原発通信354号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 354号 

2012/12/11発行

354-1211 選挙バナー 脱原発世界会議


原発の真下に「活断層の可能性」
規制委員会は、即刻敦賀原発廃炉を決定せよ!

http://www.youtube.com/watch?v=hm5S0tGWQ9U&feature=youtu.be

 上記は規制委員会配信の動画ですが、島崎委員、原電の調査は、先に結論ありというニュアンスです。「活断層でないという結論を出すため」と。


敦賀原発の下に活断層と判定

 今日の朝刊は、敦賀原発活断層の記事で持ちきりでした。地震大国のこのくにに、54基もの原発をつくってしまいました。活断層などはもう、そこらじゅうにあるわけです。もともと原発建設に“向いていない”エリアなのです。そして事故を起こしてしまい、放射能にまみれた土地を次世代へ渡さなくてはならなくなってしまいました。その責任をどうしたら償えるのでしょうか。答えは決まっています。原発を止めること、そして一日でも早く廃炉へ持っていくことです。それ以外にはありません。もはやいいか悪いかを論じるなど、“季節外れの盆踊り”を踊っている時ではないのです。

 にもかかわらず、衆院選、そして都知事選では、原発再稼働をもくろむ、自民党、公明党、維新の会が過半数を制するのではという下馬評が出ています。それだではなく、憲法改正、核武装、国軍の建設までをいう連中が勢いづいています。

▶敦賀原発:新たなずれ クロ判定

毎日新聞 2012年12月11日 00時49分

【問題となった「D-1破砕帯」について、原子力規制委員会の有識者会合は10日、すぐ近くを走る活断層の浦底断層と同時に活動すると認定し、この破砕帯を初めて活断層と「クロ判定」】

【浦底断層を含め活断層であることが見過ごされてきた背景には、過小評価を繰り返してきた電力事業者の体質】

 当然、【原電は、活断層との見方について見解を留保】とのことですが、【規制委の判断を覆すのは難しそうだ】と毎日新聞。しかし、安倍自民党政権になったら、元の木阿弥になるか? 正式決定までは油断できません。どんなウルトラCを考えているかわかったものじゃありません。そのために日ごろから“優秀な”人材を確保しているのでしょうから。

▶福井・敦賀原発:廃炉不可避 規制委調査団、2号機「直下活断層」 田中委員長「安全審査できず」

毎日新聞 2012年12月11日 東京朝刊

【「十数万年前より最近に動いた」との見解で一致した。さらに浦底断層と連動して動く可能性が高いと判定。その上で、このずれをD-1破砕帯の一部ととらえ、「活断層の可能性が高い」と判断】

その結果、

【規制委の田中俊一委員長は「今のままでは再稼働に向けた安全審査はとてもできない」と述べ、再稼働は極めて困難】と会見。

▶<敦賀原発>規制委 廃炉に法の壁

毎日新聞 12月10日(月)22時9分配信

【今回の判断は、「世界最高の安全規制」を目指す規制委にとって存在感を示した格好だが、現行法では事業者に運転停止や廃炉などを命じる法的権限はない。規制委事務局の原子力規制庁幹部も、委員長発言について「田中氏個人の感想」との見解を示しており、廃炉の判断は原電自身に委ねられる】

【しかし、「急迫した危険」の法解釈について、規制庁は「ミサイル攻撃や人工衛星の落下、火山の噴火など、明確に危険が予見できる場合」との見解だ。活断層の活動は1000年単位で起こるとされ、活断層を「急迫」と認定するのは困難とみている。さらに、国の手引も、建設時の許認可を念頭にしており、すでに建設されているものについては強制力はない】

【それでも、来年7月には、規制委設置法に基づき、既存原発にも最新の安全対策を課す「バックフィット制度」の運用が始まり、その延長で、活断層の影響があると認められた原発の運転を停止できるようになる】

【田中委員長はこれまでの会見で「(活断層の可能性で)クロや濃いグレーなら運転停止を求める」と述べており、活断層と判断された場合は廃炉が不可避になるとの見方を示唆】

▶敦賀原発直下「活断層の可能性」 再稼働極めて困難、廃炉も

福井新聞ONLINE 12月11日(火)8時0分配信

【評価会合での見解に対し、原電は「変動地形学的な見地からの可能性のみに基づいた見解で、到底受け入れがたい」とするコメントを発表。追加調査を進めて安全性を実証する意向】

【地元の河瀬一治敦賀市長は記者団に対し「非常に厳しい審査」と述べる一方、規制委による最終結論を注視する姿勢を示した。西川知事は「国として、十分な科学的根拠に基づき、立地地域と県民が理解し、納得できるような調査とすべきだ」とのコメント】

 福井県の西川知事、「立地地域と県民が理解し、納得できるような調査」をなどと言っていますが、冗談じゃありません。オタクたちが「理解」し、「納得」したからと言ってそれで済む問題ではないのです。いまだにその感覚でやろうとしているところに、福島第一原発事故から学ぼうという姿勢のひとっかけらもないことがわかります。要は、カネを独り占めしていきたいということの裏返しなのです。

▶敦賀原発:「クロ」判断、他の原発にも影響

毎日新聞 2012年12月11日 04時37分

【計6施設が対象になっている。いずれも経済産業省原子力安全・保安院(当時)が全国の原発を再点検した結果、敷地内の破砕帯が活断層である可能性を否定できなかったものだ。今回、規制委が敦賀原発2号機に事実上の「クロ」の判断を示したことは、今後の調査に大きな影響を与えそうだ】

 これとて、安倍自民党政権になったらどうなるかわかったものじゃありません。公明党では「電力安定供給」のためと言って原発再稼働に賛成する候補者が、自民党の85%を抑え、なんと97%にも上っているのです。


▶福井・敦賀原発:断層調査 電力需給、見直し必至 大飯の検証結果次第で

毎日新聞 2012年12月11日 東京朝刊

【経済産業省は改めて電力需給計画や廃炉費用の負担方法の見直しを迫られることになる。活断層の調査を事実上、電力会社任せにしてきたツケが今、噴き出そうとしている】

【敦賀原発自体は福島第1原発事故後、止まったままなので、廃炉になったとしても当面の電力需給に深刻な影響はない。ただ、原子力規制委員会は、再稼働にこぎつけた関西電力大飯原発(福井県)内の断層も検証している】

【断層は原発の取水路をまたいでおり、活断層と判断されれば取水路を変更する工事が完了するまで原発を止める必要がある。大飯まで停止する事態になれば、来年夏の関電管内の電力の安定供給にも支障をきたす恐れが出てくる】

【また、電気事業法は、廃炉に必要な費用を、運転開始から40年間で積み立てるよう定める。敦賀2号機は運転開始から25年たち、235億円の積み立て不足が残る】

【経産省幹部は「税金で負担する根拠はなく、原電に出資する各電力会社の値上げで対応できるかどうか検討しないといけない」と、値上げの可能性を示唆】

 つくったものは、いつかは壊れるということすら考えようともせず、これまでも儲けは自分たちで山分けし、俺が生きているうちは何もないだろうと高枕で過ごしていたのでしょう。しかし、そうもいかなくなったのです。むろん、ただでは起きません。廃炉費用は、電気代に上乗せすればいいと、当初から考えていたに違いないのです。

▶福井・敦賀原発:廃炉不可避 識者の話

毎日新聞 2012年12月11日 東京朝刊

 遠田晋次・東北大教授(地震地質学) 問題の地層のずれが2号機の真下を通っているというのはまだ推定だ。もう少し他の調査もして、総合的に判断してもよかったのではないか。こんなに簡単に結論を出してよいのか疑問

 入倉孝次郎・京都大名誉教授(強震動地震学) 手引で決めた通りの判断で、当然の処置

 河田恵昭・関西大教授(巨大災害) (敦賀原発の活断層は)恣意(しい)的に隠していたというより、研究者のポテンシャルが上がり昔分からなかったものが分かるようになった成果と言えるのではないか

▶敦賀原発:専門家調査団は学会推薦の5人

毎日新聞 2012年12月10日 23時51分

【Q 人選の仕方は?

 A 規制委の前身である旧経済産業省原子力安全・保安院は原発を推進する経産省の一部局で、省庁主導で選ばれた有識者には「安全審査が甘い」との批判もあった。これは昨年3月の東京電力福島第1原発事故の一因とされている。規制委は、審査を厳格で中立的にしようと、日本地震学会、日本活断層学会、日本地質学会、日本第四紀(だいよんき)学会の4団体に専門家の推薦を依頼し、24人の候補が挙げられた。この中から、過去に審査に関わった人は除外され、辞退者もあり、結果的に16人が選ばれた】

▶福井・敦賀原発:廃炉不可避 今後どうすれば 雇用は、生活は… 誘致50年、地元募る不安

毎日新聞 2012年12月11日 東京朝刊

【原電によると、敦賀原発は運転中で1000~1500人、定期検査になれば約3000人の下請け労働者を抱える。同原発関連の取引があった同市の作業資材会社の小森英宗会長(64)は「原発は地元の基幹産業であり、地場産業。多くの産業がぶら下がっている。地元経済ががたっと落ちて、夕張みたいになってしまう」と訴えた】

 夕張みたいにと、例が出ましたが、過去を振り返ってみれば、エネルギー転換だ、石炭から石油だという1960年代に起きたことを思い起こせば、いつの時代もそういうことはあったのです。いや、「陸蒸気」が西洋から入ってきたときは、それまでの馬車屋さん、カゴ屋さんたちが失業していった歴史もあるのです。そうした歴史を少なくとも現代に生きる私たちは知っていたのですから。一つのものに依存することの怖さを。農業・作物でもそうでしょう、例はいくらでもあったのです。しかし、そこから先は人間の性というものかもしれません。しかし、ツケと言ってしまうのは、今を生きるものとして責任をも感じなければなりません。

▶敦賀原発:株主の中部電、経営に打撃も

毎日新聞 2012年12月11日 01時13分

【敦賀原発2号機の廃炉が不可避となったことで、日本原電の第3位株主(発行済み株式の15.12%を保有)である中部電力の経営にも打撃を及ぼす可能性】

 これとて、上記の記事と同様、何もしてこなかったことのツケです。


▶福島第1原発事故 大熊町、96%帰還困難区域に 「ダムの底と同じ」 地域再生なお見通せず

毎日新聞 2012年12月10日 東京夕刊

【大半の町民にとって帰還は現実味に乏しい。30年間汚染土壌を保管する「中間貯蔵施設」の候補地6カ所は帰還困難区域にある。江戸時代から続く農家で、会津若松市の仮設住宅に夫(72)らと避難する根本友子さん(65)は「再編されても帰れるとは思えない。町がダムの底に沈んでいるのと同じ」と語る】

 気持ちはわかります。しかし、ダムと原発は根本的に違うものだという認識は必要です。原発事故の被害は、そこに住む人たちだけでは済まないものだということを、多くの人は知ったのです。

▶福島原発:下請け8社が偽装請負

毎日新聞 2012年12月10日 23時11分

【8社の県別内訳は青森4社▽福島2社▽愛媛1社▽福岡1社。発注元の東電と元請けのグループ会社「東京エネシス」には既に改善要請を行っている】

 こんなことは、何も驚くことではなく、当然そういう状況だということがわかりきっています。事故処理だけではありません。こうした労働がないと原発は動かすことができないのです。

▶汚染土仮置き場:埼玉・三郷市が着工

毎日新聞 2012年12月11日 01時01分

【市は計画を近隣住民や議会には説明していたが広く公表していなかった】

【秋本進三郷市企画総務部参事は「国の最終処分場が決まるまで仮置き場を建設することにした。5戸の近隣住民に説明し、6月には市議会側にも知らせた」と】

 この記事を読んで、近隣というから、ふ~む~と読み進めると、何と説明したのは5戸と。5戸しかないところを選んだのでしょう。


衆院選と原発、そして憲法改正

▶石原氏 自民と協力し改憲 拉致問題「戦争する、で解決」

東京新聞2012年12月11日 朝刊

【石原氏は北朝鮮による日本人拉致問題に触れ「二百人以上の日本人が拉致され、殺された証拠があったのに、九条のせいで日本は強い姿勢で北朝鮮に臨むことができなかった。九条が自分たちの同胞を見殺しにした」と現行憲法を批判。「あんなモノがなければ(拉致被害者を)返してくれなかったら『戦争するぞ』『攻めていくぞ』という姿勢で同胞を取り戻せた」と】

 威勢だけは、年老いてもいいです。戦争ですか、本気でこの人は思っているのです。妄想の世界のなかで。本気でそう思っていたのなら、息子が4人もいるそうですから、お国の為と言ってお国に奉公させるのだと言って、4人の息子を「国防戦士」として育てればよかったのではと言いたくもなります。人の子どもを使って、戦争だなどと、戦争ごっこみたいに言わないでほしいものです。しかし、脅された方が、脅しととらないで、本気だと受け取ったとき、「本当の戦争」になるのです。そういうことがわかっていないようです。政治、軍事をもてあそんではいけません。

▶【衆院選・兵庫8区】 田中康夫候補 「廃炉こそ新しい公共事業」

田中龍作ジャーナル2012年12月9日 22:50

【「廃炉こそ新しい公共事業」「TPPは羊の皮を被った狼」「増税して景気浮揚した国はない」……一人となっても正論を説き続ける政治家を、“国防軍”と“福祉切り捨て勢力”に支援された官僚出身の候補者で潰そうとしているのが、衆院兵庫8区(尼崎市)だ】

▶2012衆院選:候補者アンケート分析(その1) 各党内、目立つ不一致

毎日新聞 2012年12月08日 東京朝刊

▶東京都知事選:法定ビラ戸別配布の70歳を逮捕

毎日新聞 2012年12月11日 01時06分

【三鷹市内の団地で法定ビラを戸別配布したとして、住民が70歳の男を取り押さえ、三鷹署が住居侵入容疑で現行犯逮捕】

【団地の各戸のドアの郵便受けにビラを入れて回っていたところ、住民に取り押さえられたという。団地には「住人以外立ち入り禁止」と張り紙があったという。男は氏名などを黙秘。住民が肩を痛めたと訴えたため10日に傷害容疑も付けて送検】

 ひどい状況になってきました。しかも、「住民が肩を痛めたと訴えたため10日に傷害容疑も付けて」です。それもこれも、【04年にマンションの郵便受けに共産党のビラを配布したとして住居侵入容疑で僧侶が逮捕され、1審・東京地裁は無罪としたが、最高裁で有罪が確定】が大きく作用しています。

 衆院選といっしょに最高裁判事の国民審査が行われます。

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令