原発通信268号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 268号 

2012/07/30発行

268-0730 8.3金曜官邸前行動

猛暑をものともせず20万の市民が国会を包囲
国会正門前道路を埋め尽くす 7.29脱原発国会大包囲行動

 東京は連日30度を超える猛暑日が続いています。そんななか、日比谷公園には、原発再稼働反対、反・脱原発、未来を守ろうと次から次とさまざまな趣向を凝らした旗やプラカードをもって人々が集まりました。私たちも仲間たち20名ほどといっしょに参加しました。デモ出発は後半のほうでしたが、私たちが日比谷公園に戻ってきてもまだ、最後の人たちはデモに出発できないでいるという状況。日比谷公園の交差点脇にいつものごとく「在特会」の連中が、デモ隊に向かって品のない言葉を投げかけ、偽善者だの左翼殺人集団だのと日の丸を掲げて騒いでいました。一方で、反・脱原発派にも日の丸を掲げて参加している人たちもおり、今回の集会デモにも当然参加しています。

 その後、国会包囲行動へ向かい、国会正門前交差点角に仲間とともに陣取りました。周辺は続々と詰めかける人々で身動きもできない状況に。そんな状況のなか、自然発生的に「再稼働反対! 道路を開けろ!」のコールです。社民党の阿部とも子氏、自民党の河野太郎氏、国民の生活が第一の森ゆう子氏、共産党の志位和夫氏、新党日本の田中康夫氏、亀井静香氏らが次々に国会側から「通行止め」になっている歩道を渡ってやってきました。森氏らには「最後まで、マヌーバー(党略)などではなくキチンと脱原発を」と声をかけました。

 当たりも薄暗くなってきた中、警察の規制をはねつけ、正面道路いっぱいに人々があふれ出て、あっという間に一帯は再稼働反対をコールする人々で埋め尽くされていまいました。それに恐怖した警察は制服、私服警官がものすごい勢いで私たちに向かって突進してきました。しばらくすると、これまでは登場しなかった機動隊もヘッドランプ付きのヘルメット、乱闘服姿で登場です。そして、国会正門前に機動隊のバスを並べ、何を血迷ったか、そのうちの1台が私たち抗議する市民がいる方へ頭を向けて突っ込んでくるではありませんか。バスの頭と私たちの間は2メートルも空いていません。当然、抗議のコールが巻き起こり、あまりの怒りの声にすぐさま退散していきました。

 6月末の首相官邸前の行動とともに、一帯が市民によって埋め尽くされるという光景は近年なかったことです。それだけ、野田首相の再稼働(再起動)宣言は市民の怒りに火をつけたということなのです。再稼働撤回、すべての原発を廃炉にするまでがんばりましょう!


▶山口県知事選 保守王国に動揺

毎日新聞 2012年07月30日 東京朝刊

【原発再稼働に反発する声が全国に広がる中、「脱原発」を掲げた飯田氏に無党派層の支持が集まり、既成政党批判が「保守王国」を揺るがした。不戦敗に終わった民主党内の衆院解散・総選挙に対する恐怖感も強まっている】

 告示3週間前に出馬表明した飯田氏でしたが、あの山口で健闘したといえます。

▶脱原発デモ:政党は距離感つかめず

毎日新聞 2012年07月28日 00時41分

【毎週金曜日夕方に、東京・永田町の首相官邸前で行われる原発再稼働への抗議行動に対し、各政党に危機感が高まりつつある。自発的に集まる人々がほとんどで、政党側には意思疎通のパイプがない。矛先が既成政党全体に向かうきざしもあり、「なめたらえらいことになる」(自民党幹部)という声も】

【電力総連出身の民主党参院議員は「原発を止めれば料金も上がる。好き嫌いで語る人に説明しても理解されない」と突き放す】

【細野豪志原発事故担当相は「デモとどう向き合うかは難しい。私にも答えがない」と戸惑いを語る】

【新藤宗幸・東京都市研究所常務理事(千葉大名誉教授、行政学)の話 既存の政治家は経済団体、業界団体、労働組合のような組織の中で政治を考えており、新しいデモを起こしている民意の変化を理解できないのだろう。紹介議員を通じて陳情する従来のシステムとはまったく異なる】

 そう、「なめたらえらいことになる」ということを思い知らせましょう。

 本記事で発言が紹介されている民主党議員──原発問題は、原発が「好き嫌い」の問題としか認識できないようでは、もう議員である価値はありません。即刻辞めてもらいましょう。電力総連に対しての抗議行動も取り組めれたらと思うのですが。

▶関西電力:福島事故報告を安全対策に反映 社長、知事に意向/福井

毎日新聞 2012年07月28日 地方版

【関西電力の八木誠社長が27日、県庁で西川一誠知事と会談し、福島第1原発事故について政府、国会、民間、東京電力の各事故調がまとめた報告を安全対策に反映させ、8月中に具体策を報告する意向を示した】

 なるほど。しかし、事故原因がきちんと検証されていない、つまり、「実物」に近づいて目で確かめることができない状況で、何を反映させるというのでしょうか。しっぽをいかにしたら掴まれないかということを学習したということか。

▶東海第2原発:再稼働問題 中止の請願、住民から意見聴取へ──東海村原特委/茨城

毎日新聞 2012年07月28日 地方版

【東海村議会原子力問題調査特別委員会(豊島寛一委員長)が27日開かれた。日本原子力発電東海第2原子力発電所の再稼働問題を巡る請願の審査について、住民から意見を聞く場を8月下旬をメドに設けるとともに、村ホームページなどで幅広く意見を求める方針を決めた】


文科省の反省と自己弁護

▶SPEEDI:文科省が非公表の誤りを認める

毎日新聞 2012年07月27日 21時28分

【緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の拡散予測を当初公表せず、住民避難に活用されなかった点について、データの信頼性に疑問があったが、住民に提供する意味は「否定することまではできない」として、初めて非を認めた。また学校の校庭利用の目安となる放射線量の数値を「年間20ミリシーベルト」として混乱が生じたことについては「保護者の不安に真摯(しんし)に応える姿が十分でなかった」と反省】

▶文科省、震災対応検証 縦割り放置、自己弁護

毎日新聞 2012年07月28日 東京朝刊

【情報公開の意思決定には未解明な点が残され、調査の限界も露呈した。校庭の除染や給食を巡る当時の混乱についても「誤解が生じたため」とし、詳しい検証には踏み込まなかった。記者会見した城井(きい)崇政務官は「自己検証の限界があった」と】

 しかし、自己弁護は忘れません。

【「活用の判断は、(経済産業省原子力安全・保安院が事務局の)原子力災害対策本部の役割。文科省が積極的に活用するよう助言しなかったのは、それぞれ責任のある部局が対応を行うことから理解できる」と】

▶福島第1原発事故 SPEEDI非公表、反省 「校庭線量混乱も」──文科省検証報告書

毎日新聞 2012年07月28日 東京朝刊

検証報告書の骨子

・SPEEDI情報を住民に提供する意味を否定することまではできない。関係機関に活用を助言すべきだった
・放射線計測で、福島県など関係者との連携が十分でなかった
・校庭の利用目安となる放射線量の説明で、保護者の不安に応える姿勢が不十分
・学校給食の放射性物質検査で、保護者の不安の声に速やかに応えられなかった
・避難所となった学校と自治体の防災担当、地域の連携が不十分だった


▶社説:原発危険度 順位付けして公表せよ

毎日新聞 2012年07月28日 02時31分

【原発依存度を下げる方針を掲げている以上、政府はまず、リスクの高い原発から廃炉にしていく決断を示す必要がある。そのためには、単に「40年廃炉」を指標とするだけでは不十分だ。複数の指標で原発のリスクを判定し、全原発の相対的な危険度を公表してもらいたい】

▶エネルギー戦略:策定を秋以降に延期検討

毎日新聞 2012年07月28日 01時46分

【政府が、「脱原発依存」に向けた新たなエネルギーと環境戦略の策定を当初予定した8月から秋以降に延期する検討に入ったことが27日、分かった】

▶国直轄除染:「住めるようになるのか…」住民は期待と不安

毎日新聞 2012年07月28日 01時23分

【東京電力福島第1原発事故で放射性物質で高濃度汚染された「特別地域」を対象にした国直轄の初の本格除染が27日、同原発から20キロ圏内にある福島県田村市都路(みやこじ)地区で始まった。今年度中の事業完了を目指すが、前例のない大規模な除染の現場は手探り状態だ】

▶東京電力:震災直後のテレビ会議を8月上旬に公開

毎日新聞 2012年07月27日 20時42分

【東京電力は27日、東日本大震災直後の社内テレビ会議の映像を8月6日から5日間、報道陣に公開すると発表した。公開映像は昨年3月11日午後6時半ごろ~同16日午前0時の計約150時間分】

 ただし、

【公開に当たり、一般社員などが映る一部映像については画像や音声を消すなどの処理をする。さらに映像の閲覧期間と場所を限定するなど、公開の範囲を限定するという】

▶近聞遠見:「菅首相でよかった」の声=岩見隆夫

毎日新聞 2012年07月28日 東京朝刊

【枝野、大塚、細野とも、菅首相を補佐する立場上の発言とみられないこともないが、事故調とのこれだけの評価の違いは見過ごしにできない。政権の内部と外部の認識ギャップとも言える】


▼原子力ムラ 今日の「No problem!」

▶玄海原発:劣化の1号機 「33年まで健全」と保安院

毎日新聞 2012年07月28日 00時37分

【九州電力玄海原発1号機(佐賀県、定期検査で停止中)の原子炉圧力容器が予想を上回り劣化していた問題で、経済産業省原子力安全・保安院は27日、現時点の劣化は異常なレベルではなく「2033年までは十分健全」との見解】

 保安院、何を根拠に「十分健全」と言っているのか。そもそも彼らに「十分」だの「安全だ」のという資格そのものがかけているというのに。

▶玄海原発:結論ありき 住民批判

毎日新聞2012年07月28日

【予想以上の老朽化が問題となっていた九州電力玄海原発1号機(佐賀県玄海町)について、経済産業省原子力安全・保安院は27日、「十分健全」と結論付けた。だが、専門家によるこの日の意見聴取会では、納得せず最後まで異論を唱えた委員がいたにもかかわらず、保安院は「基本的にこれで終了」】

【国や九州電力は問題の試験片の解析結果を出したが、解析の基となるデータを出すことを拒み、一部しか示さなかった。大学などの中立的な研究機関で試験片を解析すべきだという私の提案も退けられた】とは、東京大名誉教授(金属材料学)、井野博満さん。

【聴取会では玄海1号機以外の原発のデータも公表するよう国に求めたが、出てこなかった。国と電力会社が結論ありきで推し進めようとしているように感じた。国にはあらゆるデータを公開して透明性を確保することが求められる】

▶<もんじゅ>警報が誤って作動 漏えい検出器

毎日新聞 7月30日(月)11時43分配信

【30日午前3時40分ごろ、福井県敦賀市の日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」で、2次系ナトリウムの漏えいを示す警報が鳴った。約15分後に運転員が現場を確認し、同4時半ごろ、漏えいがないことを最終確認した。誤警報だったという】

【もんじゅでは、これまでもナトリウム漏えい検出器の誤作動が相次いでいる】

▶福島第1原発事故 作業員賃金「ピンハネ」
下請け会社、多重構造が常態化

毎日新聞 2012年07月28日 東京朝刊

【東京電力福島第1原発事故の収束作業にあたった長崎県の男性(45)が、労働者派遣法などに違反する多重派遣や偽装請負の状態で働かされたとして、下請け上位の「日栄動力工業」(東京都港区)に是正を指導するよう東京労働局に申告した】

▶佐賀・玄海原発:先月15日発生のぼや、溶接機が原因

毎日新聞 2012年07月28日 西部朝刊

【九州電力は27日、玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)内の低レベル放射性廃棄物を処理する「雑固体溶融処理建屋」で先月15日に起きたケーブル火災は、作業員が足場に置いた溶接機が原因だったと発表】 こういうことだって起こるのです。


▶【大津いじめ】反原発デモに滋賀県教組がいた!?

 以前から、教員組合の福島第一原発事故後の対応に、その鈍感さについて何度か本通信にも書きました。大津のいじめ問題、その学校の教員が教員組合員かどうかは知りませんが、いずれこのようなことが出てくるだろうとは思いました。確かに、一理はあるのです。

【脱原発、反原発デモが毎日のように行われている昨今であるが、こちらは7月16日に代々木で行われた反原発デモの様子である。
 このデモをjkl-furukawa氏が映像に収めていたのだが、この映像の中になんと滋賀県の教組が参加していたというのがバッチリ映っていたのだ

この反原発デモでは「原発はいらなーい!」「再稼働をやめろ!」「脱原発を実現しよう!」「原発事故を忘れるなー!」といったシュプレヒコールが叫ばれていたが、「命が大事!」「子どもを守れ!」といったことも同時に叫ばれていた。

そう、この「子どもを守れ!」というセリフを「滋賀県教組」とかかれたノボリを持った人が大声で叫んでいたのである。
 確かに原発の事故は忘れてはならない事故であるが、もっと身近に忘れてはならない事柄があるのではないだろうか? わざわざ代々木まで出向いてシュプレヒコールをあげる暇があるなら本来の職務を全うしてもらいたいものである】

http://getnews.jp/archives/235415


第18回 旧東ドイツ(ドイツ民主共和国)の崩壊と反原発運動

 今回は、DDR(ドイツ民主共和国)と自然環境保護運動、反原発運動について、少し書いてみます。なぜ、どこから旧社会主義体制が崩壊したのかを考えるヒントになるのではないかと思います。それはまた、秘密警察、軍隊、スパイ、監獄、拷問等々によって固められ、一見、確固不動・鉄壁に見えるどんな体制についても当てはまることでしょう。

「ベルリンの壁」が崩壊する直前、直後の旧東ドイツに入った人には、今でもその時の印象が残っているはずです。東ドイツの街に入ったかと思うと、褐炭の匂いが鼻につき、空を見上げれば、一面がスモッグでどんよりしています。また街角に行けばゴミと小便の匂いがし、街頭には人影が見られず、まるでゴースト・タウンのようでした。

 これが、私が初めて経験する「社会主義」の現実でした。それを賛美した本が、また、たくさん書かれていました。諸外国では「社会主義神話」が語られていたことになります。

 社会主義と環境問題──これを上記「神話学」的に解釈すると、社会主義には環境問題はないことになり、公害、自然破壊、人間の健康被害は資本主義の本質的な問題となるでしょう。スウェーデンに次いで旧東ドイツで環境政策が憲法に明記されたのは1968年ですから、西ドイツよりは先を行っていたことになります。戦後、経済成長する資本主義社会での公害問題を見ながら、それへのSED(ドイツ社会主義統一党)のキャンペーン的な対応であったように思われます。1970年には、「Landeskulturgesetz」がつくられ、「国の文化法案」とでも訳せるでしょうか、環境問題が文化政策の一環に組み込まれたことになります。これだけを見れば、公害を撒き散らし経済成長を煽って終焉を暗示している資本主義に対して、「社会主義」の文化的かつ思想的な優位性が伝わってきます。そして1971年に、「Ministerium für Umwelt und Wasserwirtschaft」が設立されます。「環境・水経済省」として行政機構に組み込まれます。

 しかし、市民の口から語られていた現状は、わずかな自然保護地域の管理・擁護とか、蝶やカエルの一定種の生物観察が行われていただけで、DDRの経済からもたらされていた破壊的な影響については対象外になっていました(なんか、天皇の稲栽培とナマズでしたか、生物観察を思い浮かべて滑稽になってしまいますが)。

 決定的な転換点を迎えたのは、1970年代中期の「石油危機」でした。これによってエコロジー問題は、エコノミー、外交、増大する社会問題の後景に追いやられたといわれています。石油からエネルギー資源供給の重点は、1979年以降、褐炭に移っていきます。しかしその採掘技術は、例のごとく、とっくに時代遅れになっていて、空気、水が汚染されることになります。その規模のほどは、ほんのわずかでも「社会主義社会」を体験した人には想像できるはずです。1982年、シュタージ(国家保安省)は環境問題に関するすべてのデーターを「極秘」扱いにして、市民の口を封じにかかります。一例をあげます。ジャーナリスト、出版者、監督たちが1983年来、森林の枯死状態を映像に撮り続けますが、それが公開されたのはやっと1990年になってからのことです。シュタージの手が入っているからです。この狭間で、旧東ドイツの環境問題は取り組まれていきます。

(つづく)

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

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「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令