原発通信311号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 311号 

2012/10/04発行

311-1004 10-11月大行動

「10.13さようなら原発集会 in 日比谷」詳細はこちら
「11.11反原発1000000人大占拠」詳細はこちら

「若旦那、あれがいい、これがいいという生き方はどこにもありません。やるときはひと思いにやるものでございます」

 原発再稼働や着工済み原発工事再開などをめぐる泥仕合。貧乏くじは引きたくないとばかり、「いや、規制庁だ」「いや政治判断だ」「お前先に引け」「いや、お前が先だ」と言い合っているのと同じです。何度も書きますが、やはり、原発、何かあったら自分たちの手に負えないということを「よく知っているから」こそ、お鉢の回しあいをしているのでしょう。「国民の生活を守る」だのと大風呂敷を広げていますが、とても腹を据えて言っているようには思えません。本音が見え隠れしています。

 尾崎士郎の自伝的小説『人生劇場』の青春篇だったか残侠篇のなかで、吉良常が青成瓢吉にこう言う場面があります。

 「若旦那、あれがいい、これがいいという生き方はどこにもありません。やるときはひと思いにやるものでございます」

 そう、やると決心したらひと思いにやる時が迫られ、必要な時があるのです。それがトップに立つ者の責任だと思います。今回の原発をめぐっては、「2030年代までにゼロにする」だの、「いやそれは目標だ」の、「判断するのは俺じゃない。向こうだ」などと見苦しいことは言わず、脱原発がいいと決めたら、「原発はすべて止める。今後計画中ものも停止、中止する。原発からの勇気ある撤退。それがフクシマを経験した者の責務だ」と。

 そのくらいの決意を示していただきたいものです。野田首相も早稲田大学出身です。

 「筋の通らぬことばかり」と嘆き、「右を向いても左を見ても 馬鹿と阿呆の絡み合い」と歌ったのは、鶴田浩二でした。今日の通信で紹介する毎日新聞社説にも「筋」「覚悟」が出てきます。問題は、「説教する人」も周りにいなくなっているという現実です。時代なのでしょうか。

▶原発再稼働:規制委「判断せず」…長官、政府主導に消極的

毎日新聞 2012年10月04日 00時25分

【藤村修官房長官は3日の記者会見で、原発再稼働を最終判断する主体について「(再稼働に)地元の理解を得るのは当然、電力事業者が行う。政府の方針は必要に応じ、立地自治体などに政府が説明する」と述べ、政府が個々の再稼働の判断を主導することに消極的な考えを示した】

▶社説:大間原発 「原発ゼロ」と矛盾する

毎日新聞 2012年10月04日 02時32分

【政府はエネルギー・環境戦略で、「30年代に原発ゼロ」の目標を掲げている。「原発の運転期間を40年とする」「原発の新増設はしない」との原則も表明している】

【大間原発をこの原則に従って動かせば、30年代に原発をゼロにすることはできず、明らかな矛盾だ。着工済みの大間原発は「新増設」に当たらないとの見方も、詭弁(きべん)にしか聞こえない】

【Jパワーは民間会社であり、政府が着工を止める難しさはあるだろう。しかし、原発の現状は国策の上に築かれてきたものだ。原発事故を受け新たな原発政策を掲げた以上、政府にはゆるがない一本の筋を通してもらいたい】

【原発政策をめぐる矛盾は、これにとどまらない。原発ゼロをめざすにもかかわらず、使用済み核燃料からプルトニウムを取り出して燃やす「核燃料サイクル」を当面続けるという方針もそうだ】

【野田首相は「政治が介入すると規制委の独立性を損なう」との見解を示しているが、政治介入してはならないのは科学的な安全性の判断である。再稼働を認めるか否かは、安全性の判断を元に、国のエネルギー政策を踏まえ、政府が責任を持って決めるべきことだ】

▶社説:原子力委員会 推進組織は役割終えた

毎日新聞 2012年10月03日 02時32分

【原子力を、エネルギー政策全体の中でどう位置づけるかを検討する上でも、原子力の推進に特化した機関を存続させておくこと自体がおかしい。エネ環戦略は、廃止・改編も含めて原子力委のあり方を根本的に見直すことも打ち出したが、速やかに廃止するのが筋だ】

【脱原発依存とは明らかに食い違いがある。整合性をどう取るのか、政府の覚悟が問われよう】

▶クローズアップ2012:原発防災指針、対象135市町村 再稼働、高まるハードル

毎日新聞 2012年10月04日 東京朝刊

【原子力規制委員会が3日公表した新しい原子力災害対策指針は、「原発事故は起こりうる」(委員)との基本方針の下、防災対象自治体を21道府県135市町村(現在15道府県45市町村)へ大幅に拡大したのが特徴だ。原発再稼働には周辺自治体の理解を得ることが前提で、電力会社にとって、新指針は早期再稼働へのハードルをさらに高めることになる。一方、対象拡大の結果、原子力防災とはこれまで無縁だった地域も住民避難対策などを進める必要が浮上し、戸惑う自治体もある】

▶内部告発の受け皿機関もムラ人事のまま 原子力規制委員会

東京新聞2012年10月4日

【「原子力施設安全情報申告調査委員会」。長い名称だが、原子力関連での内部告発の受け皿機関だ。有識者会議だが、委員には“原子力ムラ”の住人らが名を連ねる。この組織は、新設された原子力規制委員会の管轄下に入る。だが、委員の変更は当面ないという。看板を掛け替えても、中身は福島原発事故以前と同じなのか。規制行政の先行きを案じさせる】


安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス

 これこそ、選挙向けのパフォーマンスでしょ。「深刻に反省」してどうするんでしょうか。そこまで踏み込んでいってもらう必要があります。「リーダーシップ」を発揮して、元の土建屋政治に逆戻り? 60年間の反省をきっちりしてからでしょう。人の頭のハエを追う前にまず、自らです。

▶福島第1原発を視察=「事故収束とは言えない」―自民・安倍総裁

時事通信 10月3日(水)19時21分配信

【安倍氏はこの後、楢葉町にある原発事故対応の拠点地であるスポーツ施設「Jヴィレッジ」で記者団に、「1号機から4号機まで視察し、深刻な状況であることを感じた。政府は(原発事故の)収束宣言をしたが、とても収束したとは言えない状況だ」と】

▶安倍自民総裁「原発安全神話、深刻に反省」

読売新聞 10月3日(水)12時39分配信

【安倍氏は「私自身首相だったこともあり、自民党として、原発を安全神話に立って推進してきたことを誠に深刻に反省しなければならない」と陳謝】

▶<安倍総裁>福島原発を視察

毎日新聞 10月3日(水)20時44分配信

【「復興のスピードが遅すぎる。政治の真のリーダーシップが必要だ」と政権奪還への意欲も強調】


▶10月にも福島に研究拠点 抗がん剤開発

福島民報 9月30日(日)11時14分配信

【東京電力福島第1原発事故を受け、福島県と福島医大が取り組む創薬研究事業の全容が29日、明らかになった。複数の薬品メーカーと連携し、研究費用を抑えて抗がん剤の新薬を開発する。10月中にも福島市中心部に暫定的な研究拠点を設け、遺伝子解析などの専門家ら約40人を常駐させる。研究で得た基礎データを薬品メーカーに提供し、新薬開発を加速させて、関連企業の集積と雇用創出を目指す】

 何か恣意的なものを感じます。これでは福島の人たちが「私たちはモルモットと同じだ」と憤る通りです。しかも「雇用創出を目指す」という、取ってつけたような文言。福島には基礎研究、薬剤研究に詳しい方が「大勢いる」とのことなのでしょうか。そんな場当たり的な言葉にだまされてはいけません。そしてあの山下俊一がいるということも忘れてはなりません。

▶福島県の「秘密会議」と出席した人たちの犯罪性

10/3武田邦彦氏(音声書き出し)

 ちょっとエキセントリックな武田邦彦ですが、原発問題についてはよく言っています。

▶(自民党)党本部へのデモ

河野太郎ブログ ごまめの歯ぎしり2012年10月03日 05:41

 その時間、自民党本部には人はいないそうです。河野太郎さん、各自、地元選出の各議員事務所で直接声を届けてと言っています。

【昨日、2012年10月2日、午後6時から8時まで、自民党本部前で脱原発デモが行われました。ところがあいにくと国会は閉会中、午後6時には議員はほとんどおらず、脱原発派の私一人が党本部に残っている状態でした。7時45分ごろ、勉強会が終了したので、デモ隊にご挨拶にいきました。デモは連帯感を盛り上げるのには役立つかもしれませんが、あの時間帯では議員はおりません。ぜひ、それぞれのみなさんが、地元で、地元選出議員の地元事務所にお出かけいただき、みなさんの声を直接、届けて下さい】

▶朝まで生テレビ 2012.9.29 激論!~原発ゼロ社会の検証

司会:田原総一朗

パネリスト:福山哲郎、柴山昌彦、飯田哲也、池田信夫、澤昭裕、澤田哲生、須黒奈緒、田坂広志、野村修也、原田裕史、Misao Redwolf、吉岡斉

 上記の人たちが出ての「討論」だそうです。私は、見ておりませんが、お時間のある方消されないうちのどうぞ。しかし、この番組の田原総一朗、「原発芸者」だった(今もか)ことを忘れてはなりません。いつもエラそうに言っていますが、お調子もんです。

 もう一度貼っておきます。

▼田原総一郎もんじゅを語る

▼朝まで生テレビ(3分割されています。これはその1です)

▶<復興予算>使途調査へ…衆院委 「被災地外」に批判

毎日新聞 10月4日(木)2時31分配信

 先日も報告しましたが、ひどいものです。「火事場泥棒」という言葉がありますが、まさにその通りです。「理屈と膏薬はどこにでもつく」とも言いますが、まあ、よくも「理由」を思いつくものです。さすが霞が関の官僚どもです。

 怒れ、被災地の皆さん!


第20回 EUストレステスト結果 

 EUのストレステスト結果がでました。これはフクシマ原発事故を受けて、EUエネルギー委員会が実施していた原発の安全性に関する調査です。結論から言うと、ヨーロッパの原発には、「重大な欠陥」が認められ、原発として「落第」の烙印を押されています。

 今回の調査では、ヨーロッパの68基のうち24基がストレステストを受けています。まだ報告書の全部は公表されていませんが、「Die Welt」紙にはその一部が引用されています。

「欠陥リスト」に挙げられているのは、1)地震安全対策、2)非常時電力供給、3)それに加えて、1986年のチェルノブイリ原発事故後に決められた安全対策が、いくつかのヨーロッパ諸国ではまだ実施されていない、ことです。これら全体の対策費用は、100億から250億ユーロが必要と見積もられています。

「緑の党」のヨーロッパ議会女性議員は別に驚くことでもないとして、次のように述べています。
 1.誰も、古くなったヨーロッパの多くの原発に欠陥がないとは考えられない。
 2.これらすべての欠陥が技術によって取り除かれるとはほとんど信じられていない。特に地震対策に関してはそうだ。
 3.フクシマが示しているように、壊滅的なシナリオは事前に予測が不可能だからだ。
 4.その意味からも、即座の脱原発が急がれている。

 他方でGreenpeaceは、警告を発しています。1)こうした欠陥が指摘されるのは、原発産業が安全性に関心を示してこなかった結果に過ぎない。2)ストレステストの結果は、単なる氷山の一角に過ぎず、3)これまで批判的な質問が、検査の中で黙殺され隠滅されてきたのは、フクシマの危機・安全管理でも明らかになっているところである。

 *資料「FR」紙2012年10月1日付

 以上ですが、世界のどこを見ても原発の安全などはないということです。それでも日本の原発マフィアは「安全」と言い張るのでしょうか。その意味でも、市民の命がかかった原発の廃棄は、世界的な市民の連帯によってのみ可能だというのが私たちの結論になるように思います。


▼原子力ムラ 今日の「No problem!」

▶福島原発:2号機の圧力容器底部 温度計2カ所に

毎日新聞 2012年10月03日 20時53分

【事故で炉内が高温多湿になった影響などで、5カ所で正常に機能しなくなっていた。新しい温度計での計測値は42.6度で、残っていた温度計(46.1度)と同程度だった。東電は「新しい温度計も正常に計測できているのではないか」】と。

 「高温多湿になった影響」「正常に計測できているのではないか」、どれもみな推測でしかありません。「計測できているのではないか」とは、どういうことでしょうか。


▼どうでもいい話

▶日本維新の会:ドクター・中松氏が商標登録を出願

毎日新聞 2012年10月04日 02時34分

 どうでもいいですが、旗印に書く名称、「船出」からつまずいています。橋下効果も、毎日新聞の世論調査では下降傾向とか。お調子者が当選したくて飛びついたが…、てなことになりそうな雰囲気です。そう願いたいです。顔ぶれ見てもなんだコヤツはという連中ばかりです。まあ、カネで買い取りますか。でなければ、ご本人を名誉総裁か何かにしてしまえば、タダか…。

【発明家のドクター・中松=本名・中松義郎=氏(84)が昨年12月、「日本維新の会」の名称を商標登録するため特許庁に出願していたことが3日分かった。同庁は今年8月に認めない決定をしたが、11月までは中松氏が異議を申し立てることが可能。橋下徹大阪市長率いる新党「日本維新の会」側は困惑】

【松井一郎大阪府知事は記者団に「今から政党名を変えることはできない」】


▶「原発通信」も本号で311号。あの日と同じ、3.11です。

 これからも、脱原発社会の到来まで、希望を持ち続けたいと思います。その日まで!!

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令