原発通信246号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 246号 

2012/06/28発行

246-0628

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

 6.22当日の夜のテレ朝の報道ステーション、首相官邸前での抗議行動をようやく報道。ゲストに日本総研の寺島実郎が出ていました。古舘氏、「これだけ国際社会に迷惑をかけて、放射能汚染の広がりがあった時に、日本が原発を脱して、国際社会にそういう国になるんですって見せる」などといい、寺島は例によっていつもの原子力技術を保持して云々の話、歯切れ悪くしかめ面。私も首相官邸前に言っていたので見られず、探していたらほとんどが削除されていました。ようやく見つけたところも今日はもう削除されていました。(下記に文字起こし

 寺島にとって、世界とはイコール・アメリカでしかありません。寺島実郎(1947年生まれ)、1969年の第二次早大闘争時、反全共闘派としてスト解除に動いていたとのこと、本人が言っていました。卒業後、三井物産入社。一時、まともなこと言っているなあと思っていましたが、原発問題で、化けの皮がはがれてきたというところでしょう。

 ところで、きょうの週刊文書の新聞広告に「絶好調テレ朝激震!『報ステ』古舘伊知郎が『俺は辞める』宣言」と。何やら嫌なにおいがします。見出しだけしか見ていませんが、この手のもの要注意かと思うのです。古舘氏のこの間の原発報道のスタンス、気に入らない連中がいるはずです。本人が辞めるなどといっていなくても、ガセネタをリークし外堀を徐々に埋めていき、いつの間にか辞任という雰囲気をつくり、本当に辞任せざるを得ない空気をつくっていくということなどよくあることですから。


▶<東京電力>原発輸出事業から事実上撤退 事故対応を優先

毎日新聞 628()231分配信

 東電、【福島第1原発事故の対応で手いっぱいのため、日本の原発を新興国に売り込む国策会社「国際原子力開発」(東京都千代田区、資本金・同準備金2億円)が進めるベトナムでの原発建設計画への参加を断念する】ことになったとのことで、日本の原発輸出ビジネスが見直しが迫られるというのですが、先日、日立がリトアニアと原発建設で合意というニュースもありましたが。

 同記事によると、これまでは東電がリーディングカンパニーだったが、フクシマがあるので、関電に代わってもらうとの経産省の声もあるとのこと。どうなったら懲りるのでしょうか、この連中=原子力マフィアは。

▶<核物質管理センター>電力会社などからの賛助金を全廃

毎日新聞 628()231分配信

【核物質の軍事転用防止のための検査を文部科学省から委託されている公益財団法人「核物質管理センター」(松浦祥次郎会長)が、検査対象の電力会社などから賛助金を受け取っている問題で、センターが来年度から検査対象機関からの賛助金を全廃することが分かった。センターは「検査の公正性に影響はない」と主張していたが、「国民の理解が得られない」と方針転換した】とのこと。この「核物質管理センター」ですが、毎日新聞の調べによると、【年間1億円近い賛助金の大部分を原子力業界から受け取ったり、役員の半数が同業界関係者で占められたりと、運営に利害関係者が関与している】ところとのことです。要は、天下り先、“渡り鳥”の受け皿組織だということでしょう。

核物質管理センター

大荒れの各電力会社株主総会

▶東電:「国有化」を議決 値上げに非難集中 株主総会

毎日新聞 20120627日 2125

 テレビで、株主総会の様子が映し出されていましたが、東電勝俣会長、年老いて、滑舌の問題が見受けられましたが、なんのなんのカエルの顔に何とかで、いい根性しているという感じでした。なんと言われようと、自分たちの利益を守ることだけです。まさに、産業資本と金融資本が一蓮托生とがっちりマフィアのごとく〈団結〉しているということです。

 関電の副社長、原発を稼働させないと燃料費が9000億円もかかると言ってましたが、じゃあ、核燃料の処理にはいくらかかるのですかです。天文学的な金額と、10万年ですか。

 関電の会場、最後、いろいろ怒号が飛ぶなか、緞帳がするすると降りて、閉幕ですという様子を見ていると、この連中には、「話し合い」ということ自体無意味だと思ってしまいます。しかし、こうしてテレビで映し出されることで、世間に連中の生態が伝わっていくことは、意味があるかもしれません。

 国有化問題、賠償問題等山積するなか、ボーナスなど枝葉な問題に流されがちだとの意見もありますが、報酬・給料は出るは、ボーナスは出るはとなったら、到底「庶民感覚」では了解できないということです。東電、これで、賠償、廃炉問題など、国に負わせることができるということでしょう。国、つまり、東電の不始末を税金=血税で始末するということです。「到底了解できるものではない」と思います。他のマスコミがどう報じているか、下記にいくつか貼っておきました。

東洋経済

東京新聞

▶「東電病院なくせ」東電株主総会で猪瀬副知事

テレビ朝日系(ANN 627()1520分配信

 東京電力病院、東電の社員とOB専用の病院で、現在113床のうち約20床しか使われていないそうで、社員以外は診ない病院だそうです。

▶東電病院 稼働率2割でも 一般患者受け入れず

東京新聞2012627 夕刊

【稼働率は二割未満。東京都が二〇〇九年に定期監査に入った当時も百九十二床の設置許可を受けながら、六十人余りしか入院しておらず、ベッド数を減らすよう指導】

【JR信濃町駅から徒歩五分、慶応大学医学部に隣接する一等地にあり、資産価値は百二十億円を超えるとみられる】

【都内にはNTTやJR、東芝といった大企業の病院もあるが、社員に限定せずに一般患者も受け入れている】

▶「東電値上げなら給与3割削減を」消費者庁検討チーム

2012年6271127

【家庭向け電気料金の値上げについて、消費者庁の検討チームは27日、料金算定の基礎になる「原価」に盛り込む社員の給与・賞与を少なくとも30%程度削減すべきだ、などとする意見をまとめた】

▶東電:広瀬社長、柏崎刈羽の「再稼働ありき」否定

毎日新聞 20120627日 2319

 毎日新聞のインタビューに応じ、【柏崎刈羽原発の再稼働を13年度以降と記したことについて、「仮置きの形であって、稼働ありきではない」と強調】

 広瀬 直己新社長、76年一橋大社会学部卒

▶関電株主総会が大阪市の提案否決、橋下市長は原発リスク訴える

ロイター 627()1551分配信

【質問に立った橋下市長は、「衰退産業が歩んできた道を今、関西電力は歩んでいると思う」と発言。その上で「衰退産業もその時に、時代の転換を読めずに、そして経営を誤った。今がまさに時代の転換だ。エネルギー供給体制の転換だ」と訴え、「リスクをしっかり念頭に置いて、新しいエネルギー供給体制を目指してほしい」と】

 この意味では、橋下の言っていることは正しいです。

 それにつけても、八木社長、「(関電は)地域に根差した企業であり、地域、自治体からの信頼を得ることは大変重要」と、自治体との連携に意欲を示した」と…? こういう厚顔、上から目線、どの面下げてと言いたくなります。

▶週刊茨城ニュース:「脱原発」「脱東電」と節電の夏 PPS切り替え相次ぐ/茨城

毎日新聞 20120623日 地方版

【液化天然ガス(LNG)基地を茨城港日立港区(日立市)に建設する東京ガスの岡本毅社長は19日、県との土地売買契約が正式にまとまったお礼に県庁を訪問。計画を立てた震災前との状況の変化に「エネルギー転換への期待は大きく、応えることは事業者としての責務」と】

【県内の自治体でも、福島第1原発事故、電気料金値上げにより、東電への不信感や経費削減のため、電力の購入先を「特定規模電気事業者」(PPS)に切り替える動きが相次いで】いるとのこと。【現在、県と9市町がPPSと契約しており、さらに9市町村が近く購入を始めるそう】

▶福島原発:中間貯蔵施設誘致を要望へ 大熊町の住民団体

毎日新聞 20120623日 0300

 6.22首相官邸前での抗議行動に参加した翌日の記事だったようです。見逃していました。それにつけても、大熊町というところがわかりません。私にとって不思議の町=大熊町なのです。大熊町に関する情報に接するたびに思うのです。「この町に何が起き、何があったのかと」

【福島県大熊町の住民団体「町政研究会」は、町内への早期建設を求める署名と要望書を7月にも政府に提出する。前町議の木幡仁代表は「苦渋の決断。町に帰れないなら施設を受け入れ、生活再建できる補償を受けた方が復興は進む」と】

【中間貯蔵施設を巡っては、同原発が立地する双葉、大熊、楢葉の3町が設置を要請されているが、いずれも受け入れを表明していない】

▶福島第1原発:1号機圧力抑制室外側で高線量を検出

毎日新聞 20120627日 2311

単位が違いすぎます!

【東京電力は27日、福島第1原発1号機の原子炉建屋内にある圧力抑制室外側で毎時1万300ミリシーベルト(毎時10.3シーベルト)の放射線量を検出したと発表】【放射性物質を含む水が外に漏れているのが原因とみられる】

【松本純一原子力・立地本部長代理は27日の記者会見で、「これだけの高線量下では、ロボットに作業を頼らざるを得ない」と】、きっとシラッとした顔で言ったのでしょう。ロボットができることって、どんなこと、どの範囲なのでしょうか。それ以外は…。

▶「壊れない」ことにされていた原発の格納容器 このまま事故調査報告が出たら世界の笑いものに

烏賀陽 弘道2012.06.28(木)

『原子力防災』の著者、松野元さんの指摘です。

【「現在の立地審査指針は格納容器が壊れないことを前提にしています。格納容器は壊れないことにして安全評価を行っている。格納容器は英語では“container”=『放射性物質の封じ込め容器』です。壊れると中から放射性物質が漏れ出す。それは『ないこと』にしてしまった。だから『原発から煙のように放射性物質が噴き出す』なんていう事態は考えていない。考えなくていいことになっている」】

【「半径1キロなら、原発の敷地内だけで済んでしまいます。半径10キロは砂漠や荒野を持つ国の基準です」】

 その他、避難経路の問題、オフサイトセンターの問題等興味深いことが書かれています。ぜひ一読を!


原子力ムラ 今日の「No problem!」

▶道原子力防災専門委座長 原発関連企業から寄付 4年で550万円、現在も受領

北海道新聞(06/28 06:45

 カネをもらっても影響はない、だとするなら、恩知らず、泥棒の類です。どこに、見返りを求めないでお金を出す企業があるというのでしょうか。ところでこういうお金、経理上はどう処理されるのでしょうか。

【泊原発(後志管内泊村)の事故を想定した道原子力防災計画の課題を整理する有識者専門委員会の座長を務める島津洋一郎・福井大付属国際原子力工学研究所教授が、北大教授だった2006~09年の4年間に三菱重工などの原発関連企業から計550万円の寄付を受けていたことが27日、わかった】

【島津教授は北海道新聞の取材に対し、寄付の事実を認めた上で、委員会の議論への影響は否定】

20120622 古舘伊知郎 官邸前 再稼働反対抗議行動 45000人 寺島実郎

テレビ朝日6月22日

 寺島実郎の「持論」、「核技術をしっかり持ち続けること」に、古舘が「寺島さんとは意見が違いますが」と反論。確かに、今後、使用済み核燃料の始末や、廃炉の問題があるので、その筋の専門家の育成は必要なのですが、寺島の言っていることは、どうもきな臭いのです。パワーバランスのうえでの核なのです。

 ▶6月22日首相官邸前に4万5000人が集まった日の報道ステーション(文字起こし)

 ゲストに日本総研の寺島実郎

 寺島実郎、反論されるとは思っていなかったのでしょう。しかめたり、唇をかんだりの顔が見ものだったのですが、動画は、次々と削除されています。そういう私も、昨日ようやく見つけることができた次第です。TBSサンデーモーニングでいかにも分け知ったり顔で余裕たっぷりに話す彼とは大違い、しかめたり、言葉が詰まったり(まあ、しどろもどろともいう)、論旨が取りにくくなったりと、さんざんでした。

 この時の話を文字起こししてあるところがありましたので、使わせていただきます(丸G体部分と文中の太字部分は私です)

 

(6.22首相官邸前での抗議行動がヘリからの映像流れる)

古舘「あの…寺島さん。この、大事な世論の、まあ一部、というか多くというか。それが今の政治の動きに全く反映されないというなかで、こういううねりがどんどん広がっているように私は思うんですが。デモに関して。」

寺島「ええ」

古舘「寺島さん、どういう印象」

寺島「僕はね、この市民が発言する力っていう問題意識の高さってすごく大事なことだから。我々は(噛む)間違いなく注目しなきゃいけない。だけどその市民の側もね、僕はそのおとといまで海外動いてたから。そう感じるんですけども。不可解な日本という印象を世界に与えてることについて、もう少し我々自身が理解を深めなきゃいけない部分があると。なんだって言うとですね。日本政府はね、今、限りなく原発に依存しない社会なんて言葉を使ってですね、ひょっとしたら2030年の、電源のゼロですね、でん…原子力をゼロにしようってことさえ可能かもしれないっていう空気を漂わせながらね。その一方でつい先月ですよ。オバマ大統領と面談してる首相、日米共同声明の中で、日米連携の柱の一つとしてね、日米原子力協力っていうのをうたってるわけですよ。」

「それは外から見るとどう見えるかっていうと。自分の国ではね、子供たちの未来のために原子力の危うさ、やめようっていう動き見せながらですね。外にはね、日米で協力して原発を大いに外の国に売り込もうとしてる日本っていう姿が見えてきちゃうわけですよ。ですから、その純粋に日本の原子力のあり方についてね、情熱を燃やして議論するのも大事なんだけども。それに加えてね、日本という国が世界に対してね、持ってる位置。例えば現実問題として日米原子力共同体って言葉があるんですけども。東芝がねウエスティングハウスを買ったと、2006年に。で、GEと日立のいわゆる原子力のジョイントベンチャーができてると。日本自身が世界の原子力産業の中核地帯になっちゃってるわけですよ。」

(聞かれていることには答えることができず、話を得意の「昨日まで○○に行っていて、向こうの人の話を聞くと……)と、ずらし、アメリカのエージェントぶり発揮」)

古舘「リトアニアに売ることが決まりましたね」

寺島「で、現実にそういう状況になっている日本がね、日本の国内で、エネルギー政策をどういう選択をしてくるのかっていうことを、息を呑むように見てるってのが世界の空気なんですよ。だからこそね、我々はこれ、議会も議論もする場もなくね、要するに国際社会に対してそういうスタンスを見せてるっていうことについて、しっかりした問題意識を持って。その原子力発電の問題と、昨日の夜この番組でまさにそこに突っ込んでましたけども、いわゆる安全保障とか国防っていう問題がね、原子力っていうのは、絡みついてきちゃうわけですよ。軍事っていうものとね、それからその平和利用の原子力発電っていうものが絡み付いてくる。それをどういうふうな位置関係で整理してね。アメリカとの関係ってのがすごく重く出てきちゃうんだけど、ここでも。日本人としてこれ本気でね、原子力、の問題について、きちっとした考え方を政府が示さないとね。これは、あの、この種のいらだちっていうのが、繰り返されると思いますね」

古舘「もういらだちを私は超えてると思うんです。あの、原子力基本法の問題くる、今日は時間がなくてできませんけれども。国会が会期延長するならば、これについて、ちゃんと1から話し合ってもらいたい、っていう気持ちを強く持ちます。

※唇が乾く寺島実郎

古舘「で、先ほどのお話に戻りますが。海外、外国、国際社会から見た時に日本の二枚舌の政治、一方で原発をどんどん外に売ろうとしていながら、国内では違うことを言ってる。不可解な国日本、分かるんですね。で、そっから私生意気ですが、寺島さんと全く意見が違っていて海外に原発を売ることもさることながら、国内で福島の事故が起き、そして東電・政府はじめ、そういうところの情報隠蔽、全く、不信感が募りってなった時に、ここは原発を、とにかく脱していくっていう方向が模索できないかを、ちゃんと話しあわなきゃいけないという考えなんですが」

寺島「ん、そうですね。僕のポイントはですよ、原子力の技術基盤を、日本が失ってはいけないと。例えばアメリカと向き合う時、国際社会のエネルギー戦略に向きあう時に、原子力の専門性の高い人材を失うっていうことはですね。ほとんど、この国の発言力を失わせるっていう意味でね。技術基盤の蓄積っていうことがポイントで。じゃあ、その視点に立った時に、発電のどれぐらいを原子力でやるのがギリギリなんだろうかってのが僕ね、まさに、その論点でぎぢ(噛む)、きちっとした議論をすべきだってのが僕が今、言ってるとこなんです。エネルギー調査会なんかで」

古舘「寺島さんのお考えは分かるんですが。しかしながら、不可解な国日本でいうと、これだけ国際社会に迷惑をかけて、放射能汚染の広がりがあった時に、日本が原発を脱して、国際社会にそういう国になるんですって見せるっていうね。そういう考えも、そこは1つ寛容に、議論していかなきゃいけないと思うんですね」

寺島「その通りだと思います、そこは」

古舘「はい」

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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原発の安全基準を検討するメンバー決まる

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“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

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安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令