原発通信119号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 119号 

2011/12/19発行

119号 12月19日 (converted)

金正日が「列車内で心筋梗塞で」死亡

昼食をとりに行った食堂で知りました。韓国では全軍が非常警戒態勢に入ったと伝えています。何事もなければいいのですが、さて、…。


●「冷温停止」ではなく「冷温停止状態」だと

人を馬鹿にした話です。TVで誰かが言っていましたが、こんなことを言って納得するとでも思っているのか、またどういうふうになるのかということの想像力が働いていないのではないかと言っていましたが、まったくその通りです。今の民主党執行部、「感電した」連中ばかりなのでしょう。今回の福島第一の事故はすべて「…のような感じ」「…のようなもの」「…かも」といった、まったく根拠なし・不明だらけのうえに立った「お話」だということです。当然、海外メディアからも信用されていません。

班目原子力安全委員会委員長、その後、あのにやにやした顔で「炉の中がどうなっているかわかりません」と。東電の松本に至っては2号炉では400度近いところがあると。はたまた汚染水が漏れただのなんだのと、これで事故が収束とは何を言っているのだ、野田!(しゃれている場合ではありませんが)

野田の会見でNHKがカットしたという箇所がアップされているとの情報を寄せていただきましたので下に貼っておきますが、そこで野田が言ったのは「圧力容器全体の温度を総合的に判断して」のことだと言っていたのが、どうして400度近いところが出てくるのだということです。

それと、日曜日のTBS関口宏のサンデーモーニングを見ました。出席者のみなさん(佐高信を除く)、政府が悪いと、東電のことは言わずじまい。それにしても時々出る佐高信さんですが、あのそっぽ向いた顔で3歩ぐらい先の話、どんなもんでしょう。佐高さんが、この番組から嫌われ「干されている」ということは何かで読んだことがありますが、せっかく出ているのです。3歩も6歩も先の話(ちょっと…、かなり斜に構えた話ばかりなのです)ではなく、出ている奴らに噛んだ話でバシッと言ってほしいと思うのですが。

「原発復旧・復興特需」と原発輸出で得をする奴は誰か、しっかり見ていかねばなりません。黒幕は、そいつらだということは間違いないでしょう。


●静岡・吉田町議会が「浜岡廃炉決議」

▶藤枝市議会は「再稼働は認めない」と決議

浜岡原発から20キロ圏にある吉田町ですが、「16日の定例会本会議で、東海地震の震源域にあり危険として同原発の廃炉を求める意見書と決議を全会一致で可決した」とのことです。国が新たに設定する方針の緊急防護措置区域(UPZ)30キロ圏内の自治体で廃炉を求めた意見書を可決したのは初めてだそうです。

同じ30キロ圏にある藤枝市では、同日、市議会が全会一致で「絶対的安全対策がなされ、市民の安全と安心が担保されない限り再稼働は認められない」とした。

9月に、牧之原市議会では「浜岡原発永久停止」決議が可決されていることはご報告した通りです。


●中川恵一「放射性セシウムでは生物濃縮は起きない」

毎日新聞連載19回目の記事です(12月18日)。「水銀とセシウムの違い」とのタイトルで、水俣病は水銀が魚を汚染し、高濃度に濃縮されてそれを食べたためになったが、放射性セシウムでは「こうした『生物濃縮』は起きません。…有機水銀と異なり、身体の蓄積していくことはありません」といい、最後は持論の「放射性カリウムが多くても、果実・野菜は逆にがんを防ぎます」と結んでいます。

食物連鎖は起こらないと言っています。しっかりと覚えておきましょう。


●ロシアのルミャンツェフ教授、セシウムによる内部被曝は今も続く

ロシア連邦立小児血液・腫瘍・免疫研究センターのセンター長を務めるルミャンツェフ教授が11月18日に千葉市のホテルで開かれた「チェルノブイリと小児がん 命と絆を守る」シンポジウムでの講演内容が12月16日付の毎日新聞に大きく紹介されていました。内容は、事故から25年たった今もセシウム137による内部被曝が汚染地帯に住む543人の子どもを調べた結果として平均で約4500ベクレルあり、7000ベクレル以上の被曝があった子どもは17%に上ったと報告しています。

また、舌がん患者では、血液中の活性酸素の濃度が高くなっており、濃度を下げるのはビタミン剤の摂取が有効であるといいます。そして、日本の子どもたちも汚染されていない食品を取るとともにビタミン剤を摂取して年2回は検診を受けることを勧めています。

しかし、上記の中川センセイ、「セシウムはカリウムと同様、尿として排泄されていき(中略)身体に蓄積していくことはありません」と。


●栃木の「大気中の環境放射線量」

 文科省の発表ですが、福島の「大気中の環境放射線量」が高く、毎時1.30マイクロシーベルト前後を記録していることはご存知かと思います。そして、栃木なのですが、同様に0.11前後を推移しているのです。周辺の茨城は0.086、群馬は0.09、埼玉0.046、東京0.07、千葉0.067、神奈川0.048という具合なのです(12月14日)。


●双葉町、除染モデル事業実施を見合わせ

 毎日新聞12月16日付によると、除染モデル事業実施を見合わせたことについて、「本当に効果があればいいが、家の中を完全に除染するのは不可能ではないか。技術が確立されていない状況で膨大な経費を使うことに同意できない」との町の担当者の言葉を紹介しています。

一方、大熊町、この国のモデル事業に積極的です。この事業、大熊町のほか、田村氏、川俣町、川内村、葛尾村の5市町村だけで行われています。この事業を国から委託されているのが日本原子力研究開発機構です。この除染に使った水、どうしているのでしょうか? そのことが伝わってきません。「バケツにでも保管」しているのでしょうか。


●ヤクザと原発 ~福島第一潜入記~ 鈴木智彦

ずさんな工事や線量管理の実態、福島第二原発への不安など重要な内容ということです。作業後のスクリーニングのずさんさ。必見とのことです(長いので、私、まで全部見ていません)。東芝と日立の違い、ものすごい量の汚水水タンクの群れ。

http://www.youtube.com/watch?v=llO7pq70Vsc&feature=youtu.be

福島第一原発 潜入記!冷温停止宣言の裏に潜む「ずさん工事」の現状

http://mapingtokyo.com/archives/688.html


●TBS、こんな時間にやっていました。

(目が覚め、眠れなかったのでTVをつけたらこんな番組が。なかなかの番組でしたが)でも、こんな時間じゃ…。

「報道の魂 3・11大震災-記者たちの眼差しPARTIII」

http://www.tbs.co.jp/houtama/ 


●なぜか、急に大熊町民の声が…

ドジョウの野田がいい加減な「冷温停止状態」なるものを宣言した翌日の12月17日付毎日新聞です。社会面に大きく「わが家 あきらめた」との見出しで事故後、住み慣れた街・大熊町を追われた大熊の人たちばかりの記事が“突如”大きく掲載されているのです。大熊町、全町民が町を離れ、ある人は町民が集団避難している会津若松や新潟はじめ全国各地(たぶん)に避難しています。双葉町と並んで「もしかしたら戻れないかも…」と「帰宅困難区域」に指定される町の人たちです。その人たちの声が本当に少ないのです。でも、記事になるのですからどこにいるかなどは把握されているということです。この2町と浪江町など5町村が一番の被害を受けているところなのですが、なぜかこの2町の声が少ない、マスコミに登場することはまれなのです。

12月17付には6町村長の声が掲載されていました。大熊町の渡辺町長だけが、前向きで「前倒しで復興計画をつくりたい」と述べています。

しかし、本日12月19日付の毎日新聞に各町村長の声が載っていたのです。「居住制限」「帰宅困難区域」等に指定されるであろうところの首長たちです。そこには、双葉町長は出ていたのですが、大熊町町長はないのです。そして、各首長たちは言います。「町を分断することは許さない」と。それは汚染の度合いによって同じ町内で差が出ているという「事実」です。気持ちはわかるのですが、現実・事実に目をつむり、「みんな一緒」という同調圧力がここにも働いているのでしょう。汚染マップが公表された時、放射能物質は県境や市町村の境界線で止まるわけではないという声があり、全体の状況を公表しろという声が大きかったわけです。現実・事実をどう受け入れていき、どうしていくべきかを考えるのが政治(国だけではなく各自治体も)だと思うのですが、同調圧力、内橋克人さんが言う「頂点同調主義」が強力に前面に出、人任せになっているのではないかと思うのです。そして、責任があいまいになっていく、「みんながそうしたから…」と、わけのわからない「雰囲気」だけが残るのです。根本の問題を追及することなく。

▼住民が避難している市町村をあげておきます(毎日新聞12月17日付)


人口

避難者数

田村市

39547

400

南相馬市

66422

14300

川俣市

15175

1300

楢葉町

7367

ほぼ全員

富岡町

14826

全員

大熊町

11038

全員

双葉町

6426

全員

浪江町

19412

全員

川内町

2705

400

葛尾町

1484

全員

飯館村

5990

全員

合計

19万0392人

約8万3000人



▼寄せられた情報

●NHK「冷温停止宣言」野田首相記者会見中継を打ち切られた部分 - YouTube

先の「冷温停止宣言・記者会見」は内閣がNHKと事前に打ち合わせた情報操作の疑いが。NHKが放送しなかった部分を視ておきましょう。(ここまで)

http://www.youtube.com/watch?v=MxUQKJwkIeY

「フリージャーナリスト神保哲生が指名された直後、NHKは中継を打ち切りスタジオでの解説を始めた。その放送されなかった」といいます。野田、圧力容器全体の温度から判断しただと。核燃料棒の件など重要なことには答えず。この会見、最後を見ておくといいですよ。たぶん大マスコミの連中だろうと思いますが、会見が終わったらさっさと帰り支度。こんな会見に何ら疑問を呈することなくです…。(A)


●「絆」再考 ―― 絆から連帯へ

前号で、「絆」について書いてみました。震災以後、思い立ったかのように「絆」「絆」の連呼です。自民党も「絆」を震災以後シンボル漢字としています。その大切さを感じますし、大切にしたいと思っています。

しかし、です。何か違和感を感じるのです。そんなところ、毎日新聞12月11日付に精神科医の斎藤環さんが、私同様に『「絆」連呼に違和感』と題した一文がありました。「絆」が今年の流行語大賞に入賞。昨年は「無縁社会」がノミネートされていたことを考えると、震災が人々のつながりを取り戻すきっかけになったと希望的に考えてもみたくなると言っていますが、斎藤さん、語源などをたどりながら、絆は基本的にはプライベートな「人」や「場所」などの関係性を意味しており、パブリックな関係をそう呼ぶことはないといいます。絆に注目しすぎると、「世間」は見えても「社会」は見えにくくなると。そして彼は、それを「絆バイアス」と名付けようといいます。

彼は言います。「私には絆という言葉が、どうしようもない社会を前提とした自衛ネットワークにしか思えないのだ」。黙々と復興にいそしむ人々を強力に支えるであろうが、「社会やシステムに対して異議申し立てをしようという声は、絆のなかで抑え込まれてしまう。対抗運動のための連帯は、そこから生まれようがない」とも。そして危惧します。「本来は政府の仕事である弱者救済までもが『家族の絆』にゆだねられてしまいかねない点だ」と。

 まったく同感です。そうしてみると、小さな政府をうたっていた自民党(今はどうかな?)が「絆」と書いた壁紙をバックにたわごとを言っているのも合点がいきます。そもそも、絆は言い方を変えれば、地域のしがらみ、家族、一族のしがらみと言い換えることもできるのです。そういったものを「封建制の遺物だ」「村落共同体だ」などと言って批判し、そこから脱却(抜け出す)ことに、少なくとも戦後という時代はあったのではないでしょうか。少なくとも「絆」のようなものは、“自由をめざす”ものには自分を束縛するものと感じていた人は多かったのではないでしょうか。それが戦後社会の高度成長を支えるひとつの推進力にもなっていたと思うのです。学生運動(全共闘運動か)などもそうだったと思います。そういえば、「家族帝国主義粉砕」などと言っていました。

一方、それは同時にアトム化された諸個人を生み出すことにもなったのですが。でも、多くの人が「望んでいたという事実」(しがらみから解き放された都会生活への憧れという形をとって)だけは消せないことです。

 この一文で、斎藤さんは、批評家の東浩紀(私は好きではないですが)の言葉を引用して言います。「本当は絆など、とうにバラバラになってしまっていたという現実を受け入れるべきなのだ。その上で私は、束縛としての絆から解放された、自由な個人の『連帯』の方に、未来をかけてみたいと考えている」と言います。同感です(蛇足ですが、斎藤環さんから、このような発想が出てくるとは「想定」できませんでした)。


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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

バックナンバー2011

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12月

政府や安全委員会が何も言わなかったんだから責任ない?

内橋克人さんの警告

政府、事故調中間報告/ドイツ通信第7回

一度壊してしまったらいくらお金があっても取り戻せないよ

もんじゅ予算削減

女川町議の阿部美紀子さん、町議会で質問に立つ

いったい「基準値」とは何か!

「冷温停止」ではなく「冷温停止状態」だと

・野田首相、「冷温停止状態に達し、事故収束に至ったと判断した」と宣言
・ドイツ通信6

明日16日は、野田が「冷温停止宣言」する日です

「原子炉の中、わからないが問題ない」…?!

双葉郡を実質「核のゴミ捨て場」に

「科学的根拠」という詭弁

2002年に経産省と東電、「六ケ所村」から撤退を合意していた

青森・東通原発の建設を断念? 東電は今日の記者会見で否定

11月

福島県内の全原発廃炉へ

吉田昌郎福島第一原発所長、入院

吉武輝子さん「この国は若い人まで道連れにして奈落の底に落っこちようとしているんじゃない?」

「黙認すれば同意したのだと信じる人々を許容することになる」

『通販生活』2011年秋・冬号は「原発国民投票」を呼び掛けています

「原発を考えることは地球の将来を選択すること」山口二郎(北大教授)

原発を止め、原発をなくすことが目的なのです

「思いを寄せられるか、その想像力を問うているのが今回の震災です」(佐野眞一さん)

大熊町長選

孫社長、米倉経団連会長を批判

女川町議選、阿部みきこさん、当選!

放射性物質、風で再浮遊か 風向きで放射能濃度変化

ニューヨークで25人がデモ!

なぜ、もっと早くできなかったのか 福島で、線量計を配布

寄稿「福島ルポ 被ばくする郵便労働者」

10月の原発稼働率 18.5% 過去最低をさらに更新

11月6日・日曜日 午後3時より経産省前で原発の供養祭

再臨界? 核分裂?

NHK『あさイチ』、視聴者からプロパガンダではとの指摘あり

ツケ買いをしてその支払いを孫世代に回しているだけ

10月

NHK「あさイチ」に重大疑惑発覚!

萩尾望都、フクシマとプルトニウムを描いた漫画

ベトナム政府、日本の原発を導入方針変えぬと

古賀・連合会長へのインタビュー/ドイツ通信第4回

汚染土壌中間貯蔵施設

東電や推進派の責任を問わない議論なんて意味あるか!

福島県議会が福島の全原発を廃炉にとの決議を採択!

「低温停止」「循環注水冷却」、どうも怪しいそうです

現在1億ベクレルに下がったというが…

学校はレントゲン室か!子どもたちが線量計を首からぶら下げて登校

東京は“静か”に行われました/ドイツ通信第2回

9月

8月

7月

6月

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令