原発通信106号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 106号 

2011/11/22発行

106号 11月22日

「原発を考えることは地球の将来を選択すること」山口二郎(北大教授)

 11月20日付の東京新聞「本音のコラム」で山口二郎さんは言っています。

 原発再稼働の動きがみられる。福島第一原発が地震で壊れたのか津波なのか、はっきりわからないという基本的な事実さえ確定していない状況のなかで、ストレステストでお茶を濁し再開させようなどという話はあり得ない。原発を考えることは地球の将来を選択することでもあるとし、脱原発の運動もこれからが本番であるといっています。

 まさにその通りです。何も変わっていないのに、もう過去のこと、大したことなかったじゃないという空気…。事故処理だって、これから何年かかるか、その費用だって天文学的数字になるだろうと指摘する人もいます。来年、3月、「東日本大震災から1年…」「東京電力福島第一原発事故から1年がたちました」という特集番組などが組まれるでしょう。でも、その時、どれだけリアリティをもっていられる人がいるのでしょうか?


矛盾の深さを知ることが第一歩

 ところで、原発とは離れますが、山口さん、その前の上の同コラム(10月30日付)でこう言っています。

「私が大学へ入ったころ、すでに社会主義の失敗は明らかで、マルクスも威信を失っていた。私から後の世代は、読む前からマルクスは古いという常識を唱えていればよかった。しかし、最近の政治を見ていると、マルクスを古いと言っていたことが恥ずかしく思える。政治的発言力はカネの力に比例すると言う鉄則は、まったく古くなっていない。リーマン・ショック以後、資本の運動を放置する高度な資本主義が大きな矛盾を明らかにしているのに、資本家はいっこうに悪びれていない」と。

 そして、困れば公的資金をと言って援助を受け、よくなれば法外な報酬を手にする。企業が潤い、GDPが増えても働く者には回ってこないというのは2000年代以降のいざなぎ超え景気を見ても明らか。そんな成長ならいらない。

 そして、言います。「マルクスは解決策までは教えてくれないが、ともかく矛盾の深さを知ることが第一歩である」と。

 なるほどと思っていたところ、毎日新聞に西部邁が「米国でも反格差運動が盛んです 公正なくして市場なし」の見出しで寄稿していました(11月16日付)。

 西部氏言います。「平等の理想と格差の現実の平衡、それが公正という名の道義である」と。今のアメリカの状況は競争に必然の結果ではないとし、「競」「コムペティション」も元来は「おおよそ同等の力量を有したもの同士の間の(ルールに則った)争いを指す」と。漢語の「市」も公正な価格での取引を意味しているとも。資本家統制を野放しにするとき、差別社会が到来し、公正の道義すら破壊されると。社会主義という名のウルトラ近代主義はすでに失敗した。これからは、己のオーガニズム(有機体)を国民的諸組織まで充実させて、資本主義を統治していく以外に道はない。このことを喜んで破壊したのが平成の構造改革であった、と結論付けています。

 そして、PTTです。西部は言います。「その暴挙をTPPに延長させるのは『ナントカは死んでも治らない』の見本」と。そう、あのライオンヘアの親父も何とかですが、ジュニアもそうです。

 でも、この西部の論理、聞いたこと、見たことありませんか。1930年代の日本で同様なことをぶちあげていた人たちとダブるのですが…。歴史は繰り返すといいますが、ブロック経済圏の構築といい、似ています。

 そもそも、思うのです。「公正」などというものがそもそもあるのかと。ありもしないものを基本に据えても意味がないのではと思うのですが。ありもしない公正、それなくして市場なしといわれても困るんですがというのが私のキモチです。そういう時代状況だからでしょうか、最近「正義の話をしよう」だのというあちらのなんだかエライキョージュの話がもてはやされているのは。

 そうそう、その偉い先生とTVで「正義について」話していたトーキョー大学の学生さん、目の前の「正義」には無頓着でしたが。(原発に関係ないこと書きすぎました。強引に引っ張れば、「安全」「事故など起きない」としたことと、「公正」論議、似てなくもありませんが。すみません)。でも、このTPPと原発輸出問題リンクする話なので目が離せません。

 それと、書いていて思い出したのですが、オバマ大統領、「我が国(米国)の雇用は、輸出はよくなる」とだけ言っており、「各国が…」などと言っているのを聞いていないのです。要は自分の国のことだけしか考えていないということです。


中~大型魚、沿岸の物、底生の魚には注意 海底にもホットスポット有り

 石丸隆東京海洋大学教授、セシウムはプランクトンでは減ってきているがスズキなどの沿岸の大型魚では減ってない。セシウムは筋肉に蓄積される。内臓や脂には少ない。放射性物質は消えてなくなるものではないので、最低2、3年は注意が必要。ストロンチウムについては調べられてもいないと。海底ものには注意といっています。

 先日、水産庁の漁獲された海域を表示する件で、その海域区分が示されたということお伝えしました。今月からは、大手のスーパーなどでは、今までは表示しなくてもよかった加工品(刺身など)でもとったところ(水揚げされた港ではなく)が明記されるようになってきていること、買い物に行かれている方はご存知かと思います。それだけ、気にかけている消費者が多いということです。(東京新聞2011.11.21 海底と生物の間)


◆11月27日のNHK ETV特集は「海の放射能汚染」(海のホットスポットを追う)が放映されるそうです。

http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/1127.html


食品の放射能:調べるには 厚労省がネットで公開

毎日新聞11月21日付の記事です。

http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20111121ddm013100042000c.html


福島第一原発、来年1月には無保険状態に

▶福島第一原発 1200億円保険打ち切り

東京新聞ネット版 2011年11月22日 07時05分

 原発の損害賠償保険を引き受けるため、損害保険会社でつくっている「日本原子力保険プール」(日本プール)が、東京電力福島第一原発に対する損害保険の契約を更新しない方針を固めたことが分かった。東電は契約が切れる来年一月十五日までに、保険の引き受け手を見つけたり、保険額(千二百億円)相当の現金を供託したりしないと、福島第一が無保険の「違法状態」となる。

 すべての原発は、事故が起きた場合に千二百億円を上限に賠償金が支払われるよう、保険加入などが原子力損害賠償法(原賠法)で義務づけられている。これを怠ると、原発は稼働できない。

 地震や津波の場合は政府補償が適用されるが、問題になっているのは運転ミスによる事故などをカバーする民間保険の部分。

 福島第一で加入している民間保険は来年一月十五日に契約が終わるが、日本プールは、炉心溶融などの重大な事故を起こした福島第一は、落ち着いてきたとはいえ、通常の原発とは比べものにならないリスク(危険性)があり、千二百億円もの保険は引き受けられないと判断。政府や東電にその旨を通知した。

 原賠法は「損害賠償をする資力を確保していなければ原子炉の運転や廃炉作業をしてはならない」と規定しており、無保険の状態では、原子炉の冷却や使用済み燃料の取り出しなど事故収束作業にも重大な影響が出ることは必至だ。このため、原賠法を扱う文部科学省は、東電や日本プールとの間で、対応策の協議を始めた。

 保険に代え、保証人(機関)を立てたり、保険額と同じ千二百億円を供託したりする方法もある。ただし、東電は賠償に追われ、全額を調達できる可能性は低い。このため、大幅に減額した民間保険と、東電が「原子力損害賠償支援機構」や主要取引行から融資を受けて供託するなど複数の手法を組み合わせる方向で検討が進められている。東電は「最終的に決まったわけではない。まだ交渉途中なので詳細にコメントできない」としている。(引用ここまで)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011112290070556.html


首都圏の汚染ゴミ、12月3日から秋田から送り返されることに

▶東日本大震災:焼却灰、首都圏へ返還 DOWAが県などに計画書 /秋田

毎日新聞 11月22日(火)13時5分配信

 ◇来月3日から
 首都圏から放射性物質が含まれたごみの焼却灰が大館市と小坂町の処理施設などに運び込まれた問題で、DOWAエコシステム(東京都)は21日、大館市のエコシステム秋田と小坂町の小坂精錬内に保管している焼却灰を、来月3~5日に排出元の6県11か所の処理場に返還すると発表、県と両市町に計画書を提出した。
 同社によると焼却灰は現在、小坂精錬でコンテナ24本計228.61トン、エコシステム秋田に同13本計16.75トンが保管されている。いずれも7月に搬入され、放射能汚染問題の発覚を受けて埋め立てを中断していた。これらの焼却灰からは国の定める埋め立て基準(1キロ当たり8000ベクレル)を超える放射性セシウムは検出されていない。今月7日に焼却灰から1メートルの距離で空間放射線量を測定した結果、小坂精錬で秋田市の平常時を上回る1時間当たり0.13~0.28マイクロシーベルト、エコシステム秋田で同0.24~0.34マイクロシーベルトだった。
 同社は県などから計画書の承認を受けた上でコンテナを搬出し、鉄路で送り返すとしている。【野原寛史】(引用ここまで)


土壌除染の際の被ばく量が決まった

▶除染被ばく量、年間50ミリシーベルト以下

TBS系(JNN) 11月22日(火)7時33分配信

 放射性物質を含む土壌などの除染作業にあたる際の被ばく量について、厚生労働省は年間50ミリシーベルト以下とする方針を決めました。

 政府は来年1月から福島県などでの除染を本格化させることにしていますが、それに先立ち、厚生労働省は除染作業にあたる作業員やボランティアの被ばく量について議論を行いました。

 その結果、1時間当たり50マイクロシーベルトを超える地域では1人1人が線量計を持って放射線量を測定することを義務づけた上で、被ばく限度を1年間で50ミリシーベルト、5年間で5ミリシーベルトとする方針を決めました。一方で空間線量が1時間当たり0.23マイクロシーベルトを下回る場所では線量の管理は必要ではないとしています。

 厚労省はこの基準を来年の1月1日から施行する方針です。(21日21:02)(引用ここまで)

 ちなみに空間線量ですが、文科省発表19日の福島1.36マイクロシーベルトあります。


原子力関係の政策仕分け

 予算請求と政策提言について表にまとめてありました。(毎日新聞2011.11.21政策仕分け)

 この仕分けで、金食い虫=もんじゅがあがっていますが、本当に何を考えているのかです。もんじゅ、1兆円使ってこの17年間で動いた日数が2百数十日! 六ケ所村にある「再処理工場」は、1993年に着工したものの竣工できず、使った金2兆円! まだまだつぎ込む気でいます。


3号機で1600ミリシーベルト検出のこと

 昨日の通信で寄せられた情報として掲載した福島第一の3号炉で1600ミリシーベルト検出ですが、この3号機、MOX (プルトニウムを混ぜた核燃料)を使っていた原子炉です。この検出された場所に東電は、連鎖的に核分裂が起きる「臨界」を監視するための装置を格納容器につけるところだったということですが、これでは人間が近寄れないのでできないといいます。では、どうなる…、どうする…。


原発推進者、事故起こり無念。フクシマ以後人生・世界観変わったと

東京新聞2011.11.18 推進者の無念

 北村俊郎さん、大学卒業後、日本原子力発電に入り、労働安全や地域対策をしていた人。57歳で退職後、交付金で財政が潤沢でサービスもいい富岡町に終の棲家をもちましたが、事故で避難民になってしまいました。それまで、本当に(!)事故など、考えたこともなかったようです。でも、原子力マフィア(ムラ)の連中のいい加減さには気づいていたようで仲間内の冊子のなかではいろいろと書いていたとのこと(外の人は読まないという安心感からか)。

 この人、原発はそのうち立ち行かなくなってなくなるだろうと。その理由は避難体制だといいます。人口密集地の多い日本では、全員を避難させることには無理があると。

 デスクメモにある、オフサイトセンターの話ですが、こんな何の役にも立たず、事故が起きたら我先に全員が尻に帆を立てて逃げてしまわなければならないようなところに巨額をつぎ込んでつくった張本人の責任、追及すべきです。

 この人、ビートたけしよりはよっぽどマシです。なぜなら、安全と言ってきた人間が立地区域に住まないでどうすると思って富岡に住むようになったというのですから。まあ、3.11までは本当にそう思っていたのでしょう。

 また、事故後の東電や政府の対応を戦時中の軍隊と同じだとも言っています。前に書きましたが、この人もたぶん「海軍反省会」の本を読んだのでしょう。この本、一読するといいですよ。PHP社からテープ起ししたそのものが出ていますが、厚い本で高価なので、NHK取材班が書いたほう(新潮社)がしゃべった人間のエピソードも書かれているのでいいです。

 本当に無責任、それを自覚していない連中(当然反省している人間は、中にはいるのですが)、今回の東電、また推進してきた連中(たけしのような電波芸者も含め)、通じるもの、多です。それが日本人か…。

 この北村さんが危惧している「避難」ですが、20日の日曜日に九州・玄海原発で3万3千人が参加して行われました。避難するのに、原発から遠ざかるのではなく、近づかないと避難できない一部地域のことは以前から問題となっていましたが、その1本の橋しかないところの住民どうなるのでしょうか。


▼寄せられた情報

TPP問題で 米国のエイジェントか? この通産官僚

 昨日の日刊ゲンダイ(11月22日付)に載った通産官僚の実名つき人物紹介です。経歴を見ると完全に米国のエイジェントとして送り込まれたような人物です。老後は米国で暮らすのでしょう。(Tさんより)

 送られてきた記事「TPPの黒幕 経産省女性官僚がやったコト」を読むと、女性の名は、宗像直子・経産省通商機構部長(グローバル経済室室長)だそうです。東大法学部卒。ハーバードでMBA取得。1984年通産省に入省。ブルキングス研究所、ジョージワシントン大学で研究した新自由主義者とのことです。

 野田が「言っていない」「じゃあ、これはなんだ」と言い合っている例の「日本はすべての物品サービスを(TPPの)貿易自由化交渉のテーブルに乗せる」という文章を書いたのがこの人だそうです。

 この件は、たまたまTVが枝野に張り付いていてカメラに映ってしまったことから明らかになったとのことです。野田、言っていないと言いつつ、米国に訂正も求めないというおかしな話なのです。本当に官僚というのは自分が世界を動かしていると思っているのでしょうね。政治家なんてナンボのものじゃというのが正直なところ。そういえば、今週の週刊サンデー毎日に、『「年次改革要望書」は完全復活していた!』の見出し。そう、この米国から突きつけられている「年次改革要望書」こそ、米国による日本再占拠のシナリオとも言われているもので橋本政権のときに突き付けられたものです。その後、日本で起こったことすべてはこの中に書かれていることなのです。(A)


▼どうでもよくない話

世田谷の例のビン処理に数千万円?

 産経新聞(ネット版)によると、世田谷区で見つかった例の放射性物質が入った瓶ですが、その処理費用に保管で数百万円程度、最終費用が数千万円に及ぶ可能性があるとのこと。要は、「たかだか」あの程度の便に入っている放射性物質の便でさえ、こんなにお金がかかってしまうという話です。それに比べウラン、プルトニウムのモンスター級の原発ではと考えると、天文学的な額になってしまいます。その意味でも原発はなくさねばなりません。それでも、原発は発電コストが安いなどと言う人がいたら、これを教えてあげればいい。でも、産経新聞、そこまでは考えていないでしょうね、きっと。



「原発」の是非を決めるのは誰? 実現させよう!「原発」都民投票

「受任者」になって、署名を集めましょう!

原発の稼働、廃止は私たちが決める! 都民投票実現へ!

都民投票実現のための署名121日からです!

まずは、やれることはやっていこうと思っていますので、

皆さんに呼び掛けたいと思います。

まず「受任者」になる。それが署名集めの第一歩です

◆詳しくは、下記アドレスをクリックしてください。

http://kokumintohyo.com/


「がんばろう!さようなら原発1000万人署名」12・10集会

日時 12月10日(土) 13:30開会

 (40分程度の集会の後に、パレードを行います。)

会場 東京・日比谷野外大音楽堂   http://sayonara-nukes.org/

*一緒に参加していきたいと思いますので、本通信で詳しいことなど載せたいと思います。



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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

バックナンバー2011

過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

政府や安全委員会が何も言わなかったんだから責任ない?

内橋克人さんの警告

政府、事故調中間報告/ドイツ通信第7回

一度壊してしまったらいくらお金があっても取り戻せないよ

もんじゅ予算削減

女川町議の阿部美紀子さん、町議会で質問に立つ

いったい「基準値」とは何か!

「冷温停止」ではなく「冷温停止状態」だと

・野田首相、「冷温停止状態に達し、事故収束に至ったと判断した」と宣言
・ドイツ通信6

明日16日は、野田が「冷温停止宣言」する日です

「原子炉の中、わからないが問題ない」…?!

双葉郡を実質「核のゴミ捨て場」に

「科学的根拠」という詭弁

2002年に経産省と東電、「六ケ所村」から撤退を合意していた

青森・東通原発の建設を断念? 東電は今日の記者会見で否定

11月

福島県内の全原発廃炉へ

吉田昌郎福島第一原発所長、入院

吉武輝子さん「この国は若い人まで道連れにして奈落の底に落っこちようとしているんじゃない?」

「黙認すれば同意したのだと信じる人々を許容することになる」

『通販生活』2011年秋・冬号は「原発国民投票」を呼び掛けています

「原発を考えることは地球の将来を選択すること」山口二郎(北大教授)

原発を止め、原発をなくすことが目的なのです

「思いを寄せられるか、その想像力を問うているのが今回の震災です」(佐野眞一さん)

大熊町長選

孫社長、米倉経団連会長を批判

女川町議選、阿部みきこさん、当選!

放射性物質、風で再浮遊か 風向きで放射能濃度変化

ニューヨークで25人がデモ!

なぜ、もっと早くできなかったのか 福島で、線量計を配布

寄稿「福島ルポ 被ばくする郵便労働者」

10月の原発稼働率 18.5% 過去最低をさらに更新

11月6日・日曜日 午後3時より経産省前で原発の供養祭

再臨界? 核分裂?

NHK『あさイチ』、視聴者からプロパガンダではとの指摘あり

ツケ買いをしてその支払いを孫世代に回しているだけ

10月

NHK「あさイチ」に重大疑惑発覚!

萩尾望都、フクシマとプルトニウムを描いた漫画

ベトナム政府、日本の原発を導入方針変えぬと

古賀・連合会長へのインタビュー/ドイツ通信第4回

汚染土壌中間貯蔵施設

東電や推進派の責任を問わない議論なんて意味あるか!

福島県議会が福島の全原発を廃炉にとの決議を採択!

「低温停止」「循環注水冷却」、どうも怪しいそうです

現在1億ベクレルに下がったというが…

学校はレントゲン室か!子どもたちが線量計を首からぶら下げて登校

東京は“静か”に行われました/ドイツ通信第2回

9月

8月

7月

6月

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令