原発通信326号

原発通信原発は命の問題だ!

screenshot_578 3.jpg

更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 326号 

2012/10/29発行

326-1029 11.11バナー

時間:13:00~ 国会・霞が関周辺デモ
(日比谷公園集合、ただしまだ「許可」が出ていないそうです)
15:00~17:00 国会周辺、周辺省庁前での抗議行動(首相官邸・経産省・文科省等)
17:00~19:00 国会正門前大集会
*未確定事項が多いので、「反原連」のHPを直前までチェックしてください。

すべてはカネとしか見えない心さみしい連中

取らぬ狸の皮算用か、それこそ逆の「国富の流出」(読売新聞社説)か

 先週末のニュース。日立と東芝が、日本では原発の先行きがわからないから、外で儲けようということで、イギリスの原発会社を買収するというのです。未曽有の経験をしても「そんなことおいらの責任じゃない。そんな責任だ倫理だなどといっていたらこのグローバル化の世の中生きていけない」とばかりに、カネ、カネと砂糖に群がるアリのごとく、いやゴキブリのように原発、原発です。原発・原子力という麻薬におかされているのは何も原発立地だけではありません。カネに名前やにおいがあるわけじゃないとばかりに飛びついています。

 しかし、米国やヨーロッパ各国が脱原発に舵を切り始めているなか、儲からないと見たから売却するのではないでしょうか。

 1年前の10月に伊東光晴さんと辻井喬さんとの対談記事を紹介したことがあります(毎日新聞9月7日付「戦後史のなかの三・一一 9.11」本通信74号)。伊東さんはその時、言っています。

「英国では原発の会社が競争に敗れ、倒産寸前になった。米国では原発は投資対象として成り立たない」「世界の流れは天然ガス(LNG) 発電です。LNGを米国はトン当たり2万円強で買うが、日本は3万8千円程度。国際カルテルの餌食になっている。米国並みの価格で買えば、脱原発は簡単です。日本がまずやるべきは、このカルテルの打破です」と。

 そんなところの会社を買収しようとしているのです。東芝はウェスチングハウス社を買収し、今度は日立がホライズン社を。

 意思表示すること、持続することの大事さ

 毎日新聞10月28日付夕刊「特集ワイド」で文芸評論家の川村湊さんが言っています(下記)。

「義が通らずに、金銭的な欲望だけがたくましく生き残っている。しかし、あきらめるわけにはいきません」と、その通りです。

ドイツでも毎週月曜日に反原発の行動を開始したそうです(下記)。アンドレス・ホフマンさんは言います。「小グループでも意思表示することが大切なんです」。そして、SPD(ドイツ社民党)の広報・デモ担当だというグスタフ・ローザさんは「持続することが何より大事だ」と。

小出裕章さんも言われているように、「自分のできるところ」から反・脱原発の声を挙げていきましょう。本通信も、反・脱原発の話のネタとして、その一助になれば幸いです。

カナダ西海岸でも大地震 10月28日午後0時4分ごろ(日本時間)

 カナダの西海岸のクイーンシャーロット諸島付近を震源とするマグニチュード7.7。

 思い出すことがあります。1995年1月17日の阪神大震災。そのちょうど1年前の1994年1月17日、マグニチュード6.7を記録したロスアンゼルス大地震です。

 その前には、中米で、その前はチリで、インドネシアで同じく大地震が起きています。まさに環太平洋火山帯・地震帯、造山帯が活動期に入っているということなのでしょう。


▶英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

毎日新聞 2012年10月26日 11時34分

【日立製作所と東芝が、英国で原子力発電所の建設を計画する発電会社ホライズンの買収にそれぞれ名乗りを上げていることが26日明らかになった。欧米メディアの報道によると、買収額は数億ユーロ(数百億円)に達する見込み。民主党政権の「脱原発」方針で国内の原発事業の先行きが不透明になっていることを受け、海外で直接原発の運営に乗り出し、事業の収益基盤を確保する狙いとみられる。ホライズンはドイツの電力大手RWEとエーオンが出資】

▶日立:英の原発会社買収へ 海外展開目指す

毎日新聞 2012年10月27日 11時58分

【英国で原子力発電所の建設を計画する原発事業会社「ホライズン」を日立製作所が買収する見通しとなったことが27日、明らかになった。ホライズンの設立母体で株主の独電力大手エーオン、RWE両社と日立が近く合意する見通しだ。日立がリトアニアで計画する原発建設に対する同国の国民投票で反対多数となるなど、東京電力の福島第1原発事故以降、停滞している日本メーカーの原発事業の海外展開に弾みがつく可能性もある】

【ホライズンの入札には当初、中国企業2社が名乗りを上げたものの撤退。現時点では日立とカナダのエンジニアリング会社、SNCラバリンの連合と、東芝・米ウェスチングハウス(WH)連合が残っているが、東芝・WH連合は多額の買収費用を考慮し、日立を上回る応札額を提示しないと見られている】

▶日立:英原発会社を買収へ 650億円規模

毎日新聞 2012年10月27日 23時25分

【日立製作所が、英国の原発事業会社「ホライズン」を買収する見通しとなった。買収額は5億ポンド(約650億円)規模、月内にも合意する。ホライズンは25年までに英国で原発4~6基(最大660万キロワット)を建設する計画】

【日立の原発事業は、福島原発事故後、国内で手がける原発3基の新設工事が中断したことなどが響き、12年3月期に赤字に転落。30年代に原発ゼロを目指す政府が国内での原発の新増設を原則認めない姿勢を打ち出す中、日立は原発事業テコ入れに向けて海外受注強化の方針を決定。20年度に原発事業の売上高を11年度比2倍超の3600億円にする計画達成に向け、現在はゼロの海外売上高比率を5割程度に引き上げることを目指す】


▶エネルギー・環境戦略:美浜町長ら、見直し求め要請書 副経産相らと面会/福井

毎日新聞 2012年10月27日 地方版

【「原発ゼロ」を目標にした政府の新たなエネルギー・環境戦略について、美浜町の山口治太郎町長と北村晋議長らは26日、東京都内で副経済産業相らと面会し、見直しを求める要請書を手渡した】


「原子力の日」、各地で反原発行動

 1963年に旧日本原子力研究所(茨城県東海村)の動力試験炉で初めて原子力発電に成功した日にちなみ、1964年、10月26日が「原子力の日」に制定された。その日に各地で反原発行動が展開されました。

▶原子力の日:「10・26」を反原発デーに 3市民団体が中電前でデモ/広島

毎日新聞 2012年10月27日 地方版

▶原子力の日:廃炉訴え 原発に見立てたライト消す−−水戸/茨城

毎日新聞 2012年10月27日 地方版

▶原子力の日:島根原発の廃炉訴え 市民ら抗議活動/島根

毎日新聞 2012年10月27日 地方版


▶東海第2原発:「廃炉」「再稼働」、活発な意見出る──東海村議会聴取会/茨城

毎日新聞 2012年10月27日 地方版

【再稼働を主張する住民は「東海第2原発は福島第1原発のようにはならなかった。運転を継続してほしい」「(廃炉で)生活のレベルを落とすのは嫌」などと】言ったそうですが、もし事故があって「今までの生活レベルが維持できなくなった場合、彼らに損害賠償請求」でもしたいものです。

▶石川・志賀原発:断層追加調査に遅れ 最終報告、来年6月か

毎日新聞 2012年10月26日 大阪朝刊

【北陸電力は25日、志賀原発1号機(石川県志賀町)直下にあり、活断層の可能性が指摘されている「S-1断層」の追加調査の最終報告が、当初予定の来年1月末から同6月末にずれ込む可能性があると発表】

▶仏原発で放射能漏れ=外部に影響なし

時事通信 10月25日(木)22時51分配信

【仏電力公社(EDF)が運営する北部フラマンビルの原子力発電所で24日深夜(日本時間25日早朝)、国際原子力事故評価尺度(INES)の「レベル1」に相当する放射能漏れが起きたと発表】

【地元紙は放射能を含んだ蒸気が漏れ、従業員3人が避難したと報じている】


▶冬の電力需給 北海道の停電は命にかかわる

読売新聞(10月23日付・読売社説)

 ただ安全だ安全だといって、なんら対策を講じず、他の発電施設のメンテナンスもしていなかった電力会社の怠慢を指摘するのではなく、老朽化しただの、燃料代がだのといって危機アジりをしています。福島での「罪深さ」については不問にしている、この身勝手さを見逃してはなりません。

【電力各社は今冬、供給力が需要を上回ると予想している。火力発電などの供給増強に努めたほか、節電が定着したからだろう】

【だが、電力が足りているから原子力発電所を止めたままでも構わない、と考えるのは早計だ】

【実態は、老朽化した火力発電所も総動員して、電力不足を補っているのである】

【全国で膨大な火力発電燃料を消費している弊害も大きい】

【液化天然ガス(LNG)など燃料の輸入が急増し、今年度上期の貿易赤字は初めて3兆円を突破した。安全を確認できた原発を順次、再稼働していかないと、国富の流出に歯止めがかからない】

 挙句は、野田政権に【その「罪深さ」をどこまで意識しているのだろうか】という始末です。


▶福島第一原発、汚染水減らす新計画も

TBS系(JNN) 10月29日(月)1時10分配信

 このことは、当初から兄弟の小出裕章さんが指摘していたことです。それに対して、これも「大丈夫」といっていたのです。自然界の水は循環しますが、この水は循環できません。しかし、フクイチの周辺を汚水タンクで埋め尽くしても足らなくなるでしょう。その時、また「低レベルなので直ちに環境に影響が与えるわけではない」といって、海に……。

【原子炉建屋には山側から一日におよそ400トンの地下水が流れ込み、これがそのまま放射能に汚染されて流出しています。敷地内にはすでに24万トンを超える水がタンクに入れられて置かれている状態で、当面の許容量の32万トンに迫っています】

▶規制委:原発の脅威にクラゲ……新安全基準に盛り込みへ

毎日新聞 2012年10月28日 13時55分

【原子力規制委員会は原発事故を引き起こす脅威の一つとして、クラゲの大量発生を新たに位置づける方針を固めた】

【規制委事務局の原子力規制庁は「たかがクラゲと軽んじられない」と話す】

国際原子力機関(IAEA)は「生物学的事象」と。


▶「義が通らずに、金銭的な欲望だけがたくましく生き残っている」文芸評論家・川村湊さん

毎日新聞 2012年10月26日 東京夕刊

【文芸評論家の川村湊さんは、今月9日に「脱原発文学者の会」を作家の加賀乙彦さん、森詠さんらと発足させた理由を語り始めた。物書きの得意分野を生かして小冊子を発行したり、討論の場としてサロンを開いたりすることなどを検討しているという】

【川村さん自身の深い反省でもある。「社会変革」「反戦平和」が叫ばれていた70年代前半に学生時代を過ごした。各地に原発が造られ始めたのは、まさしくそのころ。だが関心は向かず、問題性にも気づかなかった】

【悔いる思いと「なぜ、こんなことに」という怒りが、3・11直後にペンを握らせた】

【文芸評論家が原発について「にわか勉強」を重ねて見えてきたのが、この国のゆがんだシステムだ。利権に群がって政官財学が癒着し、全国に54基もの原発を造ってきた。市民科学者の高木仁三郎さん(故人)や「危険な話」を書いた作家の広瀬隆さんらが危険性を指摘すると、それを握りつぶそうと圧力を加えてきた。「それはもう『原子力ムラ』なんて可愛いもんじゃなくて、『原子力マフィア』です。このマフィアは福島の事故でちょっと痛手を受けたけれど、また立ち上がって力を振るおうとしている」】

【「義が通らずに、金銭的な欲望だけがたくましく生き残っている。しかし、あきらめるわけにはいきません」】

▶脱原発の国ドイツの議員 「意思表示と継続が大切」〈週刊朝日〉

10月28日(日)16時12分配信

【3・11の5日後、昨年3月16日から、アンドレス・ホフマンら4議員は社会民主党(SPD)の議員たちと環境議員団を結成して反原発のデモ行進を始めた。

「日本の市民たちの地震と津波、そして原発事故への対応はとても冷静で、偉いと思いました。私も3・11 を機に、より積極的な反原発運動を行わなければと、4月28日から連日、デモを組織したんです。フランスやスイスの人々も呼応して、三国同盟が歩調を合わせて現在に至っています」。

(SPDの広報、グスタフ・)ローザの言う“現在”というのは、いまでも毎月曜日に行われている反原発デモのことだ。】

そう、継続しなければならないのは、原発はいらないという反・脱原発の固い意志のことです。そのことを見誤ってはいけないと思います。


▼原子力ムラ 今日の「No problem!」

▶柏崎刈羽原発:5号機、部品曲がったまま運転 2本、00年まで /新潟

毎日新聞 2012年10月27日 地方版

「作業状況が見えにくく、無理な力をかけた可能性」

【運転中に異常の報告はなく、東電は「安全には影響が小さかった」と推測】

http://www.nsr.go.jp/press/2012/10/1026-04.pdf

▶関西電力:来春家庭向け、値上げ15%程度 企業は20~30%

毎日新聞 2012年10月27日 大阪朝刊

【家庭向けの電気料金を平均15%程度、企業向けで平均20~30%値上げする方向で検討していることが26日、分かった。原発の代替となる火力発電用の燃料費負担がかさんでいるためで、関電は政府の認可を得たうえで来年4月にも電気料金を値上げしたい考えだ。大飯原発2基に続く原発再稼働の可否やスケジュールなどを見極めたうえで値上げの時期や幅を判断する】

 いい気な、のんきなものです。企業努力なんて言うもの関係ないのでしょう。それもこれも独占事業であり、総括原価方式に守られた金儲けだからです。企業活動などとは無縁の世界です。


石原の何が許せないか(続き)

新党結成だなどと大風呂敷を広げた会見後は、芸術の秋とばかりに映画です

 アメリカにノーと言えるだの、占領され、押しつけられただのと何やら日本の尊厳が傷つけられたとお怒りのようですが、アメリカが、日本および私たちの尊厳を傷つけた最近の出来事に関しては言いません。沖縄でのレイプ事件やオスプレイ配備です。これについては全く発言しません。ここに奴の本性があるというものです。口ではデカいことを言っていますが、飼い主のことは、絶対かみつきません。現に尖閣問題ではでアメリカにお伺いに行っているではありませんか。そう、これまた原発芸者のビートたけしと同じです。

 そして、もう一つ、都合が悪くなると相手を威嚇して黙らせようとするところです。この9月には瓦礫処理をめぐって、放射性物質を懸念する抗議や苦情に対しては「『黙れ』って言えばいい」と発言しました。忘れてはならないのがかつての「ババア発言」です。自分のつれあい(十分その意味ではババアでしょう)や飯のタネにしている弟のつれあいや、自分の母親にも“ババアは悪しき有害なもの”といえるかです。

 知事職のほうも、前々から言われていますが、都庁に来るのは週に1、2回といういい加減さです。しかも、先日の「辞任、新党」会見にしても、用事があると20分ほどでさっさと切り上げ、トンずら。どこへ行ったかというと、自身が原作・企画を務めた「青木ヶ原」の舞台あいさつに出席だそうです。そして、この春に100歳で亡くなった新藤兼人監督の名をあげ、「自分も『90歳過ぎても映画を撮る。自分で撮りたい映画が2本あるんだ』とぶち上げた」そうですが、お墓の下で、新藤さん、あんな奴といっしょにされてはかなわんとお怒りでしょう。

 今後、権力の座を降りたころには、これまでのさまざまなことが「功罪」として取り糺され、リークされることでしょう。権力を好き勝手に使っていたものは手放した時から、その反動が来るものです。

 ちなみに「辞任会見」を切り上げる際の場面をTVで見たのですが、出ていく方向、右左間違えていました。確かに年をとってきています。そう、中央省庁の名称も再編前のまま、間違えていました。

 ところで、みんなの党の渡辺喜美代表は石原新党のことを聞かれ、「原発と増税容認なら、民主、自民、公明による幕藩体制の補完勢力だ」と批判。

亀井静香によると、橋下に「維新の会、みんなやる」と言われ、舞いあがってしまって「都知事なんて辞任だ。新党結成だ」とはしゃぎだしたとのことです。

 また、石原に「なんて言ったか、あのタヌキみたいなおっさん」と形容された経団連の米倉会長、「なぜ都政よりも新党結成の方が重要なのか」と疑問を呈し、日中関係に「具合が悪い」と新党を見放しました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121026-00000374-yom-bus_all

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/10/27/kiji/K20121027004418900.html

しかし、“勝手に”都知事になったわけではないということを忘れてはなりません

 これも忘れてはいけません。1975年に行われた都知事選で、当時42歳の石原慎太郎は、美濃部亮吉について『前頭葉の退化した六十、七十の老人に政治を任せる時代は終わったんじゃないですか』と言ったことです。美濃部さんに言ったその歳を10歳も20歳も上になった今の自分はどうなんだと。しかし、本当は肝に銘じなければならないことは、そういう唾棄すべき男に東京都民が200万も300万も投票したという事実です。石原慎太郎は、勝手に議員や都知事になったわけではありません。

▶クローズアップ2012:石原新党結成へ 第三極主導へ駆け引き

毎日新聞 2012年10月26日 東京朝刊

【石原氏は95年4月、勤続25年表彰を受けた衆院本会議で「すべての政党、ほとんどの政治家は最も利己的で卑しい保身の目的のためにしか働いていない」と既存の政治を批判して議員辞職を表明した。その石原氏が都知事を任期途中に辞職して国政復帰を目指すことには「あいつだけは許さない」(ベテラン自民党議員)】

▶「あれはね、石原が橋下に『維新の会を全部やる』って言われて舞い上がっちゃったんだよ」

風知草:急発進のてんまつ=山田孝男 毎日新聞 2012年10月29日 東京朝刊

【尖閣国有化と、令息・石原伸晃(55)が敗れた自民党総裁選をはさんで沈黙の後、先週25日の電撃会見で自ら知事辞職と新党結成を宣言。いつの間にか亀井は去っていた。救国の模索の裏に確執があって不思議はないが、亀井の言い分を聞いておく意味はあるだろう。】

【「あれはね、石原が橋下(徹=大阪市長)に『維新の会を全部やる』って言われて舞い上がっちゃったんだよ。『そんなこた、あるわけねーよ』って(石原に)言ったんだけどね。オレとか平沼(赳夫〈たちあがれ日本〉代表)の肩車に乗った新党じゃ新鮮味がないってんで、シロウト集めてバーンとやろうと思ったわけですよ」】

▶選挙:衆院選 第三極、三つどもえ 維新、みんなと共通政策 石原氏「大連合考えろ」

毎日新聞 2012年10月27日 大阪朝刊

【石原慎太郎東京都知事は記者会見で「なんで大連合を考えないのか。選挙をいっしょにやったらいい」と、政策の違いを超えて連携を呼びかける考えを強調】

【さらに、「この政策が違うとか、あいつと一緒は嫌だとか、そんなことで大きな連帯ができるわけがない」と】

 大連合と言ったら聞こえはいいかもしれませんが、言い方変えれば「野合」というのです。大風呂敷を広げる奴こそ、昔から要注意といったものです。


▼寄せられた情報

▶日本のナショナリズム ポピュリストに気をつけろ

イギリス「エコノミスト」誌

最近の日本の右傾化の既述の中で石原を「rogue of the Japanese right」(右翼のごろつき)と形容しています。

彼らから見れば、石原はルペン(フランス国民戦線)などと同じなわけです。当たり前の感覚です。こんな奴とっとと潰しましょう!

▶米兵の被害女性に「セカンドレイプ」 田母神氏ツイートに批判殺到

 もっとトンデモ男がいました。あの愛国者気取りの田母神俊雄です。

「愛国者どころかまともな人間ですらない」など批判が続出。

http://www.j-cast.com/2012/10/22150955.html

▶核密約「防衛長官就任時知った」中曽根元首相が証言

赤旗2012年10月29日

『中曽根康弘が語る戦後日本外交』(新潮社)で、【中曽根康弘元首相(94)が、米軍が日本に核兵器を持ち込むことを容認した日米核密約について、「防衛庁長官になって知った」と新著で証言しました。

 外務省が2010年3月に公開した外交文書により、外務官僚が歴代首相や外相に密約を引き継いでいたことが明らかにされていました。中曽根氏も首相就任時の1983年1月に引き継ぎを受けていましたが、それより早い70年の防衛庁長官就任時に知っていたことになります。密約の説明を受けた当事者による証言は初めて】

【中曽根氏の証言は、核持ち込み密約が「暗黙の合意」などではなかったことを示すもの】

左サイド見出し2.png

2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

左サイド見出し3.png

過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令