原発通信108号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 108号 

2011/11/25発行

108号 11月25日

「黙認すれば同意したのだと信じる人々を許容することになる」

 私は、サッカーのことはよくわからないのですが、11月24日付毎日新聞「余禄」にブラッター国際サッカー連盟(FIFA)会長の発言がヨーロッパで問題になっていると書かれています。

 なんでも「(サッカーの試合に)人種差別などない。不適切な言動があっても試合後に握手すればいい」という発言が取り上げられているようです。これにイングランド代表のファーディナンド選手がツイッターで「サッカーが人種差別根絶の先頭に立っていると思ってきた僕は愚かだった」と述べたそうです。英国閣僚からも批判が出、先週、同会長は謝罪に追い込まれたとのことです。

 同会長に悪意はなかったのだろうと余録子は言いますが、人種差別主義者を甘やかす発言とされたようです。20世紀前半の米国女性教育者メアリーマクロード・ベシューンの言葉を引用して言います。「私たちが人種差別に直面したとき、それを受け入れたり黙認すれば、私たちが同意したのだと信じる人々を許容することになる」と。

 「人種差別」というところに「原発、原発再稼働」などの言葉を入れてみるとどうでしょうか。今現在、私たちの問われていることはまさにこのことなのです。余録では、最後にこうも言っています。「『水に流す』ことや『寛容さ』が美徳ではなく悪意になる時と場合があることを、日本人も知っておいていい」と、同感です。私、心している言葉があります。このことと同じかと思いますが、「地獄への道は善意で満ち溢れている」という言葉です。良かれと思ってのことが、実は「地獄」への道へ一直線ということはあるものです。己の立ち位置、行動など謙虚に峻別していかなければと思います。


「本物を見分けるチカラ」

 先日オウム真理教事件の裁判が終わったとの報道がありました。その特集記事(毎日新聞11月22日付)に同紙専門委員の牧太郎が「ニセモノ見分ける『知力』を」と題して書いています。引用します。

【ただ一つだけ、言えるとすれば、日本人は「ニセモノ」を見分け、これを排除する「知的基礎体力」に欠けていた。

飾った言葉にだまされないチカラに欠けていた。

(略)

ゲーム感覚で生きる人々に「知的基礎体力」を求めることはできるのか?】

 昔、友人とよく言っていたものです。「本物は何かを見分ける力が大切だ」と。ちょうどその頃TBSラジオでやっていたのが桂三枝の「本物は誰だ」という番組でした。それで、そんなところからよくそのようなことを話し合っていたのを覚えています。

 原発事故以降のこと、TPPのこと、「規制緩和」など、今現在進行していることすべてに関係することなのです。まさにというよりますますニセモノ、本物を見極めるチカラが試されていると思います。なにもそれはエセ宗教を見破るときにだけ必要なことではありません、と思うのですが。そのためには、情報の収集、分析が必要なのです。


『通販生活』広告拒否の件です。

以下のメールをいただきました。

【既にご存知かもしれませんがカタログハウスでは通販生活(秋冬号)に原発国民投票の特集を組みましたがそのCMがテレ朝に放映拒否されてしまいました。http://news.nicovideo.jp/watch/nw150482 通販生活(秋冬号)ぜひご覧ください。】

福島・大波地区、進まない除染

 なかなか水で洗い流せないようです。アスファルトの表面にこびりついているようです。除染作業業者も安全面のことで33社が予定されていたが2社としか契約できていないといいます。同地区の人の言葉「雪が降る前に終わると期待していたが…」。一度環境に放出されてしまった放射性物質を処理することがいかに困難かということです。(毎日新聞2011.11.24e 大波、進まない除染)


その除染を担うのが「原子力機構」、その隠蔽体質とモラルハザード

 政策仕分けでやり玉に挙がっている「もんじゅ」を運営する原子力機構、会計監査院がそのでたらめさを指摘。「契約金額の透明性および経済性が確保されていない」と言ったそうです。つまり、そこが出した数字などまったくでたらめと言われていることと同じです。

 かつ、せこいことに「もんじゅ」の総事業費から人件費を除いていたというのです(計算が困難だったと理由にならないことを言っています)。これとて基本のキでしょと思います。その後、この人件費を入れると10年度末までの総事業費は1500億円も上回り、1兆810億円になったといいます。泊原発で内部告発をした藤原節男さん、「(都合の悪いことは)一丸となって無視し、隠すのが原子力ムラ」と言います。そんなモラルハザードを起こしているところが除染を担うことになったといいます。福島の除染より自分の垢を洗い落とす方が先でしょと思うのですが。


玄米は注意

 東京新聞連載「放射能 本当のことが知りたい」。中沢寛道東大農学部長、研究はまだ途上であり、わかっていない点が多い。100年単位の取り組みが必要とのことです。コメでは、セシウム玄米より白米の方が少ないと。健康志向で玄米食の人、注意です。(東京新聞2011.11.23 百年単位で取り組みを)


本当のことはよくわからないということ

 東京新聞連載「放射能 本当のことが知りたい」(この号でとりあえず終了とのこと)の最終回に渡辺直行群馬県立県民健康科学大教授という方が出ていました。2002年から2008年までウィーンのIAEA本部に勤めていたといいます。

 「明確な線を引くことはできません」といいます。よくわからないことを、よくこれまでIAEAはやって来れたと思います。核というものに人間が手を付けてしまったのですからそのリスクについても研究をしていたのかと思ったらとんでもない「わからない」というのか結論のようです。わからないのに「放射線の専門家」というのはどういうことなのでしょうか。わかりません。(東京新聞2011.11.24 放射能知りたい渡辺直行)


国際赤十字「被災者救済の視点」に立った初の国際的なガイドラインづくりに

 毎日新聞11月23日1面トップには「原発被害 国際赤十字が対策指針」との見出しで、「一定時間に放射線を浴びる許容量や避難が必要な範囲の設定基準などについて『被災者救済の視点』に立った初の国際的なガイドライン作りに乗り出すことを決議するとのことです。IAEAのどの基準は被災者本意ではないことに危機感を持ってのことと言います。


わからないついでにもう一つ

福島から流出した汚染水の量、東電発表に異論

 福島第一原発から流出した汚染水ですが、どうも作為があったようです。9月に行われた日本原子力研究開発機構と電力中研の研究者が東電発表の約3倍という試算を学会発表したことで波紋が広がっているとのことです。以前にもお伝えしましたが、フランスの放射線防護原子力安全研究所(IRSN)が10月に発表した試算値はセシウム137だけで2.7京ベクレル!

 東電発表の28倍!になります。なぜかというと、3月に流出した分勘定に入れていないとのこと、理由は「目視で確認していない」からと、トンデモ発言です。そして、今月中に再計算して発表するとのことですが、きっと、また「実は…」となるんでしょう。(東京2011.11.23 海洋汚染再計算)


国内の運転中は10基に

(以下、朝日新聞ネット版から)

▶関電高浜原発2号機、定検へ 国内の運転中は10基に

 関西電力は24日、高浜原発2号機(福井県高浜町、82.6万キロワット)が25日から定期検査に入ると発表した。電力供給が切迫するなか、18日の予定だった定期検査入りを遅らせ、法定期限いっぱいまで運転を続けていた。 

 高浜2号機の停止で、関電の11基の原発のうち8基が止まり、国内の商業用原発54基のうち運転中は10基に減る。関電は運転中の残り3基をいずれも法定期限ぎりぎりまで稼働させ、大飯2号機は12月16日、美浜2号機は12月18日、高浜3号機は来年2月20日に定期検査入りする。 

 高浜2号機は今回の定期検査で2003年以来となる原子炉容器の溶接部の超音波検査をするほか、福島第一原発の事故を受け、非常用電源で動く水位計と監視カメラを使用済み燃料プールに新設する。(笹川翔平)(引用ここまで) 

 稼働する原発が減ることはいいのですが、この記事の最後に「非常用電源で動く水位計と監視カメラを使用済み燃料プールに新設」とあります。ということは、非常用電源とはつながっていない、もしくはそんなもの初めからなかったということです。驚きです。これほどまでに「安全神話」に…。ふつう、「○○だ。○○だ。」ということは、○○ではないこともあるということを「念頭」において言っていることが多いと思うのですが、そう思っていたのは甘かったようです。まさに、「非常用のもの」などというのを付けると「危ないもの」となってしまうからというやつなんでしょうね。ここのムラの連中の考え方、尋常ではありません。


「脱原発をめざす女たちの会」キックオフ!

 11月23日に杉並芸術会館で行われたそうです。吉武輝子さん、加藤登紀子さん、福島瑞穂さんら約400人が集まったそうです。吉武さん曰く、「男たちには後始末の思想がない。脱原発を高々と掲げ次の世代に引き継いで」とのことです。


琵琶湖の放射能汚染予測システム開発へ

 滋賀県の隣りは福井県、そして原発銀座通りです。そこが事故を起こしたら…。ということで琵琶湖を監視するシステムをつくるということです。こういうこと、滋賀県知事である嘉田由紀子さんだからこそだと思います。(東京2011.11.23 琵琶湖予測構築)


吉岡斉さん、原発輸出問題でリスク多いと

 今日の毎日新聞に原発輸出問題について3人から意見を聞くという記事が掲載されていました。吉岡さん、事故が起きたときのリスクがあまりにも大きく、そのつけは国民に回ってくると言っています。詳しくは後程紹介したいと思いますが、吉岡さん、どうも“優等生的解答”なのです。原発でなく、他のプラント輸出なら「まったくその通り」と言えるのですが、ものは「原発ですよ」と思うのですが、どうも食い足りません。


▼寄せられた情報

やはり、危惧していたことが…

「人民新報」、「原発国民投票」はナンセンスと批判しているそうです

【11月17日のたんぽぽ舎メールマガジンに原発都民投票の批判記事がありました。人民新報からの転載なのですが、私の脱原発系の友人たちは若い人が多くこういう昔の左翼的な文章には免疫がありません。これを読んで原発都民投票に批判的になったりして困ったものです。私の感想は、市民のエネルギーをコントロールしようとするなんて、新しい時代の民主主義が解っていない人だなあと思いました。】(ここまで)

http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=856

「人民新報」ですが、「原発国民投票」はナンセンスであり、「原発の問題をまったく理解していない底の浅い提起」「ギリシャの民主主義のレベルの思想だ」「脱原発運動に亀裂を持ち込むことになる」と批判をしているそうです。

「東京都民に福島県民を犠牲にする『原発稼働』を投票で選択する『権利』などない」、まったくその通りです。

「いま、緊急に必要なことは、被災地の子どもたちをはじめ住民の救援を優先させつつ、脱原発の世論を盛り上げながら、ひとつひとつ、原発立地や周辺自治体に確実に脱原発の橋頭堡を作っていく運動だ。」というのです。

 でも、このことと「国民投票」の呼びかけが障害になるという関係が分かりません。人民新報、“頭脳明晰”で、いろいろわかっている方々の集まりなのでしょう。要は、彼らも「民主党、自民、公明党」と、いや石原、橋下同様、人民は無知だと思っているということです。きっと日本人はイタリア人以下であると思っているのでしょうね。「住民の救援を優先させつつ」「盛り上げながら」「作っていく運動だ」…、この思考方法、どこかと似ていませんか。多くの人たちから蛇蝎のごとく嫌われているどこそこの連中と同じです。

 【「一票投票」「国民投票」は無前提的に「善」ではない経験を民主主義の歴史は持っている。】そうです、だからこそ、草の根の運動、意識が問われているのです。逆に言えば、代議制、いかに人々は選挙というものによって自らを売り渡してきたかということは歴史が証明しているということをあげれば十分だろう。ボルシェビキ党の歴史、それは「左翼」だけではありません。ナチだってそうです。米英政府によるイラク戦争だって代議制のうえで行われたことです。直接だろうが、間接(代議制)だろうが問題はあるということです。

 本号リードでも書きましたが、だからこそ本物、ニセモノを見抜く力をつけて行かなければならないと思うのです。

 まあ、いろいろ意見・見解はあるでしょうが原発を止めることに力を注ぎましょう。仲間同士への批判を言うのは簡単なものです(不十分なところをあげつらえば済むことですから)。それよりいかに隣りの人を説得することの方が困難かということです。こんなことに力と時間を割きたくはありませんね。(A)



「原発」の是非を決めるのは誰? 実現させよう!「原発」都民投票

「受任者」になって、署名を集めましょう!

原発の稼働、廃止は私たちが決める! 都民投票実現へ!

都民投票実現のための署名12月1日からです!

まずは、やれることはやっていこうと思っていますので、

皆さんに呼び掛けたいと思います。

まず「受任者」になる。それが署名集めの第一歩です

◆詳しくは、下記アドレスをクリックしてください。

http://kokumintohyo.com/


「がんばろう!さようなら原発1000万人署名」12・10集会

日時 12月10日(土) 13:30開会

 (40分程度の集会の後に、パレードを行います。)

会場 東京・日比谷野外大音楽堂   http://sayonara-nukes.org/

*一緒に参加していきたいと思いますので、本通信で詳しいことなど載せたいと思います。





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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

バックナンバー2011

過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

政府や安全委員会が何も言わなかったんだから責任ない?

内橋克人さんの警告

政府、事故調中間報告/ドイツ通信第7回

一度壊してしまったらいくらお金があっても取り戻せないよ

もんじゅ予算削減

女川町議の阿部美紀子さん、町議会で質問に立つ

いったい「基準値」とは何か!

「冷温停止」ではなく「冷温停止状態」だと

・野田首相、「冷温停止状態に達し、事故収束に至ったと判断した」と宣言
・ドイツ通信6

明日16日は、野田が「冷温停止宣言」する日です

「原子炉の中、わからないが問題ない」…?!

双葉郡を実質「核のゴミ捨て場」に

「科学的根拠」という詭弁

2002年に経産省と東電、「六ケ所村」から撤退を合意していた

青森・東通原発の建設を断念? 東電は今日の記者会見で否定

11月

福島県内の全原発廃炉へ

吉田昌郎福島第一原発所長、入院

吉武輝子さん「この国は若い人まで道連れにして奈落の底に落っこちようとしているんじゃない?」

「黙認すれば同意したのだと信じる人々を許容することになる」

『通販生活』2011年秋・冬号は「原発国民投票」を呼び掛けています

「原発を考えることは地球の将来を選択すること」山口二郎(北大教授)

原発を止め、原発をなくすことが目的なのです

「思いを寄せられるか、その想像力を問うているのが今回の震災です」(佐野眞一さん)

大熊町長選

孫社長、米倉経団連会長を批判

女川町議選、阿部みきこさん、当選!

放射性物質、風で再浮遊か 風向きで放射能濃度変化

ニューヨークで25人がデモ!

なぜ、もっと早くできなかったのか 福島で、線量計を配布

寄稿「福島ルポ 被ばくする郵便労働者」

10月の原発稼働率 18.5% 過去最低をさらに更新

11月6日・日曜日 午後3時より経産省前で原発の供養祭

再臨界? 核分裂?

NHK『あさイチ』、視聴者からプロパガンダではとの指摘あり

ツケ買いをしてその支払いを孫世代に回しているだけ

10月

NHK「あさイチ」に重大疑惑発覚!

萩尾望都、フクシマとプルトニウムを描いた漫画

ベトナム政府、日本の原発を導入方針変えぬと

古賀・連合会長へのインタビュー/ドイツ通信第4回

汚染土壌中間貯蔵施設

東電や推進派の責任を問わない議論なんて意味あるか!

福島県議会が福島の全原発を廃炉にとの決議を採択!

「低温停止」「循環注水冷却」、どうも怪しいそうです

現在1億ベクレルに下がったというが…

学校はレントゲン室か!子どもたちが線量計を首からぶら下げて登校

東京は“静か”に行われました/ドイツ通信第2回

9月

8月

7月

6月

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令