原発通信116号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 116号 

2011/12/14発行

116号 12月14日 (converted)

●反格差デモ、ロシアにも波及

不正疑惑のただなかにあるロシア下院選挙ですが、そうしたプーチンの不正工作と格差拡大に怒った市民が10日、首都モスクワでは10万人(警察発表2万5千人)が集まり抗議集会を開いたといいます(毎日新聞12月13日)。「アラブの春」になぞらえ「ロシアの冬」と呼んでいるそうです。次回は12月24日に予定されているそうです。

翻ってわが日本です。頭の上に広島型原爆168発分もの放射性物質をまき散らされても、そのまき散らしたものさえ「無主物」だと開き直る連中や、根拠なく「安全だ」「評価する」だの、くよくよする連中にこそ放射能の害が出るだ、プルトニウムなど飲んでも大丈夫だという東大教授がいても、何を言われているのかさえ理解していないような感じです。怒りを忘れた○○は裏の藪に捨てたいと思うのですが、そうもいかないのです。

そう、昨日の号で12.10集会の写真がアップされていると教えていただきましたが、どういうわけか東京大学の学生さんたちが来ていないのかどうか知りませんが、まったくありません(9.11,9.19でもそうでした)。こんなに世界に迷惑をかけている人間を輩出している大学ですが、そこで「学んでいる」学生諸君はどうしているのでしょうか? それとも一日でも早く「霞が関互助組合」に入村できることを夢見、日々努力し、血眼になっているのでしょうか。


●「原子炉の中、わからないが問題ない」…?! デタラメ(班目)春樹の妄言

昨日の号で、デタラメ春樹こと班目春樹のことを書きかけました。福島第一原発事故の収束作業の安全確保に向け、東電が出した今後3年間の施設運営計画についてです。経産省原子力安全・保安院は、12日、出されたこの計画について「計画は妥当」とした評価書を原子力安全委員会に報告し、同安全委員会(班目委員長)は「内容は問題ない」と認めたとのことです(毎日新聞12月13日付)

その安全委の委員長であるデタラメ春樹こと班目春樹、何と言ったかというと、驚いてはいけません、「原子炉の中の状態が分からず、何が起こるかきちんと予想することが難しい。今後、起きそうなことが分かり次第、対策を早急に考え、評価してほしい」と言ったそうです。

えっえ!!??の世界です。私の日本語能力がないのでしょうか? どうしてこういうことが「問題ない」と結論付けられるのかまったく分かりません。ふつう、世間では中身が分からず、今後どうなるかもわからないものについて「問題なし」と「評価」することなど断じてないと思います。たとえば、ある製品があったとします。その製品どういうものか(箱の中に入っていて見えません)まったくわかりません。どういうものかも、動くものかどうか、まして安全かどうかも。そういうものを「売っていい」と言っていることと同じです。で、何か起きたら対策を急いで考えてくれと言っているようなものです。ふつうなら(私たちが暮らしている空間なら)、こんなもの世の中に出したら、呼びつけられてどやされる世界です。それもこれも、結果責任を取ることも、取れと言われることもない結構な“仕事”だから言えるのです。製造物責任法(PL法)などまったく無縁、それどころか、先日書きましたが、原発は、製造者は何かあっても責任を取る必要はなく、買った方(動かしているもの=事業者)が全責任を取るという仕組みがあります。

「総理、原子炉は爆発することなどありません」などと言ったそのすぐ後に原発4基が水素爆発(!!)を起こしても何ら責を感じることなく、時には薄ら笑いを浮かべさえできる神経の持ち主ですから。そう、六ケ所村の件での彼の動画を以前紹介しました。「あんな薄気味悪いところ」「最後はお金でしょ」と言ってはばからない奴なのです。まあ、正直な男と言えば言えるのですが、立場というものがあるでしょうと思うのですが、彼(彼ら)にはそんなこと無意味な遠吠えなのでしょう。


●根拠いい加減な発電コスト論議

政府のエネルギー・環境会議で検証されているという発電コスト計算ですが、楽観的というか、よくもそうごまかせるものだというか福島第一の事故費用の計算が少なすぎるという指摘がある通り、そんなものですまないだろうというのが識者の意見です。ただ、再計可能エネルギーが大幅に安くなること、これなど今まで推進論者の論ではありえないことでしたから。

除染費など事故費用ですが、前に報告しましたが、放射性物質で汚染されたゴルフ場がその賠償を訴えた裁判で東電が「放射性物質は無主物」とした件です(東京地裁・福島政幸裁判長)。こんなことがまかり通り、「俺のモノじゃない」「俺の責任じゃない」とすれば安くなるというものです。


●原発事故での問題は、被ばくより避難することのほうが問題?!

中川恵一の毎日新聞の連載です。原爆を落とされた広島県民は長寿だという中川センセイの意見は本通信109号で紹介しました。今回の号では、ロシア政府の報告書を持ち出し、チェルノブイリ原発事故の「社会的、経済的、精神的な影響を何倍も大きくさせてしまったのは、汚染地区を必要以上に厳格に規定した法律によるところが大きい」というものを引用しています。続けて「チェルノブイリ原発の事故の主な教訓の一つは、社会的・精神的要因の重要性が十分に評価されていなかったことである」。

つまり、中川センセイ、「チェルノブイリではがんの増加はありません。放射能なんて浴びたって大したことないです。それより問題は避難によって今まで住み慣れたところを離れ、人間関係もバラバラになったことが問題」だと言っているのです。でも、ちょっとだけ本当のことを言っています。「チェルノブイリでは、牛乳などの食品の規制が遅れ」小児甲状腺がんが増えたと。その原因は規制の遅れだと。じゃあ、日本はどうなんだ!と言いたい。検査も規制も的確に素早く行われているとでもいうのか!です。

このセンセイのを読んでいて頭が混乱するのは私だけでしょうか。避難地域を大きくし、大勢の人を住み慣れた土地から引きはがしたことが問題だと言っている口で、なんと、「被ばくも避難も、いずれも原発事故が原因です。東京電力と政府の責任は重大です」とのたまうのです。何の責任が重大だというのでしょうか、事故というのですが事故の何が問題重大なのでしょうか。放射能をまき散らしたから? それは害を与えるから? いやいや避難地域を20キロ圏だなんだと迷走したから? それによって、あっちへ逃げろ、こっちへ逃げろと振り回したから? 

もしそうだと胸を張って言うなら、首相官邸へ乗り込んでいって「避難だ、除染だなんて無駄なことをするな、住民たちを故郷に戻した方が影響が少ない」と。

結局、何が問題なのでしょうか。ただ「事故」を起こしたということだけなのか(放射性物質まき散らしなど問題なさそうですから)。理解できません。(毎日2011.12.11連載中川)


●労働組合にとって原発事故とは

仕事で私鉄総連の2012春闘読本の校正ゲラをみて、……です。東電福島第一原子力発電所の爆発事故とそれに伴う放射性物質による環境汚染など「関係ない」「考えてもいない」という中身なのです。地元の福島交通の青年労働者の言葉です。「放射能漏えい事故により」「原発事故の風評被害の影響」等と言うのです。そして、最後になんと言っているかというと、「2011年は私たち福島交通にとって、自然災害に悩まされた年でした」と。何回の書いてしまっていますが、日本人は戦争も台風のようなものとの認識と言われますが、まさに同じことがここにもあります。まして「放射能漏えい事故」「自然災害」です。なんか放射能というものが漏れてしまったぐらいのイメージです。

恒久平和だ、反戦・平和だ、ゆとりある生活を、将来、自分の子どもたちが健やかに元気に育てられる国にとかの声は多いのですが、そもそもその基本―生存の問題がいま問われているのだということその前提が問題にされているということに無自覚、その生活、存在そのものが脅かされていることなのだということには、まだまだ思いが至らないようです。しかし、「今年の漢字」にもなったそうですが、読んでいて、何と「絆」の語が多いことか、その絆と原発の問題ヘはなかなかリンクしないようです。大震災=津波とは言いますが。

そもそも原発問題については、議論さえされていないのではないかと思われます。「親の背中を見て子は育つ」という言葉がありますが、たぶん親組織での議論がされていないか届いていないということなのでしょう。原発問題について触れていた青年労働者はわずか4、5名でした。女性が少ない産別ということもあるのでしょうか、女性の声ではひとつもありませんでした。蛇足ながら誤解のないように付け加えておきますが、取り上げた個々人を問題にしているのではないということです。組織としてどこまで取り組んでいるかということを言いたいのです。

最後に、鉄道会社の組合であるにもかかわらず、電力問題についての言及は一つもありませんでした。というより、よくわかりませんが、バス会社の組合員の声がほとんどなのです。

2012春闘だそうです、原発がテーマになることはないのでしょう。


●自民党はとうの昔から「子ども手当」を出している。ただし原発立地自治体に

12月4日の秋田さきがけの連載記事です(たぶん共同通信配信でしょう)。それによると、敦賀原発が立地する福井県敦賀市では子どもが生まれるとベビーカーにチャイルドシート、おもちゃのカタログが配られ、第1子は1万円、第2子以降は3万円相当が送られているそうです。その2006~10年度までに事業費計約5800万円の半分が「電源立地地域対策交付金」だそうです。そして市児童家庭課の職員はどうだとばかりに胸を張って言ったそうです。そして、それは「子ども手当」だけにとどまりません。介護も何もまさに交付金づけの世界です。そのもとは電気料金、そして税金からです。

記事では、原発に批判的な敦賀市議の今大地晴美さんの言葉が引用されています。「市民の大半は、自分が受けたサービスの財源が交付金だとは知らない。知らずに交付金漬けになるとますますモノが言えなくなる」と。

東北電力が計画する浪江・小高原発をめぐっては、南相馬市と浪江町は【「脱原発」の姿勢を鮮明にし、計画段階の初期対策交付金の11年度分の受け取りを辞退した。12年度以降も受け取らず、決別していく方針だ】といいます。隣の大熊町は、【特例として交付金を人件費に活用する事態に追い込まれた】と書いています。


●中国の原発

毎日新聞12月13日付「連載どうする人類、核のゴミ」によると、10年後には米国に次ぐ「原発大国」となることが確実視されているといいます。日本原子力委員会の尾本彰委員のことばとして、「中国とロシアがこれからの世界の原発市場を席巻する可能性」があると指摘。今は、東芝の傘下にあるウェスチングハウスは2006年に中国と原発輸出契約獲得の見返りに最新型炉「AP1000」の技術移転を飲まされたそうです。それをもとに「国産原発」(!)として輸出する計画だといいます。新幹線問題と同じです。

 という問題もさることながら、中国(韓国も)は日本の西に位置しています。その上空には偏西風が吹き日本の上空を通過していきます。事故が起きたら……。



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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

バックナンバー2011

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12月

政府や安全委員会が何も言わなかったんだから責任ない?

内橋克人さんの警告

政府、事故調中間報告/ドイツ通信第7回

一度壊してしまったらいくらお金があっても取り戻せないよ

もんじゅ予算削減

女川町議の阿部美紀子さん、町議会で質問に立つ

いったい「基準値」とは何か!

「冷温停止」ではなく「冷温停止状態」だと

・野田首相、「冷温停止状態に達し、事故収束に至ったと判断した」と宣言
・ドイツ通信6

明日16日は、野田が「冷温停止宣言」する日です

「原子炉の中、わからないが問題ない」…?!

双葉郡を実質「核のゴミ捨て場」に

「科学的根拠」という詭弁

2002年に経産省と東電、「六ケ所村」から撤退を合意していた

青森・東通原発の建設を断念? 東電は今日の記者会見で否定

11月

福島県内の全原発廃炉へ

吉田昌郎福島第一原発所長、入院

吉武輝子さん「この国は若い人まで道連れにして奈落の底に落っこちようとしているんじゃない?」

「黙認すれば同意したのだと信じる人々を許容することになる」

『通販生活』2011年秋・冬号は「原発国民投票」を呼び掛けています

「原発を考えることは地球の将来を選択すること」山口二郎(北大教授)

原発を止め、原発をなくすことが目的なのです

「思いを寄せられるか、その想像力を問うているのが今回の震災です」(佐野眞一さん)

大熊町長選

孫社長、米倉経団連会長を批判

女川町議選、阿部みきこさん、当選!

放射性物質、風で再浮遊か 風向きで放射能濃度変化

ニューヨークで25人がデモ!

なぜ、もっと早くできなかったのか 福島で、線量計を配布

寄稿「福島ルポ 被ばくする郵便労働者」

10月の原発稼働率 18.5% 過去最低をさらに更新

11月6日・日曜日 午後3時より経産省前で原発の供養祭

再臨界? 核分裂?

NHK『あさイチ』、視聴者からプロパガンダではとの指摘あり

ツケ買いをしてその支払いを孫世代に回しているだけ

10月

NHK「あさイチ」に重大疑惑発覚!

萩尾望都、フクシマとプルトニウムを描いた漫画

ベトナム政府、日本の原発を導入方針変えぬと

古賀・連合会長へのインタビュー/ドイツ通信第4回

汚染土壌中間貯蔵施設

東電や推進派の責任を問わない議論なんて意味あるか!

福島県議会が福島の全原発を廃炉にとの決議を採択!

「低温停止」「循環注水冷却」、どうも怪しいそうです

現在1億ベクレルに下がったというが…

学校はレントゲン室か!子どもたちが線量計を首からぶら下げて登校

東京は“静か”に行われました/ドイツ通信第2回

9月

8月

7月

6月

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令