原発通信313号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 313号 

2012/10/09発行

313-1009 10-11月大行動

「10.13さようなら原発集会 in 日比谷」詳細はこちら
「11.11反原発1000000人大占拠」詳細はこちら

「いま大切なことは毎週金曜日、霞が関一帯を反原発の民衆が占拠し続けること」

 地震直後の福島第一原発のようすが語られたそうです(下記)。そして、野田首相は4号機の屋上に初めて上り5分ほどいたそうです。その後、本宮市でコメの全体検査場を視察し、現在首相官邸の食事には福島県産を使っているそうですが、各府省庁の食堂でも使うようにとの考えを示したとか。

 「10.5金曜抗議行動(国会正門前)―報告」が寄せられました。貴重な情報が書かれていますので、ぜひ読んでください。それによると、現時点で、11.11行動が呼び掛けられていますが、集合地点である日比谷公園の使用許可が警察の嫌がらせ(?)で出ていないとのことです。「警察とのお友達関係」がいつまで続くかわかりません。早晩、きちんと権力と向き合うことが試されてくるでしょう。

 ところで、JAも「脱原発」を決議するそうです(下記)。「安全な農作物と原発は両立しない」と。

 「いま大切なことは毎週金曜日、霞が関一帯を反原発の民衆が占拠し続けること」と、報告者も言っていますが、そのことが現在、重要なことだと思います。

 今週は、10.12、10.13と連続行動になります。時間の都合をつけて、一人でも多くの参加を要請したいと思います。

 ところで、昨日からノーベル医学生理学賞を京都大iPS細胞研究所の山中伸弥・同大教授(50)が受賞し、そのニュースでもちきりです。山中氏、謙虚です。今の気持ちを聞かれ「感謝」と、これまで一緒に研究してきた仲間たちのことを忘れません。少なくとも「自分だけ」とは感じませんでした。

枝野、原発建設を認めないと。しかし、現政権での話

 本日午後のニュースです。産経新聞は、ただ「新増設は行わないという原則に基づき」認めないとだけ書いているのですが、読売新聞は、「違う内閣が、違う閣議決定をすれば変わる」と「新増設をしないとの方針自体が変更される可能性も認めた」という記事が追加されています。

▶枝野経産相、計画中9基の原発建設を「認めない」

産経新聞 10月9日(火)13時25分配信

【枝野幸男経済産業相は9日、閣議後の記者会見で、電力会社などが計画中の原発9基について、「原子力規制委員会から意見を求められれば、新増設は行わないという原則に基づき意見を申し述べる」とし、建設を認めない考えを明らかにした】

▶未着工原発9基、「計画進めない」と枝野経産相

読売新聞 10月9日(火)15時18分配信

【枝野氏は政府の新戦略について、「違う内閣が、違う閣議決定をすれば変わる」とも述べ、政権交代などによって、新増設をしないとの方針自体が変更される可能性も認めた】

▶JA全中脱原発宣言 全国大会決議へ「蜜月」自民と一線

東京新聞2012年10月5日 朝刊

【全国農業協同組合中央会(JA全中)が、十、十一の両日に開く全国大会で、「将来的な脱原発」を活動方針に決める】

【人の口に入る農作物を扱う農業団体としては、原発との共存は難しいと判断した】


▶健康管理調査検討委、福島県が進行表作成認める

毎日新聞 2012年10月06日 01時43分

【事前に意見調整したことを示す議事進行表を県の担当者が作成していた問題で、菅野裕之・県保健福祉部長は5日の県議会常任委員会で進行表の作成を認めた】

【菅野部長は「(進行表は)いかにも事前に調整しているような中身…」】と。

▶福島健康調査、公開請求後に議事録 検討委3回分、県職員が急きょ作成

毎日新聞 2012年10月09日 東京朝刊

【4月に県民から議事録の情報公開請求を受けた際、当時存在しなかった議事録を県が急きょ作成して開示していたことが分かった】

【この時点では実際に議事録は作成されていなかったが、県の担当者が手持ちのメモを基に、昨年5~7月にあった3回分の検討委のやり取りを急きょまとめ、出席者に内容確認を求めた上で議事録を作成。4月中旬に男性に開示するとともにHPに掲載したが、男性には作成の経緯を説明しなかったという】

 ドタバタしていたからなどと理由をつけていますが、そういう時にこと、役所の事務方の力量が問われるのです。理由にもなりません。そもそも、「今、公表すたらやばい」という「直感」が働いたということなのでしょう。

▶福島健康調査、公開請求後に議事録 三木由希子・NPO法人理事長の話

毎日新聞 2012年10月09日 東京朝刊

【今回のようなやり方では、行政にとって都合のいい文書を請求後に作ることも可能で、公開文書の信頼性を揺るがす。国の議事録未作成問題より悪質】


▶<原子力規制庁>質問・要望書 委員に見せないまま回答

毎日新聞 10月6日(土)2時30分配信

【内容は、規制委が10月下旬に予定している関西電力大飯原発(福井県)敷地内の断層調査など19項目について質問し、稼働中の同原発3、4号機の停止などを要望するものだった。

 規制庁の管理官(課長級)らが5日、市民団体の会合に出向き、質問・要望書に口頭で回答した。しかし、その内容が一部の委員の見解と食い違っていたことから、市民団体側が「質問・要望書は委員に見せたのか」と質問。管理官が「見せていない。委員の記者会見などでの回答を基に答えている」と認めた】


▶TV会議を追加公開 本店指示にいら立つ場面も

毎日新聞 10月5日(金)19時14分配信

【今回公開した映像は、閲覧した報道機関から「追加公開すべきだ」という要望があった161の場面で、すべて音声付き。8月6日から公開している約1時間半の映像と同様、幹部以外の社員の個人名が分かる映像や音声には、ぼかしや「ピー」という音をかぶせる修正が】

 当初は、菅首相(当時)が「ぎゃぎゃうるさい」と官邸のせいにしていたが、そうではなく、「海水を入れたら使えなくなってしまう。もったいない」といってぐずぐずしていたということです。それにいらだった吉田所長(当時)。

公開された映像は、下記に。5日、検察当局の求めに応じて東電が「任意」で提出したとのことです。

http://photo.Tepco.co.jp/date/2012/201210-j/121005-01j.html

▶<福島第1原発>事故時の作業員「もうだめじゃんと思った」

毎日新聞 10月7日(日)19時48分配信

【電源設備の責任者は炉心冷却用の電源が失われ、「万事休す。もうだめじゃんと思った」という。それでも電源復旧のため、部下に現場へ行くように指示。部下から「現場に行って、本当におれたちは戻ってこられるのか」と詰め寄られた。「お願いだから行ってくれ」と頼んだことを「一番つらかった」と振り返った】

 で、あったのは東電社員とだけです。写真を見るとわかりますが、おなじみ「問題ありません」と記者会見の際着ている東電の作業服だけ――つまり東電の社員だけです。つまり、号令をかけただけ、どこで? まあ、最低限「わが身の安全が確保できる」ところからでしょう。

▶福島第1原発事故 野田首相、建屋内を初視察 除染の加速化指示

毎日新聞 2012年10月08日 東京朝刊

【はがれきの撤去などが進んだ4号機の原子炉建屋(高さ約30メートル)の屋上を約5分間視察】したそうです。

事故は「収束」し「冷温停止状態」でしょ、野田さん。なのに、その物々しい恰好はどうしたのですか?


▶風知草:映画「東京原発」再び=山田孝男

毎日新聞 2012年10月08日 東京朝刊

 本通信でも以前、紹介した映画『東京原発』について触れています。

 同コラムの山田氏、【「原発」を「放射性廃棄物貯蔵施設」と読み替えれば映画はなお新鮮だ】と。そして、最後にこう言います。

【映画「東京原発」はかつて排斥され、いまは共感を呼ぶ。日本は変わったか。楽観を戒める天馬知事のセリフがいい。「人間、終わったことには関心がない」。3・11は終わらないという自覚が重要だ】

 ところで、この映画ができたとき、「ものすごいものをつくりましたね」といわれ、同時に「仕事来なくなりますよ」といわれたそうですが、案の定、それ以後、仕事は来なかったそうです。原発マフィアの暗躍です。


▼原子力ムラ 今日の「No problem!」

▶Dr.中川のがんの時代を暮らす:/54 印刷工場と有機溶剤

毎日新聞 2012年10月08日 東京朝刊

【胆管がんの原因となった化学物質は特定されていません。有機溶剤に含まれる「1、2-ジクロロプロパン」や「ジクロロメタン」が疑われていますが、医学的な証拠はなく、他の物質が原因となった可能性もあります。日常的に使われてきた物質に発がん性があることが後に分かった例は、アスベスト(石綿)など過去にも多数あり、詳しい調査が必要です】

 そう、後にわかった例は枚挙に暇ありません。中川センセイ、放射線被曝についてはどうなんでしょ。今まで、盛んに「大丈夫」といっていたのでは。放射線だけは、後ではなく、今、分かっているとでも。本当に、この人、いい加減というか、デタラメです。

「この工場は、劣悪な環境の中、昼夜2交代制で24時間フル稼働」でとも言っていますが、今現在も福島第一原発では「劣悪な環境の中、昼夜2交代制(かどうかはわかりませんが)で24時間フル稼働」で「暴発阻止」のため作業が行われているのです。そして、とりわけ福島の子どもたちは、いまだかつて経験したこともない状況下で暮らすことを余儀なくされているのです。

▶海外希望の原子力技術者 震災前の1.5倍

産経新聞 10月8日(月)7時55分配信

 例によって、産経新聞ですから。技術者がいなくなってしまう。大変だということなのでしょう。中国に情報・技術が流出してしまうと。それこそ、安全保障にかかわる問題だと言って、そうした技術者の流出をさせない方策をというのが筋でしょう。なぜか、そうは言わないところに…。

【政府が「2030年代の原発稼働ゼロ」を柱としたエネルギー政策を打ち出すなか、技術者の転職などを支援する団体に登録し、海外での勤務を希望する原子力関連技術者が、東日本大震災以前と比べ1.5倍に増えていることが7日、分かった。中国企業からの引き合いが増加しており、脱原発の動きが、日本の原発技術の海外流出を進める実態が浮き彫りになった】


▶脱原発デモ:「原発いらね」「子供守れ」 廃炉訴え行進──愛知

毎日新聞 2012年10月08日 中部朝刊

 下記の報告でも触れられていますが、各地で展開されています。


▼寄せられた情報

▶10.5金曜抗議行動(国会正門前)―報告

「反原連」の呼びかけで始まった毎週金曜日の抗議行動はついに半年を越え、いまでは首相官邸前を中心に全国104か所(「赤旗」調べ)に広がっています。今回は官邸前と並び都内抗議行動の拠点となっている国会正門前の様子を紹介します。

 国会前抗議行動は官邸前とは多少傾向が違います。

官邸前が目前に居る(であろう)野田首相に対する抗議、怒りをぶつける場として設定しているためシュプレヒコール中心で抗議行動が進むのに対し、国会前はどちらかというと参加者のアピール中心で、「集会」と呼ぶべきものです。もちろんシュプレヒコールは全員で国会へ向けて叩きつけますが、同時に運動の報告や被災地の現況など、参加者相互の情報共有の場として機能しているのは断然こちらです。まぁ、野田が目の前に居ないわけですから当然といえば当然ですけれど、官邸前のように、ただ野田を罵倒する、怒りを叩きつけるアピールはありません(それらのアピールを批判しているわけではありません)。

 毎週、官邸前で2時間怒鳴るのに飽きちゃった方は、こちらに参加してみるのもいいかと。新しい情報や闘いの報告が聞けて、力が湧いてきますよ。

 以下に10月5日の「集会」の様子をかいつまんで紹介します。

JA全中、「安全な農作物と原発は両立しない」

 まず、速報として全国農業協同組合中央会(JA全中)が10月10,11日の総会で「脱原発」の方針を採択することを決定したとの報告がありました。「安全な農作物と原発は両立しない」(広報)との理由からで、これは大きな成果だと報告者の方。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012100502000152.html

 ただ、こんな大きなニュース(JA全中は自民党の支持団体)を東京新聞以外のマスメディアが無視して記事にしないのは許しがたい!とも。

福島での線量調査の数値が何と6割減で発表

 さらに別の方のアピール(福島集団疎開裁判をしている方)では、福島での線量調査の数値が何と6割減で発表されているとの報告。こちらは朝日新聞一社が記者会見の様子を記事にしています。

http://www.asahi.com/national/update/1005/TKY201210050360.html

 これは本通信でも掲載された「福島県民健康調査・秘密会」(「毎日新聞」のスクープ)の画策とも絡みますが、裏のコーディネーターは山下俊一だと報告者。大体、健康「調査」とは何事だ!福島の人をモルモットにして何を「調査」するのか、人間のやることなのか!と怒りのアピールでした。また同氏によれば、福島の子供たちの健康問題を憂慮した国連の調査団が11月15日に来日する予定だそうです。そこへ向けて、こうした政府の隠蔽する事実を告発して、国際的な世論に訴えていくことも必要だとのアピールもされていました。

 健康問題については、都内・中野区と千葉県流山市の二人の内科医・小児科医の方もチェルノブイリ現地視察(9月)の報告をしてくれました。それによると、現地の子供の実に7~8割が何らかの慢性疾患を持っている。それは年齢が低いほど高くなって現地の大人の人々が深刻に原発の影響を指摘していたというものです。

「事態はまさに深刻です。にもかかわらず、この国の政府は何をしているのか。そしてこうした生存権を蹂躙する問題をメディアはなぜ報道しないのか」と訴え、医者としてやれることを、医者仲間を増やしながら取り組んでいきたいと。

権力の意向に沿って「世論」を操作する「大本営」メディアと再認識

 この間の反原発の闘いに参加して、強く感じたのはこの国のマスメディアがいかに腐った、役立たずの存在か、いやそれどころか権力の意向に沿って「世論」を操作する「大本営」メディアであるのかということをあらためて認識したということです。我々はそれに対抗する情報収集力、発信手段を持たなければなりません。こうした「集会」への参加はその意味でも貴重だと思います。

ACTA法の施行と反原発運動

 そして、それに関連した重大な指摘、緊急アピールも5日の集会でありました。

「反ACTA」運動を闘う方が登壇され、10月ACTA法が施行されたため、例えばYouTubeなどの反原発動画で著作権に引っかかる音楽などをかぶせてあるものをつくった場合はもちろん、ダウンロードした場合でも、それを理由に権力が弾圧(2年以下の懲役、200万円以下の罰金)する可能性があるということです。反原発の闘いが「国策」としてある原子力=核を撃つものである以上、政府・権力との闘いは不可避です。権力はあらゆる手段で難癖をつけ運動を妨害してきます。われわれは、団結と運動の強化で跳ね返していかなければなりません。余談ながら、官邸前ではこうした発言は「シングル・イシュー」とかのアホな縛りでできないものと思われます。国会正門前はその点けっこう自由です。

反原発を闘う以上、決して権力が「味方」ではないことを気づくべき

 そして「反原連」も反原発を闘う以上、決して権力が「味方」ではないことを気づくべきです。なにか最近の発言で「警察はお友達」みたいなことを言って勘違いしている中心メンバーがいますが、反原発の闘いの拡がりにより、脱原発が現実味を帯びてくればくるほど権力はその本性を隠せなくなります。その証拠に、11月11日に「反原連」ほか各団体が共同した国会包囲大行動が計画されていますが、その出発会場に予定されている日比谷公園の使用許可が現時点で下りていません。

 実はこの日比谷公園が8月以降実質使用禁止になっているという話は私もかなり以前に別ルートから得ていましたので、「反原連」が日比谷公園と告知した時に、ひょっとして「お友達」だから公園も使えるのかな?と思ったのですが、やはり揉めているようです。警察は7・29の国会包囲大行動に懲りて、8月いきなり公園使用手続きの変更を決め、なぜかその新しい手続き方法を開示していません(というか、決まっていない)。これによりあらゆる日比谷公園でのイベント等ができなくなっているのが現状です(野音は別)。

 今回の国会包囲大行動を成功させるためには、こうした警察の妨害、嫌がらせを運動の力でねじ伏せなければなりません。

 5日の「集会」では、「反原連」の方が現状について正直に話され、その場にいた国会議員(志位氏ほか)にも協力を要請し、志位氏もこれは「民主主義の問題だ」と言って尽力を約束してくれていますので、事態は好転するとは思いますが、今後こうした嫌がらせ、圧力は増えるでしょう。ちなみに官邸前ではこの件についての発言はなかったそうで、普通に11・11のビラを配っていたそうです(なぜ隠すんですかね? 一部中心の方々のボス交に都合が悪いから? へんてこりんな自粛案を「お友達」に話しているようでは、早々にあなた方は淘汰されますから)。

 

 そのことはさておき。

 国会前では、そのほか個人の方のアピールが数人ありましたが、そのすべての意見には同意できませんが、それぞれの思いを共有する場として国会前が機能していることは事実です。

毎週金曜日は反原発デモの日!

 国会前以外にも、官邸裏、経産省前、文科省前と「反原連」の枠を越えて、反原発の抗議行動の波は拡がっています。週ごとにいろいろな場所に足を運んでみるのもいいかもしれません。いま大切なことは毎週金曜日、霞が関一帯を反原発の民衆が占拠し続けることです。


第21回 ドイツ原発立地の住民の声

 原発撤去・解体の決まったドイツの立地住民の様子はどうなのか、どういう声が聞かれるのか。あまりこれまで伝えられてこなかったので気になっていたのですが、「FR」紙2012年10月4日付に興味ある記事が記載されているので紹介してみます。日本と共通する部分があると同時に、結論部分で大きな違いが見て取れます。

 

原発前史

 

 南ヘッセン州にあるビブリス(Biblis)という小さな村に、ヘッセン州で最初に原発ブロックAが建設されたのは1974年7月16日のことです。ドイツでは最初に送電網に組み入れられていきます。その後、ブロックBが建設されたのは1977年1月ですから、既に40年以上も経過し、反原発運動の闘争目標になってきました。

2 011年3月11日のフクシマ原発事故を受けて、その年の8月6日に「脱原発法案」が可決されて以降、この二基のブロックは稼動停止したままでした。

 このA・Bに続いて更にC・Dの二基が建設されますが、ブロックCは既に1995年に稼動停止し、ブロックDは、1979年に計画がストップし実現することはありませんでした。ドイツの中でも問題の多い原発ということになります。

 ブロックA・Bの稼動期間中には、何回もの大小の事故が起きています。重大なのは、1989年12月17日の非常用冷却装置の弁が故障したことです。また、2004年2月4日には、ブロックBの停電で、安全システムを稼動させるために非常用発電機をスタートさせなければなりませんでした。

 

脱原発と現在

 

 解体作業は2030年までかかると言われています。しかし、核廃棄物をどこにもって行くかは、まだ未定。

 以下は、そんな現状での住民の声と反応です。

 1.今でも、学校の生徒達の見学はあるそうですが、興味の置き所が従来とは変わって来ていると言います。所謂「未来のエネルギー」とかそこからの「放射線保護」とかにではなく、<いかにして世界の原発の全てを解体していけるか>に向けられているそうです。

 2.技術への関心は少なくなっており、問題は原発の後に何が来るのかにあります。住民数9000人の小さな田舎町ですが、そこに原発が建ったことで1000人の専門職の労働が保障されました。地域社会が完全に原発に依存している構造は、日本とも変わりがないと思います。それだけではありません。飲食、住居、ホテル、生活物資、村・家内工場等々、全ての経済・社会インフラがそこにネットされていきます。

 しかし、他方では電力会社(RWE)の営業税の額がどれ程になるのかは、沈黙したままです。優遇措置があるからでしょう。

 3.24年間原発で働いてきた、76歳になる男性年金生活者。「原発なしには、ここは死んだも同然だ!」 

 4.30歳後半の男性。「三人の子供がいる。これからどうして養っていけばいいのか」。

彼にとってみれば、脱原発は間違った決定で、電気料金はもっと高くなっていく。原発に何故不安を持つのか、特にビブリス原発については、理解が出来ないといいます。「ビブリスは最新の設備で建設され、全てはコントロールされていた」ので、この不安が彼には信じられません。最後に、「ありがとう、メルケル首相! また一人失業者が増えた」。

 5.女性市長(59歳、無所属)。「原発のおかげで、いい暮らしが出来ていた」。この地域には、大きな原発反対派がいなかったといいます。彼女の言葉の裏には、ここで取り組まれていた大きな反原発デモに参加していたのは地域外からの人たちだという揶揄が含まれているでしょう。CDU-FDP(キリスト教民主同盟と自由民主党の中道右派連立政権)が稼動期間延長を決めたときは、ビブリス住民の大多数は、それ故に歓迎することになります。しかし、今では、「何かをしなければならなくなった」。

 

村の未来

 

 観光事業の限界も見えています。観光だけではやっていけません。そこでこの市長さんが考えたのが、14歳以上の住民に地域の発展について意見提案してもらう、「ビブリスの未来」と題したキャンペーンです。この締め切り期間が9月末で、1000通以上の回答があったといわれています。

 この先、村再建運動がどう展開していくかは未知数です。しかし私がこの記事を紹介したのは、はじめに書いたように、ここに共通する部分と違いが見られるからです。それを皆さんにも知ってもらいたいと思ったからです。

 1.原発依存経済、社会はどこでも同じ構造です。

 2.また、脱原発で出てくる問題・課題も同じ。失業、地域経済・インフラの崩壊、それによる家族-友人関係の崩壊、生活不安。こうした依存社会では、要は原発がなくなれば社会がつぶれてしまうのは、どこでも同じ。

 3.しかし、私が注目したいのは、この市長さんは、住民を孤立させることなく、逆に住民を伴って地域の自立した再生に立ち向かおうとしていることです。それが、本来の自治体の役割だと思うのです。それによって、困難を克服していく下地ができ、住民の積極的な参加が可能になるかもしれません。「未来への希望・勇気」とか、そんなものが実感できて来るように思われるのですが、私の単なる甘い感傷でしょうか。

 4.そのように考えれば、「職がなくなる」、「地域財政がつぶれる」、「将来に不安」などというような、住民の生存に全般的な責任を負う自治体の声は聞かれなくなるはずです。こういう声を聞けば、逆に彼らが、自分達の責任を棚上げして、単に不安を煽っているに過ぎないことが分かろうというものです。何の能力もない者の自己保身と権力欲だけが目についていかがわしいです。その背景には、住民をどう見ているのかという、彼らの蔑視観 があるでしょう

 私達は、自分の生存に関わる責任は自分で取りますから、無責任なあなた達には退職してもらいたいといいたくなります。


▼どうでもいい話かな

▶自民・安倍総裁の政党支部、政治資金からキャバクラ代

朝日新聞デジタル 10月9日(火)15時6分配信

【自民党の安倍晋三総裁が支部長を務める自民党山口県第4選挙区支部(同県下関市)が2009~10年に、クラブやキャバクラなどでの飲食代として108万5150円を政治資金から支出】

 多分これから、これに類する話があっちこっちから出てくるでしょう。リーク合戦の始まりです。日本維新の会に行った連中などその標的にもってこいでしょう。でも、そうすると、話題を提供することになる…。

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

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敦賀原発 月内にも断層調査

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今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令