原発通信365号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 365号 

2012/12/27発行

365-1227 no_pasaran

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

 組閣が終わって早々の記者会見で、早速、「政府の責任で再稼働」と茂木経産相です。そして甘利明との両輪で原発マフィア派勢力の挽回をもくろんでいるのでしょうが、そうさせてはなりません。そのために私たちができることをすべてやっていかなければなりません。季節外れの盆踊りを踊ろうなどとしてはなりません。進むべき道を巧妙にずらそうとする策略をきちんと腑分けしていかなければなりません。来年夏の参議院選までは猫をかぶっていることでしょう。ということは、半年以上の時間があるということです。

「東北電力は安全に原子力を扱えるのか、危惧を覚える」──規制専門家

 東通原発敷地内の断層を調査している規制専門家からは、東北電力のいい加減さに、東北電力は「安全に原子力を扱えるのか、危惧を覚える」などと苦言が相次いだといいます(下記)。


▶第2次安倍内閣 経産相、安全性確認の原発は政府の責任で再稼働へ

産経新聞 12月27日(木)8時50分配信

【原発の再稼働について、原子力規制委員会の安全性の確認を前提とした上で「政府の責任で再稼働する」との方針を示した。枝野幸男・元経産相は、個々の原発の再稼働判断に政府が関与しない方針を示していたが、自民党政権で方針転換することになる】

【中国電力上関原発(山口県)など計画段階の9基の新増設については「今後、専門的な知見を十分蓄積した上で、大きな政治的な判断になる」と将来的な政策変更の可能性を示唆】

▶30年代原発ゼロを再検討=核燃料サイクルは継続―茂木経産相

時事通信 12月27日(木)4時12分配信

【2030年代に原発ゼロを目指すとした民主党政権のエネルギー戦略について「再検討が必要だと考えている」と述べ、見直しを進める姿勢を示した。使用済み核燃料を再処理する核燃料サイクル政策は「今、放棄する選択はあり得ない」として、継続する方針を表明】

▶未着工原発の凍結方針、白紙に 茂木経産相、建設に含み

朝日新聞デジタル 12月27日(木)2時50分配信

【全国で12基計画されている原発の新増設のうち、着工前の9基の建設について「いまイエス・ノーを決めるのではなく、専門的知見を蓄積して今後の大きな政治的判断になっていく」と】

▶第2次安倍内閣 原発再稼働 議論本格化は参院選後

産経新聞 12月27日(木)7時55分配信

【「来夏には参院選も予定されており、それまでは従来の方針を一変させて再稼働を進めるのは難しい」(経済官庁幹部)との見方が強く、再稼働をめぐる議論が本格化するのは参院選後となる可能性が高い】

 経産省の幹部が言わなくともそんなことは「常識」でしょう。当選することのみが目的の「政治家」と称する連中なら。ということは、そんなことを考えもしないで、決める政治だ、解散だ、選挙だ、と言って打って出た野田民主党政権は「政治家」の集まりになってしまいますが、そうでもないでしょう。単なる世間知らずというところでしょう。(下記、「特集ワイド:反省と奮起、民主の2人インタビュー」参照)

▶安倍新内閣:経産省、巻き返し狙う…TPP、エネ政策で

毎日新聞 2012年12月26日 20時52分

【官邸人事では、首相秘書官の筆頭格である政務秘書官に、今井尚哉(たかや)・前資源エネルギー庁次長(82年入省)が就く予定。将来の事務次官候補とされるエース官僚で、06~07年の前回安倍政権時にも事務秘書官として官邸入りし、自民と深いパイプを持つ。事務秘書官には、柳瀬唯夫経済産業政策局審議官(84年入省)が入り、異例の「2人秘書官」体制を実現する方向だ】

【「日本経済再生本部」の担当閣僚は元経産相で、商工族の甘利明経済再生相。本部の事務局には、審議官ら複数の幹部を送り込む見通しだ。本部は、安倍政権最大の目玉である、経済再生を担っており、首相自ら本部長を務めている。成長戦略など経済政策作りでの経産省の影響力が増しそうだ。茂木敏充経産相も、エネルギー、産業政策や知的財産戦略に詳しい商工族として知られている】

【省内には「仕事がしやすい」「安倍政権は長く続いてほしい」(幹部)との歓迎ムード】

▶安倍内閣に原発城下町の声「勇気を持って再稼働を」

産経新聞 12月27日(木)10時30分配信

【原発3基が立地する福井県敦賀市。建設資材会社会長、小森英宗さん(64)は「このあたりは昔、一面田んぼで山まできれいに見えていた。中核となる産業がない町が発展できたのは原発があったからこそだ」と語り、安倍内閣に対し原発再稼働への期待】

【「地域経済が止まり、“死”を宣告されているようなものだ。新政権には原発を悪者にする国民視線を気にせず、勇気を持って早く再稼働を決断してもらいたい」と】

 ハイリスク・ハイリターン? 本人たちはローリスク・ハイリターンなどと思っているのでしょう。はっきりしていることは3.11後を知っててその道を選択するということです。別の道を探ることもせずに、それを政治に求めるわけでもなく。何度も繰り返しますが、原発は自己決定・自己責任の世界で終わらないというところが問題なのです。いや、むしろ、自己責任と問われないということを3.11後知ってしまったとも…。となると…。


規制委 活断層調査

 今のところ、島崎委員長代理を中心とする調査団はしっかり仕事をしている感じです。

 「『絶対に活断層の可能性はないという東北電力の姿勢には、安全に原子力を扱えるのか、危惧を覚える』など、東北電力に苦言を呈す意見も相次」いだといいます(NHKTV 下記)。

▶東通原発 “活断層の可能性”最終判断

NHKTV12月27日 5時13分

 規制委の調査団が活断層と最終判断したことに対して、東北電力はボーリングした資料を見せ、「ダイジョウブ」とやったのですが、調査団から「この部分だけ固結(固い)というだけで他も同じ状況と類推するのはちょっと無理」と言われる始末(1分26秒当たり)。

【規制委員会の島崎委員は、「東北電力の説明には、われわれの、『敷地内の断層が、全体として活断層としての活動をしている』という認識を否定できる根拠は、無かった」と述べました。
 これに対し東北電力の梅田健夫副社長は、「活断層かどうかの議論を、いつまでやっても切りがないので、どれほど影響があるか調べたい」と】

 まるで、子どもの喧嘩で形勢悪くなったほうが、「じゃ、こっちだ」と言っているような程度です。

▶東通原発 活断層判断のポイントは

NHKTV12月26日 22時1分

【東北電力は地下深くの地層を抜き取ったボーリング調査の結果を示して「断層は深いところで固まっているうえ、新しい時代にずれた痕跡が見つからないことから、活断層ではない」と主張しました。
これに対し専門家から「地層のずれは別の場所でも見つかっていて、途切れず続いている」、「1か所で新しい時代のずれが認められないからといって、断層が動いていないとはならない」という指摘が相次ぎました。
さらに専門家から「安全サイドに立てば、同じような地層のずれが連続するという可能性を、検討すべきではないか」】

 そして、最後には、専門家から、こんな連中に原子力が扱えるのかと言われる始末です。

「絶対に活断層の可能性はないという東北電力の姿勢には、安全に原子力を扱えるのか、危惧を覚える」など、東北電力に苦言を呈す意見も相次ぎました

▶東通原発:東北電反論も活断層存在と結論…規制委調査団

毎日新聞 2012年12月26日 19時59分

【東北電は「活断層ではない」と改めて反論した。しかし、調査団は「活断層の可能性を否定しきれていない」との見解で一致し、敷地内に活断層があると結論づけた】

【東北電の梅田健夫(たけお)副社長は会合の最後に「説明に不十分な部分があった。さらに議論したい」と求めたが、島崎氏は「追加調査はしていただくが、現時点での判断は下す」と取り合わなかった】

▶「活断層」判断変えず=東北電の反論否定―現状なら再稼働認めず・規制委

時事通信 12月26日(水)16時32分配信

【記者会見した団長役の島崎邦彦規制委員長代理は、東北電が活断層を考慮せず再稼働を申請した場合の対応について、「それは違うと言わざるを得ない」と述べ、再稼働は認められないとの考えを示した】

【東北電は会合で(1)問題の破砕帯の地層は地下深くで固くなっており、最近動いたとは考えられない(2)破砕帯は所々で途切れており、調査団の主張ほど長くない(3)活断層を示す横ずれは認められない―などと説明。隣接する東京電力東通原発(同)に延びているとされる破砕帯の地層のサンプルを示し、活断層ではないと主張】


▶原子力規制委:全原発の地下構造把握へ…田中委員長

毎日新聞 2012年12月26日 18時41分(最終更新 12月26日 18時45分)

【田中俊一委員長は26日の記者会見で、全ての原発について「地下の立体的構造を調べ直した方がいい」との考えを示した】

【最近、東京電力柏崎刈羽原発や中部電力浜岡原発で、地下構造が原因で想定以上の揺れを観測したことを受けた発言で、再稼働の要件に加える可能性にも言及】

▶敦賀原発:活断層 判断根拠や基準の説明を要請…敦賀市長

毎日新聞 2012年12月26日 18時35分(最終更新 12月26日 18時52分)

 人は姿・形で判断してはならないとは言います。しかし、人は、どう生きてきたかはある歳を重ねた後は、姿・形に出てくるものです。どなたのことのことを言っているかは申しません。この記事の写真をご覧ください。


東京電力 賠償問題

 また追加支援要請です。当たり前というか、算定した額そのものがいい加減なのですから。放蕩息子が、親に「金つかっちゃった。もっとカネよこせ」と言っているようなものです。親としても自分がそそのかした負い目があるし、息子はそれを盾に取っているという構図です。いずれにしても、自分は身を粉にして稼いだ金ではなく、税から──、その意味では真剣さがないといえるでしょう。そして、この7000億円ではまだ済まないということも事実です。

▶東電:7000億円追加支援、年内申請へ 福島原発賠償で

毎日新聞 2012年12月26日 21時15分

【原子力損害賠償支援機構に対し、福島第1原発事故の賠償費用として7000億円弱の追加支援を要請する方針を固めたことが26日、分かった。年内に申請し、年明けに正式決定される見通し。資金援助額は今回で累計3兆円を上回る計算だが、今後さらに膨らむ可能性がある】

 でも、原発は安い、と。

▶東電:賠償請求書発送は越年

毎日新聞 2012年12月26日 20時53分

【年内が目標だった請求書発送が越年すると発表した。自治体との協議が難航し、発送に必要な住民の個人情報入手が遅れているため。発送は数カ月遅れる見通しで、被災者への支払いは当分先】

こすからい連中がするとおりのことをやっています。貰えるものは何でも、出すものはベロ出すのもいや、と。

▶福島第1原発事故 東電賠償、県に初めて支払い 工業用水分76万円 /岩手

毎日新聞 2012年12月26日 地方版

【東電に請求した11年度分の賠償金5億730万円のうち、工業用水の放射線測定や汚泥の保管・処分にかかわる費用など計76万円】

 請求した分の何パーセントになるか計算してみましたが、小数点以下ゼロがたくさんつくので、意味ないのでやめました。


「ああ、民主党」 この程度の認識だったのですか。残念です。

 反省の弁というか、言い訳というか。

▶特集ワイド:反省と奮起、民主の2人インタビュー 菅直人元首相/仙谷由人元官房長官

毎日新聞 2012年12月26日 東京夕刊

■菅直人元首相――2大政党制、あきらめたくない

◇逆戻りできぬ所まで持っていきたかった「原発ゼロ」

【──こんなことなら、自ら「脱原発」解散をしていたらと思いませんでしたか?

 首相在任中、そういう意見を強烈に言ってくる人もあって、私の頭の中の選択肢に多少ありました。どういう状況なら踏み切れるかという具体的なところまでじゃなく、あくまで仮定として。ただ民主党全体として脱原発で戦うだけの足並みはそろってはいませんでした。だから、やるなら首相の私が離党して「原発ゼロ」党をつくらないといけないと考えたが、そうすると2大政党制の実現にこだわってきた自己否定になる。結局、難しいなあ、と。】

 二大政党制の幻想・幻影から逃れられなかった誠にみじめな姿――醜態と言わずしてなんといえばいいのでしょう。自民党は、最後はカネでまとめることができたが、俺たちはそれができなかったと。挙句は、記者に優等生的ですねと言われる始末です。


■仙谷由人元官房長官――政治家、政党 コストかけ育てて

◇法律、経済、歴史哲学 学んでなかったリーダー、厳しかった

 この仙谷という人は、挫折とか、思い通りにならないこともあるということをほとんど経験したことがないのじゃないのというくらい、すべては“人のせい”です。俺は一生懸命やった、でも時代が悪かったと総括です。

【選挙制度の問題だけでなく、メディアと有権者の問題がある。自分がどのようにして政策決定に参画するのかを考えないと民主主義は成り立たないのではないか。甘えるなとか言われるけれども、政治家や政党をコストをかけて育てるという意識を持ってほしい。ある種の政治エリートを育成するシステムが必要だ。少なくとも若いときに、法律、経済、歴史哲学をきちんと学んでいない人はトップリーダーにはなるべきではない。その点、90年代以降の日本のトップリーダーは厳しい評価を受けざるを得ない】

 確かに一理あるかもしれません。しかし、民意以上の政治家しか持てないとも言われています。とすると、民意の向上をどうするかということをも考えないと、と思うのですが。そしてそれをどう…。まさに難問です。


▶ゴミ:原発あると多い!? 1人当たり排出量 “幽霊”人口影響か /福井

毎日新聞 2012年12月26日 地方版

【原発立地自治体では、1人当たりの家庭ごみ排出量が多い?──。福島第1原発事故前の2010年度の県の統計で、一般廃棄物の排出量を人口1人当たりで計算すると、原発立地市町が上位を占めていることが分かった。住民票を移さず長期滞在する原発作業員が統計上はカウントされない“幽霊”のような存在となり、1人当たり排出量を押し上げた可能性がある】

 言われてみればその通りです。でもその処理費だって、原発交付金でするのですから、彼らにしてみれば―No problemです。

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令