原発通信 229号2012/06/07発行
大飯原発再稼働反対の抗議行動 ▶6.17 大飯原発再稼働反対 福井現地集会 バスツアーについては右記参照 http://coalitionagainstnukes.jp/?p=553 詳しくは、こちらへ。「経産省前テントひろばより」 鹿児島県知事選に勝利しよう! 「原発のない鹿児島をつくる会」代表の向原祥隆氏が正式に出馬表明 鹿児島県にお知り合いなどいらっしゃる方は、応援連絡をお願いします。 ▶大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」 以前からも原発が立地しているところの断層の問題を指摘している東洋大の渡辺満久教授らが指摘しました。野田首相や細野原発「再稼働」担当相、大学では政治学や、法学を修めて人です。原子力や地質学の専門家ではありません。それなのに、「おおむね妥当」だの、「満たされている」だのと言って再稼働まっしぐらです。仙谷は、議員になり前は弁護士です。そういう連中が額よせあって、「再稼働で行くか」と決めているのです。 【敷地内を走る軟弱な断層(破砕帯)が近くの活断層と連動して動き、地表がずれる可能性があるとの分析結果を渡辺満久東洋大教授(変動地形学)と鈴木康弘名古屋大教授(同)が6日まとめた。渡辺教授は「原子炉直下を通る破砕帯もあり、早急に現地調査すべきだ」としている】 ▶<原子力規制庁>全職員が出身官庁に戻らず 与野党で合意 【規制権限を持つ「原子力規制委員会」の事務局とする「原子力規制庁」について、関係省庁からいったん配属された職員が出身官庁に再び戻らない「ノーリターン・ルール」を全職員に適用することで合意した。経済産業、文部科学両省の原発推進部門と規制部門を職員が行き来する従来の人事異動をやめ、安全規制の独立性を担保する狙い】 当たり前です。基本中の基本です。そういうことすら無視し、ムラを形成していたのです。 普段はのんびり仕事をしているくせに、こういうことは速い ▶<美浜原発>2号機 40年超も認可 炉規法改正では再審査 【原子力安全・保安院は6日、7月に運転開始から40年を迎える関西電力美浜原発2号機(福井県美浜町、50万キロワット)について10年間延長することを了承した。保安院内での手続きを経て近く認可】 駆け込みといわれようが、何と言われようが、前進あるのみというもがきにも似た醜態をこの機に及んでもするという神経、並みではありません。何だったらこんな仕事務まらない? でしょうね。 今出したら、まずいっしょ、ということです。 ▶滋賀へSPEEDI提供せず 文科省今度は「規制庁待ち」 先日、滋賀県の求めを無視し、SPEEDIの情報を滋賀県に提供していないと報告しましたが、今度は、原子力規制庁が発足していないから、出せないとのことです。 そもそも、出せともとめられたものあるのか。どうか、あったとしても、今の時期都合が悪いから、屁理屈付けて出さないということでしょう。 ▶福島原発4号機予備ポンプが復旧 プール水温上昇、42度に 冷却ポンプが止まり、冷却できなくなったら、すぐに上昇するほどの崩壊熱が出ているということです。 ▶何もできないから、運を天に任せるで、いいのか 福島第一原発4号機が「爆発する危険性」をどう考えるべきか 3000万人に避難勧告、そして日本は終わる 誰が名付けたか自民党「脱原発三銃士」が青森県を視察 ▶青森県視察 河野太郎ブログごまめの歯ぎしり2012年06月04日 08:54 自民党のエネルギー特命委員長山本一太(参)、岩屋毅(衆)と、河野太郎、【誰が名付けたか「脱原発三銃士」】と呼ばれているそうです。 【国の政策はもちろん変わることがある。とくに核燃料サイクル政策は変わらざるを得ない】 【六ヶ所村のために国が政策を変えられないということがあってはならないし、国が途中で政策を変えたからといって、その地域をほっぽり出すことはありえないということを地元の皆様にはこれからも丁寧に説明し続けなければならない】 【大間原発の場合、なぜ、電源開発がこんなコストのかかるものをやるのだろうか】 【現場で、副社長に尋ねたが、明確な答えは返ってこない】 ▶定款変更 都が株主に呼びかけ 【東京都が、経営の透明性を高めるため、電気料金の根拠の公開などを定款に加えることを求めていることについて、猪瀬副知事は、ほかの株主に賛同を呼びかけていくことを通して定款の変更を目指していく】と。 【猪瀬副知事は「会社の目指すべき方向を示すのが定款であり、政府の公的資金が投入される東京電力は、身を削る覚悟があるのなら定款に書き込むべきだ」と】 ▶東電 都などの株主提案に反対 【これらの株主提案に対して、会社側は招集通知の中で、いずれも反対の意見を示してい】るとのこと。 「修正」はしません、というのが東電の「習性」ですから、か。 ▶放射線の教え方学ぶ研修会 放射線のことを考えたこともない先生たちが学ぶことはいいのですが、何をテキストに、どう学ぶのか、中身が心配です。 ▼どうでもよくないか? 何か、勘違いしていませんか?! ▶<スカイマーク>機内の苦情対応の文書を修正へ 低料金で注目を集まる航空会社にあって、このスカイマーク社、何を考えているのか首をかしげたくなります。東京都が訂正を求めたことからですが、文句があるなら「消費者センター」へは、サービス業とはという根本の勘違いでしょう。それよりも、この一報をテレビのニュースで知ったとき、以下の文面があると聞いたときは、えっ!なに!とこんな会社が今時あるんかいなと思いました、何かというと、その各シートの後ろにはさんである乗客向けサービス説明書「スカイマーク・サービスコンセプト」なるものに書かれていることです。それがいま、「なかなか笑える」話題となっているようです。 その中身とは、 「お客様に対しては従来の航空会社の客室乗務員のような丁寧な言葉使いを当社客室乗務員に義務付けておりません。客室乗務員の裁量に任せております」 「幼児の泣き声等に関する苦情は一切受け付けません。航空機とは密封された空間でさまざまなお客様が乗っている乗り物であることをご理解の上で搭乗いただきますようお願いします」 「機内での苦情は一切受け付けません。ご理解いただけないお客さまは・・・『スカイマークお客様相談センター』あるいは『消費生活センター』等に連絡されますようにお願いします」 「一切受け付けません」という文言はなんだと思うのです。こういう表現をしたら、どう受け取られるかということすら無自覚なのでしょうか。何人かの目を通っているのだろうと思うのですが、私にはほとんど信じられません。わかりやすいと言えばわかりやすく、誤解されることもないといえばないでしょう。しかし、です。自分の「仕事」とは、何をして、お金をもらい、その再分配なのかという基本的なことすら理解していないから、こんな文言の文を平気で書けるのでしょう。バブル世代が中堅層を担うようになって久しいです。そのせいかどうか…。 そういう人が「増殖」しているように思うのは、私だけ? | ||