原発通信327号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 327号 

2012/10/30発行

327-1030 11.11バナー

時間:13:00~ 国会・霞が関周辺デモ
(日比谷公園集合、ただしまだ「許可」が出ていないそうです)
15:00~17:00 国会周辺、周辺省庁前での抗議行動(首相官邸・経産省・文科省等)
17:00~19:00 国会正門前大集会
*未確定事項が多いので、「首都圏反原発連合」のHPを直前までチェックしてください。

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」原子力規制委員会

 昨夜、TVニュースを見ていると午後8時に急きょ記者会見が行われ、誤りがあったと発表したというのです。その模様を見ていて違和感を感じました。

 原子力規制委員会の事務局である原子力規制庁の森本英香次長、「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明したことはとても残念だ。…」とか、下記のNHKのニュースでは出ていないのですが、別の番組では、「(当初放射性物質が拡散するとして対策を迫られた自治体に対して)ご迷惑をおかけしたこと残念に思っている」などと言っているのです。

 私の言葉の使い方としては、自分がミス=間違いをして迷惑をかけたとしたら「申し訳ありませんでした」というでしょう。ところが、まるで第三者かのように「……したことは、残念です」。

 ミスをされ、“迷惑”を受けたほうが、「…間違って残念です」というのではないかと思いますが、いかがでしょう。

 ということはさておいて、でも方向が間違えていただけで、範囲が小さくなったわけでもなんでもありません。新潟など、人口が多い長岡市が範囲内に入ってしまいました。しかも、「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」などというのですから、いったい何をしているのだと言いたくなります。

 3選なったばかりの泉田新潟県知事、「最悪を想定していない」と批判しています。当然です。田中「委員長」は、30キロで十分などといっていますが、彼ら原子力ムラ=マフィアの連中が言っていたことが合っていたことなどない、ということを私たちは知ってしまったのですから。到底信用などできませんし、30キロ以上は大丈夫などと思ってはいけないのです。

■たがいに「憲政史上初」といっている野田首相の所信表明

 参議院で首相の所信表明演説ができないことを、民主党も、自民党も互いに「憲政史上初」などと言い合っています。その所信表明演説ですが、相変わらず「決断する政治」などと言っています。また、「明日への責任」などと、取ってつけたような言葉を吐いていますが、「明日への責任」を本気で思っているのなら、「原発再稼働」ということにはならないはずです。

 しかも、「極論の先に真の解決はない。中庸を旨として、意見や利害の対立を乗り越えていくしかない」などと、足して二で割るような「中庸の精神」を説いています。(下記)

■米大統領選で活躍「ファクトチェック」

 米大統領選がたたかわれていますが、向こうでは候補者の発言をすぐさまチェックして「本当か」「ウソ(誇張)か」を判断している組織があるとのことです。日本にもほしいものです。与野党のいい加減なやり取りや、原発問題での電力会社や原子力行政などの発言等をチェックしていただきたいものです。しかし、正確なデータが出てないのでは意味はありませんが…。困ったものです。

TBS系(JNN) 10月29日(月)19時29分配信

【発言に間違いや誇張がないか「事実確認」を行う「ファクトチェック」。ワシントン通の元ジャーナリストたちが9年前に設立した非営利団体】


▶放射性物質拡散:規制委が試算を誤る

毎日新聞 2012年10月30日 00時57分

【6原発で誤りがあったと発表した。試算のもとになる電力会社からの風速・風向データの入力を誤ったのが原因】

【誤りがあったのは日本原子力発電東海第2(茨城県)、東京電力柏崎刈羽(新潟県)、北陸電力志賀(石川県)、日本原子力発電敦賀(福井県)、九州電力玄海(佐賀県)、同川内(鹿児島県)の6原発】

 しかし、これとて、信用できるものなのか怪しいものです。というのも事故当時、放射能がどの程度どう拡散するのかという予測を立てるのに、官邸側が地図を東電に要求すると、縮尺もいい加減な不備だらけの地図をもってきたというのです。そんな連中が、あれから1年半ちょっと経ったからといって、「準備」したとは思えません(あくまで推測ですが)。提供された資料が間違っていたと言います。しかし、電力会社のものが正しいとなぜいえるのか等々、疑い出したらきりがありません。と、考えるのも今の電力会社・規制委員会などへの嫌疑があるからです。

NHKTV(関連報道)


▶福島原発:新潟知事「安全基準策定前に事故検証を」

毎日新聞 2012年10月30日 00時43分

【泉田知事は、原子力規制委員会による原発事故の放射性物質拡散の試算について、「最悪の場合を想定していない」と批判。今回の試算は「福島と同程度の事故」を想定したが、泉田知事は「柏崎刈羽原発全7基が内蔵する放射性物質すべてが放出された」との仮定で試算するよう要請している】

▶大飯原発:敷地内の断層「活断層ではない」…関電、国に

毎日新聞 2012年10月29日 11時45分

【関西電力が、国内の原発で唯一運転している関西電力大飯原発(福井県おおい町)の敷地内を走る軟弱な断層(破砕帯)に関する調査で、「活断層ではない」とする中間報告を31日にも国に提出】

 「早く再稼働させろ。そうでないと損失が出て大赤字だ」と言い張っている連中の言うことなど信用できるわけがありません。

▶もんじゅ研究計画で初会合 核ごみの減量に重点

東京新聞2012年10月29日 11時58分

【核燃料サイクル政策の中核として位置付けられた高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の今後の研究計画を議論する作業部会の初会合を開いた。文科省はもんじゅを使って長期間強い放射線を出す核廃棄物を減量する研究に重点を置く考えを明らかにした】

 というのが第1報ですが、その後、下記に報じられているように「発電する原子炉としての当初のもんじゅの役割に固執する意見」が多数出たというのですから、目が離せません。しかも、脱原発派の委員はいないと東京新聞は報じています。

▶もんじゅ文科省部会初会合 「発電技術残す」多数

東京新聞2012年10月29日 夕刊

【委員からは「発電能力はもんじゅの当初の目標であり、それができるかを見極める必要がある」など、発電する原子炉としての研究を維持すべきだとする意見が大勢を占めた】

【作業部会は原子力工学や科学コミュニケーションなどの専門家九人で構成するが、脱原発派の委員はいない。この日の議論は、発電する原子炉としての当初のもんじゅの役割に固執する意見が多く、新戦略が期待している核のごみを減らす燃焼炉への転換からは外れた流れになった】

▶「最終処分場は福島第一に」 民主議員発言 栃木知事と誤解

東京新聞2012年10月30日 朝刊

 前栃木県知事で民主党の福田昭夫衆院議員(栃木2区)は「二十八日、国が最終処分場の候補地とした栃木県矢板市で講演。福島第一の敷地内に貯蔵施設を建て、廃棄物を集約するとの持論を語った」

 これに対して、佐藤福島県知事は【「栃木県では多くの避難者がお世話になっているが、感謝の思いが険悪な関係に発展する可能性がある」と不快感を示したという】

 では、佐藤福島県知事、大熊町や双葉町が議会で決議まで上げて中間貯蔵施設を「誘致」していることに関してはどうなんでしょうか。

▶原子力防災訓練:玄海原発事故想定 「電源喪失」3万2500人訓練 佐賀・福岡・長崎、初の連携

毎日新聞 2012年10月29日 西部朝刊

【志摩芥屋地区の持田福身行政区長(74)は「これまで危機感が足りなかったのでいい経験になった」】


関西電力:平均年収は3月末時点で805万円! 

上場企業平均(596万円)を35%も上回っているそうです!

▶電力:高人件費にメス 政府、厳格査定…値上げ全国拡大

毎日新聞 2012年10月29日 22時40分

【電力各社は東京電力福島第1原発事故の後、コスト削減を進めてきたが、従業員年収はボーナスカットをした程度で、地域最高水準を維持している。政府は、利用者に理解を求めるためにも、少なくとも他の大企業並みに年収削減を求めるなど厳しく料金原価を査定する方針】

【東電には、平均年収を大企業平均(596万円)以下の590万円に削るよう要求】

 形あるものは、いつかは壊れるものです。その廃炉・解体費や、核廃棄物最終処分の問題、その費用を計算・計上していないからいい気なことをしていられたのです。そのウソがばれてしまった3.11後でも、「地域最高水準を維持」しているというのですから、いい気なものです。カネ以外の興味関心がない連中=経営もロードークミアイも、同床異夢ではなく「同床同夢」をむさぼっているのです。まだまだ、目が覚めていません。他に迷惑をかけないで夢のなかでいるのであれば、それは勝手ですが、3.11後、そうではなくなったのです。それ相応の責任を取ってもらう必要があるのです。

▶関電、値上げ検討表明 人件費削減は必至

東京新聞2012年10月30日 朝刊

【関西電力は二十九日、電気料金値上げの検討を開始したと正式に発表した。原発の停止に伴う火力発電の燃料費など費用負担増を転嫁するためだが、同社社員の平均年収は三月末時点で八百五万円と、国がまとめた従業員一千人以上の上場企業平均(五百九十六万円)を35%も上回っており、国の審査で圧縮を求められるのは必至】


「決断」「明日への責任」「挑戦」…という言葉の薄っぺらさ

 こういう言葉が乱舞するものほどいい加減なものはありません。それは右も左も同じです。

 「明日への責任」などよく言えたものだとその厚顔ぶりに呆れてしまいます。しかも、また原発ゼロへ向けては、オリンピック出場をめざしているアスリートよろしく「果敢に挑戦する」などといっているのですから、上っ面だけです。

▶野田首相:政権維持に意欲 「経済再生」強調…所信表明

毎日新聞 2012年10月29日 16時05分

【首相は演説で、これまで訴えてきた「決断する政治」が、将来世代を含む「明日への責任」を果たすためのものだと繰り返し強調】

【「2030年代の原発稼働ゼロ」を目指す政府方針は「果敢に挑戦する」と強調】

【沖縄県で発生した米兵による暴行事件については「決してあってはならない」と非難】

▶首相所信表明 「中庸」説得力乏しく

東京新聞2012年10月30日 朝刊

【「極論の先に真の解決はない。中庸を旨として、意見や利害の対立を乗り越えていくしかない」と持論を展開】

【首相は集団的自衛権の行使容認を過去に主張した。石原氏に促されたにしろ、尖閣諸島の国有化も決めた。今さら「中庸」を説いても、首相本人の保守色は隠せるはずもなく、説得力には乏しい】

▶野田首相:所信表明演説(全文)

2012年10月30日


▼原子力ムラ 今日の「No problem!」

▶委員の報酬受け取りを未公表 原子力規制委

東京新聞2012年10月30日 09時08分

【原発の新たな安全基準を議論する原子力規制委員会(田中俊一委員長)の検討チームの外部委員1人が、電力会社などから受け取った報酬や寄付金の有無についての自己申告書を規制委に提出せず、規制委もこの委員を含むチームの外部委員6人全員分の申告内容をホームページで公開していないことが30日、分かった】

 さあ~て、「No problem!」といくか…。これだけ初めから言われていることです。「知らなかった」「確認しなかった」では済まないでしょう。追及してほしいものです。


▼編集室から

▶「38%」に働きかける工夫を=湯浅誠

毎日新聞』2012年10月26日(金)付 「くらしの明日 私の社会保障論」

 世界47カ国の人を対象に「政府は、自力で生活できない人に対応する責任があるか」と聞いた、海外機関の調査結果があるそうです。

 その調査結果。「自己責任」の国アメリカでは、政府の責任について「全く思わない」「ほとんど思わない」と答えた人の合計が28%あるというのです。ドイツでは7%だそうです。

 ではわが日本ではどのくらいのパーセンテージを示しているのかと言うと、驚くなかれ、あの自己責任の国アメリカの28%を10ポイントも多い38%もの人々が政府には責任がないと答えているのです。

 それに関して湯浅さんは【「まずは家族で何とかするべきだ」という価値観がいかに根強いか】といいます。そして、【この国で「自力で生活できない人の支援」を政策化・制度化するのがいかに難しいかは、容易に想像できるだろう。ただちに「そんなことをして何の意味があるのか」「資金は限られているのだからもっと他に使うべきだ」という批判にさらされるし、実際にさらされてきた】と。続けて言います。

【従来「自力で生活できない人」を支えてきた血縁(家族)・地縁(地域)・社縁(会社)などのコミュニティーが弱まり、「支える力」が低下している現実がある。「家族や会社が何とかしてくれる」という想定は、徐々に効かなくなってきているのだ。にもかかわらず、政府がこうした人たちに対応する責任があると「思わない」人が、38%もいる。これでは、周囲に困難を抱えた人たちがいても、現状は放置され、状態は深刻化し、気分は沈み、社会は弱体化するだけだろう。その38%に働きかけ、理解を広げていく知恵と工夫が、私たちに求められている】

 これが現実です。3.11後、「絆」ということがTVやマスコミをはじめさまざまなシーンで盛んに言われています。自民党のスローガンにもなっています。身の回りの事象をすべて「家族」に還元して、事無きものにしようとしていると感じるのです。「絆」「絆」と連呼されるたび、何か違うんじゃないのと違和感を覚えるのは私だけでしょうか。以前にも本通信で、「絆」──手あかにまみれないうちにと書いたことがあります。

 3.11から1年半以上が過ぎ、もう少しで、野田首相が「福島第一原発事故収束宣言」──「冷温停止状態」宣言から1年になろうとしています。あれから何が変わったのでしょうか。とりわけ原発事故に関していえば、何ら変わっていません。相変わらず、毎時何トンもの水をぶっかけていなければ「冷温停止状態」を維持できません。住み慣れた地域を追われた人たちへの対応、近いところでは東電の「結婚したからもう補償はしない」などということをみると、まさに、この「絆」を逆手に取っているといえるのです。

 「東大話法」の安冨歩さんが、「絆」について次のように書いています。

「私は助け合いの精神を否定するものではまったくありません。それどころか、助け合いこそが、人間社会の基礎だと考えています。しかし、「絆」という言葉がもつ本当の意味を思うと、到底「大切だ」とは言えないのです。
 白川静『字統』によれば、この「絆」という字は〈すべてのものをつなぎとめること。細い紐状のものでまといからめて自由を失わせることを、羈絆(きはん)、籠絆(ろうはん)という。〉だそうです。
(『もう「東大話法」にはだまされない』講談社+α新書より)

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令