原発通信113号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 113号 

2011/12/02発行

113号 12月2日

●2002年に経産省と東電、「六ケ所村」から撤退を合意していた

 今日の毎日新聞12月2日付のトップ記事です。

 同記事によると、トラブルの続発や2兆円超に建設費が膨らんだので、「東電の荒木浩会長、南直哉社長、勝俣恒久副社長と経産省の広瀬勝貞事務次官(いずれも当時)らが撤退の方向で検討することで合意し、再協議することを決めた。しかし3カ月後、東京電力トラブル隠しが発覚し、荒木、南両氏が引責辞任したことから実現しなかったという」ことです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111202-00000003-mai-bus_all


●「もんじゅ」、推進派からも批判

 11月30日に開かれた原子力委員会「新大綱策定会議」で推進派からも批判が出たとのことです(東京新聞12月1日付)

 推進派の山名元(はじめ)京都大教授「(ナトリウム漏えい事故以降)15年余動かないというのは、原子力機構の取り組みに何か足りない部分がある」。もう一人、山口彰大阪大教授「開発の体制や組織の議論は避けられない」

 反対派は当然、「本格的に動く前から老朽化しており、撤退を決断すべきだ」とは原子力資料情報室の伴英幸共同代表。


●今月16日に、野田首相「冷温停止」を表明?

「現在の状態は『注水停止』とでも言うべきだ」とは九州大・工藤和彦特任教授(朝日新聞11月17日)

「本来の”冷温停止”は、圧力容器を開けても放射性物質が放出されない状態を指すもので、第1原発に適用すべきではない」とも工藤和彦特任教授は言っています(毎日新聞10月22日)

 下に張り付けてあるYouTubeを見てください。これでも「冷温停止」できたというのでしょうか。


●今度は、2号機で冷却装置停止、窒素も入らない

 本通信109号で、4号炉で冷却装置が緊急停止し、原因がよくわからないが再稼働させたが、また停止したということをお知らせしましたが、今回は2号炉で同じことが起きたといいます。それも4号炉と同じで、なぜ止まったかわからないまま再稼働させたが、また止まってしまったということです(毎日新聞12月2日付)

 もう一つ、2号機に関係します。東京新聞12月1日付によると、水素爆発を抑えるために各炉に窒素を注入していることはご存知かと思いますが、1、3号機は安定して入っているが、2号機は安定していないので中断し、調査に入ったといいます。


●うごめく原発輸出問題

 史上最大、最悪の事故と言われている福島第一原発事故の収束も見えていないなか、原発を輸出しようという動きが、3.11後の「謹慎」期間があけたとでも思うのかうごめいている連中がいます。ベトナムへ、ヨルダンへと。ヨルダンをめぐっては三菱重工が入札に参加予定とか。

 そのヨルダン、東京新聞12月1日付に記事があります。それによると、耐震性について(ヨルダンは地震国、そしてテロの脅威も)、山口壮外務副大臣(小沢派)は「日本は経験豊富なので耐震設計が可能と説明受けた」と答弁。冗談でしょうと思わず言いたくなります。

 玄葉外相にいたっては何を勘違いしているのか「原子力協定は核不拡散と平和利用を法的に担保することで、政府が責任をもって対応していく」と前置きし、「原発の安全性の確保は一義的には当該国の責任だ」と、次にお知らせする「責任集中」論をかざし、勘違いの極致が「原発事故を踏まえ、教訓を世界と共有できる。原子力安全の向上は、わが国の果たすべき国際貢献だ」と言って、原発を売りに歩く連中を後押しするというんだから、唖然です。

 国際貢献と口にするなら、「原発事故の後始末(まだできていませんが)の方法を確立(難しいでしょうけど)しましたから、わが国の事故対処技術で国際貢献します」というのが本当だろうと思うのです。それを、売るだけ売って(かつ政府がお墨付けを付けて)、何かあったら買った者の責任、オレ知らないよというような商売が国際貢献とは恐れ入ります。


●では原発、なぜ製造物責任が問われないのか?

 福島第一原発事故以来、原子炉をつくったGEなり、東芝、日立への追及がなぜ出てこないのかと思っていたら、製造者は免責され、事業者だけがその責を追うという「国際ルール」が確立しているためといいます。

 東京新聞12月1日付「本音のコラム」で「原発の製造物責任」と題して法政大学の竹田茂夫教授が書いています。それによると、事故が起きた場合、その賠償責任は事業者=福島第一の場合は東京電力=だけが負い、原子炉メーカーは免責されるという「責任集中」の国際ルールが確立しているからと言います。

 このルール、実は、米国が原子力産業に民間資本を呼び込むために用意したアメで、「プライス・アンダーソン法」というそうです。これが米国の覇権とともに国際的に採用され、日本の原子力損害賠償法もこれをベースにしているといいます。

 要は、売らんかなの悪徳商法と同じで、しかも売った後は、「買った人の責任」だと知らんふりということを合法化したものです。逆に言えば、メーカーを免責にしなければ売ることができないほど「危なくて、事が起きたらとんでもない、賠償しきれないことになる」ということの証明です。竹田さんは言います。「日米仏のような先進国が開発途上国に原発を輸出する場合、責任集中を強制することは、不平等条約に等しい」と。

 しかし、インドは昨年、原子炉メーカーに対し現地事業者が、損害賠償――上限額が設定されているとしても請求できるものとしたルールを公表したといいます。このことは国際的に見て異例ということです。それは、1984年に起きた化学工場から毒ガスが漏れ、2万人以上が死亡した事件――米国のユニオンカーバイト社の子会社が起こしたボパール事故が教訓となっているとのことです。


●こういうものこそ「欧米では」と言ってまねしてほしい

 先月28日に明治大学でドイツのブレーメン大学欧州環境法研究所所長のゲルト・ビンター教授を招いてのシンポジウム「原発と憲法~ドイツの脱原発から学ぶ~」(第二東京弁護士会主催)が行われました。東京新聞11月30日「こちら特報部」の記事によると、ビンター氏「原発によって健康リスクをこうむる恐れがあるものには、健康保護の基本権がある」と指摘。しかし、「原発を止めようとすれば、電力会社は所有権を持ち出して、莫大な補償を求めてくることも考えられる。しかし、連邦憲法裁判所の判例によれば、公共の利益に著しくかかわる場合には補償の必要はなくなる」と、ドイツでの状況を説明。

 かたや日本。原発訴訟にかかわってきた海渡雄一弁護士によると、原発差し止め訴訟で日本国憲法25条(生存権)や13条(幸福追求権)、前文などをもとにした「平和的生存権」を根拠にして訴訟を起こしているが、たとえば浜岡原発訴訟では、静岡地裁はなんと言ったかというと「抽象的な可能性の域を出ない巨大地震を、むやみに考慮することは避けなければならない」として原告敗訴としたというのです。

 昨日の号で、最高裁の元判事のことを書きましたが、まさに、行政庁の行うことは正しい、庶民より専門家が集まっているのだからという「行政庁の自由裁量」「専門技術裁量」「政治的裁量」オンパレードの判決だったのだということがよくわかります。

 普段は「欧米では…、欧米では…」とヨーロッパとアメリカの区別なく言っているくせに、自分に不利益になることだけは絶対にまねしないという見本みたいなものです。


●いったんリストラ、すぐに再雇用 東電退任顧問

 12月1日付毎日新聞によると、総額2億1900万円の報酬で雇っていた21人の顧問のうち11人を“首”にしたが、すぐに「会社に必要な人材」と言って再雇用。現在は13人態勢で報酬総額は9800万円だそうです(清水前社長ら3人は無報酬とのこと、当たり前だ!)。でも、必要な人材なら、なぜ「切った」かです。世間の目くらましでしょう。金のためなら姑息な手段を使う連中です。というより、それしかない。


●佐藤福島県知事、福島の全原発を廃炉に。復興計画で要求

 佐藤知事、年内にまとめる復興計画に、県内の全原発を廃炉に求めると明記することを発表しました。その30日の記者会見で、「原発を立地して財政的に恩恵を受けてきた以上に、事故は自然、社会、教育に大きな影響を及ぼしている」とのことで決断したと。今頃わかったのかなどと言っても始まりません。ここは、このフクシマを教訓化し、脱原発の社会を構築していくことに力を注ぐべきです。(東京新聞2011.12.1)


●「給食40ベクレル以下は誤解」と文科相が釈明

【学校給食で使う食材からの内部被ばくを抑える目安として受け止められたことに対し「説明に誤解があった」と釈明。「最終的には厚生労働省の基準(現行は水や牛乳200ベクレル、野菜や肉500ベクレル)に基づいて対応していくことになると思う」と述べた。】

 いったい、どうなっているんでしょうか。やけに少ない数値だと思っていましたが、日替わりでいうことが変わる(誤解した?)ようでは、困ったものです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111202-00000029-mai-pol


●あの荒川区、実はこっそりと「除染」、いや「洗浄」していた

 東京23区で唯一測定も除染も必要なしと言っていた荒川区の西川太一郎区長ですが、東京新聞11月28日によると、11月の上旬からようやく測定を始めたところ、高線量が測定され、「応急処置」としてコンクリートの上の土などを取り除いているそうです。区のホームページには、毎時0.22マイクロシーベルトでも「洗浄」、0.17マイクロシーベルトで「土の入れ替え済み」等との表記が出ているといいます。しかし、こうしたことについてなんて言っているかというと、「除染とは考えていない」(山本英一環境課長)とし安全を強調しているというのです。


●先月、報道陣に公開された福島第一の様子が見られます。

http://cryptome.org/eyeball/daiichi-111211/daiichi-111211.htm

●それに先立って福島第一に入って取材した今西憲之さんの話と映像

http://www.youtube.com/watch?v=NiEX5N6IByQ&feature=player_embedded#!

http://www.youtube.com/watch?v=qvfEugb4qNc&feature=player_embedded

http://www.youtube.com/watch?v=HSHQdGVVnnE&feature=player_embedded

 上から番目の動画で、今西さんは言います。要は原子炉内部なんて誰も見たものはいない。「安定」と言っているが、「小康状態」であるとも。水をかけているのも、「勘でやっている」(!)と現場の人は言っていたといいます。すべてが野ざらしであると。公開されている写真は「無難な」ものが出ているだけであるとも。

11月8日放送の朝日ニュースター「ニュースの深層」


●今日は本当に“どうでもいい話”

 昨日もお伝えした、例の西山元審議官ですがスポーツ報知の報じるところによると福島にはいかず、東京勤務だそうです。作業着はあの時のパフォーマンスとしても、実際に現地でそれを着てスコップもってなんていうのは、やはりできるわきゃないでしょというところでしょ。なんせ、東大法学部卒業、通産省入省。米ハーバード大ロースクール修了ですから。


▼寄せられた情報

●原発都民投票のCMができました。ぜひご覧ください。

★原発都民投票(東京版~long)

http://www.youtube.com/watch?v=CD5hNbgZ_AM

 

「原発」の是非を決めるのは誰? 実現させよう!「原発」都民投票

「受任者」になって、署名を集めましょう! 1210日開始予定

原発の稼働、廃止は私たちが決める! 都民投票実現へ!

都民投票実現のための署名121日からです!

●まずは、やれることはやっていこうと思っていますので、

皆さんに呼び掛けたいと思います。

まず「受任者」になる。それが署名集めの第一歩です

◆詳しくは、下記アドレスをクリックしてください。

http://kokumintohyo.com/


「がんばろう!さようなら原発1000万人署名」12・10集会

●日時 12月10日(土) 13:30開会

 (40分程度の集会の後に、パレードを行います。)

●会場 東京・日比谷野外大音楽堂   

http://sayonara-nukes.org/

*一緒に参加していきたいと思いますので、本通信で詳しいことなど載せたいと思います。



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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

バックナンバー2011

過去のニュースでは、ニュースソースへのリンクがページが移転するなどで切れている場合があります。ご了承下さい。

12月

政府や安全委員会が何も言わなかったんだから責任ない?

内橋克人さんの警告

政府、事故調中間報告/ドイツ通信第7回

一度壊してしまったらいくらお金があっても取り戻せないよ

もんじゅ予算削減

女川町議の阿部美紀子さん、町議会で質問に立つ

いったい「基準値」とは何か!

「冷温停止」ではなく「冷温停止状態」だと

・野田首相、「冷温停止状態に達し、事故収束に至ったと判断した」と宣言
・ドイツ通信6

明日16日は、野田が「冷温停止宣言」する日です

「原子炉の中、わからないが問題ない」…?!

双葉郡を実質「核のゴミ捨て場」に

「科学的根拠」という詭弁

2002年に経産省と東電、「六ケ所村」から撤退を合意していた

青森・東通原発の建設を断念? 東電は今日の記者会見で否定

11月

福島県内の全原発廃炉へ

吉田昌郎福島第一原発所長、入院

吉武輝子さん「この国は若い人まで道連れにして奈落の底に落っこちようとしているんじゃない?」

「黙認すれば同意したのだと信じる人々を許容することになる」

『通販生活』2011年秋・冬号は「原発国民投票」を呼び掛けています

「原発を考えることは地球の将来を選択すること」山口二郎(北大教授)

原発を止め、原発をなくすことが目的なのです

「思いを寄せられるか、その想像力を問うているのが今回の震災です」(佐野眞一さん)

大熊町長選

孫社長、米倉経団連会長を批判

女川町議選、阿部みきこさん、当選!

放射性物質、風で再浮遊か 風向きで放射能濃度変化

ニューヨークで25人がデモ!

なぜ、もっと早くできなかったのか 福島で、線量計を配布

寄稿「福島ルポ 被ばくする郵便労働者」

10月の原発稼働率 18.5% 過去最低をさらに更新

11月6日・日曜日 午後3時より経産省前で原発の供養祭

再臨界? 核分裂?

NHK『あさイチ』、視聴者からプロパガンダではとの指摘あり

ツケ買いをしてその支払いを孫世代に回しているだけ

10月

NHK「あさイチ」に重大疑惑発覚!

萩尾望都、フクシマとプルトニウムを描いた漫画

ベトナム政府、日本の原発を導入方針変えぬと

古賀・連合会長へのインタビュー/ドイツ通信第4回

汚染土壌中間貯蔵施設

東電や推進派の責任を問わない議論なんて意味あるか!

福島県議会が福島の全原発を廃炉にとの決議を採択!

「低温停止」「循環注水冷却」、どうも怪しいそうです

現在1億ベクレルに下がったというが…

学校はレントゲン室か!子どもたちが線量計を首からぶら下げて登校

東京は“静か”に行われました/ドイツ通信第2回

9月

8月

7月

6月

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令