原発通信287号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 287号 

2012/09/03発行

287-0903 官邸前行動

8.31抗議行動に行ってきました。

先月は仕事で3週続けていけなかったのですが、31日、行ってきました。歩道のわきに警備車両を並べての威圧はなくなりましたが、鉄柵を並べて、檻で囲われている感じです。が、多くの人が集まってきています。コールは、それまでの「再稼働反対」「子どもを守れ」に、「人事案反対」「田中辞めろ」と、原子力規制委員会人事が加わっています。

 再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

 文化人類学者の上田紀行さんが毎日新聞8月31日付夕刊「特集ワイド」原発の呪縛日本よ!に出ていました。紹介したいと思います。

「いま原発を動かすのは非常に危険であり、これ以上、事故を起こすことはできない。そう言うことが精神論なのでしょうか」と上田さんは問いかけます。野田首相が大飯原発再稼働を決めた直後に「精神論だけでやっていけるのか」と再稼働反対論を一蹴したことについて返します。上田さんは、再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」だと、逆に一蹴します。上田さん自身幼い女の子を持つ父親で、一時連れ合いの実家がある四国に疎開させたといいます。

「乳幼児を持つ親にとっては、景気がどうなるかよりも、子どもの命を守ることの方がよっぽど切実な現実論です」と。

 そして、上田さんは震災直後に出した著書「慈悲の怒り」の中で政治学者・丸山真男の「軍国支配者の精神形態」を引用して言います。

【東京裁判で、懸命に戦争に反対したと言いながら、なぜ指導者の一人に自らなったのかと検察官に問われ、戦時中、首相を務めた小磯国昭(A級戦犯として終身禁錮刑を受け、服役中に病死)は答える。

 <われわれ日本人の行き方として、自分の意見は意見、議論は議論といたしまして、国策がいやしくも決定せられました以上、われわれはその国策に従って努力するというのがわれわれに課せられた従来の慣習であり、また尊重せらるる行き方であります>

 まるで原発事故の報告書を読んでいるようだが、丸山はこう考察する。<「現実」というものは常に作り出されつつあるもの或(あるい)は作り出され行くものと考えられないで、作り出されてしまったこと、いな、さらにはっきりいえばどこからか起って来たものと考えられていることである。「現実的」に行動するということは、だから、過去への繋縛(けいばく)のなかに生きているということになる>】

 そして、【「今回、原発事故が起きたことの意味は、とてつもなく大きなものとして受け止めなきゃいけない。エネルギー問題だけで片づくものではありません」】と。

 上田さん、大学でここ数年前からやっていることを紹介します。就職した会社で不正を見つけたときどうするのかと問うそうです。3.11前までは「告発する」という人は少数であったが、昨年、3.11後は「告発派」が多数を占めるようになったといいます。

 そして、【「揺り戻しがあるのではと恐れていたのですが、そうはならなかった。不正を知っても何もしない人間より、自分の名前を出してでも告発する人間の方が格好いいと、若者たちの意識が変わってきたのではないか。今こそ、この日本社会の『変えどき』です」】と。

 本特集を書いた記者同様、これからに、未来に「希望」が「輝いて」見えることを願いたいと思います。

 防災の日に見たもの

 災害時には全車両通行止めになる環状七号線の内側、基幹線近くに住んでいます。9月1日午前9時、買い物に出たら、警察官が多いなあと思って、「あっ!そうか今日は防災の日か」と合点した次第です。周りを見るとカメラを持った人やテレビ局の人がちらほら。私も家にとって帰り、カメラ片手に出直しました。その時撮った写真が下記です。

防災の日の環七1

車1台なくなった幹線道路(都心方面を望む)

防災の日の環七2

白バイ、パトカー、自衛隊バイク部隊の後を疾走する装甲車

 3.11東日本大震災での自衛隊の活躍ということもあり、ハードルは低くなりましたが、災害救助に「装甲車」は必要ないでしょう。福島第一原発が爆発したときは、自衛隊員も逃げ出したと聞きます。子どもの頃、自衛隊駐屯地が近隣ということもあり、訓練・演習ということで何台もの戦車が轟音を立て国道を疾走していたことを思い出しました。キャタピラの音がものすごく、轟音が聞こえると、「今日は自衛隊の戦車がまた練習しに行くんだ」と思ったものです。東京と埼玉を結ぶ幹線を、当時は剥き身の戦車が「疾走」(いや、戦車ですので、全速力といっても大したことないのですが)、急な坂をパワー全開で登坂していくのです(当然、その逆も行われるのですが)。


▶福島第1原発事故 環境省、被ばく影響ゲノム調査 専門家は疑問の声

毎日新聞 2012年09月01日 中部夕刊

【同省は「不安解消のために必要」と説明しているが、専門家からは「ゲノムを調べても被ばくの影響は分からず、税金の無駄遣いにつながる」との批判が出ている】

【環境省によると、福島県立医科大と協力して、希望者からDNAを採取、ゲノムを解読して通常と異なる塩基配列や遺伝子の異常などを見つける計画で、必要経費を来年度予算の概算要求に盛り込む方針。額は億単位になるとみられる】

【この計画についてゲノム科学の第一人者、中村祐輔シカゴ大教授は、人は元々少しずつ塩基配列が異なるのに加え、解析装置がエラー(配列の読み間違い)を起こすため、塩基配列の変異があっても病気につながるかどうかや被ばくの影響と断定することは不可能として「荒唐無稽(むけい)な計画」と批判】

 この計画は、間違いなくあの「福島は何もしなくても世界的に有名になりました」などと無神経なことを口にできるトンデモ男=山下俊一が絡んでいることは間違いないでしょう。こうして、さまざまなところから金を引っ張り出すことにだけは長けているということです。

▶HOT TOPICS:福島原発周辺のチョウに異変を確認

毎日新聞2012年08月31日

 ◇Japan's nuclear leaks sparked butterfly mutations

Radiation that leaked from the Fukushima nuclear plant following last year's tsunami caused mutations in some butterflies, including dented eyes and stunted wings, according to research published in Scientific Reports. (AP)

毎日ウィークリー9月1日号

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【記事全文は「毎日ウィークリー」本紙でお楽しみ下さい。音声は全文を読み上げています】??

こんなことが起きているというのに、英文和訳のテキスト扱いですか?どうかしています、日本のマスコミ。付け加えて、「お楽しみください」??いくらひな形にただ流し込んだだけとはいえ、無神経では。

▶福島第1原発事故 IAEA、除染に協力 福島県要請、共同プロジェクト

毎日新聞 2012年09月01日 東京朝刊

【東京電力福島第1原発事故で甚大な被害を受けた福島県の佐藤雄平知事は31日、ウィーンの国際原子力機関(IAEA)本部に天野之弥事務局長を訪ね、健康管理や除染分野でのIAEAとの共同プロジェクトの発足を要請し、合意を得た。佐藤知事によると、IAEAは現地へ専門家を派遣するなどしてプロジェクトに協力する】

▶福島原発事故:土壁の家など高圧放水の除染困難な建物続出

毎日新聞 2012年09月02日 10時03分

 とはいうものの、これが「除染」の実態です。

 放射性物質、黄砂と同じなのでしょうか。黄砂は雑巾でふき取りますが、セシウムなどをもですか…。所詮、こんなことしかできないのです。そういえば、1年前も、除染につかった水、どうすれば…との問いに、バケツにでもためておけば等と訳の分からないことを言っていました。

【環境省は崩壊の恐れがある建物も極力「対象外」とはせず、タオルで拭き取るなど簡易な方法を取ると説明】

▶原子力安全条約:透明性向上へ作業部会設置 特別会合閉幕

毎日新聞 2012年09月01日 09時41分

【東京電力福島第1原発事故を受け、ウィーンで開かれていた「原子力安全条約特別会合」は8月31日、条約の強化と透明性の向上を目的とする作業部会の設置などを決め、閉幕した。作業部会は原発事故で揺らいだ条約の実効性を高めるため議論を深める】


▶南海トラフ地震:35市町の本庁舎で津波で浸水

毎日新聞 2012年09月01日 02時30分

【5、6階に伊方原発で事故が起きた際の対策拠点(オフサイトセンター)が入る伊方町役場の浸水予想は7・7メートルだが、築年数が浅いので移転しない方針という】

 浸水予想ではなく、「筑年数」で判断とは。予算等の問題はわかりますが、有事の時、何の役にも立たないものだということだけはわかりました。

▶東海地方:暑さ平年並み 電力供給は大きな支障なく終わる

毎日新聞 2012年09月01日 01時54分

【中部電力管内の今夏の電力需要は堅調に推移した。最大需要は7月27日に記録した2478万キロワット。猛暑だった10年の2709万キロワット、11年の2520万キロワットに比べ低かった。浜岡原発の停止が続く中、家庭や企業の節電、火力発電所の稼働増などで乗り越えた形だ。ただ、8月30日に電力の供給力に対するピーク時の需要の割合を示す使用率が今夏最高の95%を記録】

 浜岡原発がなくても済んでしまいました。

▶東電値上げ:標準家庭は9月347円アップ

毎日新聞 2012年08月31日 19時50分

【東京電力は9月1日から家庭向け電気料金で平均8.46%の値上げを実施する。】

 原価総括方式とはいいものです。いくらかかろうと、みんな回せるのですから。経営も、経営努力も、コストも何も考えることはありません。どんぶり勘定です。


▶原発ゼロ案支持10.3% 日商アンケート

毎日新聞2012年9月1日総合・経済面

 日本商工会議所は、政府の2030年におけるエネルギー政策の選択肢について会員企業を対象にアンケートを取ったそうです。そこでは「原発ゼロ案」への支持は10.3%にとどまったと発表したとのこと。

 これも、ああそうですか、です。目先のお金儲けしか興味関心がない人たちにアンケートを取っただけでしょうと言い返したいです。パブリックコメントに対して言った野田首相の言葉をそっくり使わせてもらいます。

 目先のお金儲けにだけに「関心が高い方が答えられるということで、国民の意見の縮図とは異なる」と。

▶政府“原発ゼロ”含めて最終調整

NHK TV 9月3日 4時49分

【政府は、原発事故を受けてとりまとめを進めている新たなエネルギー政策について、将来原発ゼロを明記することも含め、原発をなくすことを盛り込む方向で最終調整することになりました】

▶つながる:ソーシャルメディアと記者 取材の裏話も伝えたい=松井豊

毎日新聞 2012年09月01日 東京朝刊

 この記者、【新聞記事の「分かりやすさ」「簡潔さ」を追求するのは当然だが、紙面からこぼれ落ちる取材の「細事」や「裏話」にも価値があり】といっていますが、その前に「ニュース価値が低いネタはボツ」といっているのですが、3.11福島第一原発以前だったら、そうでしょうねと一言ですが、この間、反・脱原発運動についての毎日新聞も含めてマスコミの扱いを取り上げていうのなら、「ニュース価値が低いネタはボツ」──、つまり、報じるほどのものではないと思っていた?と「嫌味」の一つも言いたくなります。

▶減税日本:衆院で統一会派「減税日本・平安」を結成

毎日新聞 2012年09月01日 02時09分

「禁原発」を掲げるそうです。新語がまた一つ増えました。なぜ、脱・反原発といえないのか? そこに原発=原子力問題の暗い根があるのです。だからマフィアが暗躍する世界なのです。

 こうしたことを言ったり、するからでしょう、石原都知時事閣下から「名古屋の人は何考えているのかわからんね」などと言われています。


▼原子力ムラ 今日の「No problem!」

▶福井・美浜原発:ストレステスト、1・2号機も提出 40年超の原発で初

毎日新聞 2012年08月31日 大阪朝刊

【関西電力は30日、美浜原発1、2号機(福井県美浜町)の安全評価(ストレステスト)1次評価結果を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。1号機は70年、2号機は72年7月運転開始で、40年以上経過した原発のストレステスト結果提出は2基が初めて。想定する地震や津波に対する余裕度は、関電の他の原発と同程度だった】

【関電によると、ストレステストでは、老朽化で配管が薄くなったと想定して余裕度を算出した。1号機は、想定する地震の揺れ(750ガル)に対して1・67倍まで、想定する津波の高さに対して4・6倍(11・1メートル)まで、燃料が損傷せずに耐えられると評価した。2号機は同じ想定に対し、地震で1・66倍、津波で4・6倍(同)まで耐えられるという】

 ああそうですか、聞かなくても「想定内」のことです。何が出ようと「問題なし」がモットーですから。

▶志賀原発:1号機の燃料集合体3体で欠損 放射性物質漏れ無し/石川

毎日新聞 2012年08月31日 地方版

【北陸電力は29日、志賀原発1号機の使用済み核燃料プール内にある燃料集合体3体で、外側を覆う金属製の筒(縦横14センチ、高さ4・2メートル)の上部にそれぞれ長さ7~12ミリの欠損が見つかったと発表した。放射性物質の漏えいはないという】

【今後、原子炉内にある計1240体について調べ、原子炉への影響がないか、などを確認するという】

 燃料棒に傷だか、亀裂だか、わかりませんが、そういうものがあったときはどうなるのかということすらやっていないということです。「フィルターなど付けたら危ないということがわかってしまう」といって、原子炉にベントしたときに放出する放射性物質を捕捉するフィルターさえつけなかった思考と同様です。「安全教」のなせる業です。

▶柏崎刈羽原発:5~7号機周辺、防潮堤本体完成/新潟

毎日新聞 2012年08月31日 地方版

【周辺の地盤は海抜12メートル。高さ15メートルの津波に耐えるため、地盤の上に3メートルの盛土堤を築いた。今後、周辺整備や堤表面の保護の工事を行い、来年3月までに終える予定だ】

▶福島第1原発事故 東電「賠償難しい」 自主的避難、北茨城市に回答/茨城

毎日新聞 2012年08月31日 地方版

【東電側は回答書で、原子力損害賠償紛争審査会の審議内容などを踏まえ「さまざまな要素を総合的に勘案して検討した結果、北茨城市住民の自主的避難などの賠償の対象とするのは大変難しいと判断した」と回答。「原子力発電所から距離が離れており、放射線量も低い」などが理由という】


▶自民党総裁選:安倍晋三元首相が立候補へ 8日前後に表明

毎日新聞 2012年09月01日 02時30分

「○○につける薬はない」といいます。「恥の文化」日本ともいいます。こういう人が「美しい日本」などといっているのです。晋三の妻、「脱原発で夫を説得してみます」などとどこかの週刊誌の広告にありましたが、バッチをつけるためには何でもアリというところでしょうか。マヌーバーです。

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令