原発通信312号

原発通信原発は命の問題だ!

screenshot_578 3.jpg

更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 312号 

2012/10/05発行

312-1005 10-11月大行動

「10.13さようなら原発集会 in 日比谷」詳細はこちら
「11.11反原発1000000人大占拠」詳細はこちら

福島健康調査検討委「秘密会議」続報! すり合わせの中身が暴露される

 昨日(10/4)の本通信でお知らせした毎日新聞スクープ記事の続報です。「ここで、話がそっちに移ったら、こう話をそらす」など、議事進行のシナリオを県当局がつくっていたことが暴かれました。本通信も参照しているブログ「みんな楽しくHappy♡がいい♪」に昨夜放送されたテレビ朝日報道ステーションでの報道が内容書き出しでアップされていますので、参考にしてください(下記)。

 その時、古舘さんが「この件で、今日の毎日新聞などではですね、この秘密の事前会合で、何らかのすり合わせがあったのではないかというような事も書いているんですね」と発言しています。その「何らかの摺合せ」が本日付毎日新聞朝刊に掲載されています(下記)。

▶福島第1原発事故 福島健康調査検討委が「進行表」 「結論ありき」県民憤り 議論の場、意見出ず

毎日新聞 2012年10月05日 東京朝刊

【福島第1原発事故を受けて福島県が設置した県民健康管理調査の検討委員会で、県が委員らと事前に調整していたことを示す「議事進行表」の存在が明らかになった。内部被ばく調査の結果については「結語」として「相当に低い」との発言予定を記し、問題となりそうな話題については「そらして下さい」と要望。A4判2枚の文書には県による「振り付け」とも受け取れる記載が列記】

 だからでしょうか、この会議を傍聴した人は、 「不気味なほど意見が出ない。おかしい」と感じたと記事にあります。【「やっぱり、結論ありきの議論だったのか」と憤りを隠さない】

 SPEEDIに関しても、詳しく話すな、出たら話をそらしてほしいなど、これが住民を守るなどといっている県当局なのかと。以下が、そのメモのひとつだそうです。

 

<福島県が作成した進行表の主な記載>

 [取扱注意]

 

 ◇第3回「県民健康管理調査」検討委員会 進行

1 議事

2 各議事についての第3回検討委員会の進行

 (はじめに)【座長から発言】

(1)ホールボディカウンターと尿(内部被ばく)検査結果について【○○委員】

(結語)「セシウム134及137による内部被ばくについては、合計しても1mSv未満であり、相当に低いと評価。他の地域の住民では、さらに低いと思われる。今回の3地域(浪江、飯舘、川俣山木屋)以外を対象とした小規模調査の結果を見た上で、(尿による内部被ばく検査の是非を)判断したい。」

・但し、WBCの今後の普及とGe半導体の逼迫状況(牛肉等)を考えると、尿検査でWBCを代替えするのは困難ではないか。

(2)基本調査について

推計プログラムの進捗状況【○○委員】

・「プログラムの準備はできている。」を強調。

・SPEEDI再現データ(3月15日の課題)の質疑に終始しない。

(SPEEDIの話題のみが着目される可能性あり、そうならないよう願います。また、そうなった場合は、「線量評価委員会」で検討とそらして下さい。)

[○○先生と要調整]

(3)詳細調査について【県事務局→○○委員】

健康診査追加項目について、統一見解が得られていません。予算の有効配分と実効性を踏まえて、あれもこれも追加は不可です。

 (現時点案)

 避難区域等住民を対象に、血算を追加。

 (下記の範囲での議論をお願いします。)

1.白血病スクリーニングとしての有用性?から

  血算も追加せず。

2.現時点案

3.生活習慣病予防の観点から、腎機能追加

 

(※〇〇は原本では実名)


▶福島健康調査検討委、進行表を作成 委員発言、県振り付け

毎日新聞 2012年10月05日 東京朝刊

 上記、罫囲みの文章について県の話です。

【毎日新聞が取材で確認したのは「第3回『県民健康管理調査』検討委員会 進行」と題された文書。関係者によると、県保健福祉部の担当者が作成し、昨年7月24日に開かれた第3回検討委の前日の同23日に委員らに送られた。それ以前の同17日には秘密会を開いたことが分かっている】

【県の担当者は「座長(山下俊一・県立医大副学長)のメモ的なものとして作った可能性はある」と】

▶福島健康調査検討委、進行表を作成 前宮城県知事の浅野史郎・慶応大総合政策学部教授の話

毎日新聞 2012年10月05日 東京朝刊

「予定調和を重んじる役所のやり方」と。

みんな楽しくHappy♡がいい♪

甲状腺検査めぐる不満も… 福島健康調査で「秘密の会合」10/3報道ステーション(内容書き出し)


上関原発、建設中止へか

 本日(10/5)午後、上関原発建設問題が動き出したようです。枝野は着工を認めずと言い、山口県は埋め立て免許更新をしないとのこと。あんな内海につくろうなどと思うこと自体、正気の沙汰ではありません。

▶<上関原発>着工を認めず 枝野経産相が明言

毎日新聞 10月5日(金)13時10分配信

【枝野幸男経済産業相は5日の記者会見で、中国電力が建設を計画している上関原発(山口県上関町)について「この原発も、原発を新増設しない原則の適用対象だ」と述べ、着工を認めない考えを示した】

【今回の枝野氏の発言は、原子炉の新規着工を事実上認めない考えを示したもので、上関以外の5基についても適用される可能性がある】

▶上関原発、免許更新申請へ 山口県、埋め立て認めぬ方針

朝日新聞デジタル 10月5日(金)13時52分配信

【山口県上関(かみのせき)町で建設が計画されている上関原発について、中国電力は5日午後、予定地周辺の海域の埋め立てに必要な免許の更新を山口県に申請する。県は1カ月ほどかけて審査する方針だが、これまで「延長を許可できない」との立場を示している。県が正式に延長を認めないと判断すれば、東日本大震災後、初めて原発の新増設計画が止まる】


▶原子力規制委:断層点検、全原発で…島崎委員長代理

毎日新聞 2012年10月04日 22時01分

【原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理(前地震予知連絡会会長)は4日、毎日新聞のインタビューに応じ、建設中も含めた全原発で、敷地内に活断層があるか総点検する方針を明らかにした】

【建設工事を再開したJパワー(電源開発)大間原発(青森県)についても、「事業者から(断層の調査結果の)報告があれば、同様の扱いを考えている」と述べ、現地調査を検討する考えを示した。一部の専門家は、敷地内や周辺に活断層がある可能性を指摘している】

【島崎氏は「新しい安全基準を作り、それにバックフィット(適合)させて規制が進む。(断層評価は)将来的には結局、全部見直すことになる」と強調】

▶志賀原発:運転差し止め訴訟 “安全”はない/“福島”起きず 北電、住民が真っ向対立──第1回口頭弁論/石川

毎日新聞 2012年10月04日 地方版

【「安全性が確保されていない」「福島のような事故は志賀原発では起きない」──。3日、金沢地裁であった北陸電力志賀原発(志賀町)の運転差し止め訴訟の第1回口頭弁論で、被告の北陸電は請求棄却を求め、住民側と真っ向から対立した】

▶浜岡原発:「安全性確保に安心」 経団連会長ら視察/静岡

毎日新聞 2012年10月04日 地方版

【政府要請で運転停止中の中部電力浜岡原発(御前崎市)を3日、経団連の主要役員7人が初めてそろって訪れ津波対策工事を視察した。「安全性確保のため二重三重の対策を取っているのが分かり非常に安心した」と話した経団連の米倉弘昌会長】

 ほう、ちょっと「見学」したくらいで「安全性確保」がわかるのでしょうか。こんなのは社会科見学で飛行場に行き、飛行機を見せてもらったような話です。つまり、小学生の社会科見学以上でも以下でもないということ。それを「責任ある」日本の経済界のトップが言っていいのでしょうか。


▶欧州委:全原発で欠陥 改修費2兆5000億円…安全評価

毎日新聞 2012年10月04日 19時59分

 昨日(10/4)の本通信「ドイツ通信」にもありましたが、ヨーロッパの原発、どれもアウト!ということです。

▶東電、会議の録画映像を検察に提出 原発事故めぐり

朝日新聞デジタル 10月5日(金)8時39分配信

 先日の日本触媒の爆発事故ではすぐに捜査に入ると報道されていました。福島は1年半以上もたっているのです。

【東電が震災発生後の社内のやりとりを収めたテレビ会議の録画映像などの関係資料を、検察当局に任意で提出したことがわかった。検察当局は映像などの分析を踏まえて関係者の事情聴取を進め、東電幹部や政府関係者の業務上過失致死傷容疑などについて、今年度中にも立件の可否を判断する模様だ】


▶エコノミックアニマル・池田信夫、吠える──「問題は安いか高いかだけだ」

朝まで生テレビ 2012.9.29 激論!~原発ゼロ社会の検証

 先週の官邸前抗議行動の時、いっしょに行っている仲間から「朝まで生テレビで原発やるから見ておいてくれないか」と言われたのです。まあ、本通信でテレビニュースのことをよく書いているのでそう思われたようです。実際は、テレビはニュースや特集などを見るくらいで、民放は見るものがないのであまり見ないのです。というわけで、「生」では見なかったのですが、ネットにアップされているのを見つけ、見てみました。以下はその感想です。

 見終わっての感想は、澤や澤田の人を喰ったような、小馬鹿にしたような顔、喋りは影を潜めているように感じました。澤、澤田にしても傲慢顔は相変わらずですが、情報がいろいろ出て、彼らのウソに、多くの人たちが気づき始めているということを薄々感づいているのでしょう。

 いずれにしても、よほどの夜型の人以外、またコアなファン以外見る価値はないでしょう。まあ、出ている人たちが、どういうリアクション、顔をするかぐらいが興味深いところですが。

 官邸前で、いつもハンドマイクの調整など一生懸命走りまわっている人、原田さんといって筑波大大学院で物理を専攻している人だったのですね。


■司会:田原総一朗

■パネリスト:
 福山哲郎(民主党・参 事故当時、内閣副官房長官 松下政経塾 1962年生まれ)
 飯田哲也(1959年生まれ)
 田坂広志(多摩大学副学長 事故当時、内閣官房参与1951年生まれ)
 Misao Redwolf(首都圏反原発連合 イラストレーター)
 原田裕史(首都圏反原発連合 筑波大大学院物理専攻 たんぽぽ舎)
 須黒奈緒(杉並区議会議員 緑の党共同代表 1979年生まれ)
 野村修也(国会事故調 弁護士 1962年生まれ)
 吉岡 斉(政府事故調 九州大副学長 1953年生まれ)
 柴山昌彦(自民党・衆 弁護士 1965年生まれ)
 ▶池田信夫(元NHK職員 経済学者だそうです。1953年生まれ)
 ▶澤 昭裕(元経産省 経団連 1957年生まれ)
 ▶澤田哲生(東工大原子力 1957年生まれ)
 上記、▶印三人は明確な原発推進論者。


 池田信夫、これぞ「エコノミックアニマル」です。論点を微妙にずらし、わけのわからないことをさも自信ありげにしゃべることを得意としています。話の中身は、コストが高いか安いかしかありません。それに関して、同番組で吉岡氏がうまいことを言っています。

 「物理学をやってきたせいか、私は計算というものを信用していない。コスト計算など信用していません。いくらでもいじくることができるから」と強烈(吉岡氏だからそうでもなかったですが)なパンチ。でも、池田、ちらっとバツの悪そうな顔しただけ。

 それにしても池田、人間として風上にも置けない奴です。福島の人の気持ちがわかりますかと問われると、これまた、知らん顔。避難されている人たちの気持ち、信条などお構いなし。すべてはカネです。

 福島の方が言っていました。「国破れて山河ありだが、原発事故はすべてを失う」と。この発言に、池田、目が泳いでいました。やはり、人としてハッとするところぐらいはあるのでしょう。しかし、多くの人々が避難を余儀なくされ、かつ帰還ができない問題をどうするんだと問われると、なんとそれらは「情緒的なこと」だと言ってのけるのです。

 ならば、「お前の命は3千円だ」「いや、その価値もないかも…」「じゃ、マーケットで決めよう」となったら、どうします? もしも池田一族が福島の「帰還困難区域に永住する」と宣言し、実行してくれたら話は聞きましょう。いずれにしても、人をお金という尺度でしかカウントできない人です。それ以外のものはすべて「情緒的」なものであり、「価値なき」もののようです。こういう人、昔は「守銭奴」と言ったものです。しかし、今は「エコノミスト」と言うらしいです。

 ところで、池田は、エネルギー政策という大枠をきちんと出さなければダメだとか、わかったようなことを言っていますが、吉岡氏が、「政府という後ろ盾がなければ原発なんて民間企業の手に余るものだ。保険のことを考えたら手を出せるものかどうか、マーケットが判断するだろう」というと、我が意を得たとばかりに、先ほどのエネルギー政策など忘れたかのように、マーケット論をがなり始めました。お調子もんです。

 それに対して、吉岡氏のはじめに引用した発言──「私は計算というものを信用していません」になるのですが、こういう言い方は吉岡氏独特のものかもしれません。もうだいぶ昔ですが、仕事で吉岡氏を知り、話をしたり聞いたりしたことがあるのですが、ちょっと、斜に構えたような言い方をされるのです。言わんとすることが正しく理解されるかどうか、不安になります。

 本来なら、池田信夫など論評に値しない相手ではあります。しかも「東大話法規則」の使い手です(「東大話法規則」をお読みになると池田のことが出てきます)。

 それにしても、今回、推進派の澤、澤田の両名の元気のないこと。「原発が安い」という論を今まで盛んに声高に言っていたのに、トーンダウンです。「原発は安い」などというコスト論議はだんだん通用しなくなってきたということ自覚し始めてきたのでしょうか。

 いずれにしても使用済み核燃料や高レベル廃棄物処理の問題になると、急に彼らは話を別に持っていきたがります。福島の事故以来、原発の安全性論議はともかく、「じゃあ、そのゴミはどうするんだ」という、彼ら原子力マフィアにとって触れられたくない問題が表に出てしまい、「無害になるには10万年もかかるのか」という事実を知ってしまったからでしょう。

 田坂氏が言うようにいずれにしても「原発に依存できない社会」が早晩来ることだけは間違いないでしょう。よく「原発はトイレの内マンション」などといいますが、正確には「トイレ」はあるのです。ただしそれは、水洗式ではなく「汲み取り式」(各原発・原子炉横にあるプールなど)なのです。そこに使用済みのものをため込んでいるのです。その汲み取り式トイレの便壺がもう溢れんばかりになっているという話なのです。バキュームカーで汲み取り持っていくところもない。昔のように畑に撒くわけにもいかない。東京都が1960年代までやっていたように船で太平洋に投棄(「黄河」とも呼ばれていました)することもできない。まさに「糞づまり」状態がそこまで来ているということなのです。

 国会事故調の野村元委員、弁護士のせいか、現実離れした法律論を持ち出していました。確かに法律的にはそうでしょうが、現実的にどうするんだとの福山議員の突っ込みには答えられず。

 しかし、田原総一朗、いい気なもんです。「正論」を吐いて何か言っているつもりでいるのですから。自分が“原発芸者”をしていたことなど頬被りです。番組中、何があったのか知りませんが、大きな声で怒鳴っていました「お前何やってんだ」とか何とか。それも福島の方が発言中です。歳で、堪え性がなくなったのでしょう。以前、共産党の人に、「黙れ!」などといっていたのと変わりありませんでした。

左サイド見出し2.png

2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

左サイド見出し3.png

過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令