原発通信348号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 348号 

2012/11/29発行

348-1129 脱原発世界会議


些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

 民主党・自民党・公明党、維新の会が何とかして原発問題の争点化外しを企んでいましたが、そうはいかないようです。その意味では、小沢一郎氏のほうが、一枚上手だったといえるでしょう。脱原発へ、滋賀の喜田知事を担いでの新党づくりは功を奏したといえるでしょう。大マスコミ、朝日新聞などは「選挙互助会」だなどと言っています。

▶未明に泥縄で「原発」。ここでもお得意の後出しじゃんけん 日本維新の会

 日本維新の会、当初は原発なんてなどと高をくくっていたのでしょう。しかし、あっちこっちを回ってみると原発問題が“ことのほか”大きいと“自覚”したということなのでしょう。“些細なこと”ではなくなったということでしょう。泥縄的に「原発」をもぐりこませてきました。

「脱原発依存体制の構築」「2030年代までに(原発は)フェードアウトする」などと言っていますが、それこそ政策などではなく、そうなるだろうという“希望”──“人任せ”(「結果として」)です(下記)。「プラン」などもありません。出まかせです。「原発なくして成長なし」的なことをさっきまで言っていたのではないですか。しかも、よっぽど自己顕示欲が強いのか、「先進国をリードする」などという枕詞をつけないと安心できないようです。しかも未明に発表、まさに泥縄です。

ここに集う連中は、人には「汗を流せ」「血を流せ」「一生懸命働け」などと笛や太鼓を打ち鳴らしますが、自分はいつも「安全地帯」で「観戦」です。「国を守る覚悟」だ何だといいますが、「俺が先頭を切って行く、だから続け」とは言いません(もっとも、そう言えばいいのかということでもないのですが)。いつも掛け声だけです。ほら、スポーツ観戦でいるじゃないですか、「そうだ!そこだ!」「何やっているんだ」「ここでがんばらなくてどうするんだ」などと、掛け声(人は応援ともいう)をかける人。「じゃ、あんたがやれば」と、ひねくれて思う時もありますが、そんな無責任さを彼らに感じるのです。

▶大前研一からも“三下り半”

 原発がなければ日本経済が…などと言っていますが、じゃあ、それまでに日本経済の足腰を強くする「政策」を何かお持ち?と。

 「プラン」すら独自に出せません。出せるのは掛け声だけ?「キアイだ!キアイだ!」と叫ぶおっさんと同じです。まあ、しかし、彼はまだ、わが娘を差し出しています。維新の連中、わが家族、一族を差し出す、それこそ「覚悟」があってのことかと言いたい。

そんなことだから、大前研一からも「石原さんも橋下さんも、経済や外交問題については何も提案していない」と言われる始末です。(下記

 ところで、今週の「週刊文春」によると、石原慎太郎の三男(宏高)は「幸福の科学」に入信とか。「幸福の科学」=「幸福実現党」のビラがときどき自宅に入ってくるのですが、気分はもう「戦争」です。

http://www.zassi.net/detail.cgi?gouno=32592


▶維新「脱原発」復活 「30年代までに停止」 未明に公約発表

毎日新聞 2012年11月29日 東京朝刊

 下記の記事と同文なのですが、見出しはこっちのほうがいいので貼っておきます。

▶<日本維新の会>衆院選公約を発表 「脱原発」の文言が復活

毎日新聞 11月29日(木)1時18分配信

【エネルギー政策では「先進国をリードする脱原発依存体制の構築」をうたい、政策実例として、厳格な安全基準のルールを設け発送電分離などを進めることを明記した。その結果として、「2030年代までに(原発は)フェードアウトする」との見通しを示した。自主憲法の制定も明記】

【維新は旧太陽の党との合流時の合意文書では「脱原発」の文言を外していた】

▶維新の会:公約に武器使用基準の見直し

毎日新聞 2012年11月28日 113時48分

【原発政策について維新は、「2030年代までの原発全廃」の年限目標を見送る一方、安全基準などルールを整備して再生可能エネルギーなど新しいエネルギーの供給体制を構築すれば、結果として「原発は30年代までになくなる」との見通しを明記する方向で調整】

 ということは、2030年代までに日本の経済が原発なしでも成長できるというプランをお持ちということなのでしょう。見せてもらいたいものです。いい加減口から出まかせはやめろといいたい。


▶中間貯蔵施設、現地調査受け入れ 福島県知事が表明

朝日新聞デジタル 11月29日(木)0時15分配信

【佐藤知事は28日、双葉郡の首長らと協議。その結果をふまえ、▽建設受け入れではない▽地元への丁寧な説明など、設置主体として国が責任を果たす▽調査の状況を適時報告する――の3点を長浜博行環境相に申し入れた上で、調査受け入れを決めた】

 気持ちはわかりますが、調査イコール建設ではないなどと言う「言い訳」通るはずもないでしょう。そんなことがそこらじゅうでまかり通ったら、税金の無駄遣い、地域活性化のために、調査、ウエルカムというになってしまいます。そこにも見え隠れするのは、俺は責任ないんだという逃げです。

▶中間貯蔵施設:福島県など現地調査受け入れを決める

毎日新聞 2012年11月28日 21時18分

【今年8月、現地調査の候補地として、福島第1、第2原発の立地する大熊、双葉、楢葉町の計12か所を提示。首長らは当初、慎重姿勢だったが、大量の汚染土壌などを保管するために必要との認識で一致。県内各地から、早期建設を望む声もあがっていた】

 一方、署名活動までして誘致しているところ、大熊町もあるのです。


▶原子力規制委:東京電力の幹部招致へ 原発でのミスなどで

毎日新聞 2012年11月28日 19時36分

【東京電力の原発でミスやトラブルが相次いでいるため、原子力規制委員会の田中俊一委員長は28日の記者会見で、「東電の安全対策の取り組みに疑念がある」として、東電経営陣から事情を聴く方針を明らかにした。規制委事務局の池田克彦・原子力規制庁長官が29日、広瀬直己社長らに面会する】

【田中委員長は「東電では、制御棒脱落事故(07年発覚)など福島事故前からいろいろな問題が発生している。どこかおかしいのではないか。(作業を)下請けに任せっぱなしにしていないか」と指摘。「次々と際限なく繰り返す体質にメスを入れなければならない」と】

【28日の規制委の定例会では、全議題が東電のミスやトラブルに関係する内容だった】というのですから、何をか言わんです。

 ここだけを切り取って聞けば、まったくその通りでございます。しかし、「人のふり見てわがふり直せ」「隗より始めよ」ではありませんが、自分たち規制委、規制庁も自分に「メスを入れなければなりません」。

 東京朝刊の見出しは、

 原子力規制委:東電社長ら面会へ 「安全対策に疑念

▶原発燃料集合体変形:規制委、東電以外でも調査へ

毎日新聞 2012年11月28日 12時48分

【東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)5号機で、原子炉で使った燃料集合体の部品が変形していた問題について、原子力規制委員会は28日、点検した燃料集合体47体のうち18体に変形があったとの東電の調査結果を報告した。変形はいずれも、集合体を覆う金属カバーを再利用して装着する際に起きており、同様の事例がある東電以外の5電力会社に対しても、変形の有無を年明けまでに報告するよう指示することを決めた】

【田中委員長は会合で「組織上の問題があるとの疑念が払拭(ふっしょく)できない。経営層に話を聞きたい」と】

 これについても、田中委員長が申しているとおりです。

▶原子力安全基盤機構:事故報告書要約を2300万円で外注

毎日新聞 2012年11月29日 01時21分

【政府や国会などが設置した事故調査委員会の報告書を要約するだけの業務4件を計約2300万円で外注していたことが28日、分かった】

 要約するだけで、いい仕事です。しかし、なぜ要約が必要なのでしょうか。仕事をつくるためにつくっているということでしょう。

▶選挙:東京都知事選 きょう告示 原発政策も争点

毎日新聞 2012年11月29日 東京朝刊

【これまでは都政を約13年半率いた石原慎太郎氏への評価が主な争点とみられていたが、28日に脱原発の勢力結集を目指す新党「日本未来の党」が候補予定者の支持を決め、原発政策も争点としての重みを増した構図となった】


▶海抜18メートルの防波壁=前国際エネルギー機関事務局長・田中伸男

毎日新聞 2012年11月29日 東京朝刊

【総選挙に向けて脱原発は有権者の耳に快く響く。だが国民に不人気だからと言って原発ゼロのリスクを説明しないと東日本大震災と津波を想定外とした過ちを繰り返すことになる。日本国民は3・11から何を学んだのか。

 海抜18メートルの防波壁は大津波だけでなくイラン危機からも日本を守る】

 だそうです。こっちが聞きたいです。3・11からあなたは何を学んだのですかと。

▶福島警戒区域:再編4市村の避難区域 年末年始の宿泊許可

毎日新聞 2012年11月28日 20時35分

【政府は28日、福島第1原発事故による警戒区域が再編された4市村の避難区域について、特例として年末年始の自宅の宿泊を許可すると発表した。

 期間は、12月29日~1月2日の最長5泊6日。対象は南相馬、飯舘、川内、田村の4市村の避難指示解除準備と居住制限の両区域、約8890世帯2万7650人。帰還困難区域は含まない。楢葉町も再編されたが、「除染やインフラ復旧などが遅れ困難」として実施しない】

 除染が進んでいるということを示したいだけでしょう。OKとなっても多分「宿泊」する人は、年配者が多いのでは。その後、何か出てきても、歳ですからということで…。

▶地震研究:計画を見直し 古文書の記録調査を重視

毎日新聞 2012年11月28日 21時58分

【文部科学省は28日、東日本大震災と同規模のマグニチュード(M)9級の超巨大地震の仕組み解明や予測研究を強化するため、地震研究計画を見直すことを決めた。これまで軽視されてきた古文書などに残る地震や津波の記録調査を重視するのが特徴】

【これに伴い、これまでの計画に沿って、千島海溝や南海トラフで行われている一部の大学などの研究を中止または縮小する】

 要は、現在、現時点での「知見」より、「事実」がものをいうということの再認識でしょう。現代の“シッタカサン”より、歴史的事実のほうが価値があるという当たり前のことを。

▶北海道暴風雪:28日も停電続く 全面復旧は30日か

毎日新聞 2012年11月29日 00時43分

 テレビでは、「オール電化にしてしまって後悔しています」という声が紹介されていました。まったくその通りなのです。阪神大震災でライフラインの大切さ、それが一つしかない場合の危機について学んだはずなのですが、その後、原発発電の余剰電力の捨て場として、電力会社の甘い言葉にのってしまった人たちの不幸でしょう。今からでも遅くないと思います。ライフラインの多重化を検討したほうがよいでしょう。

▶ツバメ:「減った」4割 野鳥の会全国調査、過去10年で

毎日新聞 2012年11月29日 東京朝刊

 本通信208号(2012年5月)でも報告しましたが、野鳥の会の調査結果です。

【調査はインターネットなどを通して5~10月に実施。すべての都道府県から8402件の回答が寄せられた。それによると、過去10年間のツバメの増減について、39%が「減った」と回答。「増えた」の3%を大きく上回った。「変わらない」「不明」は各29%だった】

【このほか、チェルノブイリ原発事故後、繁殖率低下などが報告されているため、東京電力福島第1原発事故による放射性物質の影響も調べた。福島、宮城両県と全国平均で異常の発生率に差はなかったが、立ち入りが制限されている警戒区域などが含まれていないため、精査が必要】

▶三菱重工・日立、電力事業統合へ=競争力強化で海外勢に対抗

時事通信 11月29日(木)15時6分配信

【両社が共同出資で設立する新会社に、2014年1月1日をめどに同事業を統合する。新会社の出資比率は三菱重工が65%、日立が35%の予定。原子力発電向け事業は統合の対象から除外する】

 原子力発電向け事業は統合の対象から除外──日立から見ると、儲けは独り占め?、しかし三菱から見ると、リスクの回避? さて、どちらなんでしょう。いずれにしてもこれからは、火力のほうがリスクが少なく、拡大すると市場は示しているということですか。


▼寄せられた情報

 人がとても近づけないようなところに、いくらロボットを導入したとはいえ、それができるのは「状況」を見るだけなのでは。解体等、作業できるロボットというのがあるのでしょうか。たとえあったとしても、その後どうするのか…。何にも決まっていません。「除染」後の土すら持っていくところないのですから。そんなとんでもないモンスターをつくってしまったということです。この狭い日本に54基も…。

▶3号機で4780ミリシーベルト=昨年11月より高く、福島第1-東電

【東京電力は28日、福島第1原発3号機原子炉建屋1階の北東エリアにロボットを投入し、放射線量を測定したところ、床表面付近で毎時最高4780ミリシーベルトに上ったと発表した】

 野田の「冷温停止」から一年。4.78シーベルト。ミリシーベルトじゃないですよ。

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012112800887


大前研一、橋下を見限り、石原には、中国で日系企業が困っているのはお前のせいだと。

▶原子力規制委員長候補は“お調子者”?

大前研一のニュース時評 2012.08.12

【私はもともと、田中氏は炉心のことがわかっていないので、今回の福島第1原発のような過酷事故の際には不適だと思っていた。しかも、自分のことを認めてもらうために、「活断層があったら即停止」などと、いい加減なことを言っている。この人、ちょっと調子がよすぎるんじゃないかと思う】

【被災した柏崎刈羽原発の揺れは、設計時の最大想定値を大きく上回り、原子炉のある建屋で最大加速度680ガル、3号機のタービン建屋では2058ガルという最大級の揺れを記録した。これは想定の2・5倍だ。さらに、一番上のクレーンのところでは3500ガルだったともいわれる(ガルは地震の揺れを表す加速度の単位)。

 しかし、このような人類史上観察されたことのない加速度でも、原子炉には影響がなかった】

【「活断層があったら、即止めます」などと語るのは、「私の頭は動いていません」と言っているに等しい。活断層があるから危ない、と言ってしまったら、日本の原発は全部ダメということになる】

【いずれにしても、原子力規制委員会のメンバー候補には炉心のプロがいない。炉心のプロでないと、原子力安全委員会の班目春樹委員長のように、「海水注入で再臨界が起きる可能性はゼロではない」などと語って官邸を大混乱させたような事態になる】
【炉心のプロはメーカーにいる。日本の原子炉設計・建設は世界一だ】

 訳のわからないことをべらべらしゃべるお人です。その時々の流れに身を任せ泳ぎ渡ってきた人です。原発事故を目の当たりにして、自分がやってきたことへの自信がなくなり、自信を回復したいがゆえに、ああでもないこうでもないと屁理屈を並べているのでしょう。口はうまい。いくぶんか正しいところはありますが。しかし、原子炉設計にかかわったものとして、自分たちはすごいんだぞっと言いたいだけでしょう。何しろプライドだけは人一倍大きそうですから。

▶石原氏と組み迷走する橋下氏をわたしは見限った

大前研一のニュース時評 2012.11.25

【国政進出を宣言してからの橋下さんは私のアドバイスも耳に入らない。私は橋下さんが石原さんと組んで国政に進出した時点で見限った。完全に選挙だけに焦点を当て、迷走状態に陥ったからである。】

【なぜ国政進出を急ぐのか。やはり自分が見えなくなったのだろう。維新人気が高かった今夏、自分たちで政権が取れると思ったのではないか】

【石原さんも橋下さんも、経済や外交問題については何も提案していない。近隣諸国に対して主張できるような強い日本を作る、ということしか言わない。だが、そもそもいま日本企業が死ぬ程の苦しみを味わっている中国問題は石原さんが火をつけたもの。そのことについて、自分はどのくらい責任を感じていて、今後どうするつもりなのかはきちんと話さなければいけない】

 この指摘は正しい。いずれにしても、大前研一も見限ったということです。

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

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笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

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11月

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些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

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自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

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「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

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原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

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大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

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10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令