原発通信81号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 81号 

2011/10/17発行

81号

東京は“静か”に行われました。

「ウォール街を占拠せよ」と始まった運動が、先週土曜日、世界各地で10.15反格差行動が展開されたことはTVなどでご覧になったかと思います。私は当日、日比谷公園と、六本木に行ってきました。数時間前までの大雨ということや、準備不足ということもあってか参加者は非常に少なかったです。日比谷では、日の丸を掲げた数人がデモの最後尾についていました。反TPPです。六本木には児童ポルノ規制反対というゼッケンをつけて参加しているなぜか白ヘルメットをかぶった青年がいました。参加者の割には、報道陣や私服が多く、海外メディア(?)か、資材をもった外国人が目立っていました。帰りに、見上げた六本木ヒルズ、あれを打倒するのには…と思ってしまいました。反・脱原発と反貧困・格差、連動していかなければと思います。原発労働も、汚染されたものを食べざるを得ないのも貧困・格差と無縁ではありません。

 九州電力のやらせ問題での真部社長発言、「あの人委員長ではもうないし」にすべて表れています。これが原子力マフィア=原子力村の中身です。あの薄ら笑い、万死に値します。と書いている方がばかばかしくなります。あの程度だったのだということです。


新企画「ドイツから」第2回あります。


浜岡に最大20Mの津波! 糸魚川―静岡断層も連動

 石橋神戸大名誉教授によると、東海地震で日本列島を東西に分ける糸魚川―静岡断層も連動して動くと指摘しています。また、東大地震研の都司准教授は明応東海地震の分析で浜岡に15~20メートルの津波が押し寄せるとし、中部電力想定の2倍の高さとなっています。(毎日2011.10.14石橋氏糸魚川・静岡断層も連動 同 浜岡に20Mの津波)

モンゴル政府、核処分場計画断念

 モンゴル政府、国内での反対運動の高まりで原発の使用済み核燃料の一時保管・処分場建設の断念を決めたとのことです。2002年には、オーストラリアでも反対にあい、断念、失敗しています。さあ、ますます持って行き場がなくなりました。六ヶ所村、福島第1、そして各原発になる核燃料プールに置いたままになるのでしょうか。でもそこだって、数年のうちにいっぱいになるのです。(毎日2011.10.15モンゴル核処分計画断念)

IAEA、政府の除染方針慎重すぎるだと!

 こんな程度でいいのかと思っていたら、IAEA、なんと、日本政府の除染方針に対して「慎重になりすぎており、経済的、時間的、作業する人の被ばく線量などとのバランスを考えるべきだ」と「助言」したそうです。命よりも、経済、お金が第一ということです。

 そして、「特別な被曝を起こさないものは『放射性廃棄物』に分類しない」とも。なんでも頭に、「特別」だの「ある種」だのと付けると、何か言っているような気になってしまいますが、単にどうしょうもないから、え~い!何でもないものとする!というくらいの話です。でも話ですまないのが…です。そうそう、「ある種」と言えば、日本総研の寺島実郎、彼、よく「ある種○○」などと使うのです(何も言っていないと同義です)。要注意の男です!(毎日2011.10.15IAEA、除染慎重すぎると)

 Jヴィレッジには約4000立方メートルもの防護服などの廃棄物が溜まりにたまっているとのこと。東京都の焼却灰の埋め立てもみんな、この線に沿ってでしょう。(毎日2011.10.16廃棄物の山)


第2回 なぜ、日本人は静かで、ひとごとのように事態を受け止めることができるのか

 福島原発事故は、時間が経つにつれ状況が悪化するのみならず、生命の危険を迫るものになっています。ドイツでも報道は少なくなりましたが、この間の経緯をキチンと観察している多数のジャーナリスト、専門家、学者等がいます。その人たちが定期的に貴重な記事、報告を書いています。

 今日紹介するのは、観光分野の記事です。記者は直接日本、そして福島に赴きいろいろな人たちにインタヴューし、そこから彼なりの日本観を披露しています。一つの意見として何かを考える礎になるのではないかと思い、結論だけを翻訳して紹介します。

記事は、Frankfurter Allgemeine Sonntagszeitung,24.Juli 2011です。


 記者がわからないのは、これだけの原発被害、生命の危険性のなかで、なぜ、日本人は静かというか、ひとごとのように事態を受け止めることができるのか、という点です。確かに、事故当初は、平静に混乱しないで事態に対応する日本人への賞賛がありました。ヨーロッパだったら、もう鶏小屋をかき回すようなもので収拾がつかないと、誰もが語っていたものです。その後の被爆規模と被害の大きさがわかるにつけ、日本人は何を考えているのかを実際に見極めてみたいというのが、この記事を書いた記者の意図するところであるように思います。以下は、一面を使った長い記事の結論部分の翻訳です。

 誰からも非難めいた言葉が聞かれないと驚いて、次のように記事を締めくくっています。


「ここで再び、理解するのに困難なものがある。大災害にこれほど強烈に見舞われた人たちが、どうしてこんなに気軽に事態の成り行きに対応できるのだろうか。不満はどこに行ったのか? 自分に降りかかる宿命への怒りはどこにあるのか? そこで考えるのだけれども、恐らく、こうした見せかけの日本人の無関心さ・冷淡さに対する分かり難さが、観光客が遠慮するところとなっているのであろう。というのは、彼らが、日本というのは理解できない国と思い込んでしまうからである。日本という国を信頼できなくなるからだ。

このミステリーな国を移動しながら、正確な放射線量測定も福島原発のコンクリート詰め対策も、何ら変えるものはないだろうというような考えが頭をよぎってくる。そうではなくて、ただただ観光客に来てもらいたいだけのことなのだろう。何か目に見えない不安を、観光客に耐えて受け入れてもらいたいだけなのだろう-尊厳よろしく口を噤み、そして何もなかったかのように引き続き生活することによって」。


 どうですか。こうしてドイツの友人から話しかけられれば、なんと答えればいいのでしょうか。

 外国で言われることがすべて正しいということではなくて、世界の人たちの健康、食料、自然、すなわち生命を原発で破壊し、危険に晒しておきながら、その責任をどう取るのかということです。そのとき、自分の国以外の人たちの意見に耳を傾ける必要があると思うのです。(ここまで)


首都直下型地震で100万人ぐらい死んでも、この国は何も変わらないのかも

 T・K生さんからの報告を受けて、すぐ思ったのは、先週10月14日付毎日新聞夕刊に掲載された高橋源一郎氏(1951年生まれ、明治学院大学教授)へのインタビュー記事でした。野田首相の演説を聞き、高橋氏は言います。「野田さんが言っているのは、システムは全部温存します。みんなで仲良くやりましょう。官僚や東電も、悪意があってやっているわけじゃない。みんなの気持ちはわかるけど、東電も別に潰しませんよと。もしかしたら、首都直下型地震で100万人ぐらい死んでも、この国は何も変わらないのかも」と。そして、「この国はどこへ行くのかなどと考えず、自分が何をすればいいのか、何をしてあげられるかと考える。そういう人が多ければ変わるし、いなければ変わらないだけ」と(その記事のタイトルが「日本よ! この国はどこへ行こうとしているのか」ですので)。「こんなこと言ったら怒られる」という強迫的な思いが、自分を縛り、行動を鈍くするとも。

 日本人の、この当事者感覚のなさは、どこからきているのでしょうか。日本は原爆を2発も落とされ、そして今回のフクシマです。福島第一原発は、日々収まり、「冷温停止」に向かっているような報道と、「原発事故?大したことなかったんじゃない」という「風評」です。何も変わっていないのに…。

「本当の冷温停止は遠い」

 政府と東電は「冷温停止」という定義を、事故後、解釈を変えています。東電は福島第一の保安規定で「圧力容器のボルトがすべて締め付け」「冷却材が100度未満」などと定義しているのです。つまり、炉内の水は沸騰しておらず、圧力容器が密封され、放射性物質が外部に出ていかない状態ということです。しかし、保安規定の変更はないにもかかわらず、現在、どのように「定義」しているかというと炉の温度が下がり、「放射性物質の放出が管理」され、「(原発敷地内の)放射線量が大幅に抑えられて」さえいればいいのだと言っているそうです。つまり、「放射性物質は相変わらず出ていますが、どの程度かわかっているし(つまり管理されている?)、前よりは大幅に減っているでしょ」と言っていることと同義なのです。一方、注水が36時間停止になったら核燃料が再溶融するとも言っています。だから、前号80号でお知らせしたように、「海水注水訓練」を行っているのです。(東京新聞2011.10.17冷温停止は遠い)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111017-00000029-mai-pol

▲上は毎日新聞の記事です。ただ発表を載せているだけですね。

【さらに東電によると、先月1~15日の原子炉建屋からの放射性物質の放出量は毎時約2億ベクレルで、事故直後(3月15日)の約400万分の1に低減。原発敷地境界の線量も法令基準以下となる年最大0.4ミリシーベルトで、経済産業省原子力安全・保安院幹部は「十分前倒しが達成可能」と判断した。】(引用)

 この現状が、「放射性物質の放出が管理」されているということなのでしょう。

教科書副読本、フクシマは前書きだけに

 この当事者感覚の無さ、教科書にも表れています。文科省が全国の小中学校・高校生と教員向けにつくった放射線教育の副読本、前書きで若干触れただけとのことです。「大気中や海中に放出されました」「~方々が避難することになり、~摂取・・出荷が制限されました」だと。まるで、人ごと。よく戦争責任を天災と同じに考えているなどといわれることがありますが、論理的に物事を考えるということを放棄した書き方です。ちょっと前、なぜか、リーマンショックあたりを境に言われなくなった(使われなくなった)言葉に「アカウンタビリティ」(説明責任)があります。さまに、それがない書き方の典型です。散々、「自己責任」などとほざいていた連中が、「自己責任」などということを忘れたかのようです。(毎日新聞2011.10.15放射能読本問題)

福島沖のプランクトンから高濃度のセシウム

 東京海洋大学の調査です。食物連鎖の始まりです。(毎日新聞2011.10.16プランクトンから高濃度セシウム)

沖縄電力、小型原発研究中! 駄々っ子と同じ

 沖縄電力の会長だった仲井間知事、福島の事故があっても目が覚めないようです。自分のところにないというので、2003年12月(当時、沖縄電力会長)から行っている研究を続行とのこと。まるで友達が持っているのに自分だけ持っていないと言って騒いでいる子どもと同じです。妄想のなかで生きているのでしょう。そして、沖縄を今以上に「原発交付金」でなどの交付金づけにしていくつもりなのでしょうか。電力会社の力、沖縄の知事選でも発揮したということでしょう。この人が普天間を言っているのです。(東京新聞2011.10.17沖縄電力が小型原発)

最終的には各自で考え、結論を出すこと

事故後、週刊現代で大きく取り上げられていたの、ご存知でしょうか? 84歳になる放射線影響協会研究参与の岡野真治さん・84歳です。自分でつくった計測器を車に乗せ、福島県の線量を測定して歩いた人です。一本筋の通った人、研究者です。記事の一読を。本も出したとのことです。(東京新聞2011.10.16計測が基本① 同 自ら行動を②)



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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

バックナンバー2011

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12月

政府や安全委員会が何も言わなかったんだから責任ない?

内橋克人さんの警告

政府、事故調中間報告/ドイツ通信第7回

一度壊してしまったらいくらお金があっても取り戻せないよ

もんじゅ予算削減

女川町議の阿部美紀子さん、町議会で質問に立つ

いったい「基準値」とは何か!

「冷温停止」ではなく「冷温停止状態」だと

・野田首相、「冷温停止状態に達し、事故収束に至ったと判断した」と宣言
・ドイツ通信6

明日16日は、野田が「冷温停止宣言」する日です

「原子炉の中、わからないが問題ない」…?!

双葉郡を実質「核のゴミ捨て場」に

「科学的根拠」という詭弁

2002年に経産省と東電、「六ケ所村」から撤退を合意していた

青森・東通原発の建設を断念? 東電は今日の記者会見で否定

11月

福島県内の全原発廃炉へ

吉田昌郎福島第一原発所長、入院

吉武輝子さん「この国は若い人まで道連れにして奈落の底に落っこちようとしているんじゃない?」

「黙認すれば同意したのだと信じる人々を許容することになる」

『通販生活』2011年秋・冬号は「原発国民投票」を呼び掛けています

「原発を考えることは地球の将来を選択すること」山口二郎(北大教授)

原発を止め、原発をなくすことが目的なのです

「思いを寄せられるか、その想像力を問うているのが今回の震災です」(佐野眞一さん)

大熊町長選

孫社長、米倉経団連会長を批判

女川町議選、阿部みきこさん、当選!

放射性物質、風で再浮遊か 風向きで放射能濃度変化

ニューヨークで25人がデモ!

なぜ、もっと早くできなかったのか 福島で、線量計を配布

寄稿「福島ルポ 被ばくする郵便労働者」

10月の原発稼働率 18.5% 過去最低をさらに更新

11月6日・日曜日 午後3時より経産省前で原発の供養祭

再臨界? 核分裂?

NHK『あさイチ』、視聴者からプロパガンダではとの指摘あり

ツケ買いをしてその支払いを孫世代に回しているだけ

10月

NHK「あさイチ」に重大疑惑発覚!

萩尾望都、フクシマとプルトニウムを描いた漫画

ベトナム政府、日本の原発を導入方針変えぬと

古賀・連合会長へのインタビュー/ドイツ通信第4回

汚染土壌中間貯蔵施設

東電や推進派の責任を問わない議論なんて意味あるか!

福島県議会が福島の全原発を廃炉にとの決議を採択!

「低温停止」「循環注水冷却」、どうも怪しいそうです

現在1億ベクレルに下がったというが…

学校はレントゲン室か!子どもたちが線量計を首からぶら下げて登校

東京は“静か”に行われました/ドイツ通信第2回

9月

8月

7月

6月

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令