原発通信320号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 320号 

2012/10/18発行

320-1018 10-11月大行動

「11.11反原発1000000人大占拠」詳細はこちら

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

▶朝日地球環境フォーラム2012 パネル討論「エネルギーシフトと新世界秩序」

朝日新聞2012年10月16日付12版21面

 さて、昨日の319号で野田首相がこのフォーラムでの挨拶を、まるでオリンピック出場をめざし励んでいるアスリートのような言い方だと書きましたが、今日は、そのフォーラムでのパネル討論からの発言を取り上げたいと思います。コメンテーターは下記の3人と、長島徹・経済同友会副代表幹事(帝人会長)です。
〈基調講演者〉アンマリー・スローター(米プリンストン大教授)/朴 元淳(ソウル市長)/タルヤ・ハロネン(フィンランド前大統領)
〈コメンテーター〉馬 小軍(中国共産党中央党学校国際戦略研究所教授)/浜 矩子(同志社大大学院教授)/徳川家広(翻訳家、政治・経済評論家)

・・・・・

 浜氏、基調講演の話を聞いて感じたこととして「共通のイメージは人間、ヒューマンファクターがこの問題の核心だということ」と、そんなこと当り前だろうということをちょっと小難しく言っています。「じゃあ、お聞きするが他に何か他に核心でもあるのですか」と。人間社会の活動について、それを問題にしているわけなのだから、そんなこと言わずもがなだと私は思うのです。

 中国共産党の馬氏、福島第一原発事故後、「原発産業はもはや斜陽産業なのだろうか」と問いかけます。

 これに対して、経済同友会副幹事の長島氏は、何を根拠にそう思っているのか、皆目わかりませんが、「必要最低限の原発をもってもいいのではないかと個人的に感じる」などと訳のわからないことを、しかも「個人的には」という但し書きをつけて(つまり逃げをつくっておく)言っています。そもそも「必要最低限」とは何を基準に線を引いていうのでしょうか。やはり「核武装」?のためと勘繰られても仕方がないでしょう。というより、自民党の石破茂らははっきりとそう明言しています。

 お節介にも韓国や中国が原発ゼロとは考えられないと口を出し、さらには「事故でも大惨事にならない技術を開発し」などと、原発事故、大惨事でなければいいのかというトンデモ発言まで飛び出す始末です。

 長島氏は福島第一原発事故をどう評価しているのでしょう。大惨事と見ているのか、あんなもの大した事故じゃないと思っているのか、そこのところを言わないで(もちろん紙上掲載部分だけで判断しているので、実際は触れているのかもしれませんが)、無責任極まりないことを言っているのです。「惨事」とは被害面積をいっているのか、被災人口をいっているのか、環境に対しての被害の程度をいっているのか、はたまた、事業者の「損害額」「賠償額」をいっているのか。小さな事故なら構わないという発想そのものが許せません。

 それに対して、朴氏は「1%の可能性で事故が起きれば、大変大きな問題が発生する」と指摘します。

 もう一つ、訳のわからない浜氏の発言があります。

「地球にリフレッシュしてもらえるような経済のあり方がサステイナブル(持続可能)な成長ではないか」と。

 「地球にリフレッシュしてもらえるような」などという発想そのものが西洋近代主義的であり、自然は人間の意のままにできるなどと思いあがった発想だということに気づいていないようです。地球の自然の姿にふれリフレッシュさせてもらっているのは、私たち人間です。主客転倒とはこういうことをいうのでは。

 紙面は長島氏のトンデモ発言で締めくくっています。

 長島「自然エネルギーがもっと活用されると、原子力はフェードアウトする(なくなっていく)のでは。ただし、何百年かかるかもしれない」と。

 もう、ここまでくると恐れ入谷の鬼子母神です。ノーテンキに原発はあと何百年も続くだのと無責任極まりないです。多くの人に知られてしまった不都合な事実=「核のゴミ」の始末ができないということは、ほとんど、いやまったく長島氏の頭のなかにはないようです。石油にしたって人類が使い始めてまだ200年とたっていません。核燃料のウランにしても埋蔵量が怪しくなっているともいいます。それなのに何百年も原発が使えると「想像力」豊かに「発想」できるのですから、極楽とんぼもいいところです。想像力が欠如した者は、四の五のといわずに去るべしです。

 米国の大学教授は相変わらずパワーこそ政治と、女性というスパイスを利かせただけで、パワーゲームとしてしか世界を見ていません。ソウル市長や前フィンランド大統領のほうが想像力は豊かです。

 それにしても野田首相、「私たちが進むべき道は明らかだ」といったそうですが、その割には歯切れの悪いことばかりです。しかも「国民各層」には「覚悟をもって」などとお説教までする始末。


 と、朝日新聞10月16日付20、21面に掲載されているものだけで「感想」を書いてみました。相当の意訳もされているかと思いますが、そう大意は変わらないでしょう。いずれにしても、何をのんきなこと、無責任なことをというのが正直な感想です。朝日新聞、昨年もフォーラムを開いていますが、原発に対する立ち位置がわかるフォーラムです。


▶溶けた核燃料計量に復興予算 「兵器転用防止」5億円

東京新聞2012年10月18日 朝刊

【東京電力福島第一原発にウランやプルトニウムはどのぐらい残っているのか-。文部科学省はその計量技術を開発するため本年度、復興特別会計で五億円を投じている。核兵器に転用されていないことを国際機関に対して証明する義務がある、というのが理由だ。しかし福島第一の溶融した核物質を誰かが持ち出したり、転用したりすることがそもそも可能なのか。復興予算の使い道としては疑問】

▶原子力規制委:透明性「後退」指摘も 発足1カ月

毎日新聞 2012年10月17日 23時44分

 例の田中俊一委員長、「六十何年生きてきたが、こんなに仕事をしたのは初めて」だそうです。そんなに一生懸命働かないで地球上の人々いや全生物の命を左右するものを“いじくって”いたのですか…。

【規制委が直面する最大の任務は、原発の運転について科学技術的に判断する「安全基準」の策定だが、再稼働をにらむ首相官邸や経産省からの圧力が高まる可能性がある。今月3日には「(電力事情など)経済的観点を含めた再稼働判断や、地元への説得・合意形成は電力会社や経産省が担当すべきだ」とする見解を公表。こうした動きをけん制】

【一方、「透明性」については疑念を抱かせるケースが相次ぐ。先月26日、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」記者の会見参加を拒否していたことが発覚。原子力規制庁は当初「政党機関紙は報道を事業としていない」と説明したが、翌週には「保安院時代の会見出席状況を勘案した」と一転して出席を容認。今月10日の定例会には、傍聴者席に私服警察官がおり、傍聴者の抗議で退席する騒ぎがあった。規制庁は「会議の静穏な運営が目的」というが、規制委に相談せずに警察官の出動を要請したという】

▶原子力規制委:災害対策指針、福島固有も

毎日新聞 2012年10月17日 20時00分

【原子力規制委員会が見直しを進めている原子力災害対策指針について、田中俊一委員長は17日、事故を起こした東京電力福島第1原発を念頭に、通常の原発より不安定な事故炉への防災対策を盛り込む考えを明らかにした。

 この日、福島県の荒竹宏之生活環境部長が出席し「(福島第1原発は)さらなる危険があった場合の影響が普通の原発と違う」と、県固有の指針策定を要請。田中委員長は「福島は防災というより現に被災している。その状況をどう(指針に)組み込んでいくかが大事だ」と】

▶原子力規制委:6施設で活断層のデータ収集

毎日新聞 2012年10月17日 20時08分

【文献などによるデータ収集が必要な6原子力施設を公表した。

 対象は、Jパワー(電源開発)大間原発(青森県)▽日本原燃再処理施設・特定廃棄物管理施設(同)▽東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)▽中部電力浜岡原発(静岡県)▽関西電力高浜原発(福井県)──5事業者6施設)


▶福島・大波地区:「面的除染」1年 放射線量再上昇も

毎日新聞 2012年10月17日 21時05分

【福島市東部の大波地区で市の「面的除染」が始まり18日で1年。空間放射線量は市の測定で漸減傾向だが、一般人の年間追加被ばく線量限度1ミリシーベルト(毎時0.23マイクロシーベルト)を超す数値が続く。市は2度目の除染を求めるものの、費用負担する国は応じていない。「高線量を我慢させるのか」。住民には不満が渦巻く】

【3月の除染前後で毎時9マイクロシーベルト台から同2マイクロシーベルト台に低下したが8月には同10.36マイクロシーベルトに。「除染後しばらくすると上がっている」とため息をつく】

 放射線管理区域についてもう一度見てみましょう。

【外部放射線に係る線量については、実効線量が3か月あたり1.3mSvを超えるおそれのある区域を指す。「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」などで定められている。毎時に換算すると、0.59μSv/hである】

 上の記事、もう一度よく見てください。コンマ以下の数字ではありませんよ! こんな環境のなかで福島の人たちは暮らさざるを得ないのです!

▶福島第1原発事故:東電独自、賠償打ち切りに基準

毎日新聞 2012年10月17日 15時00分

【東電は、避難指示を受けていない男性との結婚や、結婚後に福島県外に転居したことを打ち切りの基準にしていることが分かった。東電が取材に判断基準の一例として明らかにした。これらを基に「帰宅する意思がない」「生活基盤が整った」と判断、賠償を打ち切っているとみられる】

【東電の賠償受付窓口に結婚後の精神的賠償について問い合わせた別の女性は、担当職員から「同じ被災者の男性との結婚なら打ち切らない」と言われたという。いずれも東電が明らかにした基準と合致する。

 30代女性の母親は「好きになった人がたまたま県外の人だったり、結婚相手の都合などで県外に転居したら、精神的損害はなくなるというのか」と疑問を投げかけた】

【賠償範囲を定めた文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会の中間指針(昨年8月)に結婚に関する規定はなく、同省や賠償状況を監督する経済産業省資源エネルギー庁も「結婚で精神的損害は消えない」と批判。憲法は「居住移転の自由」(第22条)と「婚姻の自由」(第24条)を保障しており、結婚相手や新居によって賠償の対応に差を付ける東電独自の基準は、基本的人権との関係でも論議を呼びそうだ】

▶条件付き受け入れ方針 中間貯蔵施設で双葉町議会が町民懇で示す

福島民報 10月18日(木)9時50分配信

【双葉町議会は、東京電力福島第一原発事故による汚染廃棄物を運び込む中間貯蔵施設建設を条件付きで受け入れる方針を固めた】

 大熊町に続いてです。


▶敦賀3、4号機着工に意欲 原電社長 福井

産経新聞 10月18日(木)7時55分配信

【日本原子力発電の浜田康男社長は17日、敦賀市内で報道陣の取材に応じ】【敦賀3、4号機の新増設計画については「平成16年に申請した本体着工の許認可について、原子力規制委員会で審査を進めてもらい、建設を進めていきたい」と意欲を示した】

 昨日、沖縄での米兵によるレイプ事件に関して沖縄の仲井眞弘多知事が「正気の沙汰ではない」といいましたが、こちらも正気の沙汰ではありません。

▶記者の目・福井:原発推進一辺倒の立地市町議会 「ゼロ」時代、見据え対策を/福井

毎日新聞 2012年10月17日 地方版

【戦略決定後の先月19日、経済産業省資源エネルギー庁の担当者が美浜町を訪れ、議会に新戦略を説明した。議員の1人は「とんでもない内容。立地住民をばかにした内容だ」と怒りをあらわにした。別の議員は、原発の運転期間を40年に制限したことについて「理解できない」と強く反対】

【美浜町住民に聞くと、原発推進を求める意見は多い。しかし、根底にあるのは、原発が無くなった場合に雇用や財政を維持できるかという心配であり、子や孫の世代の暮らしへの不安だとひしひしと感じる。決して、原発の推進自体が目的ではない】

【原子力政策は国策で進められた。脱原発にかじを切るなら、国は立地地域を十分に支援し、電力消費地も相応の負担をすべきだ。一方で、立地自治体の議会も、ただ原発推進を訴えるのではなく、「原発ゼロ」時代を見据えた地域の姿をしっかりと描き、活動してもらいたい】

 正論です。雇用、地域の自立そして自治をどう原発なしでも保証できるのか、またそのために何が必要なのかが課題です。


▶あなたの電気代も流用されている

河野太郎ブログ・ごまめの歯ぎしり2012年10月17日 18:36

トンデモナイ話です!

【流用されているのは復興予算だけではない。あなたの電気代も流用されている。

日本原子力発電という会社がある。東海第二原発と敦賀一号機、二号機を保有する原子力専業の発電会社だ。

この会社は3月決算だ。

2010年3月期の電力料収入は1441億円。
2011年3月期の電力料収入は1736億円。
2012年3月期の電力料収入は1443億円。
ん?
2011年5月21日に東海第二原発が停止して、この会社の発電は全て止まった。

2010年3月期の発電量は136億kWh。
2011年3月期の発電量は170億kWh。
2012年3月期の発電量は10億kWh、そう10億kWh。

前々年の14分の1の発電量で、電力料収入はほぼ同じ。

なぜこんなことになるかというと、日本原子力発電は電力会社との契約で、発電しようがしまいが「基本料金」にあたるお金がもらえる。

2013年3月期は、発電量はおそらく0。しかし、売上は2012年3月期とほぼ変わらない。原子力発電のコストは無限大!

原子力はコストが安いと言ったのは誰だ!

そして、東京電力は、おそらく年間400億円を超える金額を日本原子力発電に支払うことになる。

2011年4月から9月に、東京電力は232億円、関西電力220億円、中部電力195億円を支払っている。

いや、正確に言うと、東電が支払っているのではない。この年間四百数十億円は、東電管内の企業と世帯に東京電力が請求する電気代に含まれている。

kWhあたり144円というギャグのような原子力コストを消費者は選択の余地なく支払わされたのだ。

そして、日本原子力発電は、九電力と電源開発、日立製作所、みずほコーポレート銀行、三菱重工が作った会社で、東京電力は28.23%の株式を保有している。

売るものがない東電の子会社から東電は四百億円以上の買い物をして、請求書をあなたにまわした。そしてあなたが支払った電気代であげた日本原子力発電の利益の4分の1は東電のものになるのだ。

では、あなたは電気代でいったいどんなもの、あるいはサービスを買ったのか。

電力会社と日本原子力発電の契約に基本料金が盛り込まれているならば、電力会社が基本料金を支払うが、それは電気代には含まれるべきではない。電力会社が身を削ってまかなうべきものだ】

(まだまだ続きます。ブログへアクセス!)


▼トンデモナイ話

▶石破氏に外国人企業から献金 6年で75万円、昨春返還

朝日新聞デジタル版2012年10月18日(木)07:06

【自民党の石破茂幹事長が代表を務める党支部が2006~11年の6年間、鳥取市内の韓国籍の男性が経営する複数の会社から計75万円の企業献金を受けていたことがわかった】

 やはりはじまりました。リーク合戦です。近々行なわれるでしょう総選挙。そしてまた自民党政権かと──。そこでです。霞が関をはじめとして自民党の復活を望む人もあれば、3年前の民主党政権誕生で日の目を見た人もいたでしょう。自民党復活を待ち望む人、報復人事等を恐れる人さまざまでしょう。そんななかできっと始まるだろうと「想定内」の話です。しかし、石破も“身体検査”やり直した方がいいのでは。かつて「返せばいいというもんじゃない」と言っていたのはどなたでしたか…。


▶昨日の最高裁判決、「○○状態」について考える。

参院、2010年の選挙は「違憲状態」と。

【「1票の格差」が最大5.00倍だった10年7月の参院選が違憲だとして全国の有権者が選挙無効を求めた17件の訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・竹崎博允長官)は17日、定数配分規定を違憲状態と判断】

 今回は、1票の格差があるかどうかという問題ではなく、「違憲状態」と判決したその「○○状態」という言い方について考えてみたいと思います。

昨年の野田首相による「福島第一原発事故収束宣言」のとき言った「冷温停止状態」といい、今回の「違憲状態」といい、この「状態」という意味は、○○であるとはっきりは言えないが(言ってしまうとまずい!)、まあ、それっぽいもの、似たようなもの、もしくはそう勘違いさせるために使う言葉のようです。

 そこで思うのです。1941年12月8日大本営発表の開戦の放送です。

【臨時ニュースヲ申シ上ゲマス。臨時ニュースヲ申シ上ゲマス。

大本営陸海軍部、十二月八日午前六時発表。

帝国陸海軍ハ今八日未明、西太平洋ニ於ヒテ、アメリカ、イギリス軍ト戦闘状態ニ入レリ。】

 これ、上記の意味で使うと「戦闘のようなもの」になったということになりませんか。つまり、本当の戦闘ではないと。そんなわけないですよね…。

<1票の格差>10年参院選は「違憲状態」…最高裁大法廷

毎日新聞 10月17日(水)15時23分配信

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令