原発通信112号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 112号 

2011/12/01発行

112号 12月1日

●青森・東通原発の建設を断念? 東電は今日の記者会見で否定

 今日(12月1日)付けの読売新聞と時事通信によると、東電、資金の調達が困難になったということで東通原発1号機の建設を断念したということです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111201-00000084-yom-bus_all

でも、東電、今日(12月1日)の記者会見で、そんなことは言っていないと言っています。

http://savechild.net/archives/12991.html



●言われていた通り! 底が抜けるまであと37cmだと!

しかし、どうして東電がそう言えるのかわかりませんとは、京大の小池さん

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111130-00000095-mai-soci

 案の定というかやっぱりというか、今になって1号機、圧力容器は破損し、核燃料は底から抜け落ちてしまって、コンクリートを侵食していると言い出しました。大変なことです。しかも、「地震による原子炉の緊急停止から5時間31分後に核燃料の被覆管が壊れ、7時間25分後に圧力容器の底が破損。核燃料の85~90%が格納容器に落下した」!と、いけしゃーしゃーと「発表できる」神経がわかりません。さんざん、「圧力容器は壊れていない」「漏れていない」と言っていたのにです。そして、「2、3号機でも約7割の核燃料が溶けて格納容器に落下した可能性がある」と言っているのです。

 以前からも底が抜け、何もないところの温度を測ってどうするんだと言われていましたが、まさにその通りになっているということです。どうか、これで止まってくれと願わずにいられません。

▶東電発表の「1~3号機の炉心損傷状況の推定について」PDF

http://www.mori-yuko.com/activity/files/20111201101711.pdf

▶東電発表についての小出裕章さんのコメント

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=4XokVkxCzAs

「東電は、なんでそんなことがわかるんですか」との問いに、小出さん「わかりません」と! あと37センチあると言っていることについても、その「根拠がわかりません」とも言っています。また、小出さんは、科学的根拠はないのだけれども底が抜け、最後のコンクリートをも溶かしてもその下5~10メートルで止まるのではないかと言っています。溶けた核燃料は、鋼鉄やらコンクリやらを溶かしながら落ちていくので、それによってある一定の状態、もうこれ以上溶けないという状態になるのがそのくらいではないかと想像していると言っています。だから遮水壁をつくってブロックしたほうがいいと。


●最高裁、「行政庁は基本的に正しい」 原発担当判事が語る

 11月30日付の朝日新聞に「もんじゅ」と「女川」の裁判にかかわった最高裁判事が「原発訴訟を語る」のタイトルでインタビュー記事が掲載されていました。「もんじゅ」にかかわった園部逸夫元判事、女川原発裁判にかかわった元原利文元判事です。

 園部元判事、最高裁の性格、というより最高裁とはこんなところと正直(?)に言っています。最高裁、「行政庁の言うことは基本的に正しいという感覚」があり、その理屈付けとして「行政庁の自由裁量」と「専門技術裁量」いう逃げ道があるので、それで、うまいことやってきていますという話です。

 要は、お役所のやっていることは専門家がそろっているし、庶民のお前らより頭がいいので、お前らよりよっぽどマシだからお前らの話なんか聞く必要なし、と言っているのです。極めつけは、なんと「政治的裁量」だと。これ、「今の私の地位を保証してくれているのはセンセイたちですから、恐れ多くもたてつくなんてめっそうもない」とコメつきバッタみたいにペコペコしている番頭と同じです。だから「失敗したら大変だ」と頭にあるのは保身だけという情けない姿です。これで、三権独立?(これもみんなウソだった)。

 そして、そもそも日本では行政を専門に審判するところがない。離婚だ、相続だ、あっちの車がぶっつけたんだとかいうお裁きが専門なのに「急に原発と言われてもわかりっこないしょ」とばかりに正直に言っています。

 元原元判事も同様に言っています。失敗したら俺の人生めちゃくちゃになってしまうから前に言っていた人と同じことをやっていればいいんだ(判例主義っていうんでしょうね)、と。でも、ときどき外の元気のいい奴がやって来て、今までと違うことを言うんだ。いつぞや、前に外交官だったのが来て「外国では…」というんだ。俺たち「外国ではっていうのに弱いだろ」、だからだよ、定数訴訟で2倍の格差は違憲だなんていうのが出たのは、と。しかし、いくら欧米好きと言っても、自分たちの権益を危うくすることは、絶対自分から「まね」はしません。

 そして、こうも付け加えていました。忙しいので全部なんか見ていませんよ、下の者に見させて、付いてきた「メモ」を見て、これはあっち、あれはこっちと振り分けているだけ。それにどんな裁判やったかということなど、いちいち覚えていませんよ。原発、もっと多く訴訟が起こされていれば、もっとまじめに取り組んだよと。これまた、人のせいです。

 ここにも、悪いのは自分じゃない、まわりがそういう空気だったんだという責任の回避、無責任体制を育む土壌が分厚くありました。そして、「理屈と膏薬はどこにでもつく」の例え通りの世界。これが最高裁の判事の姿です。司法の頭脳なんて言ったってこのレベル。事なかれ主義と保身と、人のことだから知ったこちゃないという想像力の欠如人間ということをいみじくも露呈したということでしょう。こんなんじゃたまったもんじゃありません。


●「ストレステスト」って、誰がどうやっているか知っていますか?

 毎日新聞11月30日付夕刊に出ていました。なんでも取材許可(三菱重工)が出るまで1カ月かかったといいます。

 ところで、このテスト、誰がやっているかご存知ですか? 東電など電力会社ではなく、原発メーカーだそうです。メーカー、つまり自分の作ったものを売ってナンボの世界です。売れなかったらゼロ、それも原発となると莫大な額です。そんなところがやるテストに信頼性など期待できるのでしょうか。

 で、どうやっているかといいますと。20畳ほどの部屋で各担当者総勢10人ほどが機器の名と数字を読み上げ、最終的な限界値というのを確認するらしいです。この繰り返しを連日行っているといいます。1基終わるのに約2カ月かかるそうです。

 で、またここでの問題というか、えっ!?それでいいの?というのが、その結果です。「答」を出すまでの過程の計算式などは全く出さずに(企業秘密とかで)、答=結果だけ(まあ、学校の数学のテストだったら、間違いなくペケでしょう)を電力会社に報告し、電力会社は言われているように「表紙だけを替え」(○○電力会社とついた表紙に)、安全・保安院に出せばいいというのです。その後、班目のようなろくでなしが揃っている原子力安全委員会に出し、「あっそう、いいんじゃない」という感じでパス。そんなのがまかり通っているのがこの原子力マフィア=原子力ムラの世界です。

「柏崎刈谷原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」の井野博満東大名誉教授は言います。結果にいたるまでの中身の公開をと。そして「国がテスト結果だけを見て原発の再稼働を認めるなら意味がない」「(国や専門家たちは)信頼が地に落ちているという認識がないのではないか」と厳しく批判。記者も言います。「(この)仕組みである限り、もはや信頼は得られまい」と。まったく同感です。都合の悪い、いい答えが出なかったら、どうする…、人間なんて所詮そんなものです。だから起きるのです。(記事にストレステストを行っている様子を写した写真が掲載されていますが、まるで普通の打ち合わせ会議、楕円のテーブルに向かい合って座り、紙を並べ、電卓を置いての風景です)。


●給食に放射能基準 1キロ40ベクレル 東日本17都県

http://www.asahi.com/national/update/1201/TKY201111300868.html

【現行の暫定基準は、飲料水や牛乳・乳製品で1キロあたり200ベクレル、野菜や肉、魚、穀類は500ベクレルだが、文科省は「安全サイドに立ち、厳しい方(200ベクレル)の5分の1の数値を採用した」と説明している】そうですが、本当にいろいろ出てくる数値ですが、これはいったいなんなんでしょう。測定機購入の補助金も出すとのことですが、結構な税金が投入されるでしょう。ならば、あの中川恵一センセイ、「なんも心配いらない。広島は長寿県です。無駄なことをする必要はない」と言いますかね?


●電力会社、多額の献金

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111130/t10014315471000.html

 NHKの調べによると、電力会社、去年までの3年間に、

 自民党の「国民政治協会」に1億1700万円。電力会社の子会社からは同じく「国民政治協会」に2億5800万円。

 民主党へは、電力各社の労組から複数の国会議員に少なくとも1億円。電力会社子会社・関連会社から民主党の政治資金団体「国民改革協議会」に470万円

 だそうです。

 この金額からを見ても、電力会社は自民党に復権してほしいということです。でも、実際はもっと…?


●日中韓が原発トラブル情報の共有を確認

 日本、中国、韓国の原子力規制機関が11月29日に会合を開き、10項目の行動計画を決めたとのことです。名は、「日中韓原子力安全協力イニシアチブ」。この3国が協調してアジアの原子力規制をリードし、安全の向上を目指すといいます。


●Jヴィレッジ、汚染ゴミの山

 東京新聞11月29日に、町の再生に取り組めないからJヴィレッジから原発対策拠点を移してくれという記事が出ていました。

 電力会社の「アメ」の一つとしてできたJヴィレッジ。事故後、同サーカー場のピッチは舗装され、車両やヘリが発着し、福島第一原発との間を往復しているそうです。一日作業員3千人は出入りしているとのこと。防護服などがドラム缶に換算して2万4千本にもなっているとのことです。除染を行なうので、その除染に使った水が外に出ないように回収しているといいます。皆そろいの防護服を着て、マスクという異様な姿ばかりで、寄り付く人はいない。緊急時避難準備区域が解除されても人は戻ってこないと。だから、町では、原発対策拠点をよそへ持って行ってくれと言っているそうですが、無理なようです。


●▼寄せられた情報

●「悲劇を忘れないでください」とウクライナの女性が「千と千尋の歌」で

 ウクライナの女性が、2008年8月6日にNHKの「視点論点」という番組で「悲劇を忘れないでください」とチェルノブイリとヒロシマをつなげ、バンドゥーラという楽器を使って弾き語りで「千と千尋の主題歌」をきれいな声で、日本語で歌い上げている番組が放送されていたといいます。歌っているのは、ナターシャ・グジーさん。チェルノブイリ事故のときは6歳で、お父さんが原発で働いていたということもあり、原発から3.5キロのところに住んでいたといいます。

http://www.youtube.com/watch?v=ry_WACFd8Ds&feature=fvwp&NR=1


●“どうでもよくない話”を二つ

▶いかに検証し、教訓を導き出すか、オウム事件に見る日米の差

 毎日新聞11月30日付に「熱意の差」と題した社会部記者の記事がありました。

 彼の手もとにA4約60頁の英文のレポートがあるといいます。「テロリストはいかにして生物・化学兵器を開発したか」というオウム真理教に関する米国ダンジング元海軍長官を中心とした専門家が今夏に書き上げたものだそうです。彼ら(米国人)は、東京拘置所まで出向き、オウムの連中と面会、いかにして技術を入手したか、その過程と心理を探っていったそうです。 そうするうちに彼らと「信頼関係」ができ、彼らから「資料提供」があったといいます。真意はわからないがとしながらも聞く側(米国調査団)の「テロを未然に防がねば」という思いの強さが被告たちの心を揺さぶったのではと。一方、日本の当局がテロ抑止のために拘置所を訪ねたという話は聞かないと。過去の事例から教訓を得ようとする日米の違いは何かと問います。

 これ、今現在、福島で起きたこと、起こっていることにもまったくあてはまることと思います。瑞穂の国だと言って、「見たくないものには目をつむり、聞きたくないものには耳をふさぎ」、都合のいいことだけをつまみ食い、後は「終わったこととばかりに水に流してしまう」。そんなことをしては、いや許してはなりません。米国のすごさということはそういうところにもあるのでしょう。(でも、正直、忘れずに、「あの時こうだっただろう」などと“いつまでも”言っていると、“しつこい人”と言われるのがオチというのが日本です…。その空気、なかなか強いです)


▶あの西山元審議官を除染の担当者にするなんて許せないと怒りの声

 今日の毎日新聞12月1日付の投書欄に南相馬の女性から怒りの投書が掲載されていました。以前、あの「不適切関係」で干されていた“口から出まかせ男”西山が除染担当となり、福島に赴任したとお知らせしました。その際、スコップでも持ってやれと書いたのですが、南相馬の女性、冗談じゃない、そんな奴が来て福島も見くびられたものだ、また原子力安全・保安院は除染の知識だってないだろうと怒り心頭なのです。こんな男に帰れと言えない佐藤雄平知事に対しても矛先が向けられていました。


●「原発」の是非を決めるのは誰? 実現させよう!「原発」都民投票

「受任者」になって、署名を集めましょう! 1210日開始予定

原発の稼働、廃止は私たちが決める! 都民投票実現へ!

都民投票実現のための署名121日からです!

まずは、やれることはやっていこうと思っていますので、皆さんに呼び掛けたいと思います。

まず「受任者」になる。それが署名集めの第一歩です

◆詳しくは、下記アドレスをクリックしてください。

http://kokumintohyo.com/


「がんばろう!さようなら原発1000万人署名」12・10集会

●日時 12月10日(土) 13:30開会

 (40分程度の集会の後に、パレードを行います。)

●会場 東京・日比谷野外大音楽堂   http://sayonara-nukes.org/

  *一緒に参加していきたいと思いますので、本通信で詳しいことなど載せたいと思います。



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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

バックナンバー2011

過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

政府や安全委員会が何も言わなかったんだから責任ない?

内橋克人さんの警告

政府、事故調中間報告/ドイツ通信第7回

一度壊してしまったらいくらお金があっても取り戻せないよ

もんじゅ予算削減

女川町議の阿部美紀子さん、町議会で質問に立つ

いったい「基準値」とは何か!

「冷温停止」ではなく「冷温停止状態」だと

・野田首相、「冷温停止状態に達し、事故収束に至ったと判断した」と宣言
・ドイツ通信6

明日16日は、野田が「冷温停止宣言」する日です

「原子炉の中、わからないが問題ない」…?!

双葉郡を実質「核のゴミ捨て場」に

「科学的根拠」という詭弁

2002年に経産省と東電、「六ケ所村」から撤退を合意していた

青森・東通原発の建設を断念? 東電は今日の記者会見で否定

11月

福島県内の全原発廃炉へ

吉田昌郎福島第一原発所長、入院

吉武輝子さん「この国は若い人まで道連れにして奈落の底に落っこちようとしているんじゃない?」

「黙認すれば同意したのだと信じる人々を許容することになる」

『通販生活』2011年秋・冬号は「原発国民投票」を呼び掛けています

「原発を考えることは地球の将来を選択すること」山口二郎(北大教授)

原発を止め、原発をなくすことが目的なのです

「思いを寄せられるか、その想像力を問うているのが今回の震災です」(佐野眞一さん)

大熊町長選

孫社長、米倉経団連会長を批判

女川町議選、阿部みきこさん、当選!

放射性物質、風で再浮遊か 風向きで放射能濃度変化

ニューヨークで25人がデモ!

なぜ、もっと早くできなかったのか 福島で、線量計を配布

寄稿「福島ルポ 被ばくする郵便労働者」

10月の原発稼働率 18.5% 過去最低をさらに更新

11月6日・日曜日 午後3時より経産省前で原発の供養祭

再臨界? 核分裂?

NHK『あさイチ』、視聴者からプロパガンダではとの指摘あり

ツケ買いをしてその支払いを孫世代に回しているだけ

10月

NHK「あさイチ」に重大疑惑発覚!

萩尾望都、フクシマとプルトニウムを描いた漫画

ベトナム政府、日本の原発を導入方針変えぬと

古賀・連合会長へのインタビュー/ドイツ通信第4回

汚染土壌中間貯蔵施設

東電や推進派の責任を問わない議論なんて意味あるか!

福島県議会が福島の全原発を廃炉にとの決議を採択!

「低温停止」「循環注水冷却」、どうも怪しいそうです

現在1億ベクレルに下がったというが…

学校はレントゲン室か!子どもたちが線量計を首からぶら下げて登校

東京は“静か”に行われました/ドイツ通信第2回

9月

8月

7月

6月

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令