原発通信325号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 325号 

2012/10/26発行

325-1026 10-11月大行動

「11.11反原発1000000人大占拠」詳細はこちら

10.26官邸前行動に行ってきました。

 10月も末、来週は11月、すっかり秋めいて行動の終盤あたりになると肌寒く感じる季節となりました。夏の驚くような参加者の数からみると結構少なくなってきていますが、思ったほど減っていません(まあ、私の超個人的感想ですが)。帰ってきたばかりなので、大急ぎで忘れないうちに報告させていただきます。首相官邸前にちょっといて、その後は、仲間と国会正門前に移動しました。以下は国会前でのことです。

▶東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

 東京・町田市の方からの報告です。先日、市のお知らせで1行、「これから東日本大震災被災地のガレキの焼却処分をします」という一文が、スラッとあった。焼却灰をどこに処分するのかと問うと、多摩の日の出村の処分場に廃棄するとのこと。そうしたなし崩し的なことが着々と進んでいるという報告がされていました。新聞等では全く報道されていないという話です。無責任にも昨日辞任した石原の“置き土産”だといっていました。

 この日の出村のゴミ処分場は、以前から汚水漏出等の問題が指摘され、反対運動が起きています。

 石原知事の辞任表明の翌日ということもあり、今日のコールには「石原いらない」「石原戻ってくるな」とのコールが付け加わっていました。

 また、福島の子どもたちについて、「子どもたちを守れ」というコールの中身を考えてみようとの提起もされました。今福島は「放射線管理区域」と同じ線量下で生活することを余儀なくされている。「放射線管理区域」で生活を余儀なくされている子どもたちの命・未来を守るということはどういうことか、私たちに何ができるのかということを考えてほしいという提起です。


新党という新馬とはいえない馬にまたがって──石原の何が許せないか

 昨夜のテレビニュースや本日の新聞は、石原慎太郎が都知事を辞任して新党を立ち上げて代表に就き、次期衆院選に立候補する話でいっぱいです。

博士の異常な愛情 先日、映画『博士の異常な愛情』(スタンリー・キューブリック監督)に出てくる米戦略爆撃隊の機長のように核爆弾にまたがってどこかへ行ってくれれば世話がないのですが、と書きましたが、都知事閣下、爆弾ではなく、新党という新馬とはいえない馬にまたがり、戦場を国政に移すなど申してしております。最後のご奉公だとか。

 毎日新聞にもありましたが、国会議員を辞める時と全く同じ、国や党、官僚に当たり散らして辞めていく。今回も、中央官僚は許せないと言いたい放題です。確かにその通りなのです。もやもやしている行き場のない不安感をもしかして払拭してくれるのではないかと期待し、それで溜飲を下げる人たちがいることも確かです。

 しかし、この手も10年前にとっくに見てしまっています。小泉劇場で。

 自民党のある議員は「奴だけは許せない」といっているそうです。人には、後になって許せる人間とどうしても許せない人間があるようです。あとになって、自分の許せないと思っていたその人間と同じような年になったとき、「ああ、なるほどね、ただ○○だっただけだ」と思い、あるとき拍子が抜けたように「許せる気持ち」になれる人。それとはまったく逆に何年経とうとも許せない相手はいるものです。石原慎太郎などはまさにその典型です。少なくとも私は。

 それはなぜなのだろうと考えるのです。

 人の痛みを感じることができない無神経さ、人を陥れることを平気で言える神経、挙げたらきりがありません。要は自分(と自分の家族)以外の人間を人と思っていない言いぐさが許せないのです。

 これも今日の毎日新聞に出ていたことですが、石原知事と森自民党元首相との間で、先の自民党総裁選挙での裏取引があったというのです。森は伸晃と応援して、総裁、総理にすると。しかしふたをあげたら地元の東京都でも伸晃の票はまとまらない。そして、「俺しかできない」と豪語していた尖閣問題は野田政権に「さらわれて」しまった。そこて“プッツン”してしまったというのです。

 その記事を読んでさもありなんと思いました。今日の国会前コールではありませんが、「シンタロー、戻ってくるな!」です。


▶放射能予測 これで稼働できるのか

東京新聞20121026日社説

東京新聞社説は明快です。

【原発の稼働は無理に近いことがこれではっきりした。原子力規制委員会が公表した放射能の拡散予測は、自治体の地域防災計画作りがいかに困難かを示す。脱原発のピッチを上げるほかない】

【今回の予測は、山や谷などの地形を考慮していないし、大ざっぱな気象条件を基にはじき出した目安にすぎない。現実に事故が起きれば、風の向きや強さ、爆発の規模によっては放射性物質がもっと遠くへ、もっと異なる方角へ、と飛び散る恐れが多分にある】

【有事の際、住民にどう情報を伝えるか。避難経路や輸送手段、避難所は確保できるか。被ばく医療体制は整えられるか。政府が自治体の防災計画作りを支援するにしても、難航は必至だろう】

【安全神話の虚構を作り上げて原発建設を推し進めてきたツケである。災害対策とともに、政府は原発の廃炉計画を作るべきだ】

 東京新聞、四の五のといいません。当たり前の判断をしています。それがなぜできないのかが問題といえば問題なのです。原子力マフィアの根の深さです。

▶社説:放射能拡散予測 危険度評価の一助に

毎日新聞 20121026日 0130

【私たちはこれまで、原発のリスクを横並びで判定し、リスクの高いものから廃炉にすることを提案してきた。拡散予測地図は、相対的なリスク判定の手がかりにもなるだろう。リスクの「見える化」は、人々の意識も変える。限界を知った上で、有効利用していきたい】

▶検証・大震災:福島の放射能除染 持って行ってもらえない 「ブルーシート」住民不安

毎日新聞 20121024日 東京朝刊

【住民の不安を解消するには最低でも仮置き場の設置が必要だ。だが、渡利地区では決まっていない。住宅が点在し、民家から遠い候補地が少ないのだ。そのうえ、地区内の道路部分だけでも総延長が100キロ以上あり、側溝やのり面の土砂だけでも2万平方メートルの仮置き場が必要だと試算している。

 市は候補地の測量も実施しているが、決定したとしても難点が残る。道路など現場で保管できない土砂を運び出すのが最優先で、残ったスペースに住宅除染の除去土を入れるからだ。渡利地区の住宅全ての除去土を持ち込める余裕があることが、ブルーシートが消える条件になる。

 市職員が苦しい胸の内を明かす。「最初に手掛けた分だけ運び出すと、住民間で不公平になる。痛み分けじゃないが、我慢してもらって現場保管でいくしかないと理解をいただくようにしている」】


▶原発と最終処分場=前岩手県知事・増田寛也

毎日新聞 20121021日 東京朝刊

 こちらの話も、その通りでございますという域を出ていません。

 前岩手県知事を務めた増田寛也さん(1951年生まれ。東大法卒、建設省入省)。安倍、福田内閣で総務大臣を務め、新しい日本をつくる国民会議副代表です。

 この方もご多分に漏れず、「東大話法」の使い手です。さすが東大卒というだけあっていろいろとご存知です。で、今回の「原発と最終処分場」という一文。

 核のごみの最終処分、地中埋め立て処分についてどうなのかということに関しては触れずに、自分の得意分野についてのみ知識を披露し、官僚・知事だったときの経験を踏まえて展開しています。そして、

【フランスには2006年の原子力透明化法により、同様の「地域情報委員会(CLI)」が設けられ機能している。高レベル放射性廃棄物の最終処分地の立地箇所を決定しているスウェーデンでは、「知識向上委員会(LKO)」という同様の組織が設けられ、住民の知識向上や情報の共有化などが図られている。ちなみに最終処分場の場所選定は1970年代から始まり多くの反対運動と30年以上の苦しい経験を経て、2009年にようやく決定された。私は昨年、調査のため同国を訪ねたが、その理解の素地にLKOの活動があったと担当者が答えてくれた】という話を披露します。まるで、国や自治体、関連組織が丁寧に説明すれば済むかのような印象を与えます。

 しかしです、スウェーデンで最終処分場が決まったといって、そうした手法が日本でも当てはまるかというと、根本的に違うと思うのです。そもそも地層処分ですが、スウェーデンの地層と日本の地層とでは年代区分がまったく違うということを無視し、単なる手続き論に終始している点が問題です。

▶見直し迫られる核のごみ 「地層処分」の危うさ 地底は未解明/「核燃サイクルが前提」にも批判

毎日新聞 20121024日 東京夕刊

【「地震や火山活動で地下に異変が起き、埋めた核のゴミが地上に出てきたらどうなるのか。現状では、地層処分に適した安全な場所が日本にあるとは言い切れません」】とは、日本学術会議の「高レベル放射性廃棄物の処分に関する検討委員会」委員長を務める、今田高俊・東京工業大大学院社会理工学研究科教授です。

 この「核のゴミ」、【ガラス固化体(直径43センチ、高さ134センチ、重さ500キロ)は、作った直後には1時間あたり約1500シーベルトの放射線を放ち、近づくと20秒弱で即死するという恐ろしい代物である。当初は高熱を発するため、30〜50年間、地上施設で冷ました後に地層処分をすることになっているが、50年後でも同160シーベルトの放射線を放ち、数万年後にようやくウラン鉱石と同様のレベルに下がるという。一般公衆が浴びてよいとされる線量限度は「年間」1ミリシーベルト。まさに桁違いの量】です。

【「被ばくするので人はガラス固化体に近寄れませんから、ロボットを遠隔操作して輸送し、地下の広大な施設に埋めると言いますが、本当にそんなことができるのでしょうか」】とは、「地層処分問題研究グループ」事務局長の志津里公子(しづりきみこ)さん。そして、「そもそも再処理はプルトニウムを取り出すのが目的」と。


▶横須賀で原子力艦防災訓練、小学校も初参加/神奈川

カナロコ 1026()60分配信

【米海軍横須賀基地(横須賀市)で空母ジョージ・ワシントン(GW)をはじめとする原子力艦を原因とする事故が起きたと想定した防災訓練が25日、同市内で開かれた。東京電力福島第1原発のような過酷事故が発生した場合、4原発で半径30キロ圏外にも放射性物質の拡散が及ぶとした予測を原子力規制委員会が公表したため、訓練では横須賀市の対策をただす声も上がった】

 「東京湾に浮かぶ原発」といわれている米原子力艦船です。

▶福島第1事故 県の情報発信大半が不満 福島大意見募集

河北新報 1026()610分配信

【県の情報発信が「適時適切にされている」と答えた人が2.9%にとどまることが分かった。否定的な見方の人が圧倒的に多く、県の情報発信に対する不満が表れている。

 県の情報発信に肯定的な答えはほかに「必要最低限の情報は得られている」が14.0%あっただけ。それ以外は「信用性が薄い」(16.9%)「質・量ともに不足」(15.3%)「県民の望む情報とずれがある」(14.0%)と否定的な意見が相次いだ】

▶原発:建設の是非問い、ブルガリアで国民投票へ

毎日新聞 20121025日 1439分(共同)

【ブルガリアは伝統的に原発賛成派が多い。住民投票は、建設中止に反対する野党の社会党が実施を求め、ボリソフ首相は国民の意見を尊重したいと述べていた】


▼原子力ムラ 今日の「No problem!」

▶燃料プール映像を公開 福島第一原発1号機

テレビ朝日系(ANN 1026()723分配信

【崩れ落ちたコンクリート製の天井や壊れた大型天井クレーンも確認できました。映像について、東京電力は、大きながれきがプールに落ちていないことが分かったとしています】


▼愚か者にはなりたくありません。

 東京都知事を4期もさせてしまった愚かな東京都民ですが、選挙で落とせなかったことは返す返すも悔しいです。私の周りに石原ファンっていないんですけどね…、でもこれが事実でした。

▶石原新党:都知事辞職、衆院選出馬を表明 後継は猪瀬氏

毎日新聞 20121025日 2309

【任期を約2年半残して知事を辞職することには「仕方ない。都民のためにもっと役に立つ仕事をしようとしてるんだから」と】

▶石原新党:有権者は「やり散らかした」「行動力に期待」…

毎日新聞 20121025日 2237

【「知事として五輪招致で騒ぐよりも、防災対策や被災地支援に力を入れてほしかった」という。尖閣諸島を購入しようとした点には「中国に進出している日本企業や民間交流に悪影響を与えるなどやり散らかした印象で国際感覚も疑問」とばっさり】

【「維新の人気は下火になっているし、効果がどこまであるか分からない」といい、「気力は認めるが、80歳という年齢は年を取り過ぎている。国政は次の世代に任せておいた方がよかったのでは」と】

 ちなみに、千葉の森田知事、神奈川の黒岩知事、埼玉の上田知事らは応援するとのことです。


▶坂村健の目:ネット犯罪の本質

毎日新聞 20121023日 東京朝刊

 人のパソコンに入り込んで脅迫文を送りつけたという事件。犯人と名乗る本人が出てきて、逮捕されていた人たちは釈放、起訴取り消しになって何よりです。これがなければ、どうなっていたかというより、間違いなく冤罪でやられていたでしょう。往生際悪く、誘導尋問などしていないと言っていますが、していないわけないだろうと。ところで、この件について、このジャンル、電子頭脳の第一人者ある坂村健さんが毎日新聞10月23日付に書いています。

 要は、ネット社会、使う方の問題という、極めて原則的、当たり前のことをおっしゃっています。坂村さんは言います。「システムの最も弱いパーツは依然人間というわけだ」。もっともです。原発でもそうです。

 そして「被害を防ぐために必要なのは常識とバランスだ。『疑わしきは罰せず』との原則が、なぜ今回機能しなかったのか。それが最も恐ろしい『ネット』の魔法だろう」と。

 優等生のお答えです。「常識とバランス」、その通りでございます。ただどうやればそのバランスが取れるのか。坂村さんは理科のほうの専門家で、社会や権力という人文社会方面については疎いようです。司法についても、高校の社会科で習ったような原則しかご存知ないようです。それができていたなら、何も問題は起きません。なぜできないのか。高等教育を受けてきた方々に解明してほしい点はそこなのです。犯罪と裁判ということについて高校程度の知識でいわれてもそれはそうですとしか言いようがありません。


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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

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「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

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「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

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11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令