原発通信294号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 294号 

2012/09/12発行

294-0912

「原発は専門家に任せる」と伸晃クン。
じゃあ、専門以外は全部「専門家」に任せる?

 昨夜のテレビ朝日報道ステーションに次期自民党総裁選に出馬の石原伸晃が出演。古舘氏の突っ込みに、たじたじでした。話初めに声を甲高く荒げる喋り方は、好感度低しと思いましたが、皆さんはどう思われましたか。まあ、自信ない人の喋り方ではあるでしょう。そして、古舘氏の次から次の突っ込みによせばいいのに“余計な”発言までするし、産経新聞からは、「甘い」などといわれるしまつです。(産経新聞)。

 原発問題には、再稼働について、わけのわからぬことを「はっきり」言って煙に巻こうとしたようですが、そこは「言葉の世界」で飯を食っている古舘氏、食い下がり、言質を取ろうと仕掛けます。すると、手続き論でなんやかんやといっていたのですが、最後は、「私は素人だから、専門家に任せる」などと連呼するしまつ。

 と、なると、「自分が専門でないこと」は、すべて「専門家」に任せるという論になるわけで、彼、到底、福祉から教育、防衛、交通、貿易…まで網羅したマルチ的専門家(本人は財政が専門などといっていましたが、それ以外は専門外ということになってしまう)とは思えません。となると、そんな「わからない」人に政治などまかせていいのかという問題になってしまいます。総理大臣、いや内閣不要論になってしまうわけです。

 そもそも、その原発・原子力の「専門家」と称する連中ですが、この5月に起きた六ケ所村のウラン濃縮工場での非常用ディーゼル発電機1台が起動しなかったトラブルで、その原因をなんと、設置以来点検などしてなかったと。それも、「壊れるとは思っていなかったから点検項目に入れておかなかった」というまさに、アンゼン教もここまで来たかというお粗末さです(下記)。機械を扱う資格さえない連中です。形あるものはいつか壊れるという、この世の常=大原則さえ理解できない連中です。「諸行無常」と聞いて「平家物語」としか答えられない連中なのでしょう。そんな連中を「専門家」だの、といって頼みにすることはできません。

 伸晃クン、すぐカッカ(と入力したら閣下と出ました。さすが親子、通ずるもの有りか)するようです。ならば、喋らせた方がいいようです。「口は災いのもと」という言葉もありますから。喋らせれば喋らせるほど、墓穴を掘るかもしれません。

 さて、親父は親父で、尖閣諸島を購入し、民主党政権の鼻を明かすつもりでいたのですが、トンビに油揚げをさらわれたかのように、「残念、残念」と連発していたそうです。また、国が購入したという一報が入ったときは、「国に寄付金を渡す」などといっていましたが、「条件が整備されないと渡さない」などといっているそうです。よっぽど悔しかったのでしょう。自分の人生の最後の大仕事(うん?オリンピックがあるか?)とでも思っていたのでしょう。ところが、いざ、ふたを開けたら…。人生の終末で味わう、3度目(?)の苦い挫折でしょう。

▶石原幹事長「中国は尖閣に攻めてこない」

産経新聞 9月12日(水)7時55分配信


▶エネルギー・環境戦略:「30年代原発ゼロ」明記へ 青森に振興策──政府

毎日新聞 2012年09月12日 東京朝刊

【政府は11日、東京電力福島第1原発事故を受けた新たなエネルギー・環境戦略で、原発の稼働を2030年代にゼロとする目標を明記することで最終調整に入った。複数の政府関係者が明らかにした。原発ゼロ方針に反発する青森県には新戦略の骨子を示し、地域経済への影響を極力抑える地域振興策を提示した模様だ。今週末にもエネルギー・環境会議を開いて正式決定する】

【野田佳彦首相は10日の会見で、将来の原発政策について、民主党が示した▽原発の新増設は行わない▽40年運転制限を厳格に適用▽再稼働は原子力規制委員会の安全確認を得たもののみ──との3原則を踏襲することを明言】

しかし、

【エネルギー政策は現行の法制度でも3年ごとの見直しが規定されているほか、次期衆院選後に政権の枠組みが変われば変更される可能性もある】


学術会議、核廃棄物処理白紙見直しをと

 高レベル放射性廃棄物の処理は、原発マフィアにとって頭の痛いところです。カネで何とか黙らせてやってしまえと思っていたのでしょうが、なかなかうまくいかず、3.11以後は、それまで隠しに隠していた問題がさらけ出され、暗礁に乗り上げてしまっています。

 この問題がクリア(たぶんできないでしょう)しない限り、原発・原子力利用は前へ進めないことが明らかになってしまいました。

 下記の記事ですが、東京新聞はその重大性を書いていますが、日本テレビの「のんき」な報道にはあきれてしまいます。読み比べてください。その緊張感のなさがわかるというのもです。どこかで問題になっている「ゴミ問題」という扱いです。

▶核のごみ 地中廃棄「白紙に」 学術会議 原子力委へ提言

東京新聞2012年9月11日 夕刊

【打開策を検討していた日本学術会議(会長・大西隆東大大学院教授)は十一日、地中深くに埋める国の最終処分計画は安全とは言えないとし、処分に関する政策の白紙見直しを求める提言をまとめ、原子力委員会に提出した】

【使用済み核燃料を再処理した後に出る高レベル放射性廃棄物は、毎時一五〇〇シーベルト(一五〇万ミリシーベルト)と人がわずか二十秒で死に至る放射線を放つ。国は二〇〇〇年、廃棄物をガラスで固め、地下三百メートル以上の地層に埋める「地層処分」とするよう関連法で決めたが、処分地は白紙のままだ】

【今回の提言は、原子力委から打開の糸口を見つけてほしいと要請された学術会議が、原子力工学や地質学、歴史、社会、経済など各分野の研究者で検討委をつくり、二年がかりで検討してきた。

 提言は、地震や火山活動が活発な日本列島で、万年単位で安定した地層を見つけるのは難しいと指摘】

【交付金などのお金で処分地を決めようとする方針は、「かえって問題を深刻化させる」と根源的な問題があると指摘した。その上で、「政策をいったん白紙に戻す覚悟で見直すべきだ」と結論付けた】

【安全な処分方法が見つかるまでの数十~数百年の間は、地中深くではなく、いつでも移送できる形で暫定的に保管するよう提言。保管を担う地域には交付金などで無理やり納得させるのではなく、保管地に政府機能の一部を移転して安全性への信頼を得るべきだと訴えた】

▶高レベル核廃棄物処分の見直しを~学術会議

日本テレビ系(NNN) 9月11日(火)17時15分配信

【原発の使用済み核燃料から出る高レベルの放射性廃棄物の処分をめぐって、日本学術会議は「白紙に戻す覚悟で見直すべき」などとする提言をまとめ、11日に国の原子力委員会に提出した】

【提言では、この地層処分について、「今の科学的見地ではリスクが高すぎる」として、将来的に取り出しが可能な状態で数十年間から数百年間、暫定的に保管し、その間に最終処分の方法などを決めるよう求めている。

 また、「原子力政策についての社会的合意がないままに、処分場選びを進めるのは適切ではない」として、国の計画をいったん白紙に戻す覚悟で見直すべきだとしている】


▶社説:核燃サイクル 核抑止は論拠にならぬ

毎日新聞 2012年09月12日 02時32分

【日本が核兵器を持つことは核拡散防止条約(NPT)体制の否定を意味し、北朝鮮のように国際的な孤立を招くことになる。エネルギー禁輸などの制裁を受ければ、資源を海外に頼る日本は生きていけない。狭い国土で核実験は困難だし、核の傘を提供している米国は日米同盟の否定と受け止めるだろう。アジアの核軍拡にもつながることを考えれば、日本の核武装がもたらすマイナスの影響は計り知れない】

【日本は潜在的な核抑止にこだわるより、核保有国にはならないことを明確にして核軍縮を先導する方が世界の信頼を得られるだろう。核燃サイクルの是非は、防衛政策ではなくエネルギー政策の観点で現実的に判断すべきである】とは、毎日新聞です。

▶東電:柏崎再稼働狙い 原子力監視委を設置

毎日新聞 2012年09月11日 22時47分

【東京電力は11日、原発部門を社外有識者で監視する「原子力改革監視委員会」を同日付で設置したと発表した。閉鎖性が指摘される同部門の透明性を強調し、経営再建に不可欠とする柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働につなげるのが狙いとみられる】

【委員には下河辺会長のほか▽米原子力規制委員会元委員長のデール・クライン氏▽日立製作所の原子力技術者出身で経営コンサルタントの大前研一氏▽名古屋高検の元検事長で国会事故調委員を務めた桜井正史氏──の4人】

【社内を直接監査する権限はない。実質的な業務は、社内の中堅・若手を中心に原子力部門の改革案を練る「原子力改革特別タスクフォース」の追認にとどまる可能性】


▶原子力規制庁長官に池田前警視総監を起用へ

読売新聞 9月12日(水)3時1分配信

 この池田克彦前警視総監、原子力問題にどれだけの見識があるのでしょうか。とても「専門家」などと呼べる人ではないでしょう。というのも、昨夜のテレ朝「報道ステーション」でキャスターの古舘さんに、盛んに「再稼働派」と突っ込まれ、「私は素人ですから、専門家に任せる」との発言をくどいくらい繰り返していたものですから。

【原子力規制委員会の事務局となる「原子力規制庁」の初代長官に、池田克彦前警視総監(59)の起用が11日固まった。

規制庁長官は、原子力規制委の委員長に内定した田中俊一氏が任命する形を取る。次長には、森本英香・内閣官房原子力安全規制組織等改革準備室長を起用する方向だ】

▶<原子力規制委員会>19日発足を閣議決定、首相5氏任命

毎日新聞 9月11日(火)12時23分配信

【事務局となる原子力規制庁の長官や職員人事などの準備を進めるため、政府は11日付で田中氏と、委員候補の中村佳代子・日本アイソトープ協会プロジェクトチーム主査▽更田豊志・日本原子力研究開発機構原子力基礎工学研究部門副部門長▽大島賢三・元国連大使▽島崎邦彦・地震予知連絡会会長──の計5人を内閣官房参与に任命した】

▶「原子力規制委員会発足」 閣議決定の日、経産省包囲

田中龍作ジャーナル2012年9月11日 23:06

【委員5人のうち3人は、原子力村の恩恵に浴していた人達で違法性さえ指摘されている。委員長候補の田中俊一・前原子力委員会委員長代理は、「3・11」後も原子力推進のために謀議を練る秘密会合に出席していたことが明らかになっている。

 にもかかわらず、田中俊一氏は13日にも福島県庁を訪問する予定だ。事故の教訓は何だったのかと言いたくなる。

 呆れ果てるのは原子力村の総本山とも言える経産省だ。5日、超党派で作る「原発ゼロの会」が経産(資源エネルギー庁)官僚らを呼び、国会内で「再処理」について事情を聴いた時のことだ。

 経産官僚は原発を止めれば莫大な費用がかかる、と説明した。核廃棄物の直接処理は環境にも負荷がかかる、とも。再処理を進めたいがための理屈である。だがこのイカサマは河野太郎議員(自民)が素早く見抜いた。

 河野議員は「再処理で出てくるプルトニウムの処理にかかる費用は全く見積もられていないではないか」と厳しく追及した。経産官僚は涙目でうつむく他なかった】


▶六ケ所村のウラン濃縮工場:発電機トラブル、原因は回路劣化/青森

毎日新聞 2012年09月11日 地方版

【六ケ所村のウラン濃縮工場で5月に非常用ディーゼル発電機1台が正常に起動しなかったトラブルで、日本原燃は10日、電気回路が劣化し故障したのが原因】

【発電機を設置した89年以来、一度も点検していなかった。「故障するという認識がなく、点検項目に入っていなかった」と説明】

 この原子力ムラというか原発を動かしている連中、原発どころか、あらゆるプラントに携わらせてはなりません。「モノは壊れる」ということわかっていません。「形あるものはいつか壊れる」という大前提を理解していないようです。「諸行無常」と聞いて、条件反射的に「平家物語」と答えることができる頭脳はお持ちのようでしょうが、それ以上でも、それ以下でもないということを自ら明らかにしたようです。

▶保有プルトニウム減少

毎日新聞2012年9月12日総合・経済面

【内閣府は11日、日本が保有する核分裂性プルトニウムは2011年末時点で29.6トンで、前年に比べ0.5トン減少したと原子力委員会に報告した。国内で保管中が6.3トン、使用済み核燃料の再処理を委託した英国とフランスに保管中が23.3トン。再処理前の使用済み燃料中のプルトニウム量は含まれていない。九州電力玄海原発3号機(佐賀県)でプルサーマル用にプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を原子炉に入れる一方、日本原燃の再処理工場(青森県)が稼働せず新たなプルトニウムは取り出されなかったため、保有量は減少した】

▶エネルギー政策転換、使用済み核燃料2442体が返還の可能性 運転への影響必至/福井

毎日新聞 2012年09月11日 地方版

【再処理工場を運営する日本原燃と地元自治体は98年、再処理が困難になれば使用済み核燃料を各原発に返還するとの覚書を締結しており、エネルギー政策の転換でこの覚書が適用される可能性が浮上している。県内の原発は、使用済み核燃料を保管するプールの容量が残り少なく、今後の運転への影響は必至だ】


▶福島県富岡町:遠藤町長、管理型処分場受け入れ拒否の考え

毎日新聞 2012年09月11日 21時57分

【遠藤勝也町長は11日の町議会一般質問で、住民への一律賠償を国が認めない場合、震災がれきなどの管理型処分場の受け入れを拒否する考えを示した。国と対立する遠藤町長は、年内予定だった避難区域再編でも越年の見通しを毎日新聞の取材に示したばかりで、徹底抗戦の構えだ】

▶<福島第1原発事故>東電、写真600枚を公開

毎日新聞 9月12日(水)10時48分配信

【600枚の中には、津波が押し寄せた後、水面が通常よりも極端に低くなる「引き波」をとらえたものや、水につかったタービン建屋の地下、水素爆発する前日の4号機建屋の写真などもある】

【東電は「どのくらいの枚数の写真があるのか把握しきれなかったため」と説明。集まった写真のうち、核物質防護上公開できない画像は除外したという。同社のホームページにも掲載している】

▶原発事故後の緊迫写真、東電が600枚追加公開

読売新聞 9月11日(火)22時3分配信

 さすが、読売新聞です。実にあっさりしています。こんな記事を読まされていると、もう原発事故などとうの昔という気になってしまうでしょうね。そこが狙いでしょうが。

【東京電力は11日、福島第一原子力発電所事故当日の昨年3月11日から28日までに、同社社員らが撮影した写真600枚を新たに公開した。

 原発周辺の被害状況を把握し、復旧計画を検討するために撮影したもので、緊迫した現場の様子が伝わる。電源を失って炉心溶融を起こした2号機では、防護服と全面マスクを着用した作業員が、電源室で懸命にバッテリーをつなぎ、電気を確保しようとしていた。

 公開写真は、今年7月に最終報告書をまとめた国会の事故調査委員会の指摘を受け、東電が社員らに改めて確認し、見つかった。】

▶<甲状腺がん>検査で子ども1人確認 原発事故と関係否定

毎日新聞 9月11日(火)20時33分配信

【福島県の子どもの甲状腺検査で初めて1人が甲状腺がんと診断されたことが11日、県民健康管理調査の検討委員会(座長=山下俊一・福島県立医大副学長)で報告された。同大で担当の鈴木真一教授は「チェルノブイリ事故後の発症増加は最短で4年」などとして、福島第1原発事故との因果関係を否定】

 さて、事実は……。


▼原子力ムラ 今日の「No problem!」

▶島根原発:燃料集合体覆う金属製の筒に欠損 放射性物質漏れなし/島根

毎日新聞 2012年09月11日 地方版

【中国電力は10日、島根原発1、2号機の炉内と使用済み燃料プールにある燃料集合体を覆う金属製の筒(縦横14センチ、高さ4・1~4・3メートル)の計13体の上部に、それぞれ10~20ミリの欠損が見つかったと発表した。放射性物質の漏えいはないという】

▶敦賀原発:1号機で部品筒にすき間 原電、保安院へ調査計画を提出/福井

毎日新聞 2012年09月11日 地方版

【敦賀原発1号機の燃料集合体を覆う金属製の筒(縦横各14センチ、高さ4・1メートル、厚さ2ミリ)に変色やすき間が見つかったトラブルで、日本原子力発電は10日、今後の調査計画などを経済産業省原子力安全・保安院に提出】

▶河瀬・敦賀市長:原発排除は“非現実的”/福井

毎日新聞 2012年09月11日 地方版

【河瀬一治市長は提案理由説明で、今後の国のエネルギー政策の方向性について「国民の間に脱原子力を訴える声が広がりを見せていることは事実だが、原子力を排除することは現実的な選択ではなく、今後も重要なエネルギー源として位置づけられるべきだ」と】

 国のことをおもんぱかってくれる市長サンです。


▼何を考えているんだか

 安倍晋三、自民党総裁選に出馬とか。なんでも「強い日本」だとか、やり残したことがあるだとか、代表質問が予定されていたその日の午後、その答弁に立つ直前で総理大臣という重責を給食当番を投げ出すようにやめてしまったという前代未聞のことをしでかしたことなどすっかり忘れてしまったかのような顔で出馬だと。そんなもんを担ぐ方もどうかしています。それとも「御輿は軽くて、パーがいい」というやつですか。といっても、もし…を考えたら危険極まりない僕ちゃんです。

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令