原発通信283号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 283号 

2012/08/28発行

283-0828 官邸前行動

何が起きたか、何が起きているかを知ること

 これも仕事で分かったことなのですが、この夏、教員からアンケートを取ったのです。原発、放射線問題、福島第一原発事故について、いかに「知らない」か、情報が届いていないか、あるとしても偏った情報でしかないかということを実感しました。本通信279号で福島の教員の話を紹介しましたが、「何も収束していない」にもかかわらず、「除染が進んでいるので、もう家へ帰れるんでしょう」との話が、福島県内からも聞かれるという現実があります。まして福島県以外ではと考えてしまいます。そんななか、毎日新聞に福島県広野町のお母さんの声が載っています。

【身重の妻を抱える男性が「だれが安全と保証できるのか」と尋ねると、内閣府原子力災害対策本部担当者の答えは「安全だと考えています」。線量計を常に持ち歩く智子さんは思った。「『安全です』ではなかった。自分で守るしかない」。心に決めた数値に下がるまでは戻れない】

 そう、今や「安全だと考えています」では信用できないのです。このお母さんが言うように、「安全です」とは言っていないというところに原発・放射線被曝問題があるのです。ならば、「自分で守るしかない」と考えるのは自明です。このアンケートにも、福島をはじめ被災地からの生の声を聞くことにより、「報道されているものと違う」「福島のことは、どうしてメディアでほとんど知らされないのでしょうか」「真実が隠されていると本当に思います」という意見が多数ありました。

 いかに情報を集め、それが正しいのかどうか判断していく──メディアリテラシーが、まさに問われているし、得た情報をまわりの人と共有していく・語り合うことの重要性がますます求められているのです。

 情報ついでに「こんなのでいいの」と思った毎日新聞記者の感覚を紹介します。広野町のことが書かれた記事の下のあった記事「憂楽帳」からです。

 シリアで銃撃されなくなった山本美香さんに触れて書かかれています。。

【では危険地帯に入る判断だが、新聞社の場合、今は本社が決める傾向が強い。通信網の発達で情報が瞬時に入手でき、戦況が大体はわかるからだ。本社の合議で「あえて行くほどのニュース価値はない」という判断が下され、現場の記者がそれに従えば、フリーの記者に比べ安全度は確かに高まる】

 今は、「通信網の発達で情報が瞬時に入手でき、戦況が大体はわかるからだ」などと、さらりと書いてしまう神経にぎょっとします。ネット社会で育った世代なのでしょうか。瞬時に何が起こっているか離れていてもその情報は手に入り、わかると。そうなのでしょうか。わからないから山本さんは「現地」へ取材に入ったのではないでしょうか。何か、本工主義丸出しのにおいをそこに感じてしまうのは私だけでしょうか。

 先のイラク戦争でも中東からの報告という記事をよく目にしましたが、よく読むと戦場から離れた「カイロ」から書かれ、東京に送信されていたりします。それが事実かどうかわからないのです。あまつさえ、「本社がニュース価値があるかないかを判断し、それに従えばいい」というのです。「大本営発表」までもう少しです。でも、最後に、「行ってみて初めてわかる事実も少なくないのだ」と書いているのでまだ救われるところはあります。

『貧困大国アメリカ』を書いた堤未果さんが『政府は必ず嘘をつく』でも書いていますが、一方の情報だけでは見えてこないものがあるのです。まさにここでも「見たくないものは見ない。見たいものは見える」の世界なのです。

▶広野町で学校再開、児童生徒8割姿なく 「安全な古里」遠く

毎日新聞 20120827日 東京夕刊

▶憂楽帳:じかに見なければ

毎日新聞 20120827日 1355


▶野田首相:民主党代表選 再選を目指し出馬する考え示唆

毎日新聞 20120828日 0102

【2030年の原発比率をめぐる意見聴取会などで「原発0%」の支持が多数を占めていることに関し、「どういう課題があるか、よく議論せずに結論は出せない。最初から決め打ちはしない」と】

【「原発ゼロ」への対応について「意見聴取会や討論型世論調査、パブリックコメントは積極的に関心を持つ方の傾向だ。メディアの世論調査などとは違う傾向がある」と指摘】

 麻雀といっしょにされては困ります。「どういう課題があるか」なども検討しないで、ゼロがいいですか、15がいいですか、20がいいですかなどと聞いていたということです。

「意見聴取会や討論型世論調査、パブリックコメントは積極的に関心を持つ方の傾向」であり、客観的でないとでも言いたいのでしょう。メディアそのものが信用されなくなってきているのだということに気が付いていないようです。というより、都合の悪いことは、「違うのだ」と思いたいというだけでしょう。

 調査した内閣府の職員ですら、今回の反応について、

【「あまりに膨大な数でした。正直に言うと、国民の原発問題への関心の高さを、甘く見すぎていたかもしれない。寄せられた意見が多すぎて、こちらの対応が追いつかないほどです」(内閣府中堅職員)】週刊現代)といっているように、それだけ「国民の関心」が高いとは、野田首相、認識しないようです。

 そのうち、各紙やTVがやる野田内閣支持率をいうのが出たらなんというのでしょう。支持されていないのに(?)「責任もって」「決める政治」を勝手にやるということですか。


▶特集ワイド:原発ゼロの世界/上 存続派の「まやかし」

毎日新聞 20120827日 東京夕刊

【「国民が知りたいのは原子力の比率をどうするか、などではない。再稼働をするかしないか、するならば、どこの原発を動かすのかという点です。2030年に0%、15%、20~25%という政府の選択肢の示し方は、さも15%が中庸であるかのように見せかけ、世論を原発存続へ誘導しようとしたとしか思えない」。そう憤るのは、「原発のコスト」の著書のある大島堅一・立命館大教授(環境経済学)だ。】

【そもそも政府が有力視していた15%は「中庸」と呼べるような案だったのか】

【脱原発を掲げるNPO法人「環境エネルギー政策研究所」の松原弘直・主席研究員は「この15%案は、(6月に改正した原子炉等規制法にある)『40年廃炉ルール』に沿ったものと言われていますが、実は“原発ゼロを緩やかに実現する案”などではありません」と言い切る。「原子力15%とは、既に稼働中の大飯に加え、40年廃炉ルールに抵触しない浜岡や福島第2、福島第1の5、6号機を再稼働させ、さらには建設中の島根原発3号機(松江市)や大間原発(青森県大間町)まで動かし、しかも設備利用率は震災前より高い70%を想定しない限り実現しない数値なのです」。つまり、ほぼ“フル稼働”させねばならないのだ】

【使用済み核燃料を一時保管する全国各地の使用済み燃料プールは、容量約2万トンのうち1万4200トンまで埋まっている状態だ(昨年9月末時点)。青森県六ケ所村の再処理工場にある燃料も貯蔵プール容量の9割を超えている】

【松原さんが言う。「使用済み核燃料の発生を可能な限り止め、核燃料サイクルを即時中止すべきです。15%案では使用済み核燃料はさらに増え続け、廃炉までに要する時間も延びる。つまり、リスクがより長く続くことを意味しているのだから」】

【討論型世論調査やパブリックコメントで「原発ゼロ」への支持が増えた背景には、「安全性の確保」重視の姿勢に加え、こうした数字のうさんくささを国民がかぎつけ始めたからだろう】

【現状は、補助金という形で、国民の税金によって原子力コストの一部を肩代わりしているだけです。それどころか、事故リスクを含めればどの電源よりも高くつく」と大島教授】

【松原さんは「エネルギー選択をするに当たって、最も大切なのは原発事故リスクをどう評価するかだ」と言う。「電気料金や経済への影響についての政府の試算や経済団体の試算は全て、もう原発事故が起きないことを前提にしている。けれども、これは『安全神話』に過ぎません」】

▶「最終処分場」大隅半島9自治体が反対

TBS系(JNN 827()1917分配信

【原発事故で放射性物質に汚染された土を捨てる最終処分場の候補地に鹿児島県南大隅町が浮上していることを、先週、お伝えしましたが、地元の9つの自治体の町長らが反対することで合意しました。

 「農業、水産、畜産が壊滅的打撃を受ける。反対をさせていただきたい」(嶋田芳博 鹿屋市長)

 鹿屋市の嶋田芳博市長によりますと、鹿屋市や南大隅町など、鹿児島県の大隅半島にある9つの自治体の市長と町長全員が、汚染土の持ち込みに反対することで合意したということです】

▶細野原発事故相:核燃サイクル「技術残して」 対談本で持論

毎日新聞 20120828日 東京朝刊

 細野「原発再稼働」大臣です。

 自分でも言っている(下記)のに、まだ目が覚めていないようです。まして、核燃料サイクル技術が世界に貢献できるなどと思っているのです。それで核軍縮をなどといっているところにトンチンカン、勘違いさがあらわれています。

【使用済み核燃料を再利用する核燃料サイクルに関して「技術は残し、世界に貢献できる道を探るべきだ」と述べ、国が関与して技術を維持すべきだとの考えを示した】

【「再処理技術の確立で(世界の)核不拡散に貢献でき、国連安保理常任理事国に核軍縮を迫れるかもしれない」と指摘】

【「原発のない社会が実現できれば本当にいい。ただ現段階でそれが可能かどうか確信はない」と述べ、早期の「原発ゼロ」には懐疑的見方を示した。】

 ただし、次のようなことも言っています。相当に危機的な状況だったということです。

【昨年3月14日に同原発2号機が注水不能になった際、吉田昌郎所長(当時)から直接電話で「これは駄目かもしれない」と言われたことを明かし、「私も菅(直人前)首相も言葉を失った」と】


▶3・11後のサイエンス:3人寄ればテープ回せ=青野由利

毎日新聞 20120828日 東京朝刊

 本通信278号でも触れましたが、NRCは、核廃棄物最終処理問題がきっかけで、原発の認可手続きを停止しました。福島第一原発事故、とりわけ4号炉の危機的状況がそうさせたのです。原子炉のそばに使用済み核燃料が行き場なく置かれていることを全世界の人々が知ってしまったことに危機感を持っているようです。

 そのアメリカではどのような議論が行われたかを記録として残す努力がされ、三人集まるとテープに録音することになっているといいます。一昨日明らかになったように、「あれは挨拶だ」だの、「内輪の話だったので記録を取っていなかった」だのという日本と比べると雲泥の差です。

 そういうところに、「阿吽の呼吸の日本」文化と、たぶんか、多価値観の人間の集合体としての米国社会の差違が出てくるのでしょう。

【米国の原子力規制委員会(NRC)に7月、新委員長が就任した。女性地質学者、アリソン・マクファーレンさん(48)だ。核廃棄物の専門家でもあり、最近まで使用済み核燃料の管理・処分を見直す米政府の「ブルーリボン委員会」の委員を務めた】

【「規制委員会のような組織はコミュニケーションをよくしないと市民の信頼は得られない」。そう言って彼女が例に挙げたのはNRCの文書のわかりにくさだ。「略語だらけで難解。原発のそばに住むおばあさんが、理解しようと骨を折っているところが頭に浮かぶ」と述べ、組織の内外で透明性を高めることが大事と強調している】

【NRCでは委員が3人集まると誰かが録音テープを回すのがルールになっているという話だ。79年に起きたスリーマイル島原発事故の時に、すでに行われていたというから、30年越しのルールらしい。報道機関の求めに応じて内部の会議を公開できるのも、記録があってこそだ】

 だからこそ、【NRCの情報公開の姿勢である。今年2月、福島第1原発事故直後に行われた内部の会議や電話のやり取りなどの録音記録をすべて公開した。資料は全部で3200ページ以上。日本からの情報不足にいらだつ様子や、支援の申し出を断られた様子に加え、4号機のプールの水の有無をめぐるNRC内の混乱などが、白日の下に】明らかになったのです。


▶民主党:赤松元農相が政策提言を配布 代表選をにらみ

毎日新聞 20120827日 2137

【9月の代表選をにらんだ政策提言を発表し、党所属議員に配布した。「原発ゼロ」を掲げるとともに、消費増税について「マニフェストに明記しておらず、党運営や国民との信義則という点で極めて大きな問題があった」と野田政権を批判。野田佳彦首相の対立候補の擁立を探る動きとみられる】

 マヌーバー(策略)でないことを。

▶浜岡原発:静岡県知事が賛意 再稼働是非の住民投票

毎日新聞 20120827日 2132

【川勝知事は同日の定例記者会見で、「16万人の署名は大きい。住民投票の実現に向け努力したい」と条例制定に賛意を示した】

 浜岡原発を抱える県の知事としては当然の選択でしょう。

▶放射性セシウム:八戸市沖のマダラ 新基準値超え出荷停止

毎日新聞 20120827日 1936

今度は八戸沖です。

▶原子力:安全対策を相互評価 条約特別会合開幕

毎日新聞 20120827日 2354


▼原子力ムラ 今日の「No problem!」

▶九電にシナリオ作成依頼=プルサーマル討論会で、佐賀県認める

時事(2012/08/27-1653

【玄海原発3号機(佐賀県玄海町)へのプルサーマル発電導入に向けた2005年の県主催討論会での「やらせ」問題について、担当部署だった県原子力安全対策室の元副室長を招致した。県が九電に、討論会の進行シナリオ案の作成を依頼したとされる点に関し、元副室長は「日常的なやりとりの中で、依頼と受け取られることがあったと思う」と述べ事実上、認めた】

 つまり、こんなこと「日常のやり取りでした」と認めたということです。

▶全国民注目!原発ポチたちの「やらせマニュアル」をスクープ入手
中国電力の内部文書に書かれた呆れた中身 まだこんなことやってんのかよ

2012年0828 週刊現代

【管内に島根原発と建設中の上関原発を抱える中国電力は、原発の必要性を分かりやすく解説した資料と、社員に対してパブリックコメントに意見を提出するよう、暗に求める文書を作成していたのだ】といいます。

 まあ、彼らですから、「20~25シナリオ」だというのはわかります。そして、本稿の記者が「まだやっているのか原発ポチたち」と驚いているのが、

〈各所において日頃からお付き合のある社外のオピニオンリーダーのうち、電力に理解のある方々を対象に、(中略)選択肢の内容および当社の考えを説明してください〉

と、彼らが言う「オピニオンリーダー」である、大学教授や地元政治家らの原子力マフィアたちを再オルグして、意見を言うよう「工作」しろと指示を飛ばしていることです。


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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令