原発通信292号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 292号 

2012/09/10発行

292-0910

首相官邸前だけでなく霞が関一体で繰り広げられる
反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

 9月9日に閉幕したAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で、日本政府・野田政権はまさに二枚舌です。内には「原発依存からの脱却」などといっておきながら、外向けには原発推進、原発輸出です。どこまで行っても、いい加減、デタラメがついて回ります。

 NHKスペシャルシリーズ東日本大震災「追跡 復興予算 19兆円」、ご覧になりましたか。何でもかんでも「震災」「防災」と付けてしまえとばかり。福島では過激派が浸透しているとかで公安調査庁が予算請求、車数台分+アルファーだそうです。沖縄では以前から行っている防潮堤工事、今は、「復興財源」から出ているとのこと。それを聞いた沖縄の人、「ちゃんと復興の方に使ってほしい」と。そして、被災地では、案の定、カネは回ってこない…。

http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0909/index.html

 もう一つ、今月20日に同じくNHKで興味深い番組が放映されるとのことです。放射性物質による汚染状況を取り上げるようです。


 さて、9.7行動に仲間とともに参加してきました。相変わらず万余の人々が、思い思いのプラカード、鳴り物を持って抗議行動に集まってきています。首相官邸前の抗議行動ののち、原子力規制委員会(人事)を取り扱っている規制庁準備室前行動(中央合同庁舎4号館前)にも参加してきました。なかなか抗議行動の時は「見て回る」ことができなかったのですが、7日は、ちょっと周辺を回ってみました。規制庁準備室がある中央合同庁舎4号館周辺、安全・保安院がある経産省前と、多くの人々が集まり、抗議の声を挙げていました。いっしょに行った仲間の一人が言っていましたが、毎週金曜は霞が関一帯は抗議行動に集まってきた人々によって、まさにオキュパイド(occupied;占拠された)状態です。これほどまでに国会・霞が関一帯で抗議行動が毎週のように展開されていることはなかったのではないでしょうか。よく60年安保闘争時と比べていわれることがありますが、まったく様相を異にしています。


 毎日新聞に連合の古賀会長、記者に毎週金曜日にメーデー参加者より多い人々が抗議に集まってきているが、社会運動のきっかけになるかと問われると、もう思考停止です(下記)。「もう少し研究しないと、何とも言えない」などと、わかったふうな言い方ですが、たぶん、研究などしないでしょう。ナショナル(現パナソニック)出身だそうです。政界も、労働界も「明るいナショナル」にオキュパイされている感があります。しかし、先は決して「明るく」なんかありません。


 翌日の同コーナーに加藤典洋さんが出ていました(下記)。

「消費税、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)、国境問題……こうした国の『大問題』について、それが日本にとってではなく、自分の暮らしにとってどういう意味を持つかと考える」──そういう人々が登場してきているということをみないでは、現在直下進行している事態を把握できないのではないかと思います。

 それにつけても、野田首相のやろうとしている、原子力規制委員会人事、めちゃくちゃというか、デタラメというか、もう少し、アタマ使った人事できないものかと思います。田中にしろ、更田、中村にしろ、原子力ムラの人間そのものです。そういう連中をよりによって据えるというのですから、どうかしているといわざるを得ません。中央合同庁舎4号館前での規制庁準備室前での人事案撤回行動には官邸前、国会正門前での抗議行動を終えた人々のほとんどが参加したのでしょうか、大勢集まり、私たちも抗議のコールをあげてきました。さらに坂を下っての経産省前でも抗議行動が展開されていました。 

▶特集ワイド:民主党を鍛え直す 古賀伸明・連合会長に聞く

毎日新聞 2012年09月06日 東京夕刊

「民主党を鍛え直して、また政権を取れるような政党にする」そうです。

 人のことをいうのは簡単です。後退期にこそ、そのものの持つ正体が見えるといいますが、労働(組合)運動の退潮が言われて久しいです。民主党を鍛え直すより、労働(組合)運動を鍛え直す方が先だと思うのは私だけではないでしょう。連合の会長って、誰だっけというほど、どうでもいい存在になってしまっています。

【もうパイは大きくならず、経済的に厳しい時代になり、みんなが自分たちだけのことを考えて、わが企業、わが組織に閉じこもっていく。一つの目標でまとまることは難しい。これは労働運動の課題だ。そこでここ数年、労働運動の社会化を訴えている。メンバーシップだけに閉じこもって運動しても、もはや自分たちの利益さえ守れない。広がりをもった社会運動の中軸にしていかなければならない】

【非正規労働者が増えると、無年金の人が増え、社会保障の基盤を支える力が弱くなる。技術の伝承も困難になる。その意味では、単なる労働問題ではなく、社会問題だ】

 なるほど、言うことだけは一人前です。しかし、「パイは大きくならず」、カネ、カネといってきたがもう駄目だと自覚したのでしょう。だから、たんまり持っている「電力総連」が様さまというわけですか…。

 今、首相官邸、霞が関で抗議行動を行っている人々の動き、これこそ「広がりをもった社会運動」では? これを中軸に? しかし、連合が主導権を取れることはもうないでしょうし、待っていても来ることはないでしょう。

 非正規労働者の増大? 労働問題ではなく、社会問題だ? そうかもしれません。しかし、この間、あなたたちは何をやってきたのかを自問自答し、答えを出さない限り、「信用」されることはないでしょう。

 また、記者に、メーデー参加者を越える人々が首相官邸前に集まっている。「広がりをもった社会運動のきっかけになると考えるか」と問われ、古賀、【もう少し研究しないと、何とも言えない。組織された集団が政治勢力になるところから、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)であるツイッターやフェイスブックなどを利用する人が増え、組織化されない個人の集まりという新しい回路ができたことは確かだ】と。

 「新しい回路ができた」だけの問題ではないだろう。わかったようなこと言うなです。IT技術がもたらした現象などと捉えているようでは、もう、何も考えていないということです。ただ、去るのみです。いや、その前にきっちり「清算」していただきたいのですが。

▶特集ワイド:原発の呪縛・日本よ! 文芸評論家・加藤典洋さん
「有限性」感じ「脱成長」へ

毎日新聞 2012年09月07日 東京夕刊

 古賀に比べ、加藤典洋さんの指摘のほうが「正しい」でしょう。

【脱原発を求める金曜日の首相官邸デモは続き、政府が募ったパブリックコメント(意見公募)では9割近くが「30年に原発ゼロ」を支持した。「大きく、静かに、何かが変わってきた」と加藤さん。何か、とは?

 「例えば、もう誰も火星への人類到達など夢見ていません。いつの間にか有限性の感覚が生まれているのです。また、考え方や暮らし方のシンプルな人が増えてきました。消費税、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)、国境問題……こうした国の『大問題』について、それが日本にとってではなく、自分の暮らしにとってどういう意味を持つかと考える。新種のデモが良い例でしょう。日本人、市民としてではなく友人、家族で動いている。そしてまた、そう考える方が、日本だけでなく広く地球と世界へとつながっている。成長は成長なのですが、我々はより賢く『経済成長』から抜け出る方向に成長していると思います」

 首相官邸デモに集まる人たちは、シンプルに考えるからこそ軽々と「政治行動」ができるのかもしれない】

 そう、確かに【日本人、市民としてではなく友人、家族で動いている。そしてまた、そう考える方が、日本だけでなく広く地球と世界へとつながり】、【シンプルに考えるからこそ軽々と「政治行動」ができるのかもしれない】


▶原子力委の「全量再処理」放棄案 経産省抵抗で断念

中日新聞 2012/9/9

【政府の原子力委員会の首脳部が6月半ば、使用済み核燃料の「全量再処理」路線を放棄する案を作成したが、経済産業省や電力業界関係者の抵抗で断念したことが8日、分かった。使用済み燃料の扱いとして全量再処理の選択肢は残ったが、原子力政策を担う専門家組織内で全量再処理を排除する案が作られた事実は今後の議論に影響を与えそうだ】

【開示された電子メールによると、鈴木達治郎委員長代理は6月13~14日、近藤駿介委員長の意向を踏まえ、原子力委の決定の素案を作成。原発依存度の低下が見込まれることを考慮し、0%は全て直接処分、15%ないし20~25%は併存が「適当と判断する」として、全量再処理の選択肢を排除した。

 原子力委は14日「打ち合わせ会」と呼ばれる非公開協議で素案を議論した。その後、鈴木氏は素案に「『全量再処理』を原則とする核燃料サイクル政策を変更することが望ましい」と記入した。

 しかし18日、経産省資源エネルギー庁の森本英雄原子力立地・核燃料サイクル産業課長(当時)が、原子力委事務局に「懸念」を伝え「(20~25%の)選択肢に全量再処理を追記」するよう求め、再処理工場を抱える青森県の立場にも配慮すべきだと強調した。

 また、電力会社から出向していた原子力委事務局職員は「ことさら政策を変更したと宣言する必要はないのでは」と素案の表現に反対した】

▶福島1号機、水素濃度が時折上昇 核分裂時発生の希ガスも

北海道新聞(09/08 17:10)

【東京電力福島第1原発1号機の原子炉格納容器内で今年4月以降、窒素封入量やガス管理設備の排気流量を変更していないのに、核分裂反応で発生する希ガス「放射性クリプトン」と水素の濃度が時折、上昇する状態が続いている。東電は再臨界や爆発の恐れはないとしているが、原因を突き止めるための作業を始めた。

 昨年3月に起きた原子炉建屋の水素爆発は、燃料集合体を覆う被覆管が水と反応して発生した水素が原因になった。クリプトンは再臨界を判断する指標の一つだ。格納容器内のこれまでの水素濃度は最高で0・5%程度で、可燃限界の4%には達していない】

 気になる現象です。再臨界が起きているのでは? 注視しておく必要があります。

▶再稼働なしでも3%超余裕 関電認める

東京新聞2012年9月8日 朝刊

【関西電力は七日、夏の電力供給力について、大飯原発(福井県おおい町)を再稼働しなかった場合でも、政府が「最低限必要」とした3%を超える余裕があったとの試算を明らかにした。同社は電力不足を訴えて再稼働を強行したが、夏の節電目標の最終日に、必要なかったことを自ら認める形になった。 

 大飯原発3、4号機を七月に稼働したことで、関電は電力消費が増える同月下旬から八月にかけて、一部の火力発電所を休ませていた。大飯原発がなくても、こうした待機火力を活用すれば供給力の余裕は最低でも3・2%確保でき、電力不足にはならなかったとの試算を示した。さらに関電が電気予報で「厳しい」と位置付ける5%以下になる日は、試算によると三日間だけだった】

▶概算要求 もんじゅに依然78億円

東京新聞2012年9月8日 朝刊

【文部科学省は七日に発表した二〇一三年度予算の概算要求で、停止中で存廃に議論が続く高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の試験運転再開をにらみ、予算を確保するため使途を定めない「政策対応費」の名目で七十八億円を計上した。平野博文文科相は「もんじゅの研究成果を生かしていきたい」と研究継続に意欲をみせた。

 国は原子力政策を見直しており、もんじゅの存廃は未定。政府が存続を決めれば、文科省は政策対応費のうち五十九億円を試験運転費用に充て、残りを高速増殖炉の実用化研究などにまわす。

 一方、廃止の場合は、廃炉計画の作成や核燃料の抜き取りの準備に使うとした。ほかに維持管理費として前年並みの百七十四億円を計上した。

 会見で平野氏は、使用済み核燃料対策にもんじゅの技術が生かせると指摘した】

▶東電、汚染水タンクを増設へ 70万トンに積み増し

北海道新聞(09/07 21:30)

【東京電力は7日、福島第1原発で増え続ける汚染水対策として、タンクの容量を現在の約22万トンから、約70万トンに増やす計画を国に報告した。これまで約39万トンに増やす予定だったが、汚染水の増加に対応できないため変更する。

 計画では第1原発敷地内の南側にある森林を伐採。必要があれば地盤強化工事をした上で、14年夏ごろまでに約70万トンまで容量を増やす】

 3.11当初の福島第一原発周辺の写真と、現在の写真を見比べてみてください。周囲の森がどんどん伐採され、タンクが林立しているのがわかります。写真はネット上で、結構拾えます。しかし、この汚染水、どうすればいいのでしょうか? そのうち、低レベルなので問題ないなどといって太平洋に「放流」しかねません。


「自然災害では不確実な予測でも対策に生かすのに、原子力災害で完璧な情報を求めるのは理解できない」

▶SPEEDI開発者が苦言 放射線影響学会、仙台で開幕

河北新報2012年09月07日金曜日

【緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の開発に携わった日本原子力研究開発機構の茅野政道氏は「文部科学省や原子力安全・保安院が、受け取った予測計算を有効に使えなかった」と振り返った。……原子炉などのデータが得られず精度が低かったとする政府の主張には「自然災害では不確実な予測でも対策に生かすのに、原子力災害で完璧な情報を求めるのは理解できない」と苦言を呈した。

 福島県立医大の大津留晶教授は「原発事故に関連した疾患が発症するまでには4、5年はかかるとみられる。その前に健康に関するデータを集めることが重要だ」と指摘。「低線量被ばくは安全だとの考えを押し付けてはいけないし、いたずらに危険をあおってもいけない。心身両面で県民への多角的な支援が求められている」と述べた】

▶米兵用に線量確認システム

毎日新聞2012年9月6日夕刊総合面(共同)

【米国防総省は5日、東日本大震災での米軍による救援活動「トモダチ作戦」に参加した兵士やその家族らを対象に、東京電力福島第1原発事故の影響で浴びたとみられる放射線量を確認できる登録システムを構築すると発表した。対象は、震災発生翌日の11年3月12日から同作戦を終えた時期に当たる5月11日までの約60日間に在日米軍墓地などにいた兵士や家族、関係者ら約7万人。同作戦に参加した兵士らの不安解消に役立てる狙いとみられる。ただ同省は当時の線量は健康への影響が懸念されるレベルではなかったと結論付けている】

 こういうところは、米軍素早いです。

▶脱原発基本法案を提出 全国ネットが作成

東京新聞2012年9月7日 夕刊

【中小野党による超党派の議員グループは七日、将来の原発ゼロを目指す「脱原発基本法案」を衆議院に共同提出した。今国会は八日に会期末を迎え、継続審議となる見通し。 

 ノーベル賞作家の大江健三郎さんらが代表世話人を務める市民グループ「脱原発法制定全国ネットワーク」が原案を作成。議員グループが微修正を加え、提出した。基本法案は「二〇二五年三月十一日までのできるだけ早い時期に実現させる」とした】

▶独脱原発「住民が政策転換を迫った」〈限界にっぽん〉

朝日新聞2012年9月3日付

 ドイツではどのようにして脱原発を成し遂げ、自然再生エネルギーへ転換していったのかをレポート。

 ドイツでも電力会社による妨害は執拗だったといいます。政府が買い取り制度で電力を買い取ることを電力会社に義務付けてもなお、送電線網への接続をなんやかんや理屈をつけてさせないなど、露骨な妨害があったといいます。

 そんななか、こんな会社には任せられないと自分たちで自然エネルギー会社を立ち上げ経営を軌道に乗せていったといいます。ドイツの自然エネ発電は、住民グループや集落単位の事業所が多いのが特徴といいます。こうした地道な運動が既得権に守られている電力会社、族議員、関係省庁の壁を切り崩していったといいます。「集落単位の事業所が多い」とのこと、これは、日本だけから見ているとわかりにくいかもしれませんが、一度でもドイツ、ヨーロッパに行かれた方はおわかりかと思うのですが、町、村自体がひとまとまりとしてあるような感じで、日本のように、どこからどこまでが一つの集落なのかわからないという社会構成とは違うということがあるのではないかと思います。


▼原子力ムラ 今日の「No problem!」

▶全面マスク着け作業 停電で測定器使えず

東京新聞2012年9月8日

【一~七日の一週間、東京電力福島第一原発では五日に厚生棟など一部の施設で停電があり、空気中の放射性物質の濃度を測る測定器が使えなくなった。

 この影響で、作業員は一時、放射性物質を防ぐ全面マスクを着けて作業した。停電の原因は分電盤の故障とみられる。原子炉への注水や汚染水の処理に影響はなかった】

▶福島第1原発事故 指定廃棄物最終処分場、福田知事が矢板選定に理解示す 地元の反対にも配慮/栃木

毎日新聞 2012年09月09日 地方版

 知事は「理解」を示したという話です。

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令