原発通信273号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 273号 

2012/08/06発行

273-0806 8.10金曜官邸前行動

広島原爆投下から67年
やるべきは「暮らしと安全を守るエネルギー政策の確立」なのか

 今日は広島に原爆が投下されてから67年目の日です。8時からは平和記念式典の様子が映し出されていました。平和記念式典では広島市の松井一実市長が、「福島第一原子力発電所の事故に言及し、国に対して市民の暮らしと安全を守るエネルギー政策を一刻も早く確立するよう求め」たとのことです。「あの忌まわしい事故を教訓に『核と人類は共存できない』という訴えを含めた国民的な議論が進められている。国は市民の暮らしと安全を守るエネルギー政策を一刻も早く確立すべきだ」と。

 でも、これって、少し変ではないでしょうか。人間の頭の上に原子爆弾を落とされたことを教訓とし、核のない社会を望むことと、「国は市民の暮らしと安全を守るエネルギー政策を一刻も早く確立すべきだ」ということは、論理が違うと思うのです。「国は市民の暮らしと安全を守る」ために、核兵器、そして原発の廃棄をというのならわかるのです。「エネルギー政策」という言葉に「軍事政策」という言葉を当てはめてみたらどうでしょう。政策一般に融合される問題ではないだろうと思うのです。

 ところで、原爆投下を指令した当時の米大統領・トルーマンの孫、ダニエルさんが来日中で、式典にも参加と。被爆者とも会って話をしているといいます。それに引き換え、わが国の戦争指揮者たちの孫たちは? 東条の孫娘は国政選挙に出て、悪いのは向こうだ式の話を振りまいていましたが、中国なり韓国なり、アジア諸国に出かけて持論を展開する「勇気」はなさそうです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120806/k10014097601000.html


東京電力 テレビ会議公開映像

http://www.youtube.com/watch?v=xRZFLTQK1AQ&feature=player_embedded#!

 映像にモヤがかかっているは、音声にピーが入っているは……。見ていると、ベントだ、注水だと騒いでいるのです。要は、どうしていいのか、まったく分からず、右往左往している様子だけはわかります。ここに出てくる「ワタナベ先生」とは? 

 それに3号機が水素爆発したということ(11時1分)も吉田所長から本店に連絡が入っているのです。それを、「爆発のようなもの」と報道発表していたのです。

 燃料がすべて露出した時間? ピーーです。

「退避基準を考えて置かなければならないと」(22分ごろ)

「みんな2Fに避難するのですよね?」

「ビジターセンターに収納する」「体育館にも」「ただし除染する水がない」

 どうもメルトダウンの時間を言っているのかピーーです。

「退避時間を決定しているわけではない」「然るところと確認している」(清水社長?)

 しばらくすると音声なし。

▶テレビ会議生々しい事故対応の様子が

NHK TV 8月6日 15時52分

【しかし、公開された映像は一部に限られ、録画や録音を認めないなど事故対応の検証にとって不十分な内容で、全面公開が求められます】

 当然です!


▶原発報告書 質疑の見通し立たず

NHK TV 8月5日 4時50分

【各党の間で具体的な調整は進んでおらず、国会に提出されて1か月となる今も質疑などが行われる見通しはたっていません】

▶東電の変電所、火災で停止 中部電との送電能力大幅減

朝日新聞デジタル版2012年8月4日21時10分

【東京電力は4日、中部電力と電気をやりとりしている新信濃変電所(長野県朝日村)で3日夕に火災があり、構内の周波数変換設備(計60万キロワット)を停止したと発表した。復旧時期は未定】

▶津波で電源喪失想定 06年時点 吉井氏に保安院長認める 保安院勉強会

赤旗2012年8月4日(土)

【保安院の深野弘行院長は、06年5月11日の勉強会で東電が福島第1原発5号機で15・9メートルの津波を受けると報告していたほか、女川原発2号機が15・8メートルの津波を受け、「常用・非常用海水ポンプは総て機能喪失」「電源の機能喪失となり、安全系の電動機、電動弁の機能喪失となる」とする報告書を出していたことも認めました】

▶社説:原爆の日 「核との共存」問い直そう

毎日新聞 2012年08月06日 02時36分

【福島の出来事は、平和利用でも事故が起きれば長期にわたって深刻な被害をもたらす原子力の恐怖を見せつけた。首相官邸前で毎週行われている反原発デモの広がりは、そうした市民の意識を映し出している。核による被害という共通性を軸に、広島・長崎の被爆者と原発事故の被害者との間で連帯が生まれてきたのは自然なことだ】

▶余録:「世界は分別を欠いた輝きと、良心なき力を手に…

毎日新聞 2012年08月06日 02時33分

【反原発の市民科学者・故高木仁三郎さんは、やり直しがきかない原発事故と違い、計算をやり直せる技術者のコンピューターの世界は倫理的なバリアーが働かなくなる、と警鐘を鳴らしていた】

【事故などなかったかのように、原発再稼働への道をひた走ってきた現政権である。3年前、喝采を浴びたオバマ米大統領の「核なき世界」演説の熱気も、今はない】

【ブラッドリーの悔恨から、私たちがたどりつく真理は一つしかない。「良心なき力」と「倫理の幼児」にゆだねるには、核兵器も原発も、あまりに危険すぎるということだ】


▶討論型世論調査 「原発ゼロ」へ変わる意見

東京新聞2012年8月6日 07時06分

 エネルギーが足らなくなったら経済が…、などという前に、それら経済も命あってのものだということに気づいた市民がほとんどだということです。

▶討論型世論調査:原発0%支持目立ち 揺れる参加者

毎日新聞 2012年08月05日 23時42分

 ゼロから15%に変わったという沖縄の70歳代の人、核=原子力の根本問題である最終処分法についての情報をもっているのかどうか。また、中東情勢に左右されるからというのであれば、それは沖縄の基地問題ともつながる問題なのです。軍事をいっているか、「エネルギー問題」をいているかの違いともいえるのです(もちろんそれだけではありませんが)。

いずれにしても原発ゼロを求めているということです。

▶エネルギー政策:福岡市で意見聴取会 原発「0%」意見多く やらせメール不信も

毎日新聞 2012年08月05日 西部朝刊

▶伊方原発:周辺3市、四電に協定要求 情報提供や賠償、協議へ 再稼働は盛り込まず/愛媛

毎日新聞 2012年08月04日 地方版

【一方、四電、伊方町、県との3者の安全協定に盛り込まれている原子炉変更時などの自治体の事前了解については、3市、四電とも「今後の協議次第」と歯切れが悪い。四電にとって事業制限の可能性も生まれるだけに、ハードルが高いとみられ、3市が伊方町並みの権限を得られるかは不透明だ。一方、再稼働については、四電と伊方町、県との協定でも事前了解の対象になっておらず、今回の協定に盛り込むことは「再稼働と協定は別物」(大城市長)などと3市長とも否定。申し入れを受けた四電の柿木一高・原子力本部長も「直接の関係はない」と強調した】

▶脱原発デモ:松山でも毎週金曜日実施 伊方原発再稼働反対の市民結集/愛媛

毎日新聞 2012年08月04日 地方版


▶打ち切り濃厚「たね蒔きジャーナル」

 東京新聞【こちら特報部~ニュースの追跡】「たね蒔きジャーナル」打ち切り?8月4日付によると、毎日放送(大阪市)の「たね蒔きジャーナル」が、放送打ち切りの危機に瀕しているようです。3.11以降、京大の小出氏らが登場、原発についての情報を提供してくれていた番組です。本通信でも、たびたび引用させていただいたところです。原発に対するスタンスが問題にされているのでしょうか。ネット上でも存続を訴える記事が多数アップされています。

▶週のはじめに考える リセットできない日本

東京新聞2012年8月5日

【「人々の声」を伝えねば/ いまマスコミ不信の声はあちこちで聞かれます。抗議行動はマスコミが「人々の声」を十分に伝えてこなかった裏返しでもあるでしょう。私たち新聞はどう変わっていくか。そこをしっかりと考え、行動していきたい】と、反省と「決意」を書いています。

▶特集ワイド:原発の呪縛・日本よ! 城南信用金庫理事長・吉原毅さん

毎日新聞 2012年08月03日 東京夕刊

【『原発を適切に管理し、国民の生命安全を守れるようコントロールするだけの力が、東電、そして政府にはなかった。東電、政治家、そしてマスコミに至るまで、その事実から目を背けてきた。原発を使う資格はもはやないんですよ」』

 との吉原さんのこの言を聞くと、今日公開された東電テレビ会議の様子、もちろんネットで見た範囲でみても、まったくその通りだということがリアルにわかります。

【価値がないのに価値があると思い込んでしまう。だから原発を推進してきたこの国は『原発バブル』と呼んでもいい」】

【「大事故などを起こしてきた企業の経営者は責任を取って辞任し、ゼロからスタートするのが当然です。だが東電は誰もはっきりと責任を取っていない。そんな企業に融資するのは問題だ」。東電の勝俣恒久前会長に至っては、日本原子力発電の社外取締役に天下りした。「東電を認めてしまったら私も『同じ考えなんだ』と思われる。東電と同類と思われたくありません」】

▶反原発行動:抗議の輪拡大 27都道府県に

毎日新聞 2012年08月04日 00時54分

【毎日新聞の調べでは、少なくとも26道府県で、市民らが金曜日に合わせて抗議行動を実施し、街頭で「再稼働反対」や「原発をなくせ」などと声を上げている】

毎日新聞8月4日付


▼原子力ムラ 今日の「No problem!」

▶ウラン:探鉱助成復活 「権益あれば安定供給」エネ庁

毎日新聞 2012年08月04日 15時00分

【国内の原子力発電用に海外のウラン権益を確保するため、開発企業を国が支援する「海外ウラン探鉱支援事業補助金」を巡り、所管の資源エネルギー庁が東日本大震災後に減額した予算を今年度から例年並みに復活させていたことが分かった】

【同庁原子力政策課は「今後もウラン需要があり、権益があれば市場価格に左右されず国内原発に安定供給できる。昨年度が特殊な状況だった」と話す】

 その一方で、

【今年度、ウラン探鉱補助金を増額する一方で、「省エネ対策導入促進事業」や「次世代風力発電技術研究開発」「バイオマスエネルギー等技術開発」などの予算は、財政難などを理由に減額、統合縮小している】

 懲りない面々とはこういう人たちのことなのでしょう。「昨年度が特殊な状況」といえる神経。確かに未曾有の大地震でした。そしてそれによって安全だといっていたものが爆発崩壊してしまったことも。反省も軌道修正もありません。まさに「No problem!」の世界の住人=原子力ムラの住人だということです。

一方、再生エネルギー関係の予算は削る、信じられない連中です。

▼どんなことがあっても「No problem!」──これが原発マフィアの信条。これだけはぶれません!

 本日(8月6日付)の毎日新聞余録で「反原発の市民科学者・故高木仁三郎さんは、やり直しがきかない原発事故と違い、計算をやり直せる技術者のコンピューターの世界は倫理的なバリアーが働かなくなる、と警鐘を鳴らしていた」と、故高木氏の言葉を引用しています。

 そう、高浜原発も島根原発も「計算をやり直せる技術者のコンピューターの世界」の話だということです。

 ところで、なぜ、「地震は想定する揺れの1・79倍、津波は想定する高さの4・1倍まで燃料損傷を起こさず耐えられる」(高浜原発)とか、「中国電によると、想定される最大の地震動(基準地震動)600ガル(加速度の単位)に対し1014ガル、津波の高さは想定の6・5メートルに対し15メートルまで燃料損傷を防げると評価。外部電源が喪失しても20日間以上、燃料冷却できるとした」となったのかです。当初の設計通りだとするならば、初めから出しておけばよかったのでは?と思うのです。その通りだとすると、想定もされていない(当時)津波に耐えられるだけのものをつくった、当時、そこまでのものをつくる必要はなかったはずですから、予算もそんなに必要はなかったはずでは。すると、不正経理、不正予算獲得だったのではとなりませんか?

▶高浜原発:関電、安全評価の1次結果を保安院に提出/福井

毎日新聞 2012年08月04日 地方版

▶島根原発:2号機ストレステスト 中国電力、1次評価結果を提出 想定2.31倍津波“安全”/島根

毎日新聞 2012年08月04日 地方版


▼トンデモナイ話

▶田勢康弘、八つ当たりもいいとこ。脱原発もオスプレイもポピュリズムだと

テレビ東京 田勢康弘の週刊ニュース新書 2012年8月4日(土)午前11時30分~

 この男(1944年生まれ早大一政卒、日経新聞)、どうも最近の人々の動きが気に入らないようです。まあ、自分の了解事項以外で展開され、どう受け止めていいのかわからなくなっているのでしょう。何でも反対で、ポピュリズムだなどと番組で言っていました。訳知ったり顔で、安保がとか、極東の安全保障がなどと元外務省官僚の日本総研国際戦略研究所理事長・田中均と「愚痴のこぼしあい」をしていました。

 老いゆくを 罪と思はず百日紅 (横山白虹) ――これ、同番組で田勢が引用した句

あなたの場合は、どうも違いそうですが…。

 また、森本防衛相にいたっては何を考えているのか、アメリカまで行って、オスプレイに乗せてもらい、「安定していた」だの「快適だ」だの、騒音は「市街地に影響を与えるほどではないだろう」と、イエスマンぶりを披露していました。

▶森本防衛相:オスプレイ試乗「飛行が安定していた」

毎日新聞 2012年08月04日 10時22分 共同

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令