原発通信298号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 298号 

2012/09/18発行

298-0919

10月13日に大行動が提起されています。参加していきましょう!

10月13日、日比谷野外音楽堂で「さようなら原発集会」開催決定

・10.13さようなら原発集会(仮称)

・日時:10月13日(土)13:30~14:30
・会場:東京・日比谷野外音楽堂

(詳細は後日お知らせします)

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

 舌の根も乾かないうちにもう全く逆のことを平気で言います。枝野経産相、周囲から何を言われているのか想像に難くありません。根深い、執拗な、包囲網、ネットワーク…原発マフィアの姿が見え隠れします。

 そこには、東芝=ウェスティングハウス社(*)や日立が絡んでいるのでしょう。この間言われてきているように、原発はコストが見合わない。シェールガス、天然ガス等のほうのコストが下がり、原発は最終処分問題もあり、採算が取れなくなるということが明らかになってしまった。だから、ウェスティングハウス社は東芝に売ったのでしょう。そうでなければ米国の原発推進の大本山を手放すわけがありません。したがって、現在、原発メーカーは、東芝と日立とGE が中心になっています。そこにはプルトニウムの管理という問題も絡んでおり、安保問題ともリンクしているという事情があるのです。原子力マフィアの一面がそんなところからも見えます。

 尖閣諸島をめぐる問題もそうですが、歴史をきちんと学ばなければなりません。まずは歴史を知ること、謝罪すべきことはすることです。それをもっと早くにしておかなければならなかったのです。

(*)2006年、ウェスティングハウス社は東芝の傘下に。買収額54億ドル(当時のレートで約6600億円、株式の77%取得)

「ガレキの跡地に鎮守の森を作ろう」宮脇昭さん

宮脇昭氏 宮脇昭(横浜国大名誉教授)さんがNHKラジオ深夜便「ガレキの跡地に鎮守の森を作ろう」(9月15、16日)で語っていました。宮脇さん曰く、これまでも電力会社の火力発電部門では発電所建設と同時に周囲に林をつくってきたと。原発をつくるときも海岸側に盛り土をして林をつくることを提案。津波などの対策にもなるからといっていたのだが、原子力ムラの連中は私の忠告を聞かなかった。原発は安全なのでそんなもの不要だと。しかし、今回、その危惧が的中してしまったといいます。

 宮脇さんの森づくりについては以前にも本通信で紹介しました。津波の被害を受けた地域に、その地域に合った樹種を植え津波に強いまちづくりを提唱しています。がれきを全国にばらまき燃やすのではなく、「毒を抜いて」(ここが問題かも…)、コンクリート塊、木材などは「地球資源」として埋め込んで、その盛り土の上に植林していこうというプランなのです。

 南相馬市で桜井市長と話をした際は、それで行きましょうとなったというのですが、事務方の方から、がれき処理費・予算というのには縛りがあり、植樹プランに転用はできないということをいわれたというのです。放射性物質汚染などという問題以前に、お役所仕事のハードルがあるのです。しかし、それ以外の宮城などでは植林をしているとのことです。

 そうした植林事業を通じての話ですが、世界で植林運動を展開(中国の砂漠、ブラジルのアマゾン、タイ、などなど)していても、今回の東日本でも女性たちのほうが熱心。それは、オスとメスとの生物学的な相違が根底にあるからだといいます。いのちを産み、育まなければならないメスとしての本能がそうさせているのだと。男たちはすぐ根をあげますが、女性たちは黙々と植樹し続けるそうです。命をはぐくむ森の重要さを直感できているのかもしれないと、宮脇さんはいいます。

 それは、最近の毎日新聞のアンケート調査(下記)で「原発ゼロ」を望むのは女性の方が高いという結果にも表れているのではないでしょうか。3.11後の脱原発をめぐる動きや官邸前抗議行動などを見ても感じることです。

官邸前行動雑感 「時代は変わりました」

 官邸前抗議行動に参加しているのですが、時代は変わったと感じること多々あります。そのいくつかを思いつくままに。

 抗議行動が始まってしばらくして、学生らしき若者二人が現われました。友達を誘ってきたのだろうと思います。すると警備についている機動隊員に「一番盛り上がるのは何時ごろですか」などと聞いているのです。聞かれた機動隊員も丁寧に答えていました。そんなこと、機動隊員に聞くかよと思ったのですが、時代は変わりました。

 そういえば、当初から、私服刑事が「警視庁」の腕章をつけ、カメラをぶら下げて抗議行動を展開している人たちの列のそばを当たり前のように通っていきます。時代は変わりました。

 抗議の列を離れて、ちょっと様子を見ていきました。年若い機動隊員が数名、お喋りをしています。聞くとはなしに耳に入ってきたお喋りは、「なんかこれ、おもしろそうだな」と。時代は変わりました。

 また、帽子に線が入ったお偉いさんが通ると若い機動隊員が敬礼するものだから、「兄さん、あの人、兵隊でいえばどのくらい偉いんだ」と聞くと意味は通じたらしく、考えて「少佐ぐらいかな」などというのです。でもそんなには偉くはないと思うのですが、まあ、こんな無駄話ができるくらいの雰囲気です。時代は変わりました。

 抗議行動を終え帰り道、仲間と赤坂方面へ出るかとなったのですが、どこを曲がろうかと話していると、角に警備に立っていた機動隊員、こちらが聞いてもいないのに「この先を左に曲がると溜池山王です」と、それはそれは丁寧に教えてくれました。時代は変わりました。

 もう一つ、抗議行動が始まる前、年配の女性が、「ここ、座っていいですか」と聞いてきました。ちょうど腰かけるにちょうどいいところに陣取っていたのです。「どうぞ」と言うと、彼女、相模原から電車乗り継いできましたというのです。年は80歳を過ぎているといいます。そういう年配の方々多く見かけます。頭が下がります。


▶原子力安全委:最後の会合 斑目委員長「反省点は多々」

毎日新聞 2012年09月18日 11時05分

【班目委員長はこの日の会合の最後に事故を防げなかったことについて、「反省すべき点は多々ある。あらかじめの備えの大切さを痛感した」と述べた】

 もう多くを語る必要はありません。古いセリフですが「反省するだけなら猿でもできる」と。「痛感」はしましたが、たぶんそれでオシマイでしょう。責任をとることもなく…。

▶IAEA総会:「原発ゼロ」日本説明 見直す可能性も強調

毎日新聞 2012年09月17日 23時08分

【新戦略は将来的な原発ゼロを明記しつつ、使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す「核燃料サイクル」の継続を確認している。兵器転用が可能なプルトニウムの蓄積には国際的な懸念もあるが、山根副外相は演説で核燃料サイクルの継続には触れなかった。

 これに先立ち、天野之弥IAEA事務局長は冒頭演説で「(福島原発)事故後18カ月を経て、原子力が多くの国にとって重要な選択肢であり続けることは明らかだ」と原子力の重要性を再確認。】

 ここにマフィアの表の顔が出ています。

▶エネルギー・環境戦略:「原発ゼロ」「建設継続」 整合性に疑念噴出 むつ市長、搬入判断を保留/青森

毎日新聞 9月16日(日)12時23分配信

【中間貯蔵施設を建設中のむつ市の宮下順一郎市長は「核のごみ」搬入拒否撤回を保留する姿勢を見せた。

 越善靖夫・東通村長は「プロセスや課題への対応が非常にあいまい。原発ゼロと再処理継続という方針に矛盾を感じざるを得ない」と批判。

 金澤満春・大間町長も「(大間原発は)許可を出しているので変更ないということは評価できるが、あいまいな部分について(枝野経産相から)きちっとした発言がなかった」と困惑した。

 古川健治・六ケ所村長は「整合性に課題はあるが、村の実情を重く受け止め、ご配慮いただいた」と評価。

 三村知事は「核燃料サイクルは推進するという説明があり、青森県との約束は守られていると理解した。約束通り淡々とした対応になる」と述べ、県内にある使用済み核燃料を全国の原発に送り返す必要はないとの考えを示した。】


▶再生エネに参入ラッシュ=主力は太陽光・風力発電―原発事故受け注目高まる

時事通信 9月16日(日)16時1分配信

 利益が見込まれるとなったら、参入してくるのが資本主義です。原発は莫大な利益をマフィア内部で山分けしていたということなのです。その一角が崩れるか。

 JX日鉱日石エネルギー:2013年1月に仙台製油所西地区(宮城県多賀城市)でメガソーラー事業を開始。津波で大きな被害を受け、移転したタンクローリー用出荷施設の跡地に発電所を建設。JXは「停電時には、起こした電力で地元住民が携帯電話の充電などをできるようにしたい」と地域貢献拠点としての活用も検討

 ユニ・チャーム:福島、静岡、香川3県で、自社工場の屋根を使ったメガソーラー事業を計画

 エス・バイ・エル(住宅メーカー):茨城、山口両県で自社工場の屋根を使ったメガソーラー事業を計画。

 ソフトバンクグループなど:鳥取県の協力を受け、長く塩漬けになってきた米子市の干拓地で、13年7月に出力3万9500キロワットと国内最大級の施設を稼働させる。

 丸紅:茨城県の公募に手を挙げ、同県神栖市の鹿島港沖で17年ごろの開始を目指して洋上風力発電事業をスタートさせる予定。

▶焦点:なるか脱原発、火力発電の有効利用や省エネ進展で可能に

ロイター 9月14日(金)19時41分配信

 要は、抜けに抜けない底なし沼に足を取られてしまっているということです。

【既に支出してしまい、決して戻らない費用や時間、労力のことを経済学で「サンクコスト(埋没費用)」と呼ぶ。「戻らないコストはあきらめるべき」と人や企業に合理的な判断を促すための概念として用いられる。

原発はサンクコストの概念に基づく撤退判断がもっとも困難な事業といえるだろう。原発立地の実態を政府関係者はこう説明する。「立地候補地の準備室に赴任した電力会社の社員が、地元有力者の子供の家庭教師をボランティアで引き受ける。その子が大人になったときに原発建設への協力を働きかける」。数十年の歳月をかけてでも電力会社が原発に執着するのは、順調に運転している限りは「金のなる木」だったから。停止したままでは、計算にもよるが1基あたりで毎日7000万円近いコストがかかる「金食い虫」だ】

【三菱総合研究所の小宮山宏理事長(元東京大学総長)は「原発の停止は量的な危機ではなく、電力会社の財政の問題だ。

政府の試算では、2030年時点の総電力量が現在の1.1兆キロワット時から1割減の1兆キロワット時となる前提だが、小宮山氏は、省エネの前提が低すぎるとみる。「冷蔵庫の電力消費は20年前に比べ8割減、エアコンは6割減っている。今後も技術改善が見込めるから30年時点における家庭の電力消費は3分の1くらいに減る」(小宮山氏)として、30年時点の総電力量は8000億キロワット時だと主張する。

総電力量が8000億キロワット時の場合、原発比率15%の発電量1500億キロワット時を含めないことも可能だ。小宮山氏は「30年で何を目指すといえば、原子力はゼロだ」と語った。その場合は再エネの発電量比率を10年時点の10%から30年時点で30%に引き上げないといけない】


▶「洗濯物外に干さない」40% 福島市・住民調査

河北新報 9月15日(土)6時10分配信

【福島市民の5人に2人が福島第1原発事故の放射線を気にして洗濯物を外に干していないことが14日、市の実施した市民アンケートで分かった】

 原発、原子力、放射能、それらすべてが持っているのが、「薄気味悪さ」なのです。安全だ、大丈夫だといっても、信用されないものが原発、原子力にまつわる様々なものだということです。これらのアンケートに答えた方々は、たぶん女性たちが多いことと思います。そこが、経済一辺倒でものを考える男性と産む性としての女性の違いが出てくるのでしょう。それは下記の毎日新聞のアンケートにも表れています。

▶本紙世論調査:原発ゼロ方針「支持」60%

毎日新聞 2012年09月17日 10時00分

【政府の原発稼働ゼロ方針を「支持する」と答えた人は、男性で54%、女性は64%だった】

▶日本緑化工学会:福島の森林除染アピール 「チェルノブイリとは事情異なる」

毎日新聞 2012年09月17日 東京朝刊

【アピールは、主な汚染物質であるセシウム137は半減期が30年と長く、森林を除染しなければ、農地などを除染しても再度汚染される危険性があると指摘した。

 また、国際原子力機関(IAEA)の専門家チームが昨年10月、日本政府に提出した最終報告書で「森林除染の必要性は低い」と結論づけたことについて批判。報告書が参考にしたと思われる旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(86年)は、人口密度が低く緩やかで広大な地形が汚染されたために、森林を封じ込めの場として放置することも効果があるが、丘陵地形で降水量が多い福島県では事情が異なるとした】

 しかし、あの東北の森をどうやって「除染」する? そしてその水は、土は、葉は…?

▶田中正造:再び注目される思想 足尾銅山事件と福島原発事故の類似性

毎日新聞 2012年09月17日 東京朝刊

【物質上、人工人為の進歩のみを以てせば社会は暗黒なり。デンキ開けて世間暗夜となれり。

 亡くなる約1カ月半前に正造が日記に書いた言葉だ。

菅井益郎・国学院大教授(日本経済史)は「鉱毒事件を通して正造は、近代とは何か、技術とは何かを徹底的に考え抜いた。技術の進歩にのみ頼っている社会は人間を滅ぼす。技術をコントロールするモラルや哲学が必要と警鐘を鳴らした」と解説する】

【銅生産も、原発も「国策」として進められた。菅井さんは「日本は近代化を進めるために、何か問題があっても責任をとらない構造を作り、それが今も続く。鉱毒事件も原発事故も政府は責任をとらず、企業も『国策に沿った』と、責任をとらない。被害を受けるのは弱い立場の人々だ」と指摘する】

【民を殺すは国家を殺すなり 法をないがしろにするは国家をないがしろにするなり 皆自ら国を毀(こぼ)つなり 財用をみだり民を殺し法を乱してしかして亡びざるの国なし、これを如何(いかん)】

 田中正造が警鐘を鳴らした時代から何が変わったのでしょうか。67年前、国を滅ぼすまでいっても何ら責任を取るものはなく、本来責任をとらなくてはならないはずの連中の孫たちが、67年後の今日、「強い日本」を復活させるのだと意気込んでいます。一方、中国は中国で、積年の恨みを晴らすのだとばかり。これもそれも67年前にきちんと「戦後処理」をしてこなかったツケなのです。

▶Dr.中川のがんの時代を暮らす:/51 「魚好き」と内部被ばく

毎日新聞 2012年09月17日 東京朝刊

 またまた中川、人々をたぶらかすようなことを書いています。なんでもこれまで過小評価されていたものが魚に多く含まれていることがわかり、自然からの内部被ばく量が上がったのだと。そんな放射性物質を含んだものを食べ続けている日本人、長寿ではないかとの印象を与える書き方なのです。ここにも中川得意の「東大話法規則」が顔を出します。

【日本人の長寿の理由の一つである「魚好き」が自然な内部被ばくを高めているというわけです。今後、これまで評価できていない未知の自然被ばくが分かってくれば、国民線量はさらに高くなる可能性もあります】

 そして、唐突に【ちなみに年2・09ミリシーベルトという日本の自然被ばく量は、世界平均の2・4ミリシーベルトを下回ります。日本がウラン鉱石など資源に乏しいためで、米国は年3・0ミリシーベルト、フィンランドは年約7・5ミリシーベルト、フランス、スペインは年約5ミリシーベルトです】などと書き、福島の放射線量など大したことはないのだと誘導するような書き方をしています。しかし、オーストラリアのアボリジニの人たち、米国のネイティブアメリカンの被曝問題には触れません。


▶「放射線を過小評価」 国会原発事故調・崎山さん講演 被ばくの危険性指摘/さいたま

埼玉新聞 9月16日(日)14時44分配信

【講演で崎山氏は、がん研究の専門家として、被ばくによる危険性を解説した。「体内のDNAは、放射線が1本通っただけでも切断される。その損傷を修復するときにミスが起きると、がんになっていく。しかも、そのようなDNAの突然変異は、子孫に受け継がれる」と警告。「だが、放射線のリスクは過少評価されている」と訴えた。

 低線量被ばくの危険が正当に評価されなくなった理由について、崎山氏は「許容される放射線量が厳しくなると、対応する政府などの予算が増えてしまうからだろう」と指摘。その上で、昨年秋に文部科学省が発行した放射線副読本に触れ、「原発事故のことや、どれだけの地域が汚染されたかは、ほとんど書かれていない。これでは、子どもたちが自分で考える力がつくはずがない」と批判した】 

▶島根原発:「原発ゼロ、なし崩しに」 3号機運転差し止め求め住民ら提訴へ 年内にも支援団体/島根

毎日新聞 2012年09月16日 地方版

【中国電力島根原発(松江市)の廃炉を目指す島根、鳥取両県の住民らで作る「さよなら島根原発ネットワーク」の総会が15日、同市であった。現在建設中の3号機の運転差し止めを求める民事訴訟を、来年にも松江地裁に起こす方針を了承した】


▼トンデモナイ話

▶NY金融街デモ 150人拘束

NHK TV9月18日 11時37分

 「ウォール街を占拠せよ!」との呼び掛けで始まったウォール街の強欲どもへの反撃、1年がたちました。東京でもそれに呼応しての行動がありました。市場原理主義者、巨大化したマネー至上主義への反撃はまだ始まったばかりです。水曜日には官邸前で反貧困の行動が展開されているとのことです。

【アメリカ・ニューヨークの金融街で、経済格差の解消を訴える抗議行動が、去年9月に始まってから17日で丸1年を迎え、数百人が再び金融街をデモ行進し、およそ150人が警察に拘束】


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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

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「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令