原発通信277号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 277号 

2012/08/17発行

277-0817 官邸前行動

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

 義父の初盆ということもあり、連れ合いの実家へ行っていました。その間、ロンドンオリンピック、また甲子園の高校野球とテレビ等はスポーツイベント一色の感がありました。まるで、史上最悪の原発事故など関係ないかのようです。しかし、本通信前号にも書きましたが、何も変わっていないとの事実です。

 そんななか、とんでもないニュースが報じられていました。ベトナム政府との原発輸出交渉で、枝野がベトナムに飛び、先方と万が一事故が起きたら、その「賠償制度の整備」に日本が協力するというのです。要は、賠償しなければならない事態が生じたら日本政府が補償しますから、どうかわが国の原発を買ってくださいといって、日本の原発マフィアのお先棒を担いでいるのです。「万一」などといっていますが、「万一」(=まあ、彼らマフィアの連中は、地球が隕石とぶつかる可能性と同じだとでもいうのでしょうが)などと根拠のないことだということは明白になったのにもかかわらずです。

 枝野がそれこそ、「個人で」補償をするなら、それはそれ(ではないのですが)ともいえるのですが、事、国家間の協定となると、当然ですが、日本国民の税で賄うことになり、原発メーカーなどは免罪されるということになってしまいます。そんなとんでもないことが日本とベトナム政府の間で「合意」されたというのです。フクシマが終わってもいないのに…。

 ベトナムもベトナムで、今後原発を10基をつくるなどといっています。しかし、この原発輸出、原発だけではなく、中国に牛耳られてしまったレアアース共同開発をベトナムに求めるという面が一方にあるというのですから、何をかは推して知るべしです。

 しかも、この記事、毎日新聞でいえば、「総合・経済」面の下方にベタ記事で載っているという有様です。

 もう一つ、あのデタラメ先生、いや班目センセイですが、急に「健忘症」になられたようです。人は自分に都合の悪いことは、なかったことにして心の平安を保つらしいのですが、班目センセイもそのようです。しかも、いやいや話をさせられた(?)と言っているのです。いつの話かというと、あの福島第一原発が危機的状況化になっている、まさにその時に(下記)

▶原発事故の賠償制度整備 経産相、ベトナム側と合意

共同通信 2012/08/15

【ベトナムを訪問中の枝野幸男経済産業相は14日、首都ハノ イでグエン・クアン科学技術相と会談した。東京電力福島第1原発事故の経験を踏まえて、ベトナムが建設を計画する原発の安全性を高め、万一事故が起きた場 合の賠償制度の整備にも日本が協力することで合意した】

【家電やエコカーに必要なレアアース(希土類)をベトナム北部で共同開発する計画に関して、早期の採掘開始を働き掛けた】

▶原発賠償制度整備に協力=レアアース開発も加速―枝野経産相が越と合意

時事通信 8月14日(火)19時55分配信

【ベトナム訪問中の枝野幸男経済産業相は14日、ハノイでグエン・クアン科学技術相と会談し、原子力損害賠償制度整備での協力に合意した。これを受けて両省は覚書に署名し、日本が東京電力福島原発事故の経験を踏まえ、被災者補償の明確化などを支援することが決まった】


「吉田所長につながる携帯電話を渡され、話さざるを得なかった」??!!
史上最悪の事故だというのに、「記憶がない」などと急に「健忘症」に
本当なら、そんな「記憶力」しか持ち合わせていない人を「原子力安全委員会」の長にしておけません

▶福島第1原発事故 2号機対応指示「詳細記憶ない」──班目委員長

毎日新聞 2012年08月17日 東京朝刊

【東京電力福島第1原発の吉田昌郎所長(当時)に直接電話で事故の対応策を指示し、2号機の空だきを早めたとされる問題で、班目委員長が16日の記者会見で経緯を説明した。詳細について「記憶にない」「覚えていない」と繰り返した】

 と、ここまではよくあるパターンです。「記憶にございません」という便利な言葉で逃げ切ったのはロッキード事件の小佐野賢治国際興業代表(当時)ですが、「知らないことにする」ということはよく使う手です。しかし、そんなことよりさらにとんでもないのは、「吉田所長につながる携帯電話を渡され、話さざるを得なかった」などといっていることです。事態が事態です。原子力安全委員会の長として責任ある助言等をするのが当然と思うのですが、このセンセイにとっては違うようです。仕方なしに、いやいや話したといわんばかりです。「アンタ、原子力安全委のなんなのさ」と言いたいほどです。しかも、「まったく覚えていない」などという頭脳(記憶力)の持ち主だとしたら、とてもじゃないですが、これからも、今までやってきたことすべてまともに聞けません。すぐにお忘れになるようでは、とてもじゃないが信用などできるわけがありませんから。

【班目委員長は「政治家から吉田所長につながる携帯電話を渡され、話さざるを得なかった。吉田所長からどんな説明を受けたかまったく覚えていない」と】

▶東電ビデオ:班目氏 吉田所長への指示「記憶にない」

毎日新聞 2012年08月16日 20時48分

 いずれにしても、とんでもなくいい加減で、無責任で、責任ある地位に何千万円も出して「囲っておく」ことはまったくの無駄だということがよくわかったという話です。役立たずもここまで自分で言うとは情けない話です。


▶経産省:使用済み核燃料「直接処分」研究費予算要求へ

毎日新聞 2012年08月14日 11時47分

【経済産業省は14日、原発の使用済み核燃料を再処理せずにそのまま地中に廃棄する「直接処分」について、関連する研究費を13年度概算要求に盛り込む方向で検討に入った】

【経産省が関連費用を計上すれば初めて】

 これも、脱原発の声が彼らの想像、「想定外」に高まっていることの証でしょう。

▶福島原発の再稼働、古川担当相「ない」──川内村意見交換会

毎日新聞 2012年08月17日 東京朝刊

 伝聞の域を出ませんが、下記のように言ったそうです。本人が本当に言ったかどうか、本人(古川)に確認して書くのが新聞記者と思うのですが、それはしてないようです。

【遠藤雄幸村長によると、古川担当相は、東京電力福島第1原発5、6号機と第2原発について、参加者からの再稼働か廃炉かの質問に対し、「事故の起きたこの地で再稼働はありえない」と述べたという】

▶記者の目:福島原発・政府事故調報告書=奥山智己

毎日新聞 2012年08月17日 00時22分

【事務局が「どこからも文句をつけられない内容」と説明するように、無責任なことが書けないのは理解できるが、「他の原発は安全か」「危険ならそう判断できる基準は何か」までは読み取れない】

【畑村氏から報告書を手渡された野田佳彦首相は「再発防止に万全を期す」などとあいさつした後、報告書を机に置いたまま退室した。秘書にさせる仕事なのかもしれないが、政府にとって報告書の重みはその程度なのかと感じた】

 そう、野田にとって、原発は、どうでもいいことなのです。それよりなにより、これ、礼儀知らずということです。口先だけとも。

▶社説:エネルギー大転換 民意の反映 国民投票も選択肢だ

毎日新聞 2012年08月17日 02時30分

【国政選挙は他のさまざまなテーマも含め政党への審判が下されるのも事実だ。

 こうした点を踏まえると、エネルギー政策をめぐる一定の議論の期間を経たうえで国民投票で意見を聞く選択も捨象すべきでなかろう。議院内閣制の補完と位置づけ、結果に拘束力を持たせない「諮問型」が前提となる】

▶核燃サイクル:秘密会議問題 弁護士の告発受理 守秘義務違反容疑、東京地検が捜査へ

毎日新聞 2012年08月16日 東京朝刊

【東京地検特捜部は15日、全国12と道府県の弁護士21人が提出していた告発状を受理した。今後、国家公務員法(守秘義務)違反容疑などで捜査を開始する】

 前にも書きましたが、それぞれが「得意とする分野」で原子力マフィアを追い詰めていきましょう。

▶講演会:原発考える 原研労組委員長が講演──東海で18日/茨城

毎日新聞 2012年08月16日 地方版

【日本原子力研究開発機構労働組合の岩井孝・中央執行委員長の講演会「原子力ムラからNO!専門家からの警告」が18日、東海村須和間の中丸コミュニティーセンターで行われる】

【講演では、同労組が4月、国内の原発の再稼働に対して「拙速な運転の再開に反対する」との声明(本通信264号参照)を発表した理由や東海第2原発の危険性などについて解説する】

▶原発比率:民主に難題…党内の意見集約着手へ

毎日新聞 2012年08月14日 23時07分

【2030年の原子力発電の比率をめぐって民主党は今月下旬、「エネルギー・環境調査会」を設け、意見集約に着手する】

【脱原発派には「消費増税法の党内論議の時のように、前原氏が『一任』を宣言して議論を打ち切るんじゃないか」との懸念があり、党内の亀裂を一層深める可能性をはらんでもいる】

▶原子力規制委:発足遅れを懸念…国会混乱で

毎日新聞 2012年08月14日 20時05分

【池口修次参院国対委員長は8日の記者会見で「ほとんど議論しておらず、党としての手続きは終わっていない」と慎重姿勢を示した。自民党も、人事案に批判的な意見が党内にあるため、対応が決まっていない】


▶今「原子力」を考える:~2012・夏~/1 志賀原発活断層調査 払拭されない疑念/石川

毎日新聞 2012年08月14日 地方版

「これまでの調査は一体何だったんだ」と志賀町の小泉勝町長が言ったそうですが、1983年に行われた講演会で、なにが起ころうとそんなこと知ったこっちゃない。貰えるならもらえという当時の敦賀市の高木市長に拍手喝采した志賀の商工会の人たちのことを思い出します。

【原発行政については「国の出方を見る」という趣旨の慎重な発言が多い谷本正憲・県知事。だが、今回は「国の審査に対する国民の信頼を損なうもので極めて遺憾」と同日、厳しく批判した】

【北陸電の堀祐一副社長は先月19日の記者会見で「安全上、問題はない。廃炉となる可能性は全くない」と断言した。しかし、調査結果が出る前の発言だけに、慎重さを欠く、との指摘がある。志賀原発差し止め訴訟の原告の1人で富山県氷見市の農業、的場新治さん(63)は「こんな発言を聞くと、最初から『運転には支障がない』との結論を出すと決めているとしか思えない」と批判する】

▶鹿児島・川内原発の熱傷事故:業務上過失致死傷容疑で九電社員ら書類送検へ 危険作業、対策怠る

毎日新聞 2012年08月15日 西部朝刊

【10年1月に鹿児島県薩摩川内市の九州電力川内原発1号機で作業員7人が死傷した熱傷事故で、県警は九電社員ら数人を近く業務上過失致死傷容疑で書類送検する方針を固めた。通常と異なる危険な状況で作業させる手順書を作成したうえ、事故を防ぐ適切な処置を怠ったとみており詰めの捜査をしている】

 そうです。これも、最近の脱原発の声の高揚に影響されているのではないでしょうか。2年半以上たっているのですから。

▶佐賀・玄海原発:1号機、安全評価を提出 九州6基出そろう

毎日新聞 2012年08月14日 西部朝刊

【九州電力は13日、玄海原子力発電所1号機(佐賀県玄海町)の再稼働に向けた安全評価(ストレステスト)の1次評価結果を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。地震や津波に対し「安全性が確保されている」としている。九電の原発5基は5月までに提出しておりこれで全6基の評価結果が出そろった】

【玄海1号機の原子炉圧力容器が予想を上回って劣化していた問題を巡っては、保安院が7月に「2033年までは十分健全」とする見解をまとめた】

 何を根拠にでしょうか。というよりそんなこと聞く方が野暮というものです。


▼原子力ムラ 今日の「No problem!」

▶福島第1原発事故 水素排気ポンプのモーターから白煙

毎日新聞 2012年08月14日 東京夕刊

「14日、福島第1原発4号機南側にある放射性汚染水浄化過程で生じる高濃度放射性廃棄物の仮置き場で、排気用ポンプのモーターから白煙が上がったと発表」

【放射性汚染水は、放射性セシウムを吸着させる鉄製容器「ベッセル」を通して浄化する。使用済みのベッセル内の水は放射線で分解され、水素が発生するため、施設外に排気する必要がある】

 なるほど、「浄化過程」で水素が発生するということがわかりました。

▶福島第1原発:4号機の電源室で汚染水漏れ

毎日新聞 2012年08月14日 23時41分

【14日午前11時15分ごろ、4号機タービン建屋1階にある電源室(約350平方メートル)に深さ約1センチの水がたまっているのが見つかった】

【汚染水の推定漏えい量は約4.2立方メートル。水1立方センチ当たりの放射性物質濃度(セシウム134、137)は7万7000ベクレル。建屋外への流出はなく、4号機の使用済み核燃料プールを冷却する電源系にも影響はないという。穴が開いた原因は不明】

 なるほど、原因不明という事象が多くあるということもわかりました。

▶島根原発:2号機の中性子監視不具合「テープ巻きひび」/島根

毎日新聞 2012年08月15日 地方版

【原子炉の中性子の量を監視する装置が動かなくなったトラブルは、装置の周りにテープを巻き付ける作業で生じたひびが原因だったと発表】

 なるほど、巻いたテープにひびが入っただけでも動かなくなるほど「精密」な機械だということ、わかりました。

▶大飯原発:排水漏れ…安全、環境に影響なし

毎日新聞 2012年08月17日 10時45分

【16日午後8時35分ごろ、営業運転に移行した関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)で、敷地内にある海水淡水化装置からアルカリ性の排水約2トンが漏れ、排水槽の水位の異常を示す警報が作動】

【排水は中和処理が必要だったが、海に流出する前に止まり関電が回収、処理した】

 水は漏れるものということです。

▶福島第1原発事故 県が東電に賠償請求 放射性物質検査などで影響/千葉

毎日新聞 2012年08月14日 地方版

【県内で放射性物質検査等の対応を迫られるなど影響を受けたとして、東電に対し約1億4000万円の損害賠償を請求した。県としての賠償請求は初めて】


▶水と緑の地球環境:「原発のない社会を」 日本版「緑の党」、キックオフイベント

毎日新聞 2012年08月17日 東京朝刊

【「原発のない社会」を掲げる日本版「緑の党」の「キックオフ!イベント」が先月29日、東京都内で開かれ、約400人が参加した。

 特別ゲストで、ドキュメンタリー映画「第4の革命」を監督したドイツのカール・A・フェヒナーさん(58)が「市民によるエネルギー革命に向けた第一歩だ」と述べた。「ドイツ緑の党」からは、連邦議員で会派副代表のベアベル・ヘーンさん(60)が駆けつけ、「核の平和利用と軍事的利用に境目はない。自然エネルギーへのシフトは電力会社が独占してきたエネルギーを市民の手に取り戻すこと」と強調した】

【緑の党は、地方議員や市民らによる政治団体「みどりの未来」(すでに解散)が準備委員会をつくって基本政策などを練り、先月28日に設立総会を開催。須黒奈緒・東京都杉並区議やオーガニックバーを経営する高坂勝さんら4人が共同代表に就任】


▼トンデモナイ話

鋸山を核爆発で吹っ飛ばせ! そして東京湾を埋め立てろ! 

と二兎どころか三兎も追うというお話

▶幻のネオ・トウキョウ:発掘、核利用の工事計画/2 「放射能は岩と土砂が吸収」/千葉

毎日新聞 2012年08月16日 地方版

【「東京湾の建設におきましても、鋸山(のこぎりやま)、房総半島は核爆発でやって、ベルトコンベヤーで泥と岩石を持ってくれば、案外早く埋まってしまいます」】

 これ、なんと、1959年3月17日、東京・日比谷の帝国ホテルで講演した日本住宅公団総裁、加納久朗(ひさあきら)の発言で、なんでの東京圏での宅地不足解消作のひとつとして展開された「案」だったとのことです。

【さらに「房総半島の山脈を崩せば太平洋からの空気が東京に抜けるようになり、冬は暖かく夏は涼しくなる」と予想し、埋め立てにより新たな土地を確保できることと併せて「一石三鳥の効果がある」と考えていた】

 環境問題などまだまだの時代です。しかし、都市建設、空港建設で使う骨材供給場として房総の山々が注目され、核爆弾を使わなくてもダンプカーで、そう、君津市では「ダンプ街道」と呼ばれるなか、細い道を疾走するダンプカーによって運び出され、山の向こうが見えるまでに削られていると書いたのは佐久間充さんでした(『ああ、ダンプ街道』岩波新書)。1984年のことです。

 この世界に深く関わりがあったのは、先日亡くなった千葉の暴れん坊・浜田幸一です。その後を継いだのが息子の浜田靖一(自民・元防衛相)。

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令