原発通信324号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 324号 

2012/10/24発行

324-1025 10-11月大行動

「11.11反原発1000000人大占拠」詳細はこちら

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

 デタラメな人事で動き出した原子力規制委員会と、何のことはないそれまでの安全・保安院の職員が横滑りし、トップに警察官僚を据えて発足した原子力規制庁が、この23、24日と立て続けに「新指針」を発表しています。

 23日には、原発の安全審査で考慮する活断層の定義の拡大を検討する方針を固めたといいます。しかし、まだまだ注意が必要なのは、「活断層の定義の拡大を検討するかもしれない」ということを「考えようかなあ」という段階だということです。少なくとも霞ヶ関用語ではなく、一般的に使われている言語ではそういう意味になります。かつ、この発言、島崎邦彦委員長代理の発言であり、例の田中俊一委員長ではありません。(下記)

 24日には、まとめられた「原子力災害対策指針案」、原発から30キロ圏内の緊急防護措置区域(UPZ)に含まれる21道府県ということで、さあ大変、避難計画どうすると大騒ぎのようです。対策ができていない、何十万人もの避難不可能、避難場所が確保できない、決まっていないなどで混乱しているようです。しかし、これとて、IAEAがこれまで言っていたことを、ようやくそれに準じて出そうというだけの話で、目新しいものではありません。

 しかし、ここでも注意が必要なのは、田中俊一委員長がUPZについて、原発から半径30キロ圏の範囲で十分」と言っていることです(下記)。つまり、今までよりは拡大したのだから(再稼働等も)いいだろう。避難等の対策については、「俺の知ったこっちゃない。各自治体・国がやればいいことで、俺の仕事ではない」と言外に言っているように受け取れるのですが、いかがでしょうか(手助けするなどといっているようですが、あくまで「手助け」です)。そして、もし何かが起き、それでも不十分だと指摘をされても田中センセイ、ちゃんと準備しています。「IAEAの基準通りにやりました」と。しかも発表されたものによると100ミリシーベルトを超える地域が30キロ圏を越えてあると言います。この100ミリシーベルトという数値が3.11後の状況のなかどんな形で出てきたかをもう一度思い出してください。

 また、田中委員長、「ひとりよがりになるのは避けたい」などと、原子力に批判的な人の意見を聞く場を設けると提案し、了承されたと言います(下記)。こんなこと、当たり前といえば当たり前。仲間内でいい加減にやっていたのがこれからは通らなくなったということだけです。しかし、これとて注意してみていかなければなりません。頭のいい連中をそろえているところです。ウルトラCというか、そんな手があったのかというトンデモナイ手が出てくる可能性が十二分にあるわけです。

 ちなみに、原子力規制庁が入居している六本木の「六本木ファーストビル」の家賃は月4,400万円だそうです。ひと月ですよ。


「活断層」再定義か?

▶<規制委>活断層定義拡大を検討 全原発、再点検の可能性

毎日新聞 10月24日(水)2時31分配信

【規制委は23日、関西電力大飯(おおい)原発(福井県)の敷地内を走る断層(破砕帯)が活断層かを調べる調査団の初会合を開催。13万~12万年前以降に動いた断層を一律に活断層とみなす原発の耐震設計審査指針について、規制委の島崎邦彦委員長代理は会合後、報道陣に「指針が金科玉条ではない。改定するのを踏まえ、参考にはするがとらわれない」と明言】
【そのうえで、従来は対象外だった13万~12万年前より古い時代に活動した断層を活断層とみなすかについて「そういう可能性はある」と発言】

【島崎氏は地下にかかる力の加わり方(応力場)が現在と同じであれば、活動時期が13万~12万年前より古くても近い将来に再び動く可能性があるとして、活断層とみなす考えを示唆した】
【応力場が変わった時期について、島崎氏は「地域によって異なるが、全国で40万年前くらいまでは同じと考えていい」との見解を示した】


避難地域拡大と各自治体の避難対策・避難計画は

▶原発事故 影響予測地図を公表

NHKTV10月24日 13時15分

▶規制委:原子力防災で「新指針」…対象地域拡大

毎日新聞 2012年10月24日 13時42分

【原子力規制委員会は24日の定例会で、原発事故が発生した際の住民避難などの対応策を定めた「原子力災害対策指針案」をまとめた。広範に放射性物質が拡散した東京電力福島第1原発事故を踏まえ、住民の避難対策などを充実させる地域を、現行の8~10キロ圏から30キロ圏に拡大することなどが柱。また、住民の視点に立った防災対策の必要性と、国や電力会社などに対策の責任があることを明記した】

①事故の初動時点ですぐに住民避難させる「予防防護措置区域」(PAZ、5キロ圏)

②事故進展の度合いや放射線量によっては避難・屋内退避する「緊急防護措置区域」(UPZ、30キロ圏)

の2段階で対応する。

▶防護計画は30キロ圏内=原発事故で規制委員長

時事通信 10月24日(水)18時9分配信

【原子力規制委員会の田中俊一委員長は24日の定例会見で、原発事故などの緊急時に避難や屋内退避ができるよう備える「緊急防護措置計画区域(UPZ)」について、原発から半径30キロ圏の範囲で十分との認識】

▶4原発、30キロ圏外も避難線量 全原発の拡散予測公表

朝日新聞デジタル 10月24日(水)10時59分配信

【原子力規制委員会は24日、全国16カ所の原発で東京電力福島第一原発事故のような深刻な事故が起きた場合の放射性物質の拡散予測を公表した。関西電力大飯原発(福井県)など4原発が、規制委が新たに防災の重点区域の目安とした原発から半径30キロより広い地域で、避難の基準となる積算被曝(ひばく)線量に達した。原発によっては従来の想定を超えた広い範囲を重点区域にした防災計画づくりが迫られる】

 http://digital.asahi.com/articles/TKY201210240130.htmlにも、大飯、柏崎刈羽、浜岡の放射能拡散予想図などが載っています。

▶規制委:放射性物質拡散を予測…16原発、過酷事故想定

毎日新聞2012年10月24日

▶クローズアップ2012:原発事故・線量試算 拡散予測、精度に課題

毎日新聞 2012年10月25日 東京朝刊

【山澤弘実・名古屋大教授(環境放射能)も「重点対策を取る範囲の目安にはなる。しかし、被ばく線量の100ミリシーベルト境界線の内側だから危なく外側ならば大丈夫という見方をすべきではない。外側でも避難が必要になる場合があると考えて対応を練ってほしい」と提言】


対応に困惑する各自治体

▶放射性物質拡散予測:「国の説明ない」…周辺自治体に困惑

毎日新聞 2012年10月24日 13時41分

▶立地自治体並み協定を/玄海原発30キロ圏内 対象地区、不安広がる/原発過酷事故 拡張予測

毎日新聞 2012年10月25日

▶原発避難指針:「手段確保済み」2県のみ…毎日新聞アンケ

毎日新聞 2012年10月25日 09時01分

▶伊方原発 事故想定し防災訓練

NHKTV10月23日 21時55分

▶原子力防災訓練:愛媛・伊方原発で1万3000人避難訓練 大分、山口県が初参加

毎日新聞 2012年10月24日 西部朝刊

▶泊原発:1800人30キロ圏外へ避難訓練…北海道

毎日新聞 2012年10月24日 13時27分


「再稼働の機が熟すのをのんびり待て」ない大手電力幹部

▶原発避難指針:再稼働さらに難しく 東電計画見直し必至

毎日新聞 2012年10月24日 21時41分

【原子力規制委員会が24日、原発事故時の住民避難を充実させる地域を30キロ圏に拡大する指針案をまとめたことで、停止中の各原発の再稼働は今後、一段と難しくなる。電力各社は原発停止長期化を見据え電気料金値上げの検討に入っているが、9月に値上げしたばかりの東京電力にとって再値上げは極めて高いハードルだ。柏崎刈羽原発で過酷事故が起きた場合の放射性物質拡散範囲が30キロ圏を超えると示されただけに状況はさらに厳しく、来年④月以降の柏崎刈羽の再稼働を前提にしていた東電の総合特別事業計画は大幅な見直しを迫られそうだ】

【「再稼働の機が熟すのをのんびり待てない」(大手電力幹部)のが現実】と。

 つまり、「時間がたてばそのうち、忘れてくれるだろう。そうしたら再稼働でもすればいいのだから、何も設備投資などしていらぬ金を使うことはない」などと思っていたが、ちょっと風向きが変わってきたかなというくらいのところでしょう。あとはまた、電気が足らない足らないとふれまわればいいし、電気はなくなると病人が困るだのと、思ってもいないことをいって、病人を人質にとればいうことを聞くだろうと思っているということです。

 ▶原子力規制委:外部から意見聞く場を設置 批判的意見も

毎日新聞 2012年10月24日 19時42分

【田中俊一委員長が定例会で「規制委は独立性が重要な一方で、ひとりよがりになるのは避けたい」と提案】、原子力に批判的な専門家も含めた外部有識者から意見を聞く場を設けることが了承されたとのことです。


▶今年産米で初の基準値超え=須賀川市産、110ベクレル―福島

時事通信 10月24日(水)12時3分配信

【福島県は24日、2012年産米の全袋検査で、同県須賀川市で生産されたコメから食品の放射性セシウムの新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える110ベクレルが検出されたと発表】

▶日本維新の会:原発「ゼロ」と「輸出」 政策に矛盾抱える

毎日新聞 2012年10月24日 23時24分

【日本維新の会が次期衆院選で掲げる公約の素案に、「2030年代までの既存の原発の全廃」と「原発輸出容認」が盛り込まれることがわかった】

 それに対して、橋下大阪市長、

【「日本で(原発の)プラントは持たなければいい。日本で造らなければいい。日本でなぜダメかというと危険だからでしょう」

 記者団に矛盾を指摘された維新代表の橋下徹大阪市長は24日、こう反論した】

 しかし、こういうの「反論」というのでしょうか。普通は自分の国だけ良ければいいのか、無責任でないか、といわれるものですが……。

 これに対して、飯田哲也氏、

【橋下氏の原発政策を支えてきた「大阪府市エネルギー戦略会議」の飯田哲也・環境エネルギー政策研究所長は原発輸出に関して「事故を起こした場合の責任や核拡散のリスクもあり、やるべきではない。政府のエネルギー戦略と代わり映えのしない内容で、橋下氏にはよく考えてほしい」と】

▶中国、原発の承認手続き再開へ

毎日新聞2012年10月25日(共同)

 中国国務院、「原子力発電安全計画」と「原子力発電中長期発展計画」を承認。凍結されていた新規原発建設計画承認手続きが再開される見込みと。2015年までは内陸部に建設しない方針。内陸の原発に安全性の懸念があるとの判断かと。▶米は原発1基を来年閉鎖

毎日新聞2012年10月25日(共同)

 米発電会社ドミニオンは中西部のウィスコンシン州で稼働中のキウォーニー原発を2013年前半に閉鎖すると発表。天然ガス価格の低下などや需要が少なくなったことで採算が合わなくなったためと。


▼原子力ムラ 今日の「No problem!」

▶福島第1原発:1号機5階の映像を初公開 バルーンで撮影

毎日新聞 2012年10月24日 23時18分

【東電によると、撮影は円筒形のバルーン(直径2メートル、長さ5メートル)にカメラと線量計を取り付け、建屋内のハッチを通して1階から5階まで飛ばし】て、撮影したとのこと。そうです、人が近づける線量ではないのです。


▼愚か者はどっちだ

▶福島第1原発:3都県知事が視察 福島県知事以外で初

毎日新聞 2012年10月24日 20時55分

【3知事はマスクと靴カバーを身につけた背広姿で約2時間滞在。免震重要棟に入り原子炉の監視作業を見た後、マイクロバスに乗ったまま1~6号機や汚染水処理施設などを視察して回った。視察後、石原知事は報道陣に「事故を起こしたのは大きな反省点だが、せっかく開発した新しい技術体系を放り出すのは愚かだと思う」と】

 「マスクと靴カバーを身につけた背広姿で」というところがミソです。先日、重装備でフクイチを視察した野田首相。その重装備姿に、私も咬みつきましたが、「俺たちもそんな恰好でいったら、ほれ見ろ、やっぱりやばいのだろう」となってしまうから、そこは“平服”で行くことが重要なのですと。どうせ、おいらは歳だしと。そうなら、3.11直後に東京都民を守るのだと現地に行ってほしかったと嫌みのひとつでも言いたくなります。

 野田首相を持ち上げるわけでもありませんが、野田首相は原子炉、事故現場に足を運んでいますが、知事閣下は背広姿でマイクロバスに乗って、遊覧視察です。

 「緻密さや規模から言っても(東電は)日本ならではの対処をしている気がした」などと記者団に語ったそうですが(下記)、「緻密な日本ならではの対処」をなぜ、こんなになるまでしてこなかったのかということが問題なのだということは言いません。これ、「言葉のあや」ではありません。それに知事閣下は「文学者」です。「文学方面はあまり研究もしていないのでよくわかりません」などと知らん顔はできません。そもそも、自分の不始末は自分できちんとするのは当たり前。当たり前のことをやっているだけで褒められることでも、褒めることではありません。

 そんな都知事閣下、なんとまだまだ元気で若い者に渡してなるものかと、今度は冗談抜きに新党旗揚げだとか。「近く、石原氏が記者会見などを開いて、新党の理念などについて表明する方向」だそうです。あなたが「理念」を語るのですか…。

 と、ここまで書いていたら、今日、突如都知事を辞任して新党をつくり、立候補するだと。どうかしています。これで当選などとなったら…。こっちが愚か者になってしまいます。

*都知事辞任のニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121025-00000097-yom-pol

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20121025-00000041-ann-pol

▶石原都知事、辞任へ 新党結成、衆院選立候補を検討

朝日新聞デジタル 10月25日(木)14時1分配信

【東京都の石原慎太郎知事(80)は、新党を結成し、近く都知事を辞任する意向を固めた。25日午後、都庁での会見で表明する見通し。自ら党首に就任し、次期衆院選への立候補を検討する】

 ▶福島第1原発:「技術の放棄は愚か」 石原知事ら視察

毎日新聞 2012年10月25日 東京朝刊

【石原知事は報道陣に「事故を起こしたのは大きな反省点だが、せっかく開発した新しい技術体系を放り出すのは愚かだと思う」と】

▶福島第1原発事故 石原知事ら視察 前日申請、慌ただしく 職員ねぎらう/東京

毎日新聞 10月25日(木)11時32分配信

【原子炉などをマイクロバスから窓越しに視察】
【終了後、石原知事は「緻密さや規模から言っても(東電は)日本ならではの対処をしている気がした」と感想を述べた】


▶北海道電泊再稼働を要求=厳冬の停電「人命に関わる」―米倉経団連会長

時事通信 10月23日(火)20時1分配信

「厳冬期の停電は人命に関わる。そうした事態を絶対に引き起こしてはならない」と言ったそうです。いつからそんな心優しい、人思いのおじいさんになったのでしょうか。カネのためなら人の命など…という連中が。方便も休み休みにしていただきたい。

▶冬の電力需給 泊原発再稼働で命を守れ

産経新聞 2012.10.13 03:14 [主張]

 本通信の読者は産経新聞など普段読まれないでしょう。その産経新聞、米倉会長と歩調を合わせるように「いのちが大事」キャンペーンです。いや、原発反対ではなく、原発再稼働して命を守れと。


▼トンデモナイ話 の続き

▶横田基地騒音:都知事発言に住民ら抗議

毎日新聞 2012年10月23日 13時07分

 本通信322号で報告した石原発言の続報です。

【米軍横田基地(東京都福生市など)の新たな騒音訴訟を起こす予定の住民ら9人が23日に都庁を訪れ、石原慎太郎知事への抗議文を提出した】

【横田基地の現状を「飛行機なんか飛んでない」と表現し、騒音訴訟は「エゴ」と批判した】

【しかし、住民らで作る訴訟の準備会によると、夜9時から翌朝7時までの米軍機の夜間飛行回数は月40~70回程度に上り、テレビが聞こえなくなるほどのごう音もあるという。都の騒音測定でも4カ所中2カ所は78年以降、環境基準を上回る状態が続いている】

▼こっちはどうでもいいかな

 民主党衆議院の秘書会、何でも12月1,2日の日程で日光へ温泉旅行だそうです。毎日新聞10月23日付です。「緊張感ゼロ?」の見出しで書かれていました。1日は、JAXAでロケット見学をして湯西川温泉に泊り。日光東照宮や美術館めぐりだそうです。日光ケッコウ、です。政治家ではないので「美術館視察」ではなく、「美術館めぐり」と正直です。

 まあ、選挙前の充電と見るか、緊張感なしと見るかで、私にとってはどうでもいいことかな。はっきりしていることは、選挙で「私の先生」が落ちたら、就活が待っているということです。で、その前に…、などと推測するのは「下衆の勘繰り」か。

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

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規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

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流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

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目方で測れるのなら苦労はしない

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「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

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“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

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大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

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安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令