原発通信264号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 264号 

2012/07/24発行

264-0724 7.29国会包囲行動

政府事故調、報告書を提出

 最後の事故調報告が出ました。しかし、これといって目新しいものはないようです。この政府事故調の委員になっている九州大学副学長の吉岡斉氏が若かりし頃、ちょっと縁があり知っていたものですから、どうするかと関心をもって見ていたのです。昨年、西南学院大学で講演したというので、その講演録も取り寄せて読んでみました。その講演録を読んで、そのデタラメさと改めて知ったわけです(本通信158、159号)。

本通信159号で、【「私(吉岡氏)としてはそう簡単に再稼働させないぞという立場をとっています。過酷事故を起こさないような技術的・制度的仕組みを整備することが必要条件です」と。それに期待したいのですが、「技術的・制度的仕組みを整備」されれば、再稼働OKということでしょう】と書きましたが、やはり、「技術的・制度的仕組みを整備」されたと何を根拠にか、野田首相は「自分の責任で」といって再起動を「決断」、大飯原発3、4号機は再稼働され、現在フル運転しています。吉岡さん、「力及ばずして」なのか、残念でした。

 どの事故調報告もそうですが、今現在のところ、「事実はわからない」ということだけは共通しています。アンゼン教の人たち、死んだ人はいなく、安全なのですから、現場に行って確認してきてほしいものです。「ほら、大丈夫でした」と。それができないのなら、「原発依存率40%といったらそっちを賛成する」などと言わないことです。それをしてから言ってほしいものです。電力会社=推進派=アンゼン教の信者たち。

▶<政府事故調>規制庁に継続調査の部署設置へ

毎日新聞 7月23日(月)23時38分配信

【畑村委員長は「原子力災害が二度と起こらないよう提言した。政府は真摯(しんし)に対応してほしい」と要請】

【東電の「想定外」という主張に対し、「根拠なき安全神話を前提にして想定してこなかったからに過ぎない」と批判。東電には、不十分な津波対策や組織的な危機対応能力の弱さなどの問題を解消し、より高いレベルの安全文化を構築するよう求めている】

 とのことですが、そもそも、原発・原子力に対して「より高いレベルの安全文化を構築する」ということが成立するのかどうかです。言葉尻を取るようですが、「より高い」ということは、当たり前ですが「絶対」はないということを言っていることと同じです。原発・原子力は「絶対」がなければ動かしてはいけないものなのではないでしょうか。それを、今、分かっている範囲で「より」と言っても、3.11では想定外、1000年に一度などといって逃げようとしているわけで、今度(あったら困るのですが)起きたら、1500年に一度とか、今までの知見にないなどと言うにきまっています。今の知見にないことをしてはならないのです。何せ、相手が原子核・人の手に負えない代物なのですから。NHKスペシャル「メルトダウン連鎖の真相」(下記)で東電の幹部が言っているように事故が起きたら「日本がおかしくなってしまう」ものなのですから。

▶政府事故調:「東電・政府に複合的問題」最終報告書で指摘

毎日新聞 2012年07月23日 17時42分

【東京電力福島第1原発事故を調べていた政府の事故調査・検証委員会(畑村洋太郎委員長)は23日、最終報告書をまとめた。事故が深刻化した背景には、東電の初動対応に不手際があり、政府の避難指示や情報発信などで被災者の立場を踏まえていなかったと分析。事前の津波対策も不十分で、東電や政府に「複合的な問題があった」と結論付けた。再発防止に向け、広域で甚大な被害をもたらす事故・災害には発生確率に関係なく対策を行うという新たな防災思想の確立など25項目を提言した】

 ◇政府事故調最終報告書の骨子

・代替注水装置へ切り替える時、福島第1原発では第2原発に比べ、必要な措置が取られないなど対応に問題がある
・東電などが炉心溶融分析などのためにコンピューター解析で使った数値は、実測値と乖離(かいり)し信用できない
・冷却機能を喪失させた原因で、地震による主要機器の損傷は考えにくい
・SPEEDIは公表されていれば、避難に生かすことができた
・水素爆発の要因は何らかの金属摩擦や漏電などの可能性が考えられる
・東電が全員撤退を考えていたと断定できない
・関係閣僚らは地下の危機管理センターを活用せず官邸5階で意思決定したため、情報共有に弊害があった
・菅直人前首相の介入は現場を混乱させた

▶政府事故調:最終報告書 防げた人災と指摘

毎日新聞 2012年07月23日 13時58分

【政府事故調が重視したのは事故の再発防止で、関係者の本音を引き出すため責任追及を目的としなかった】

【慎重な表現が目立ち、疑問に答え切れていない面もある】

【報告書が突きつけた原発操作の不手際や官邸の初動のまずさなど数々の問題は、どれも適切に対応していれば、被害の拡大を防止できたことをうかがわせる】

【報告書が「問題点が複合的に存在している」と指摘するように、根は深い】

▶政府事故調:規制当局と電力会社との不適切な関係を指摘

毎日新聞 2012年07月23日 14時11分

◆作文を要求 原子力安全委員会は93年6月、原発の全交流電源喪失事象(SBO)に関する報告書をまとめた。

 報告書作成で、安全委事務局は東京電力などに「長時間のSBOを考えなくてもいい理由を作文してください」と依頼

◆「収拾つかぬ」 09年1月、原子力安全委員会は北海道電力泊原発3号機の安全対策に関する会議を開催。課題として「(地震や津波など)外的事象を考慮すべき」だと示され、会議での配布資料には「大地震の影響や、地震・火災など複合的な(被害)条件での評価を入れて、対策の整備に役立てていくことが望ましい」と記載した。

しかし、会議では議論されず、その後も検討はされなかった。安全委の鈴木篤之委員長(当時)は政府事故調に「本格的にやろうとすると途方もない作業で収拾がつかない」

◆情報生かせず 保安院の担当者は政府事故調に「日本のテロの可能性は米国より低く、多少ゆっくりでも仕方ない」「対策の有効性が分からなかった」と弁明した。

 要は、一度決めてしまったものは変更しないと。これで安全だ、大丈夫だと言ってきたことにケチをつけるのかという彼らの心理と、カネがかかるし、めんどくさいというのが実態ではないかと、この間、本原発通信を書くにあたって様々なニュースや本当に接して感じたことです。本質的には、たいして難しい問題でもないでしょう。新聞に掲載されている今回の政府事故調の内容を読んでいてもそう感じます。

▶3・11後のサイエンス:東電の「虜」と日本文化=青野由利

毎日新聞 2012年07月24日 東京朝刊

【600ページに及ぶ報告書を読むと日本的と感じる点は確かにある。たとえば、「海水注入騒動」で東京電力の幹部が事故の食い止めより官邸の顔色を読むことを優先したこと。「全員撤退問題」でも、官邸の意向をさぐるような受け答えが混乱を招いた。しかし、これは、日本文化というより企業体質だろう】

【福島第1に全電源喪失のリスクがあることにも、平安時代の貞観地震による津波の大きさについても気づいていた。しかし、東電は小手先の対応しかしてこなかった。日本文化ではなく、東電の責任だ】

【過酷事故対策についても原発の稼働率と訴訟に影響を与えないよう求めた。これに対し、当時の保安院院長が「悩みどころは一致している。お互いに着地点を見いだしたい」と応じたくだりは、目を覆いたくなる】

【「虜」構造が明らかになった以上、これまでの安全評価は信頼できない。全原発で活断層の評価や地震・津波対策を公正にやり直すことは必須だ。使用済み核燃料プールの事故対策、事故時の指揮命令系統の整理、放射線モニタリングの改善、ヨウ素剤服用の現実的な対応。すぐに始めなくては間に合わない対策は数え上げればきりがない】

青野さんの書かれていること、真っ当です。

▶社説:原発事故調査報告 原因究明は終わらない

毎日新聞 2012年07月24日 02時30分

【結局のところ、今はまだ事故検証の中間段階に過ぎない。国会も政府も、当事者である東電も、原因究明を続けなくてはならない。そのために、政府からも、その時々の政権からも独立した、恒常的な調査委員会を設置すべきだ】

【作業にあたった人々を責めることはできないが、過酷事故のリスクより経営のリスクを優先した東電の責任は重い】


▶「耐震」「安全」 残った疑問 政府事故調最終報告

東京新聞2012年7月24日 朝刊

【国会、民間、東電と合わせ、主要な四つの事故調が出そろったが、本当に地震による影響はなかったのか、なぜ原発の安全規制は十分機能しなかったのか、今ある原発はどうすればいいのか、などの疑問に明確な答えを示せなかった】

【逆に調べれば調べるほど、果たして核は人間の手に負えるのかという疑問にぶつかるのではないか】

【だが忘れてならないのは、原発の危険性は、飛行機や車や工場のそれとはまったく違うということだ。核の扱いは絶対の無謬(むびゅう)を求められる】

▶「縦割り」情報迷走 福島原発政府事故調最終報告

河北新報 7月24日(火)6時10分配信

【◎県の広報、誤解広げる/双葉病院問題

一般住民の避難と、入院患者ら災害時要援護者の避難は別々の部署が担当したが、要援護者の担当部署は当事者であることを認識していなかった。
 報告書は、災対本部を平時の部署に基づいて編成した「縦割り」の弊害を指摘。「横断的、機能的な編成とし、全体を統括、調整できる仕組みで相互の意思疎通の強化を図ることが必要」と】

▶政府事故調:原発誘致「後悔だけ」、福島の怒りと嘆き

毎日新聞 2012年07月23日 22時34分

「指摘された安全対策や非常時の対応の問題は、住民が事故前から何十年間も心配し課題になっていた。しかし東電は事故は起きないものとして取り合わなかった」。

「今は原発を地元に造らせてしまったのを後悔するだけ」


▶NHKスペシャル 「メルトダウン連鎖の真相」

NHKTV20120721 gomizeromirai

見逃された方がお早めにどうぞ。

 最悪の状況だったのは2号機だったと。炉心に注水するうえでの重要なSR弁(主蒸気逃し弁)という外へ逃がす(当然放射性物質も)弁が、まともに作動しなかったとのことなのです。格納容器の圧力が高くなり、SR弁がそのため、開かなくなったということが事故後の検討で明らかになったというのです。そして、そのSR弁を作動させるためのパイプライン、70メートルもあり、しかも、耐震設計は低くてもいいCクラスだったとのことです。そこが地震で破れてしまったのではというのがこの番組の推論です。そのような構造をもっている原発、全国に26基あるそうです。

 政府事故調は、地震で壊れたものはないとの見解ですが、この番組に出ていた東電幹部は、実際調べられていないので、わからないと。

3号機では、バッテリーが届かなかったと。バックヤードの問題も輸送の問題も何一つ対策を立てていなかったということです。

こういう点においても何やら、旧帝国軍隊と二重写しに見えてきます。起きないと決めたら、起きない=起きるということ自体を消去できる頭の構造が理解できません。これを「日本文化」というなら…。


▶新安全協定、30キロ圏外も 泊防災体制 後志16市町村が対象 道、北電と連絡会

北海道新聞(07/24 06:55)

【道と北海道電力が北電泊原発(後志管内泊村)の通報・連絡体制などについて周辺自治体と締結する「安全確認協定」案の内容が23日、判明した。協定締結対象を30キロ圏外を含む同管内16市町村とし、道、北電、各首長による連絡会の設置、各市町村で放射線量などを測定する環境モニタリングの実施などが盛り込まれた】

▶高浜原発:現地調査始まる 安全対策の実効性検証

毎日新聞 2012年07月24日 11時48分

▶南海トラフ:大震法見直し求める 連動地震考慮を

毎日新聞 2012年07月19日 23時28分

【主査の河田恵昭・関西大教授は「これだけ連動の問題が出ている。東海地震だけが起こるという前提で対策すべきでない。防災対策の強化地域と推進地域が分かれているのは良くない」と】


▼原子力ムラ 今日の「No problem!」

▶アジアの原子力技術者が研修

NHK TV07月23日 19時13分

【原子力発電所の建設を計画しているアジアやヨーロッパの若手の研究者などが日本の原子力技術を学ぶ研修が、23日から大洗町の「日本原子力研究開発機構」で始まりました】

【原子力機構が開いた研修には、ウランの埋蔵量が世界2位の中央アジアのカザフスタンや、高い経済成長を続けるインドネシアやマレーシアなど、原子力発電所の建設を計画している5か国から若手の研究者や技術者あわせて16人が参加】

【鈴木惣十所長が「去年の震災でここの施設も被害を受けましたが無事復旧しました。研修で学んだことをぜひ今後に生かして下さい」と歓迎のあいさつをしました】

 ほんとうに、この「日本原子力研究開発機構」というところは何を考えているところなのでしょうか。冗談は休み休みにしてほしいと思うのですが、この世界の人間、イッテイマス。だからムラなどと言われるのです。学びに来る方も来る方ですが、いったい何を学んでいくのでしょうか。アンゼン教をかの地でどう布教するのかという布教のノウハウか。

▶関西電力が免震棟の概要公表 最大千人収容、県内3原発に

福井新聞(2012年7月23日午後7時06分)

【免震事務棟は高さ約46メートルの鉄骨・鉄筋コンクリート。建屋の総面積は6千平方メートル。事故制圧の初動要員を含め事故初期には360人の収容を想定し、120床の仮眠室を用意する。その後は最大1千人が事故対応に当たることができる。 想定する最大の揺れ(基準地震動)の2倍の裕度を確保し、福島事故を教訓に11・5メートルの津波に耐えられる高所に建設地を選定する予定。 放射線の防御策として壁の厚さは70センチとし、粒子・ヨウ素除去フィルター付きの空調設備を備え、窓の数は必要最小限に抑える。屋上にはヘリポートを完備。光通信や衛星通信システムを設置して通信・連絡手段を確保し、非常用発電機を3台置く】そうです。
 私の読んでのすぐの感想です。「大きな仕事がこの不景気にできたな」「建築業界というより、ゼネコン、いくら儲けるのだろう」と。

 いくら立派な「免震重要棟」ができても、安心できる問題ではないということです。原発があること自体がリスクなのですから。


▼寄せられた情報

▶原研労組がこの4月に、「再稼働反対声明」を出していました!

 本日寄せられた情報なのですが、この4月18日に日本原子力研究開発機構労働組合(原研労組)中央執行委員会の名前で「再稼働反対」の声明が出されていました。「原子力研究開発機構」、もんじゅをやっているところで、毎日新聞のスクープで明らかになった「秘密会議」の常連でもあり、最近行われている「聴取会」で、なぜが当選する原発超推進派の所属する会社です。

以下、要約

【今、国や原子力安全・保安院は、停止している原子炉を「ストレステスト」なるものを実施するだけで「安全である」と強弁し、運転を再開しようとしている。 それは、基本的には福島で起きたことを見て、若干想定を変えた高さの津波や地震動でどうなるかを机上で分析する、あるいは福島で起きた全電源喪失に対する一定程度の対策が出来ているかを見るだけである】

【問題は、地震動の数百ガルの違いや津波の高さの数メートルの問題ではない】

【間違った「これで良し」の基準を作ってきた電力会社、原子力安全・保安院、原子力安全委員会をはじめとする関係者が明確な責任を取らず、そのままの地位にいてテストやテストの検証をしたとしても、全く信用できるものではない】

【「原発稼働なし」が、直ちに「電力なし」ではないことは言うまでもなく、原発を動かさないと電気がなくなるかのような発言は問題である】

【ましてや、当面の電力に対する渇望を理由に、原発を根拠なしに「安全」というのは犯罪的な行為である】

▼日本原子力研究開発機構労働組合(原研労組)中央執行委員会「再稼働反対」の声明文


▶トンデモナイ話

【原発への恐怖心を利用して騒ぎを大きくしようと画策する左翼団体や金持ち文化人、それに選挙目当ての政治屋どもに踊らされていることに参加者はそろそろ気付かれた方がいい】

 との、産経新聞からのご忠告です。7月21日付の産経抄です。

 コメントするほどもない、言いがかり、八つ当たり。まあ、産経ですから。それにしても、ここまで書かなければならないところまで追い込まれてきたということでもあります。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/120721/trd12072103130001-n1.htm

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令