原発通信364号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 364号 

2012/12/26発行

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原発の真下に「活断層」! 今度は東通原発
規制委員会は、即刻「敦賀原発」廃炉を決定せよ!


今日から安倍政権です

 いったい何を考えていたんだろうという野田佳彦内閣が総辞職し、代わって安倍晋三がわが世の春と浮き足立っています。きな臭い臭いを振りまきながらの登場です。そんな時、10年前の番組をたまたま見つけました。

*『昭和ひとケタ三人衆大放談』──小沢昭一 野坂昭如 永六輔 筑紫哲也

Youtube

 10年前の話です。でも、何ら色あせていないのです。それは、なぜ…。この番組に出ている人のうちお二人がもうお亡くなりになってしまいました。さびしいものです。

▶「僕は泣いちっち」が問いかけるもの

 小沢昭一の「ハーモニカブルース」(これは反戦歌だと思っています)と「おじさんたちに歌う歌はない」が好きなのです。歌ついでにいえば、守屋浩の「僕は泣いちっち」(1959年)という歌が、なぜかふと口ずさむ時があるのです。愛唱歌とでもいうのでしょうか。そのことを書いた記事(下記)が、最近ありました。作詞・作曲は浜口庫之助さんです。

 東京が遠く、憧れの地──夢と希望、そして花の都だった頃の歌です。「どうして どうして東京がそんなにいいんだろ」と。「僕も行こう あの子の住んでいる東京へ」と続きます。あれから東京を歌った歌は、汽車から電車にと変わりましたが、私の記憶ではマイペースの「東京」(1974年)以後、「東京」は歌われなくなっていったと思います。「ああ上野駅」(1964年)も、日本がそんな駆け足で走っていた時代の歌でした。

 東京をめざした多くの若者たちいました。そのため、経済成長からも取り残され、「故郷」は過疎化が進み、そのためある地域では「電源三法」にすがる状況を生んでいったのです。そう、そして原発が54基もでき、その原発事故で故郷を追われた16万もの人、放射線の恐怖にさいなまれる多くの人々を生み出してしまったのです。そんなことを思い起こさせる歌です。

 浜口さんは、自著で次のように言っているそうです。

【浜口さんは自伝「ハマクラの音楽いろいろ」(朝日新聞社)でこう書いている。

<都会の過密化が社会問題になっていた。都会ばかりに人が集まり、地方の過疎化が目立ってきた。僕は、みなが都会をめざすなかで、残された人たちのことを思った>】と。

【後年、浜口さんは叙勲の打診があったが、辞退している。その心持ちを同書でこう言い表す。

 <ここで勲章を受けたりしたら、いままで僕がやってきたことは、何だったのか、ということになる。僕は、あくまで大衆のために歌を作り続けてきたのだ>

 90年12月2日、73歳で死去し今月で22年】だそうです。蛇足ながら、今年、喜んで文化勲章をもらった映画監督がいました。

 安倍政権の誕生と原発のことを考えていたら、ふと、これらの歌を口ずさんでいたのです。ちょっとセンチメンタルな歌です。年の瀬なのでしょうか。

*火論:「泣いちっち」再び=玉木研二

毎日新聞 2012年12月04日 東京朝刊


▶放射性物質の除去装置、稼働めどたたず 福島第一原発

朝日新聞デジタル 12月26日(水)5時39分配信

 昨日の本通信で紹介した記事「福島第1原発事故 冷温停止状態宣言から1年 廃炉の道のり遠く 東京電力・小森明生常務に聞く」のなかに出てきた、なんでも汚染水から62種類の放射性物質を除去する「多核種除去装置『アルプス』」と称する装置のことのようです。さて、小森常務、いっそのこと、ムラのセンセイを総動員して「ダイジョウブ合唱団」を結成し「海に戻し」ちゃいましょうか。

【「多核種除去装置」から出る廃棄物を保管する容器の強度が足りないことを、政府と東電の廃炉に関する中長期対策会議で明らかにした。補強して確認するのに時間がかかり、装置の稼働のめどがたたない】

【容器は放射性物質がたまると交換する。交換の際に落下しても、内容物が漏れ出さない強度が必要だ。東電は6メートルの高さからまっすぐに落としても漏れがないと確かめたが、逆さまで高さ3メートルから落とした場合などに容器の一部が壊れ、内容物が漏れると】


▶自公連立合意:原発政策、残る溝…再稼働であつれきも

毎日新聞 2012年12月25日 21時43分(最終更新 12月26日 00時46分)

【自公間でズレが目立つエネルギー政策では、将来の原発のあり方について「可能な限り原発依存度を減らす」との表現にとどまった。原発の新増設に含みを持たせ、一定程度の原発維持を模索する自民と、早期の原発ゼロを主張する公明の隔たりは残ったまま】

 そんなことより、大臣の椅子を選択したということです。

▶自公連立合意:TPP、日米関係考慮し反対色薄める

毎日新聞 2012年12月25日 21時26分(最終更新 12月26日 00時44分)

【環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加について、自民、公明両党は衆院選では慎重姿勢を取っていた。一方、25日の自公連立政権合意は「国益にかなう最善の道を求める」と、推進、慎重のどちらともとれる表現を選んだ。安倍晋三総裁は日米同盟強化を重視しており、来年1月の実現を目指す日米首脳会談をにらみ、反対論を薄めたとみられる】

 しかし、こんなふうに進められるはずはありません。「聖域なしの市場開放」を求めてくるのは目に見えているのですから。


▶自、改憲トーンダウン 公、原発ゼロ明記なし ズレ隠し、あいまい決着

東京新聞2012年12月26日 朝刊

【自民党は当初、改憲の発議要件を緩和する九六条改正を連立合意に盛り込む構えをみせた。これに公明党が激しく反発。「憲法審査会の審議を促進し、改正に向けた国民的な議論を深める」との文言でまとまった。

 もっとも、自民党内では、来夏の参院選で勢力を拡大した上で、改憲への動きを加速させたいとの意見が強い。当面は本音を隠した合意といえる】

▶安倍総裁:党2役に女性…刷新イメージ打ち出す

毎日新聞 2012年12月26日 00時07分(最終更新 12月26日 00時58分)

【安倍氏は早くから党三役への女性の起用を構想していた。伏線として、衆院選では「2020年までにすべての分野で3割、女性が指導的な立場に立てるような社会をつくる」と繰り返し訴えた。しかも、石破、高市、野田3氏はいずれも無派閥】

 昨夜のニュースで、自民党の高市早苗は原発再稼働を聞かれ、「この寒波でご苦労されている方も」などとさも原発が動いていないことで苦労している人が…という感じで話していました。事実を歪曲して平気でしゃべれる人です。

 しかし、女性議員の比率でいえば世界で下から勘定した方が速い情けない国です。安倍にしてみれば、これで好感度アップを狙ったのでしょうが。

▶経団連:米倉会長 安倍総裁の経済政策への批判を撤回

毎日新聞 2012年12月25日 20時16分(最終更新 12月25日 20時34分)

【自民党の安倍晋三総裁が日銀への金融緩和圧力を強めていることについて「何も心配することはない」と述べ、「無鉄砲」などと批判していた従来の見解を撤回】

 ということは、今まで自分が言ってきたことは何にも根拠がある話ではないということです。情けないというか、「お前は誰のお陰で商売できていると思っているんだ」という“勢い”の方が今回の勝負では分があったということなのでしょう。


▶三菱電機過大請求:防衛装備、特定企業に依存構造

毎日新聞 2012年12月25日 22時52分(最終更新 12月25日 22時53分)

 この事件だって、原発に通じる問題が横たわっています。

【背景には、防衛装備品が防衛省と共に開発した企業や外国企業からライセンスを取得した企業以外が生産するのは難しいという事情がある】

 「防衛装備品」を「原発」に、「防衛省」を「経産省(通産省、文部省等)」に置き換えればそのまま通用する世界です。だから「原子力マフィア」なのです。

▶日立製作所:火力発電分野、GEとの協業解消へ…中西社長

毎日新聞 2012年12月25日 20時19分(最終更新 12月26日 00時26分)

【日立製作所の中西宏明社長は25日、毎日新聞などのインタビューに応じ、三菱重工業との発電関連事業の統合により、米ゼネラル・エレクトリック(GE)との間で結んでいた火力発電分野の協業関係を将来的に解消するとの方針を明らかにした。一方、GEとの原子力発電事業の提携は継続するとの考えを示した】

【日立とGEは原発分野でも事業統合している。中西社長は「GEとの関係を発展させていくことが必須。今後も継続してやっていく」と述べた】

【原発事業では三菱重工は仏アレバと提携しており、アレバとGEは競合関係にある。一方で日立と三菱重工は将来的に原発事業の統合を検討する可能性も示唆しており、両社の今回の事業統合が世界の重電事業の勢力図を大きく変える可能性も出ている】

 世界の原子力マフィアになりたいと、いまだ目が覚めず「夢」を追っているのでしょう。


▶つり天井:不適切4709施設、7割は対策未実施

毎日新聞 2012年12月26日 07時19分

 昨夜の報道ステーションで、上向きにドリルで穴をあけることの不自然さと、接着剤そのものが穴から垂れてしまい役に立たない実験をしていました。本通信に、私たちは重力のある世界に生きていることを忘れ(?)、そのような設計・施工思想が理解できないと書きましたが、まさにそのことを裏付ける話。もっとひどいのは、当時は列島改造論の時代で、どんどん行けという風潮のなかでの工事だったという“恐い”話もありました。原発だって、その思想から無縁ではありません。そのころから始まってきたのですから、54基になる始まりは。

▶海江田民主代表:得意の漢詩を披露

毎日新聞 2012年12月25日 22時33分(最終更新 12月25日 22時49分)

 海江田新代表、漢詩が趣味とか。どうでもいいのですが、原発再稼働容認派・原子力マフィアにつながる連中を、「漢詩」より「監視」してほしいものですが、ないものねだりでしょうね。なんせ、日立労組出身の大畠章宏を代表代行に据えるんですから。

▶「黒川レポート」日米評価格差に愕然(1/2)

月刊FACTA 2012/12/26 12:48

【「東京電力福島原子力発電所事故調査委員会法」に基づき、国会に設置されながらも、報告書が国会で議論されることもなければ、委員長の黒川清氏が国会に呼ばれ、その内容を説明し、議論されることもなかった】

【報告書の冒頭は、次の一行で始まっている。「福島原子力発電所事故は終わっていない」と。 しかし、皮肉なことに、この言葉を真摯に受け止め、福島第一原発事故に切実な危機感を抱いているのは、日本の国会でも国会議員でもない。1863年に米国政府の学術機関として発足した全米科学アカデミー。今回、同アカデミーが米連邦議会から福島原発事故の調査依頼を受け、独立調査委員会を設置、その委員会による公聴会が11月26日に開催されたのである】

【報告書は9月に英訳され、事故調のホームページから自由にダウンロードできる。それは「黒川レポート」と呼ばれ、米国だけではなく、原発を保有する国々で高い評価を得ていた】

【参加者の多くが黒川氏に聞きたがったのは、報告書に指摘した「マインドセット」の問題だった。「思い込み」と訳されたこの言葉は、報告書を読み解く重要なキーワードの一つである】

【一方で、日本の政治家と政府は、核不拡散の問題や使用済み核燃料の問題など、原子力発電所を持つ国としての責任を放棄するかのような「原発ゼロ」政策を口にし、メディアは無批判で報ずる。いずれも当事者意識を欠いている】
【黒川氏が報告書で訴えたかったもう一つの論点は、責任回避を最優先し、責任の所在が不明朗な組織、制度が、この国に蔓延している点でもあった】

 そしてこの記事は、最後に外務省職員のトンデモ発言で結んでいます。

【黒川氏のもとへ、その出席打診に訪れた外務官僚は、悪びれることもなく「この報告書はいつ出たんですか」と尋ねた】

 自分のシマの話以外は興味関心どころか、知る気もないという。これも縦割りの…。


第24回 スウェーデンの電力会社Vattenfallが
ドイツ政府に対して、脱原発法によってこうむる損害賠償を要求

「FR」紙2012年12月22、23日付に次のような記事が記載されてあります。以下は要約です。

 

 スウェーデンの電力会社Vattenfallが、ドイツ政府に対して、脱原発法によってこうむる損害賠償を要求したことが伝えられています。賠償額は3.7Md(37億ユーロ)です。この電力会社が建設した2基の原発(Krümmelと Brunsbüttelにある)は、昨年から稼動停止したままで、その後の脱原発法によって原発事業がドイツ国内で成り立たないことがはっきりし、今回の損害賠償に踏み切ったものです。

 この背景には、1994年にドイツが協定を結んだ「エネルギー憲章」というものがあります。これは、政治的な決定によって、外国企業が財産の強制没収というような状態に陥った際には訴えるができるという内容で、これを盾に、 Vattenfall社が、「投資紛争国際示談センター」というところに損害賠償を訴えました。専門家の意見でも、勝算は十分にあるとみています。

 これに対応して、ドイツの電力会社RWEとEonが、同じく脱原発からの経済補償を求めて連邦憲法裁判所に訴訟を起こしました。しかし、外国企業に比べて勝算はないと見られています。

今後このような訴訟は増えてくるように思われます。

 では、皆さん、脱原発に向け良いお年をお迎えください。

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令