原発通信111号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 111号 

2011/11/30発行

111号 11月30日 (converted)

●県内の全原発廃炉へ

<福島県>「全原発の廃炉前提」復興計画の方針固める

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111130-00000043-mai-pol

 というニュースが入るかと思えば、欲に目がくらんだというか、それしか頭にないというか、いやそれほど地方は追い詰められているのだ、批判するのは都会に住む人間の無責任な思いあがりだという人もいるかもしれません。しかし、これはないでしょうと思います。大間町長の金沢満春とその一派です。朝日新聞11月30日付によると「経済に影響が深刻」と工事を早く再開してくれと上京して要望したといいます。「勝手にしろ!」と言えないのが原発問題です。対岸の函館市の工藤寿樹市長は、そんなことしたら提訴するとのことです。


●国会事故調委員に田中耕一さんと石橋克彦・神戸大名誉教授(地震学)も委員に起用する方向

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111130-00000004-mai-soci


●福島大波地区だけではなく、今度は伊達市でもセシウム汚染米

 こうしたこと、前から予測、想定されていたことではないでしょうか。というよりも、普通に考えてみれば当たり前だと思うのです。雨や雪、ほこりなど、広いエリアに“均等”に降り注ぐなんてありえないということぐらい普通の生活体験をしていられる方ならわかることだと思うのです。雨、自分のところはザーザーぶりだったが、ちょっと離れたところでは降っていなかった(少なかった)などということいくらでもあるのです。それに庭の水まきだってそうです、均等に水撒きできますか? それと同じです。ましてや、ドカーンと爆発し吹き飛ばしたんですから、どこへ飛んで行ったのかわかるわけがない。何箇所かちょこちょこっと測って、OKだとしていること自体がまやかしなのです。何せことは広島型原爆168個分の放射性物質が、当初だけで放出されたのですから。

それに対して、記者会見した鈴木義仁福島県農林水産部長、「複数の市町村にまたがっていたこと」(東京新聞11月29日)に大きな衝撃だと。朝日新聞では、農水省は「知見がなかったから機械的に制限をかけた」とのこと。まったく何が起きているかという基本的認識が違うということです。毎度のことですが、人為的なラインで止まってくれるのですかという当たり前のこと=常識が通用しないようです。

 そして、今日の通信でも紹介しますが、「産地偽装」です。とうとう出たかという感じです。これだって「想定内」です。人間そんな〈正直モン〉ばかりいるわけではありません。この機会に一儲けをたくらんでいる連中というのはごまんといるでしょう。

 精魂込めて一生懸命お米を作っている農家の人たち。ここ毎日、「自慢のコメなのに…」「なぜ…」などと落胆する農家の方たちの声が新聞に出ています。何代にもわたって受け継いできた豊かな土地を「たかだか電気のために」、これから何代にもわたって汚してしまったのだということです。

「山あいに段々畑のように広がる伊藤さんの水田は、父親が樹木を倒し、少しずつ開墾して広げたものだ」「春から秋はコメ作り、冬は東京や名古屋などへ出稼ぎに行って生活を支えてきた。ぜいたくな暮らしはできなかったが、『大波のコメはおいしい』と言われることが誇りだったという」(毎日新聞11月29日)という記事を読むとなおさらです。

 こうしたことを、何でも「経済効果」とやらを計算するのに嬉々としている連中、市場主義者たちは計算してみて見ろと思います。それでも「原発の発電が安い」とでもいうのかと。


●通販生活のCM見ました

 昨夜の報道ステーションで、カタログハウスのCM見ました。“普通に”始まり、いつもの感じでしたが、最後に現在の号の表紙が映っていました。当然ナレーションはなしでしたが。

 朝日新聞11月30日付に原発特集号CMが放送できない顛末が報じられています。「番組内容と混同されない」ことは必要らしいです。また、国民投票、「すぐにでも可能であるかのような誤解を招く」とも。


●玄海原発1号機、想像以上の劣化で廃炉にとの意見

毎日新聞 2011年11月29日 19時19分

(以下、引用)

玄海原発1号機:専門家「廃炉を」 保安院小会合で検討へ

 経済産業省原子力安全・保安院が29日に開いた原発の老朽化(高経年化)対策に関する意見聴取会で、九州電力の原発で最も古い玄海原発1号機(佐賀県玄海町)の劣化の問題が取り上げられた。専門家からは、圧力容器の想定以上の劣化が明らかになったとして、廃炉を求める意見も上がり、劣化に関する現行の安全評価を見直すべきか小会合を設置して検討することを決めた。

 75年に運転が開始された玄海1号機は、炉心から出る中性子を浴びて圧力容器がもろくなる「脆化(ぜいか)」の進行が従来予測を大幅に上回っていることが判明し、急激に冷却すると圧力容器が壊れやすくなっているとの指摘がある。

 同1号機は来月1日から定期検査入りするが、小会合が安全評価の結論を出すのは来年3月末までの予定で、少なくともそれまでは再稼働が厳しくなる可能性が出てきた。また結論次第では九電の「安全性に問題はない」との説明を揺るがしかねず、廃炉を求める声が一層強まりそうだ。

 この日の意見聴取会では、井野博満・東大名誉教授が「予測をはるかに超えた劣化が進む玄海1号機を廃炉にすべきだと思う」と主張し、定期検査後の再稼働は「聴取会での議論もクリアすべき必要条件だ」と指摘。他の委員からは「圧力容器の安全性を評価する従来の手法そのものも見直す必要がある」との意見が出た。【阿部周一】(ここまで)


●安全委、「全喪失」に備え長時間の代替電源を義務化

 原子力安全委員会、外部電源も非常用電源も使えない「全電源喪失状態」に陥った場合に備え、非常用発電機の代替電源を設置し、持続時間を長くするようにとの方針を決めたといいます。今までは30分もあれが回復するだろうということでその分しか用意がなかった(していなかった)と言います。その根拠が、日本は停電が少なく、これまでの経験から復旧まで大体30分だったからということが根拠と言えば根拠だったと(これは、27日のNHKスペシャルでも言っていました)。そして問題は、これまで各事業者に任されていたことが問題だったということは昨日の通信にも書いた通りです。


●推進派、過酷事故の確率1基当たり500年に1回との試算に猛反発と

 東京新聞の筆洗(11月29日)によると、このことに原発推進派が猛反発しているとのことです。つまり、現在日本には50基以上の原発があるので、見方を変えれば10年に一度はどこかで福島第一原発事故級のものが起きる計算になるということからだそうです。推進派、なんと言っているかというと、「10万年に1回」にしろと言っているそうです。しかし、日本で原発が稼働して45年しかたっていない間に3基が事故を起こしたにもかかわらず、まだそんなことを言っているといいます。東京新聞の筆洗子ではありませんが、こんなことを「平然と言える神経」が信じられません。


●東電管内の自治体、電力購入で東電離れ

 東京電力管内の386市区町村のうち、60の市区町村が東電以外から電力を買うことを検討しているということが毎日新聞の調査で分かったといいます。

 同調査によると、茨城県筑西市では市内の主要施設のほぼすべてでPPS(特定規模電気事業者)からの購入し、「脱・東電」が完了するといいます。東京では立川市が手始めだった競輪場をPPSに切り替えたところ電気料金が30%も削減できたということで、今年度は小中学校など市の施設にも拡大したといいます。これ、「立川モデル」というそうです。


●汚染マップ、新潟県では再計算後減少

 文科省が、ヘリコプターを飛ばしてモニタリングし、その後公表しているセシウム汚染マップですが、天然の放射性物質の量を差し引いたものが公表され、ほとんどが1万ベクレル以下になったといいます。文科省、以前から天然由来のものは除外していると言っていましたが、十分でなかったと言っています。ただし、東京新聞11月29日付によりますと誤差が当然あるのですが、平野部で2割前後、山間部では5割程度あるところもあるとのことです。ホットスポットは当然わからず、地上データがあるならそちらの方が正しいといいます。

 このヘリコプターを使っての調査で、地上1メートルの線量や、セシウムの沈着量を検査しているといいます。じゃあ、あれはなんだったのだと思うことがあるのです。本通信で以前書きましたが、東京都はこの夏前だったか、放射線の不安を訴える住民対策で始めた線量調査ですが、その時、「地上1メートル」だの「地上何センチ」だのと、やけに「正確」にというより、ばかばかしくなるくらい「厳密」に測って(?)いたことです。それも線量ではなく、地上からの高さを!

 あれはいったいなんだったのだと思うのです。文科省、ヘリコプターを飛ばして地上1メートルの線量(率)を測っているんですから。そして、その時「専門家」と称する人も出てきて、「これは(地上からの高さを)正確に測らなければなりません。そうでないと正確な数値がわかりません」などと、しゃべっていたのです。これ、すべて根拠がなかったということでしょう。よくこういうこと、やるのだということ覚えておきたいものです。まさに、「みんなウソだった」のです。


▼寄せられた情報

東北のニュース/仙台の米穀卸「ケンベイミヤギ」 産地や銘柄を不正表示

河北新報 20111120

 結局こういうことをやりだすわけで、そうすると日本の農産物の信用力はゼロ。そもそも福島に作付を許した政府の方針が誤りなわけです。

 福島の農産物を食べることが「痛みを共有する」と言うことではない。あえて「食べてはいけない」と言うべきなんです。

 京大の小出助教は「50代、60代は福島産を食べろ」と言いますが、それを見分ける「表示」に偽装が出てくることは予想済みなわけで、その現実を見た時に、こんな血債思想でいまの「食」の問題を解決することはできません。子供達、妊婦には可能な限り汚染度の少ない食材を提供することを政府・行政に追求させるのが、「いま」の私達に求められる闘いだと思います。

 この間の農政は防げる汚染を全国に拡散させ、日本の一次産業全体を経済的に壊滅させるようなことをしていると言うことです。(K)


●千葉県柏市で45万ベクレル!

【千葉】45万ベクレル、柏市危機感

読売新聞 2011年11月29日

 千葉県柏市根戸の市有地で局所的に高い放射線量を測定した問題で、1キロ・グラムあたり最高約45万ベクレルという高濃度の放射性セシウムが確認されたことが、環境省の調査で28日わかった。

 市総務部は「これだけ数値が高いと、除染を請け負う業者も見つからない。汚染した土を持っていく場所もない」と危機感を募らせている。

 調査は、市有地の中でも特に放射線量の高い地点(4平方メートル)で行われた。45万ベクレルが確認された場所から1・5メートル離れた地点でも、地中10~15センチで同約34万ベクレルと高い数値が検出されており、同省は「広い範囲に放射性物質が広がっている可能性が示唆された」としている。今後、追加調査を行い、汚染範囲を推定する。

 同市が10月に発表した調査結果によると、この近くでは最高で同約27万ベクレルの放射性セシウムが検出されており、住民からは早期除染の要望が多数寄せられている。同市と国は、どちらが除染作業を行うかなどについて協議を進めている。

(引用ここまで)



●厚労省、除染ルール公表、規則やガイドラインは来年1月1日に新設と

 厚労省、除染についての決まりが、これまでなかったが空間線量が毎時0.23マイクロシーベルトで24時間換算すると年間1ミリシーベルト)を超えるところは専門業者がすることを義務付けたということです。そして安全衛生法に基づく規則やガイドラインは来年1月1日に新設するといいます。上記の柏市の場合などはどうなるのでしょうか。


●汚染牛流通に見る厚労省の危機管理意識のなさ

 事故後、全国に出回ってもう食べてしまった汚染が疑われる肉牛、5000頭もあったそうです。しかもそのうち100頭は暫定規制値を超えていたといいます。そこで問題になったのは厚労省の役人連中です。ヤレ「それは自治体の仕事だ」「メールは出した」「自治体の連中がサボっていた」などと、人のせいにして自己検証はなし。平時ではないという認識もなく、「平常」のまま過ごした結果が招いたことと記者は書いています。本当に民主党が掲げる「政治主導」とはなんだったのかということが問われています。(毎日2011.11.29 検査怠った厚労省)


●東芝川崎実験炉再稼働に抗議

 昨日お伝えした東芝の川崎市にある原子炉再稼働に市民・労組が抗議に詰めかけたとのことです。神奈川労組交流センターのメンバーや主婦たちが集まったとのことです。


●<原子力協定>今国会成立へ…4カ国対象、民・自が大筋合意

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111129-00000012-mai-pol


●EU、安全基準バラバラ

 EU内の14か国の原発安全基準がばらばらで、深刻な欠陥が明らかになったということです。(毎日2011.11.25 EU安全基準バラバラ)




「原発」の是非を決めるのは誰? 実現させよう!「原発」都民投票

「受任者」になって、署名を集めましょう!

原発の稼働、廃止は私たちが決める! 都民投票実現へ!

都民投票実現のための署名121日からです!

まずは、やれることはやっていこうと思っていますので、

皆さんに呼び掛けたいと思います。

まず「受任者」になる。それが署名集めの第一歩です

◆詳しくは、下記アドレスをクリックしてください。

http://kokumintohyo.com/


「がんばろう!さようなら原発1000万人署名」12・10集会

●日時 12月10日(土) 13:30開会

 (40分程度の集会の後に、パレードを行います。)

●会場 東京・日比谷野外大音楽堂

http://sayonara-nukes.org/

*一緒に参加していきたいと思いますので、本通信で詳しいことなど載せたいと思います。




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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

バックナンバー2011

過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

政府や安全委員会が何も言わなかったんだから責任ない?

内橋克人さんの警告

政府、事故調中間報告/ドイツ通信第7回

一度壊してしまったらいくらお金があっても取り戻せないよ

もんじゅ予算削減

女川町議の阿部美紀子さん、町議会で質問に立つ

いったい「基準値」とは何か!

「冷温停止」ではなく「冷温停止状態」だと

・野田首相、「冷温停止状態に達し、事故収束に至ったと判断した」と宣言
・ドイツ通信6

明日16日は、野田が「冷温停止宣言」する日です

「原子炉の中、わからないが問題ない」…?!

双葉郡を実質「核のゴミ捨て場」に

「科学的根拠」という詭弁

2002年に経産省と東電、「六ケ所村」から撤退を合意していた

青森・東通原発の建設を断念? 東電は今日の記者会見で否定

11月

福島県内の全原発廃炉へ

吉田昌郎福島第一原発所長、入院

吉武輝子さん「この国は若い人まで道連れにして奈落の底に落っこちようとしているんじゃない?」

「黙認すれば同意したのだと信じる人々を許容することになる」

『通販生活』2011年秋・冬号は「原発国民投票」を呼び掛けています

「原発を考えることは地球の将来を選択すること」山口二郎(北大教授)

原発を止め、原発をなくすことが目的なのです

「思いを寄せられるか、その想像力を問うているのが今回の震災です」(佐野眞一さん)

大熊町長選

孫社長、米倉経団連会長を批判

女川町議選、阿部みきこさん、当選!

放射性物質、風で再浮遊か 風向きで放射能濃度変化

ニューヨークで25人がデモ!

なぜ、もっと早くできなかったのか 福島で、線量計を配布

寄稿「福島ルポ 被ばくする郵便労働者」

10月の原発稼働率 18.5% 過去最低をさらに更新

11月6日・日曜日 午後3時より経産省前で原発の供養祭

再臨界? 核分裂?

NHK『あさイチ』、視聴者からプロパガンダではとの指摘あり

ツケ買いをしてその支払いを孫世代に回しているだけ

10月

NHK「あさイチ」に重大疑惑発覚!

萩尾望都、フクシマとプルトニウムを描いた漫画

ベトナム政府、日本の原発を導入方針変えぬと

古賀・連合会長へのインタビュー/ドイツ通信第4回

汚染土壌中間貯蔵施設

東電や推進派の責任を問わない議論なんて意味あるか!

福島県議会が福島の全原発を廃炉にとの決議を採択!

「低温停止」「循環注水冷却」、どうも怪しいそうです

現在1億ベクレルに下がったというが…

学校はレントゲン室か!子どもたちが線量計を首からぶら下げて登校

東京は“静か”に行われました/ドイツ通信第2回

9月

8月

7月

6月

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令