原発通信323号

原発通信原発は命の問題だ!

screenshot_578 3.jpg

更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 323号 

2012/10/23発行

323-1023 10-11月大行動

「11.11反原発1000000人大占拠」詳細はこちら

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか
原発問題は「生活のあり方は何かという価値観を問うもの、広い意味で倫理的な問い」

 先週10月19日付毎日新聞に宗教学者の島薗進さんのインタビュー記事が掲載されていました。毎日新聞が特集連載している特集ワイド「原発の呪縛 日本よ! この国はどこへ行こうとしているのか」。タイトルは、「倫理の目で『陰』を見よ」です(下記)。

島薗進氏 福島第一原発事故後、マスコミに登場し、「大丈夫、大丈夫」と触れ回っていた連中や、原子力ムラの住人といわれる人たち、多くが東京大学出身で60歳代が多いです。そう、東大闘争がたたかわれた1960年代後半、1960年代半ばに東京大学に在学していた人たちです。医学部の研修医問題から始まった東大闘争ですが、その後の人生に大きな影響を与えたことは間違いないようです。
 今回紹介する島薗進さんもその一人のようです。島薗さんは1967年東京大学入学。この年から医学部闘争が始まります。島薗さん言います。「先輩たちの闘争を見ていて、医学者の権威主義、ごまかしを知った」と。ここまではよく聞く話ですが、そこから先は、島薗さんの育った環境が大きく作用したようです。

 祖父、父とも医学博士の家に生まれた島薗さん、猛勉強の末、現役で東大に入学。島薗さんの祖父は東大医学部長を務めた人で、かつ水俣病の病因隠ぺいにかかわった経歴を持っているそうです。そこで「いのちを守る学問という姿勢が欠けているように見えた。もっと科学技術の陰を直視せよと学生だった自分は感じていた。その経験が今、原発問題を考える原点になっています」といいます。

 そんな同時代を過ごした人たち。科学技術なり、学問なりに真摯に向き合おうとした人もいれば、カネと地位だとばかりに突進していく人。その分かれ道はなんだったのでしょうか。あげるまでもなく高木仁三郎さん、かたや班目春樹、田中知ら。人はそれぞれなどといってしまえばそれまでです。島薗さんらのように「いのちを守る学問」「人間を学ぶ」という姿勢をもったかどうかということなのかもしれません。

 この一文を読んでいて、先日の浜矩子同志社大院教授の発言を思い出しました。「地球にリフレッシュしてもらう」、何と言う思いあがったもの言いなのでしょうか。島薗さんは言います。原発問題は、「経済優先か、自然をむさぼらない暮らし方を求めるか。より幸せな生活のあり方は何かという価値観を問うのも広い意味で倫理的な問い」であると。


▶原子力規制委:4原発30キロ超も高線量 過酷事故試算

毎日新聞 2012年10月23日 02時13分

【東京電力福島第1原発と同様の事故が起きた場合、東電柏崎刈羽原発(新潟県)や関西電力大飯原発(福井県)など4原発では、半径30キロを超える地点でも事故後1週間の積算被ばく線量が100ミリシーベルトに達することが22日、原子力規制委員会の試算で分かった。

 ほかの2原発は中部電力浜岡原発(静岡県)と東電福島第2原発。柏崎刈羽は約40キロにまで及ぶと予測している】

 この100ミリシーベルトですが、先月(9月28日)に厚生労働省が、原発作業員などの放射線業務従事者に労災補償する際の被曝の目安を発表したときの数値です。つまり、原発で働く労働者と同じ線量を1週間で浴びてしまうということです。

【各国に放射線防護策を勧告している国際放射線防護委員会(ICRP)は広島・長崎の原爆被爆者の追跡調査に基づき、累積100ミリシーベルト以上の被ばくになると、白血病のような血液がんを除くがんの発症率は直線的に増加すると分析。100ミリシーベルトの被ばくで、がんで死亡する確率は0.5%上がるとしている。100ミリシーベルト未満での健康影響は不明だが、ICRPは、可能な限り被ばくを低く抑えるべきだとしている。

 また、短時間に大量の放射線を浴びると、脱毛や出血などの急性障害をもたらし、死に至ることがある。茨城県東海村で発生したJCO臨界事故(99年)では、6~20シーベルトの被ばくをした作業員2人が死亡した】

▶原発作業:がん労災、100ミリシーベルトが目安 厚労省

毎日新聞 2012年09月29日 00時44分


▶福島第1原発事故 県内でも避難者向け甲状腺検査──来月から/山形

毎日新聞 2012年09月30日 地方版

【東京電力福島第1原発事故による避難者向けの甲状腺検査が10月から県内の医療機関でも始まる。検査は事故当時18歳以下だった福島県民が対象】

▶東京電力:青森・東通村にも7600万円「寄付金でない」

毎日新聞 2012年10月22日 19時42分

【東電は事故に伴うコスト削減策として今年5月策定の総合特別事業計画で「寄付金の廃止」を明記した。東電広報部は「震災前の約束に基づき、漁業振興への助成を一部支払った」と説明している】

 昨日の本通信で報告した件(朝日新聞デジタル版)ですが、今日の毎日新聞によると、東京電力が【事故に伴うコスト削減策として今年5月策定の総合特別事業計画で「寄付金の廃止」を明記】したため、「助成金」と名称を変えたという話。何のことはない「寄付金」ということじゃ、いくらなんでも事故後、賠償問題も片付いていないのに、さすがにそれはまずいと思ったのか、「助成金」にしたというだけです。相変わらず、札束でひっぱだいていることには変わりありません。問題は「叩かれている」ほうが、叩かれていると自覚がないまま、「こりゃありがたい」とありがたがっている構造が問題なのです。

▶被災地の科学:東日本大震災 藻類やしっくい使う除染法開発

毎日新聞 2012年10月23日 東京朝刊

【国内の河川や海に分布する約200種類の藻類を放射性でないセシウムを含む水槽で培養し、吸収率を測った。装置は、藻類の入った水中に、大型レンズ(1平方メートル)で集めた太陽光を光ファイバーで送り、光を吸収して増殖した藻類を回収する仕組みになっている。

 その結果、淡水性の藻類の除去率が高い傾向にあり、真正眼点藻類(しんせいがんてんそうるい)が89・2%、アオウキクサが66%だった。ヨウ素やストロンチウムについても、シアノバクテリア類「イシクラゲ」は40%以上除去した】


▶特集ワイド:原発の呪縛・日本よ! 宗教学者・島薗進さん

毎日新聞 2012年10月19日 東京夕刊

「不信感を取り払う力がもはや体制側にないということ。だから散発的に創意ある反応が生まれる。日本社会のあり方を変えていくことになるかなという気がしますね」と、官邸前で始まった抗議行動、デモに関して言います。

 島薗進さんは「昨年6月、東大柏キャンパスの空間線量が毎時0.36~0.50マイクロシーベルトで低い数値とは言い切れないのに、本部が大学の掲示サイトで「健康になんら問題ない」と発表したことに反発。同僚3人と声明を出し、約70人の教員を動かし、本部に発表を取り下げさせた」そうです。

 福島第一原発後の社会を島薗さん、70年代以降「ブーム」のようになっていった「精神世界」に関心が持たれ、傾倒していった時代とぴったりと重なるとも言います。

【合理主義的な官僚らエリートが支配する近代が終わり、20世紀後半、環境破壊や都市の貧困が目立つようになった。その時、カルト的な宗教や精神世界へ人びとが向かったのは「近代合理主義こそが善であるという信念が、広い層の人びとによって疑われるようになったから」だと】

【「いろいろな枠組みが崩れてきているのは確かです。自民党の支持基盤だったJAグループや宗教界が脱原発を打ち出し、かつての左右、体制・反体制と違うところで行動する組織、個人が増えている」】

【伝統を尊ぶがゆえに、科学技術で金もうけする社会に疑問を呈している保守的心情の人もいる。生活基盤が壊されることへの反発、『いのち対カネ』、どちらを取るかみたいな発想が行き渡っていますね」】

 そして、本通信でも何度も書いていますが、今回の抗議行動などでは女性の姿が非常に目立ちます。そのことに関して島薗さんは言います。

【「…男女では女性に脱原発派が多い。54年のビキニ(環礁での米国の核実験)の時も反対者に女性が多かった。自然を力でねじ伏せ富をもぎとる側と、自然からの恵み、いのちの循環を尊ぶ側との価値観の違い。社会のとげとげしさが薄まったとすれば、女性的な柔らかさが目立ってきた面があるのかもしれません」】と言います。それは、先日、横浜国大名誉教授田中冨久子さんの「男女の違いと脳の関係」を紹介しましたが、まさに女性の脳の働きが作用しているのではないかとも思います。

【日本の原発事故に欧州諸国は即座に反応し、幾つかの国は脱原発を決めた。震災の時、たまたまイタリアにいた島薗さんは、敏感に反応したイタリア人が「大好きになった」という。「イタリア、スイス、オーストリア、ドイツ、ベルギー、スウェーデンなどキリスト教会の精神的影響力が強い国が脱原発の道を選んでいる。こうした国々はある種の精神性や価値観を尊んでいる点で共通性があり、もともとエコロジー感覚が強い。植民地主義で自然を支配し領土を広げてきた英米仏やロシアなどの核を持つ安保理常任理事国と、対する北中南欧の国々が違う方を向いている印象がある」】

 それは、チェルノブイリ事故を経験したことが大きいのではないかといい、【「子供の甲状腺がんの軽視など、科学者の情報隠蔽(いんぺい)や政治のうそを目の当たりにしてきたからこそ、自分たちの倫理観で決める道を選んだ」】と。それに対して日本は、【「健康被害が決定的な形でまだ明らかになっていないのが、国全体の反応の鈍さにつながっている」】といいます。

 そう、昨日の本通信で紹介した中川・東大病院准教授のように。

 島薗さんは原発をどう見るのかは「倫理の問題が関わる」といいます。

【「人のいのちを脅かす可能性がある技術を経済的利益があるからと肯定したり、被害を軽く見ざるを得なくなるからです。現に、真実を隠しゆがめることに科学は関わってきた。どういう社会を望むかも倫理の問題と言えます。経済優先か、自然をむさぼらない暮らし方を求めるか。より幸せな生活のあり方は何かという価値観を問うのも広い意味で倫理的な問いですね」】

「自然をむさぼらない暮らし方を求める」ということと、「むさぼりすぎたから少しは地球にリフレッシュしてもらう」などという、これまた先日紹介した朝日新聞主催の環境フォーラムでの浜矩子同志社大大学院教授の論を比べてみてみると、倫理の目をもって社会を見つめているのかどうか、その違いが明白になってきます。かたや人としての生き方を問い、一方は経済活動のなかにしか人を見ることができない。原発問題はまさに人としてどう生きるのかというもっともラディカルな問いかけを、この自然界から問われているのだと思います。人があって自然があるのではなく、自然のなかでいかされている人間だということです。

 島薗さんはツィッターなどで積極的に放射線被曝や生命倫理について発信しているそうです。

 ところで、島薗さんの祖父は東大医学部長をも務めた人で、水俣病の病因隠ぺいにかかわった人。島薗さんが東大医学部の学生だったのは、医学部闘争が始まった年(1968年)で、東大闘争後、「医学に戻る気がせず」宗教学のほうに方向を変えたそうです。

◇島薗  進(しまぞの・すすむ)

1948年東京都に生まれる。現在,東京大学大学院人文社会系研究科,文学部宗教学科教授。専攻は近代日本宗教史,宗教理論研究。著書『現代救済宗教論』(青弓社)『精神世界のゆくえ』(秋山書店)『現代宗教の可能性』(岩波書店)『時代のなかの新宗教』(弘文堂)『ポストモダンの新宗教』(東京堂出版)『〈癒す知〉の系譜』(吉川弘文館)『いのちの始まりの生命倫理』(春秋社)『スピリチュアリティの興隆―新霊性文化とその周辺』(岩波書店)『宗教学の名著30』(筑摩書房)ほか。

左サイド見出し2.png

2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

左サイド見出し3.png

過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令