原発通信305号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 305号 

2012/09/26発行

305-0926 10-11月大行動

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

安倍晋三 石破か、安倍だろうとは思っていました。石破では選挙の顔にならないだろうから…と思っていたら、案の定。安倍晋三「やり残したことがある」とかで再登板です。
 これまで、進歩的、リベラルといわれる人でも、「今現在のこと」にはすぐ反応するのですが、次世代をどうするのかという話になるととんと鈍いところがあります。そこをつかれ、前回の安倍内閣の際、教育基本法改正が行われてしまったのです。大阪の橋下も、やけに教育、教育現場、教員組合と対抗する場面が多いです。その流れに掉さすことにならなければいいのですが…。

 それにしても「強い日本」とは、どんな国なのでしょうか。そして、「日本を取り戻す」とか。誰から、どうやって…。そもそも、いつ、誰に、なぜ、どのように“盗まれた”のですか?

 そうした意味不明の「気分先行」型政治は、小泉、石原慎太郎、橋下、いやその前には、九州のお笑いタレント、パンパカパーンと大阪でもありました。

 のちに、選挙で俺を選んだのだからと、地獄まで道連れにされてはたまりません。

 ロシア赤軍にベルリンが包囲されたとき、市民をベルリン市内から脱出させようとの進言に対しヒトラーは「国民の自業自得」だと言い放ったそうです。「(ドイツ)国民が地獄を味わうのは当然の義務。われわれを(選挙で合法的に)選んだのは国民なのだから、最後まで付き合ってもらうさ」(映画「ヒトラー最期の12日間」)。そう、私たちは似たようなことを近年すでに経験しています。「規制緩和」「民活」「自由市場の拡大」「努力したものが報われる社会」「自己決定」など聞こえのいい言葉に酔い、行きついたところは……。

 原発問題に関しては、安倍晋三の妻、昭恵さんの存在が影を落としているという情報もあります。彼女は先の山口県知事選に立候補した飯田哲也氏と懇意だそうです。祝島へも飯田氏の案内で、昨年行ったとのこと。この夏、週刊誌に「夫を(脱原発で)説得します」などとも語っていました。彼女のブログには、安倍晋三と飯田氏のツーショットが掲載されています。

▶<自民総裁選>安倍晋三元首相が新総裁に

毎日新聞 9月26日(水)14時16分配信

【自民党総裁選は26日、投開票され、国会議員によって行われた決選投票で安倍晋三元首相(58)が108票を獲得して89票だった石破茂前政調会長(55)を破り、自民党総裁への就任が決まった】

*こんな「安倍晋三自民党総裁当選祝い」頁がありました。笑えます。


▶枝野経産相:核燃サイクル「半世紀の事実、動かせぬ」

毎日新聞 2012年09月26日 02時36分

【同計画で原発ゼロの達成までの具体的な道筋を示すかについて、枝野氏は「過去の基本計画を見ても(原発や火力発電などの)電源別の構成比率を必ずしも示していない」と指摘。30年代までの原発依存率の段階的な引き下げ目標を明記しない可能性を示唆】

【原発ゼロを目指すなら不要なはずの核燃料サイクルを当面継続することに関しては「半世紀にわたり(原発利用で)積み重ねられた事実は動かせない。(六ケ所村を使用済み核燃料の最終処分地にしないという)青森県との約束をたがえてはいけない」と強調】

【原発ゼロ実現に向けて電力会社に原発の新規着工を事実上認めない姿勢を打ち出したことに絡んでは「政府の(原発)政策が変わったため、立地自治体が交付金をまったく受け取れなくなるのは適切ではない」と説明】

【枝野氏は「どこかの国の意向で結論を変えたものではない」】

一問一答

【枝野氏 (これまでの原発の利用で)使用済み核燃料がすでに存在する事実は変えられない。また(再処理工場など核燃料サイクル施設を抱える青森県六ケ所村など)自治体との約束や、(軍事転用が可能なプルトニウムの管理など)国際社会との関係もある。(原発ゼロを目指しても)すぐに変えられないことの中に、矛盾に映る部分があるのはやむを得ない。矛盾を解決できるようにあらゆる政策努力を傾ける。】

【枝野氏 (電力会社を監督する立場として)法的強制力を持つ手段がないわけではないが、まずは電力事業者が政府の新戦略を踏まえて対応をしてもらうことが重要。また、これまで国の電源対策に協力いただいてきた自治体の思いは受け止めなければいけないと考えており、交付金削減(で原発ゼロを推進すること)は適切ではないと考えている。】

【枝野氏 経産相の下の原子力安全・保安院が再稼働の是非を判断していた時から、私は「電力安定供給は大事だが、安全が優先」と言ってきた。規制委による原発再稼働の判断を前提に、それに対応して電力供給を確保するのが経産相の責務だ。】

▶枝野経産相:未着工原発「自主撤回を」電力会社に促す考え

毎日新聞 2012年09月26日 02時37分

【枝野幸男経済産業相は25日、毎日新聞のインタビューに応じ、未着工の原子力発電所の新設計画について、電力会社に計画の自主的な撤回を促す考えを明らかにした。枝野経産相は「(2030年代に原発稼働ゼロを目指す)政府の革新的エネルギー・環境戦略の方針は原子力やエネルギー業界に一定の拘束力がある」と強調。「政府の戦略を踏まえて電力会社に自主的な対応をしてもらうか、法制度上の措置が必要かを今後検討する」と】

▶これが原子力規制委員会です。

▼トップページ

▼委員プロフィール

上にあげたのが、今度発足した「原子力規制委員会」のホームページです。

委員プロフィールのページ、各委員の「全身写真」が掲載されています。一度ご覧になるといいです。ギョッ…です。「なんであんたなんかの全身写真を見なきゃいけないんだ」と言いたくなるほど違和感です。──私だけかな? しかし、いずれにしても、どこのどなたがデザインされたか存じませんが、センスないね!のひと言です。

そして、各原発の状況がわかるというページがあるのですが、福島第一原発をクリックしてみたのですが、いつの写真だ!と突っ込みたくなる事故前の「きれいな」写真を載せています。そして、なぜかの理由説明なく、「廃止」「停止中」(他の原発は「定期検査中」とあります)とあり、電話、FAXは「現時不通」と。

要は、福島第一原発、事故を起こしているというふうには表現したくないということなのでしょう。これって?


 

▶原子力センター構想:東海村懇談会、四つの方向性了承 年内に推進組織/茨城

毎日新聞 2012年09月26日 地方版

 東海村は25日、原子力の人材育成や平和・安全規制基盤研究の推進と地域社会の調和を目指す「原子力センター構想」の懇談会を開催。

【村は10月初旬に正式決定、年内に推進組織を発足させる。構想は国策による「原発マネー」頼みを脱し、村主体でまちづくりを進めようとの試みで、懇談会後、村上達也村長は「日本の将来のためにも『原子力イコール金』ではない価値観にチャレンジしたい」と訴えた】

【構想では▽大強度陽子加速器施設(J-PARC)など最先端の原子力科学や原子力基礎・基盤研究と産業・医療利用▽東京電力福島第1原子力発電所事故の収束など原子力の課題解決を先導▽原子力の社会・政策科学分野での研究▽原子力人材の育成──の四つの方向性を柱に国際的なまちづくりを進めていくもの。再稼働問題を抱える日本原子力発電東海第2原発は構想から除外。「原発の運転に起因する即効的な経済効果は求めない」とし、構想は「原発の現存を前提としたものではない」と明記】

【「大幅な修正が必要」とした意見は具体的な問題点を「理念はいいが実現性があるのか」「一般村民との関わりが不明」「経済性が軽視されている」などと指摘】

▶東日本大震災:福島第1原発事故 アサザ基金、県と国に再要望書 放射性物質の霞ケ浦流入阻止/茨城

毎日新聞 2012年09月26日 地方版

【東京電力福島第1原子力発電所事故の影響による霞ケ浦・北浦流入河川の汚染状況調査に取り組み、湖に放射性物質が集積する危険性を訴え続ける牛久市のNPO法人「アサザ基金」(飯島博代表理事)は25日、県と環境省に対し、霞ケ浦への放射性物質流入阻止に向けて、早急な取り組みを求める再度の要望書を送付した。10月25日までに文書での回答を求めている】

▶函館市議会:大間原発無期限凍結を求め決議/青森

毎日新聞 2012年09月26日 地方版

【北海道函館市議会は25日、大間原発(大間町)の無期限凍結を求める決議案を全会一致で可決した】

▶原発ゼロの衝撃:岐路に立つ青森/6止 内憂外患 大間原発、対岸から反対/青森

毎日新聞 2012年09月26日 地方版

【6月17日、大間原発隣の民有地から大間町役場まで約2キロの道のりを、垂れ幕やのぼりを掲げた約200人のデモ隊が練り歩いた。町内では初の本格的な反原発デモ】

【「避難道路の整備にめどがつかなければ、建設再開は認めない」。大間町に隣接する風間浦村議会議長の蛸島敏春さん(78)は強調】

【大間原発建設に伴い11年度までに受け取った電源3法交付金は、大間町の117億円に対し風間浦村は22億円】

▶泊原発:再稼働求め知事に緊急要望書──経済4団体/北海道

毎日新聞 2012年09月26日 地方版

【道内で今冬、電力不足が予想されていることを受け、北海道経済連合会の近藤龍夫会長ら経済4団体のトップが25日、電力の安定供給のために北海道電力泊原子力発電所(泊村)の早期再稼働を求める緊急要望書を高橋はるみ知事に提出した。近く経済産業省などにも提出する】

 今夏を乗り切ったら、今冬、冬が過ぎたら次の夏と、再稼働まで言い続けるのでしょう。何かあったら…、国が助けろってか? 自分たちで動かして、自分たちが被害受けたら、それこそ彼ら経済人が好きな「自己責任」とやらで自力復興すれば、おいら知らんよ、と言いたいのですが、被害は北海道だけではなくなってしまうのが原発なのです。


▶記者の目:矛盾噴出の新エネルギー戦略=久田宏

毎日新聞 2012年09月26日 00時20分

【古川元久国家戦略担当相は「過半の国民は原発に依存しない社会の実現を望んでいる」と取りまとめた】

【原発ゼロの時の電気料金が、現在の最大2倍になることも明らかにした上でも「原発ゼロ」の支持が多かったことから、DPの実行委員長を務めた曽根泰教慶応大教授は「(原発ゼロを求める国民が)コスト負担を引き受ける用意があることを示唆する」と総括】

【「原発ゼロ」の理想と、行き場を失う「核のごみ」という現実の整合性を取ろうとした結果、戦略の表現や決定後の政府の対応は矛盾だらけになった】

 ところで、この記事を書いた久田宏記者、違和感を覚えるといいます。

【現実を踏まえずに「原発ゼロ」のワンフレーズを求める政治家の多さだった。私も原発の依存度を下げられればと考えている。だが、そのためには再生可能エネルギーの技術革新や、「核のごみ」の処分方法を粘り強く追求しなくてはならない】

 原発ゼロをいうことが現実を踏まえないことなのでしょうか。原発がないと立ち行かなくなるなどということ自体が推進派の論理にからめ取られているといえます。

▶経団連前でも「原発ゼロ」稼働推進へ圧力 財界に抗議

赤旗2012年9月26日(水)

 本通信303号でお知らせした経団連前抗議行動、1300人も集まったそうです。

 次は、連合(総評会館・お茶の水というのはどうでしょう)。

 【経団連会館前で市民1300人が25日、「原発ゼロ」を求める世論を無視して原発推進への圧力を強める経済界に対して抗議の声を上げました。毎週金曜日に首相官邸前で全原発の即時停止を求める行動を続けている首都圏反原発連合が呼びかけたものです】

▶原発推進の本丸・経団連に突き刺さる 「米倉やめろ!」大合唱

田中龍作ジャーナル


▶災害から未来へ 第2回 チェルノブイリ~低線量汚染地帯からの報告~

 本通信303号で紹介したNHKEテレ特集、YouTubeにアップされています。見逃された方は、消されないうちにどうぞ。

▶原発の呪縛・日本よ! 作家・白石一文さん

毎日新聞 2012年09月21日 東京夕刊

 読んだことはないのですが、白石一文さん、直木賞作家とのこと。1958年生まれ。

白石作品には、「弱者に寄り添おうとする姿が度々描かれる」とのことです。

 「破局的な事態を迎えたときには、それを抑えるための『決死隊』が必要になる。人の犠牲によって何らかの利益をあがなうというのは、戦時の発想ですよ。原発とは、そういう性質を持っている技術なんだ、とあの時にはっきりわかった」と白石さん言います。

「極端に言えば、大事故が起きた時、たとえたった1人でも生還できない任務を覚悟しなくてはいけないような技術は許されない、というのが僕の考えなんです」とも。

「収入格差どころか、そういう仕事を選ばざるをえない人は死んでもいい、という考え方。正当化できますか?」と、原発で、福島第一原発事故現場で働く人々に心を寄せます。

【われわれの社会では、政治体制や信仰の維持という『利益』のために反対派を殺すことは許されない。人命と何かの価値を交換することは悪だ、という根本的な考えがある。原子力という技術は、その考えにそぐわないということです」】


▼トンデモナイ話

▶国会記者クラブを提訴 「理由なき居候は不法占拠」

田中龍作ジャーナル

【国有財産でありながら記者クラブが独占する国会記者会館の屋上使用を求めて、仮処分の申請をしていたフリージャーナリストがきょう、国と国会記者会(記者クラブ)を相手どって、本裁判を起こした】

 それに対して、国会記者会(国会記者クラブ幹事社(朝日新聞、共同通信、西日本新聞、テレビ東京)は、エリート意識丸出しで、

【「(会館は)記者室ではない。崇高な目的に基づいて使用している」と、のたまわっているそうだ】

【井桁弁護士は根底的な問題を提起する―

 「国会記者会館を衆議院が記者クラブに貸すという行為は、法律上根拠がよく分からない。普通建物を貸す時は賃貸契約を結ぶが、それがない。行政財産は有償で貸さないと、無償で貸している者を優遇することになる。無償で理由なく借りていれば不法占拠となる」】

 抗議行動参加者がトイレを貸してくれといっても貸さないといいます。

▶<下水道>80施設が使われず…国の補助金250億円投入

毎日新聞 9月26日(水)2時30分配信

 これぞ、「使う」「使わない」はどうでもいい、「工事すること自体」が目的という最たるものでしょう。公共事業で下水道関連というのは“おいしい仕事”らしいということは、その関係の本などを読めばすぐにわかります。上水道は、手抜きをすれば「水が出ない」「濁った水が出る」など直ぐに発覚します。それに比べ、下水道は、なかなかわかりません。皆さん、上水道には関心がいっても、使った水、流してしまった水には関心をなかなか払いません。

 「流域下水道整備」という言葉お聞きになったことあるでしょうか。簡単に言ってしまえば、大きな河川に沿って、その流域面全体をカバーし下水道を張り巡らすというものです。処理面積が広域になり、処理施設のその分大きくなります。しかし、いくつかの市町村にまたがることが多いので、下水本管等がなかなか整備されません。繋がらないと意味をなさないわけです。処理施設は処理施設で工事が進んでいたのでしょう。またはつくってしまったのでしょう。今回判明した「使われない下水処理施設」というのは、たぶんそのようなものだと思います。下水道問題、処理も、「流域下水道整備」=大型化すればコストが下がるなどといわれて始まったのですが、近年では、処理面積を小さくしたほうが、早期に下水道整備ができ、処理も簡単、コストも下がるという研究結果が出ているのですが、既得権益のこともあり、簡単に切り替えられません。

 まだ、本下水道が整備されていない地域をご覧になるとわかりますが、あるエリアでは、下水道が完成しているのですが下水道が使えません。なぜか。繋がっていないのは各家庭と、そう「流域下水道本管」となのです。そんな土建業界と、下水道行政の癒着が発覚した一例です。無駄遣いといえば無駄遣いです。

【自治体が国の補助を受けて整備した下水道施設のうち、約360自治体が管理する約600施設を会計検査院が調べたところ、約80施設(建設費約450億円)が98~10年の間、ほとんど使われていないことが分かった。うち56施設は一度も稼働していなかった。これらの施設には国の補助金約250億円が投入されており、今後も使用されなければ多額の税金が無駄になる可能性が高い】

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令