原発通信269号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 269号 

2012/07/31発行

269-0731 8.3金曜官邸前行動

米倉経団連会長、もうここは、野田首相といっしょに退場していただきたいものです

▶「脱原発依存」記載に反発 米倉会長「本末転倒」

毎日新聞2012年7月31日総合・経済面ファイル

 30日の国家戦略会議で政府がエネルギー・環境政策の基本方針に「脱原発依存」を盛り込んだことに対して、経団連の米倉会長が担当閣僚(古川元久?)と口角泡を飛ばす一幕があったとのことです。米倉は原発の新設・売り込みを持論としているため、「脱原発」に頭に来たということなのでしょう。何でも「脱原発のために再生戦略を進めるのは本末転倒だ」ということのようです。

 しかし、本末転倒しているのはご本人、米倉さんだということ、本人自身がわからない・理解できていないという“悲しい”現実です。もうお歳で、新たな展開ということ自体が呑み込めないのでしょう。業突く張りはどこまで行っても業突く張りです。すべてはカネしか考えていないのです。そのカネを生み出す根源=最もラジカルな点が問われているということさえ理解できないのでしょう。もはや、退場していただきたいものです。

 蛇足的に付け加えれば、もうお歳ですので、未来に起こるであろうことに「責任取る」こともないでしょうから。その意味で真っ当に「刹那的」なのでしょう。後は、野となれ、山となれですか。あなたはいいでしょうが、残される私たち、子どもたちはごめんですという話です。「美田を残さず」?ですか…。

 ここ最近の毎日新聞にメディアにかかわるものとしての「自己反省」を込めたいくつかのコメントが掲載されています。次号にでもまとめてご報告できたらと思っています。


▶静岡知事が脱退を表明…原発立地14道県協議会

読売新聞 7月30日(月)20時55分配信

【静岡県の川勝平太知事は30日、原子力発電所が立地する14道県による「原子力発電関係団体協議会」(会長=三村申吾・青森県知事)から脱退する意向を表明】

 その理由は【政府に申し入れる予定の要請書が「玉虫色のものになっている」】とのことからだそうです。

▶浜岡原発:知事「来年末まで動かない」 津波対策工事、1年間延長受け/静岡

毎日新聞 7月31日(火)10時50分配信

 東南海地震が危惧されているわけですから、廃炉へ向け動いてほしいものです。その第一歩と思いたいものですが。ところで、その津波対策でつくられている防波堤ですが、高さは18メートルです。しかし、先日発表されたシミュレーションでは、それ以上の20メートルという数字が出ています。するとこの18メートルでは間に合わないのです。

【中部電力浜岡原発(御前崎市)の津波対策工事が1年間延長されると発表されたことを受け、川勝平太知事は30日記者会見し、「来年12月末まで浜岡原発が動くことがないとはっきりした」と述べ、再稼働に関する判断は少なくとも13年末以降に先送りされるとの見通しを示した】

 同じ内容でも読売新聞のニュアンスは…、

▶津波対策工事1年遅れ、浜岡原発の停止期間延長

読売新聞 7月30日(月)21時37分配信

 読売の記事だと、完成すれば即再稼働とのニュアンスです。

▶南海トラフ 東日本大震災超える「国難」想定

産経新聞2012.7.17 07:13

【内閣府の有識者検討会は、マグニチュード9クラスの最大規模の地震が起きた場合、東京(島嶼部)、静岡、愛知、三重、徳島、高知の6都県で津波高が20メートル以上になるとの推計を公表している】

▶廃炉工程表を改定

毎日新聞2012年7月31日総合・経済面ファイル

東電は、原子炉に注水する配管から漏えいが続いていたため、12月までにポリエチレン製に交換することなど盛り込んだ。

▶テレビ会議公開の改善指示

毎日新聞2012年7月31日総合・経済面ファイル

 枝野経産相は、東電がこの8月に公開するという社内テレビ会議の映像、映像のすべてが閲覧できるよう公開期間や視聴人数を再検討するよう指示し、公開後も映像を処分しないように求めたとのことです。

 ということは、見られる人が限定されているということ? 「映像がすべて閲覧できるように」ということは、「映像」だけ? 都合の悪い(?)ところの音声はカット? いろいろ疑念が出てきます。


▶原子力規制委 「ムラ人事」ではだめだ

東京新聞2012年7月31日

【ところが今回、委員長候補である田中俊一氏の経歴を見ると、とても原発政策について中立、独立の立場の人間とは思えない。国の原子力政策を推進してきた原子力委員会の委員長代理を務めたほか、核燃料サイクルの推進研究をする日本原子力研究開発機構の副理事長でもあった。

 福島事故の後、住民が帰還する汚染基準について楽観的な高めの数字を主張するなど、識者からは「田中氏は原子力ムラの村長さん」という批判も出ている。

 国会事故調報告は新しい規制組織の要件について高い独立性とともに、委員の選定は第三者機関に第一次選定として相当数の候補者を選ばせたうえで、国会が最終決定する透明なプロセスを経るよう提言した。だが、なぜ田中氏なのか、他の候補者はいなかったのかなど、まったく不透明だ」

【人事案の最終決定は国会が同意するかどうかにかかっている。ところが、事故調報告を受けた国会は民主、自民両党の反対で黒川清事故調委員長の国会招致さえ決まらない。今回の人事が原発政策の大本を決めるのは間違いない。国会は事故調の提言に沿って委員選考をやり直してほしい】

▶関電赤字、原発停止で最悪995億…4~6月期

読売新聞 7月30日(月)16時38分配信

【停止中の原子力発電に代わる火力発電の燃料費が膨らんだためだ】。だから原発再稼働! とんでもないです。

▶東電除く9社が値下げ=燃料下落で最大72円―9月の電気料金

時事通信 7月30日(月)19時0分配信

【東京電力を除く電力会社9社は30日、9月の電気料金を標準家庭で9~72円引き下げると発表した。火力発電用の原油や石炭の価格が下落したため。一方、東電は経営再建に向けて9月から新料金を適用するため、347円の大幅値上げで7548円となる】

 とすると、関西電力は何をやっているのか?

 上記関電の赤字問題ですが、毎日新聞7月31日付の見出しは、

「関電、最終赤字995億円 4~6月期 原発停止で燃料費増」です。


▶「緑の党」、国政進出に期待の声 都内で結成イベント

朝日新聞デジタル版2012年7月29日20時47分

【「原発の即時全廃」を掲げて発足した日本版「緑の党」(共同代表=須黒奈緒・東京都杉並区議ら)は29日、記念のイベントを東京都内で開き、約400人が参加した。国内外から、同党の国政進出に対する期待の声が寄せられた。…… イベントには、緑の党と協力関係を結ぶ政治運動体「グリーンアクティブ」代表で人類学者の中沢新一氏も参加。「緑の党の結党を待ち望んでいた。日本人がこれからの目標にする灯台になる力になる」と語った。脱原発運動に取り組む俳優の山本太郎さんは「緑の党が出来るのはすごい。原発なんて即時廃炉に決まっている。緑の勢力が力を合わせ、次の選挙で勝たなければいけない」と期待を込めた。…… イベントには、ドイツやオーストラリア、インド、韓国、台湾の「緑の党」関係者も出席した】


▼原子力ムラ 今日の「No problem!」

▶志賀原発:直下断層、国の審査で見逃しか

毎日新聞 2012年07月29日 21時52分

【旧通商産業省や原子力安全委員会が1号機建設の安全審査をしていた1987~88年、北陸電がこの断層の追加調査を2回実施していたことが29日、分かった。……活断層を疑う根拠とする図面は、この追加調査のデータ。当時、国の審査が「活断層」の疑いを見逃した可能性が浮上、原発の安全審査のあり方が根本から問われそうだ。……北陸電は追加調査を「断層の活動性を確認するためだった」と説明。保安院は1号機の審査経緯を検証する考えはないとしている。(共同)】

 原子力マフィアのいつもの手です。はじめっからやる気などないし、認めてしまうとみんなばれてしまうというところでしょう。しかし、いつまで続くか…。

▶吉田前所長が緊急手術=脳出血、命に別条なし―東電

時事通信 7月30日(月)19時0分配信

ということですが、原発事故との関係──あったとしても認めないでしょうね。57歳です。


第18回 旧東ドイツ(ドイツ民主共和国)の崩壊と反原発運動(2)

 DDRのエネルギー政策と環境問題については、褐炭採掘のほかには原発建設と化学工業コンビナートが挙げられるでしょう。

 1966年にRheinsbergに最初の原発が建設されます。ここでの使用目的は研究・開発と教育に重点がおかれていたといいます。もっとも、計画が予定されたのは1961年ですが、資金、技術開発を過小評価していたのが、建設が遅れた根本的な原因と指摘されています。それを受けて1973年から79年の間に、Lubminに4基のブロックが完成します。5基目は、連日一万人の労働者が動員されていたにも拘らず、DDRの最期まで完成することなく終わっています。

 同じような例として原発Stendelは、1974年に建設が始まっていますが、これも1989年になってもまだ完成していません。

 結局1989-90年に、旧東ドイツの脱原発が決定されます。科学、技術、資金、テクノロジー等々、それに加えて原発を進める政治・社会体制がまったく整備されていないわけですから、脱原発は自ずから強制されたようなものです。こうして1990年12月18日に、DDRの最後の原発が停止することになりました。

「社会主義の工業化」で重要な位置を占めているのが、ソヴィエトでもそうでしたが「化学コンビナート」です。同じくここには莫大な労働者が吸収されていました。その周りに労働者住宅団地が作られると言うのが、また「社会主義」的な都市計画になっていたといえるでしょう。例の暖房もままならぬ薄っぺらなモルタル造りの簡易団地です。

「化学コンビナート三角地帯」が、Halle-Leipzig-Bitterfeldにまたがってできています。ここから吐き出される排煙と汚水が、周辺の湖、川、地下水、森林-即ち自然環境を汚染・破壊していきます。市民・住民は日常の生活体験で現状を認識していますが、政府からの公式な確認はありません。SED指導部には、1989年まで重大な自然環境問題はなかったことになりますから。チリに亡命している元大統領ホーネッカーの妻は、「統一ドイツ後の資本主義的なカオス」等と演説して喝采を浴びているようですから、この戦闘的な「共産主義者」には、いまだにことの本質が見えていないのでしょう。

 市民は、西ドイツのTVを通して、スモッグ、森林枯死、酸性雨について知ることになります。1970年代の後半になって、居たたまれなくなった市民の間に抗議行動が広がっていきます。テーマは、1.軍拡、2.軍国化、3.核への脅威、4.自然破壊が挙げられています。しかし、公然とした抗議行動はシュタージの監視がありますから不可能です。投獄、教育からの排除、職場からの追放を覚悟しなければなりません。一言で言ってしまえば、生活権、生存権が奪われることになります。

 イニシアチブを取ったのは青年と教会です。シュタージといえど、簡単には教会に手を出せない状況がありました。そこが情報、活動、組織の中心地になります。こういう条件での反政府・抗議運動ですから、小さなグループで始まるしかありません。全国的なネットワークは困難な状況です。二つの目的が指摘されています。

 1.(社会として)持ちこたえられない現状を公にし、訴える。
 2.自分たちの身近な問題から、市民の運動への意識を高めていく。

 教会内部にも、「神の創造物を護る」というようなキリスト教的なモチーフでの自然環境への取り組みが始まっていくのも、時間を同じくしています。一方、青年の内部には、「社会主義の改革」を求める声が強まってきます。生徒、学生、職業訓練生等がその中心になります。彼らは、ポ-ランドの「連帯労組」、チェコの「憲章77」を模範にしたといいますから、プラハの春、ポーランドの労働者決起が大きな影響を与えたといえます。

 こうした反対・野党の数は、シュタージ資料によれば1980年代に2500人と見積もられ、約160近くのグループに分かれていたといわれます。その内活動家の数は、約800人でした。地域的な活動に限られているのは、国家・秘密情報部の監視体制と情報の独占によるもので、逆に言えば、この体制を破ることが彼らの運動と組織の方向性になっていきます。

 1979年、Schwerinで三人の生徒が植樹活動を起こします。それに応えた50人の青年が5000本の木をこの町の市電路線に沿って植える計画を提案します。1983年、ポツダムの青年が森林枯死に抗議して、枯死した木をポツダムの教会でクリスマス・ツリーとして飾ることを計画しますが、駅で木と共に逮捕され750東ドイツ・マルクの罰金を科せられています。1982年には、東ベルリンで大気・空気汚染に抗議して自転車デモが取り組まれています。1984年まで毎年7月に、500-700人の規模になっていきます。こうした運動はさらに、エコ・ゼミナール、情報交換等の集会を実現させ、その中心になったのがWittenbergの教会で、地域的な運動のコーディネーター役を果たし、ここに系統的な自然環境問題の研究所が置かれることになります。これによって出版物が出され、各運動、組織、グループに情報が伝えられることになりました。1983年からは、作家同盟の自然環境保護運動への取り組みも始まっていきます。

 80年代後半にかけて設立された重要な組織としては、

 1.「自由と人権のイニシアチブ」
 2.「徴兵拒否者の友人サークル」
 3.「緑とエコロジーのネットワーク・ノアの船」

 を指摘できるのではないかと思います。ここに、社会的要求の広がりが認められます。

 それに決定的影響を与えたのは1986年4月26日のチェルノブイリ原発事故です。旧東ドイツ市民は事故を西側のTVで知ることになり、事実をもみ消した政府への反発が増大します。このときSEDの情報操作と独占に抗議した教会の声明には、今日でもあらゆる国に通じるものがあるように思われます。

 「市民に事実が知らされず、身の守り様がない!」

 事実解明とコミュニケーションを援助し、国家の情報独占を打ち破る目的で、1986年9月2日三人の反対派が、「東ベルリン自然環境図書館」を設立。これが元になって上記3の「ノアの船」に引き継がれ、野党センターになって行きます。

 こうした動きに焦ったシュタージは、「敵対的で、ネガティブな要素」を排除するためにスパイを送り込んでいきます。これを経験した人たちからは、<誰がスパイか分からなく、こうした連中と一緒に活動しているのではないかというような思いにいつも苛まれていた>というような話が聞かれます。

 1989年11月、シュタージは「東ベルリン自然環境図書館」に襲撃をかけますが功は奏さず、逆に歴史が示しているように自らの墓穴を掘る結末を迎えます。

 SEDが「党の剣と盾」と讃えたシュタージ支配は、それによって崩壊することになります。それはまた、東ドイツ「社会主義」体制の崩壊を意味しました。

<了>

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

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イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

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不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令