などというのを読むと、エッと絶句してしまいます。原発とメディアについて書かれた本を読んだことがある方はお解りでしょう。当初からの旗振りだった読売新聞はともかく、朝日新聞、毎日新聞も広告費欲しさにやってきたことを。まずそのことについての「自己検証」が必要だと思うのは私だけでしょうか。

「脱原発元年のスタート台にしよう」ということに関しては、異論はありませんが(この一文、毎日新聞のサイトで検索できないのですが)。

▶原発稼働ゼロ:国内50基止まる 泊原発3号機運転停止で

毎日新聞 2012年05月06日 00時32分

 相次いで「定期点検」のため停止されていった原発で、最後まで稼働していた北電・泊3号機、【同日午後5時に出力低下の作業を開始し、順調に作業を終えた。約2カ月半の予定で定期検査に】入るため5日午後11時3分についに停止したとのことです。稼働原発なしの状態は42年ぶりとのことです。

http://mainichi.jp/select/news/20120506k0000m040095000c.html

http://mainichi.jp/select/news/20120506k0000m040097000c.html

▶特集:国内原発全50基、きょう停止 過小評価体質、変わらず 原子力ムラ「ゼロ」招く

毎日新聞 2012年5月5日 東京朝刊

 この記事に日本の原発50基(福島第1の1~4は号機は除く)の詳細が表になって掲載されていますが、ネット版にはないのですが、おもしろいことに「建設費」、東電管内と東北電力管内全原発分(17基分)が「非公表」となっているのです。(毎日2012.5.5原発表)


「電源喪失を起こさない」が安全対策か

 再稼働問題で、安全対策が語られています。多くが原子炉や核燃料プールの冷却水ポンプを作動させる電源問題と津波です。福島第一原発の事故が冷却水を注入するポンプ電源が津波でいかれてしまったので、その電源確保だということなのでしょう。大飯原発にしても非常用電源を確保しただの、高台に設置しただのと言っています。南相馬市立総合病院長の金澤幸夫さんも「電源喪失を起こさない安全対策を条件に、もっとクールに考えないと」(毎日新聞5月6日付)と言っています。しかし、電源はあってもその冷却水を循環させるパイプラインをはじめそれらの構造物やシステムが安全とは言えないのです。ラインが寸断されたらオシマイなのです。ましてや建屋の下を活断層が走っているなどということが次々に明らかになっているのです。


今度は、志賀原発に活断層です

▶石川・志賀原発近くに活断層?

中国新聞5月4日

 渡辺満久東洋大教授(変動地形学)と鈴木康弘名古屋大教授(同)の調査で原発の耐震安全性を検討する際に考慮する必要のある13万~12万年前以降に動いた活断層の可能性が高い活断層が志賀原発の近くにあることがわかったといいます。これまでも活断層があるということはたびたび指摘されてきましたが、それを「大丈夫、大丈夫」と押し切り、建設してきたわけです。ここへ来てそうもいかなくなったということなのでしょう。


▶<ファイル>福井・大飯原発再稼働に厳しい意見──滋賀県原子力防災専門委員会

毎日新聞2012年5月2日(水)13:00

【石橋克彦・神戸大名誉教授(地震学)が現状での再稼働に最も強く疑問を投げかけ、「福島の教訓は、起こる可能性があることはすぐにも起こるということ。応急手当てではなく、耐震設計をやり直さないと、判断基準は全く意味をなさない」】と。まったくその通りです。


根拠を示さない・出さない関西電力

▶<夏の電力>関電の不足、15%まで圧縮 政府検証委

毎日新聞 5月2日(水)20時37分配信

【関西電力の今夏の供給能力が最大需要より15%足りないとの新たな試算を提示した】といいますが、昨日のTBSTV「サンデーモーニング」で関電と大阪府・市とのやり取りの場面が放映されていました。飯田哲也氏、古賀茂明氏などと関電のやり取りです。足らないという根拠のデータを出せと詰め寄っても、出さない。大飯原発再稼働した場合はなどと再稼働ありきの“議論”でした。それを見るだけでも「根拠」などいい加減だということがバレバレでした。

 それにしても、最近、飯田さん、余裕が感じされるようにTVでは見受けられるのですが。先週4月29日のNHKTV日曜討論「ニッポンの電力 どうする原発再稼働」でもそう感じました。それに引き換え、あの澤昭裕(現在、経団連「21世紀政策研究所」研究主幹)、福島事故の後は、“人を食ったような”語りでしたが、このときは目が“泳いで”いました。


その時を報じた毎日新聞大阪版です。

▶大阪府市エネルギー戦略会議:「関電、脅しているだけだ」 副社長らに委員激怒

毎日新聞 2012年05月05日 大阪朝刊


『通販生活』最新号、『「原発輸出」は是か非か』に、澤昭裕が発言していたので少し取り上げてみます。

澤昭裕 現在、経団連「21世紀政策研究所」研究主幹

1957年生まれ。一橋大経済学部卒。通産省入省、資源エネルギー庁資源燃料部政策課長を経て、2004年から2008年まで東大先端科学技術研究センター教授、2007年より現職。

 この男、TVなどで飯田哲也さんなどを鼻でせせら笑う態度をとるから、「原子力の専門家」かと思っていたら、何だ、経済畑出身です。資源エネルギー庁資源燃料部政策課長をやっていたというのを見て、なるほどと。ずいぶんいい思いをし、甘い汁を吸い、今は飼い主の大懐に入っているという御仁=番犬です。

『通販生活』最新号で、「福島原発事故から得られた教訓や事故対応の経験は、非常に貴重なものです」などといい、それを生かせば原子力利用の安全性を高めることになるなどと、のんきなことを言っています。今回の事故から得られた教訓、対応とは、ただ水をぶち込むしかないだけのプラント、爆発しないといっていたものが大爆発、放射性物質が飛び散らないように紙おむつにも使われているポリマーを撒くこと。そして、石橋克彦さんが言われるように、「福島の教訓は、起こる可能性があることはすぐにも起こるということ」。そんなもんでしょう。

 櫻井よしこも発言しているので、後日報告します。

再稼働の是非については「政治判断がありうる」と留保?

▶橋下市長:「原発ゼロ無策は国家危機」

毎日新聞 2012年05月03日18時03分

 昨日、都民投票の情報を発信している中野・杉並の方から田中優さんからのメルマガ125号を「戦うための知識として共有していただきたく」ということで送られてきました。それによると橋本大阪市長、「2月に経産省や民主党幹部と隠密裏に意見交換した後のことだ。とっくに橋下は心変わりをしている」とのことです。

「拡散希望」とありましたので、いかにメルマガのアドレス貼っておきます。



<緊急拡散希望!>田中優より「偽装停電の夏」をくいとめよう

田中優メールマガジン125号 

【ピーク時の「夏場・平日・日中」は、家庭の三分の二は不在で、ピークの電気消費に対する家庭消費の割合は1割にすぎないのだ。だからそもそも家庭の問題ではない。節電すべきなのは事業者なのだ。】

【大阪市の橋下市長、人々のライフスタイルの問題にすり替えている。
それは橋下が2月に経産省や民主党幹部と隠密裏に意見交換した後のことだ。
とっくに橋下は心変わりをしている。】


 一方、毎日新聞5月6日付「原発ゼロ 下」と題した記事「大飯以降見通せず」との記事に橋下市長への反発で民主党内に「伊方を動かせれば、大飯は橋下市長のせいで再稼働できなかったということにしてもいい」という意見さえあるということが書かれていました。

橋下大阪市長を知る

▶ストーリー:橋下氏、野心の源流(その1) 破れた革ジャン5万円

毎日新聞 2012年04月16日 東京朝刊

 先月、毎日新聞の1面に大きく掲載された記事です。早稲田での経験したこと、司法試験に合格、晴れて弁護士に。自分の事務所をもつなど、興味深い内容です。彼とは何者かを知るうえで一つのヒントになるでしょう。

▶家庭向け電気料金の値上げ、10・3%申請へ

読売新聞 5月3日(木)9時1分配信

 物言わぬ消費者からという考えなのでしょう。


原油だけじゃない、ウランだって輸入でしょう

▶再稼働へ向け「最大限の努力」電事連会長

 5日、電気事業連合会の八木誠会長(関西電力社長)、「立地地域をはじめ広く社会の皆さまからの信頼回復に努め、できる限り早く原子力を再稼働できるよう最大限の努力を続ける」とのコメントを発表したそうです。続けて、原油や天然ガスなど火力発電の燃料は海外からの輸入に依存していることをあげ、「原発はこれからも大変重要な電源」と強調した(毎日新聞5月6日付)とのことですが、ウランだって輸入品でしょうがと。


ライフライン、なぜ、1本にするのか理解できません。

▶関西電力:オール電化住宅なお促進

毎日新聞 2012年05月05日 17時45分

 阪神大震災で、「ライフライン」という言葉が一般に使われるようになり、非常時にライフラインの確保の問題が盛んに言われているのにもかかわらず、なぜ、電力会社の「口車」に乗って、オール電化などというシステムを導入するのかわかりません。複数のラインをもつというのは危機管理のうえでの基本中の基本のはずです。だからこそ、非常時を想定しての通信・情報の確保を目的に「インターネット」というものが米軍によって開発され、現在、民間にその技術が開放されて現在のネット社会が出来上がっているということを見てもわかろうと思うのですが。

 電気がだめなら、ガスは、プロパンはと。数年前、私の兄が「オール電化にしたんだ」と言ってきたとき、何を考えているのかと怪訝に思いました。「電気が止まったときどうするんだろう」と、私など単純に思ったのです。電気はいつも、間違いなくあると思う考えが理解できなかったからです。3.11の前です。

【関電広報室は「オール電化を通じて、低炭素社会の実現と、ピーク需要の抑制に向けた取り組みを推進しており、継続していきたい」と、今後も推進する構えだ。山藤泰・関西学院大客員教授は「電力需給が逼迫しているのにオール電化を売るのは矛盾。それでも続けるのは『再稼働をあきらめた』と思われたくないからではないか」と指摘している。】


学ばない「学会」です。

▶特集ワイド:原子力学会定例会ルポ ムラ、やっぱり閉じたまま

毎日新聞 2012年05月02日 大阪夕刊

その学会とやらで出たトンデモ発言の一部。

【「地震による損傷はなく、『想定外』の津波が問題だった」と言いたいようだが、はっきり「結論」を言わない】

【京都大の若手研究者が「2号機は思いのほか損傷がなかったとの発表を聞かせていただきました。今後もいろいろ言われるでしょう。東電の皆さまの苦労にお礼申し上げます」と東電に「助け舟」を出す一幕】

【「原爆が落ちた広島は今や長寿県。放射線測定を熱心にやり過ぎると、被ばく線量100ミリシーベルト以下でも問題だと言い出す人が出てくるので心配だ」】

【「危険性は低い。大げさに騒ぎすぎだ」と言いたげな数々の発言】

 しかし、科学者の良心に忠実な人もいます。

【福井大名誉教授の山本富士夫さん(71)=福井市=に感想を聞いた。「学会というより過小評価の説明会だった。がっかりしたけど、こうなると思っていた。彼らは結局、ムラから一歩も出やしないんだ」とため息】


▶リスクと向き合う:進む橋の老朽化 膨らむ財政不安

毎日新聞 2012年04月30日

【(東京都道路整備保全公社の)高木室長は、自らの経験も踏まえ「インフラは造れば終わり。維持にお金をかけるという認識がなかった」と、点検が軽視されてきた背景を話す】

これ、何も道路行政の話だけではないと思います。原発も、立派なコンサートホールも、いわゆる「ハコもの」といわれているものすべてです。つくればいいのです。後は野となれ、山となれです。


NHKTVで『憲法記念日特集「震災と憲法」』を聞いて

 5月3日憲法記念日ということでNHKTVでは『憲法記念日特集「震災と憲法」』と題した討論会を行っていました。それを見て感じたことを少し。出席者の江川紹子さんの発言を紹介します。

 憲法に「緊急事態」を書き込む必要があるかとの件です。江川さん、有事と自然災害は違うということ。「なぜ上から決めてもらいたがっているのか」と問い、なぜ自分で決められないのかといい、それらは制度の問題ではなく運用=人の問題ではないかといいます。憲法改正というまず改正ありきという議論はおかしいと唱えていました。有事立法議論があったことを忘れてはなりません。

▶ウォール街占拠運動:数千人がNY中心部デモ

毎日新聞 2012年05月02日 11時39分

【最近は鳴りを潜めていた「占拠」運動だが、メーデーに合わせて「春の復活」をアピールした】とのことです。それにつけても米国の運動については「写真付き」です。脱原発行動については、毎日新聞、5日の芝公園での集会記事は記事のみ、写真などありません。約5500人参加とあってもです。


仏大統領選:オランド氏が勝利 17年ぶり社会党大統領

毎日新聞 2012年05月07日 14時22分

 とりあえず、差別主義者、市場主義者のサルコジが舞台から去りました。

【「移民を敵視したサルコジ氏は俺たちの誇りをズタズタにした。国民はオランドを勝たせたのではなく、サルコジを追い出した」と涙を流した】


▼寄せられた情報

▶「原発」都民投票総決起集会&げんぱつ?YES/NO パレード

6月3日(日)午後 新宿中央公園水の広場にて開くことが決まりました。詳細は後日お知らせいたします。

▶本請求は、< 5月10日木曜日 > 於都庁第二庁舎正面玄関(1階)です。

都庁前を埋め尽くして、条例案可決を願う私たちの姿を示しましょう。

ここからが本番のスタートです!大勢の方のご参加をお待ちしています!

【日時】:5/10(木)

【場所】:都庁第二庁舎 正面玄関前 ※1階です。2階ではありません

     http://www.metro.tokyo.jp/ANNAI/TOCHO/annaizu.htm

【スケジュール】

12:30頃 赤坂事務所から署名簿が出発

13:00頃 署名簿到着(都庁地下駐車場)

     署名簿の入った箱を、”箱運び隊”が正面玄関まで運びます。

13:15  受任者、サポーター集合・・・第二庁舎正面玄関(1階)

     ※パレードや音楽演奏、都庁周辺の皆さんへのアピール大歓迎!

14:00  本請求セレモニー

     ”箱運び隊”が署名簿を都庁内へ運び入れます(総勢200名予定)


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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令